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「ラヴィット!」低視聴率の沼から脱出できた理由川島明の「なめられ力」をなめてはいけない

ラリー遠田 : 作家・ライター、お笑い評論家
2022/03/08 7:00
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川島明をなめてはいけない(写真:「ラヴィット!」公式サイトより)

最初は視聴率も伸び悩んだが…

2021年4月に始まった麒麟・川島明がMCを務める朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS)が人気だ。もともとこの時間帯の民放では社会的なニュースや芸能ネタを扱うワイドショーが主流だった。前番組の『グッとラック!』もその路線を踏襲していた。

だが、『ラヴィット!』はあえてその逆を行き、純粋なバラエティー番組路線を貫いた。開始当初は「この時間帯に時事ネタを扱わないで数字が取れるわけがない」などと噂されていて、視聴率も伸び悩んでいた。

朝の時間帯は「毎日この番組を見る」と決めている固定の視聴者が多いため、そこに新しい番組が割って入って結果を出すのは容易なことではない。

ただ、『ラヴィット!』はしぶとかった。開始から約1年経った今では、数字が安定してきて、評判も良くなってきた。芸人が多数出演するお笑い要素の強い異色の情報番組として多くの人に知られるようになり、ネット上でもたびたび話題になっている。

最近では、MCの川島が新型コロナウイルスに感染してしまい、10日間の療養に入ったことがあった。その時期には、川島の代打として日替わりでさまざまなタレントが出演した。その中には、東野幸治や田村淳といった川島の先輩にあたるメンバーも揃っていて、毎日話題を振りまいていた。生放送の番組らしい臨機応変さを発揮して、ピンチをチャンスに変える豪華な継投リレーを見せてくれた。

『ラヴィット!』は、フォーマットとしては単なる朝の情報番組である。しかし、一方では「『ラヴィット!』は大喜利番組だ」などと言われることもある。出演する芸人たちは、大喜利をやっているかのように自由奔放にボケを放っていくし、川島もそれを巧みにさばいていく。たとえちょっとピント外れのコメントをしてスベる人がいても、すかさず川島がフォローの一言を入れて笑いにする。

テレビのスタッフはそれぞれ得意なジャンルを持っているものだが、この番組にはバラエティー畑のスタッフが入っているので、ゴールデンや深夜のバラエティーのノリで情報番組を作っている。だからこそ、グルメなどの実用的な情報を提供するだけではなく、そこに自然な形で笑いを織り込んでいくことができる。

こんな規格外の番組が成功している最大の要因は、MCが川島だったからだ。川島が「大喜利力」「なめられ力」「仕切り力」という3つの能力を高いレベルで持ち合わせていたからこそ、『ラヴィット!』は人気番組に成長したのだ。

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