遍 歴
文学のNova Mondo!
20251124(月)祝日 晴れ 暖かい
ミシュラン審査が終わった。★★★★★★★七つ星だった(笑)

というわけで、昨日の文フリ41東京が無事終了した。老人の想像を超える、驚異の新世界だった。まさに文学のNova Mondoノヴァ・モンド(エスペラントで新世界)とはこのことか? もう少し文フリとはお付き合いが深くなったら、考察を進める。
正直、どうして素人の、箸にも棒にもかからないか分からない(と思われる)作品とも言えないもの(失礼!)を、遠いところから交通費をかけて、入場料・前売り1000円、当日1500円を払って、更には、それらをバシバシ買いまくる、というのは一体全体どういう頭脳構造なのだろう、と、老人は疑い深い目で見ていた。自分だったらそんなことは絶対しないだろう。
しかし、逆の立場で出店するというのであれば、まだ分かる。出店料6600円払って、安からぬ印刷費(今回うちは5万円)をかけて、様々な準備の時間と労力とお金をかけても、とりあえず、自分の言いたいことに近いものが、公になるのは、とても有難いことだ。伝わるかどうかは別問題だが。
もし、高校生の時にこういうイベントに参加できたのであれば、コレはハマっただろうと思う。バイト代もこれに注ぎ込むだろう。
その後、インターネットの普及で同じようなことができるようになったが、ネットと実物(紙媒体)では全く反応が違うのだ。それはお金を取るか、無料かということとも関わりがあるかと思う。
いや全く驚いた。
今回、たまたま、相方が誘ってくれなかったら、一生、文フリなど見向きもしなかったと思う。相方、ありがとう!
で、今回の戦績ではあるが、7勝13敗の負け越しではあるが、一冊1000円でお売りしたので、7000円の売り上げだった。まぁ出店料が6600円なので、トントンというか、まあ、持ち出しのほうが大きいですね。😆
今回は、初の著書(著書と言えるのか?)「三浦雅士――人間の遠い彼方へ」を1000円にて販売させていただいた。売れるとは到底思えなかったので、全く期待せず、宣伝用のフリーペーパー(3種類×50部)だけ配ればいいやと思っていた。
ところが、豈図らんや、開始されると早速、壮年の男性が「買いに来ました」と訪れた。え? どういうこと? と思ったが、平静を装う。どうも三浦さんのファン? というか、どうもバレエ関係者(もしかしたら偉い方だったかも)? のようでもあったが、なにしろ気が動転しているので、詳しくお話しを聞くことができなかった。買います、とおっしゃるので有り難く、お渡ししようと思うと、結局、関係者にお配りになるということで、都合3冊お買い求めになった。え? そんなことあるの? いや、これがピークだな、と相方と笑っていたが、その後、詳細を失念した、というか、余り記憶に残っていない(失礼。老人か?)が、都合七冊売れたのだ。びっくりドンキーとはこのことだよね。基本、三浦さんの読者の方や、舞踊に関心がある方にお手に持ってもらったと思う。有難いことだ。むしろ、こんなレベルで二束三文の内容で申し訳ない。心苦しい。
その間、来店の方にはフリーペーパーを無理やり押し付け、相方の店に幼馴染の方や、妹の方が来たりしてめちゃくちゃ盛り上がった。相方の方はなかなか売れず、関係者の方だけか? と思われて、相方が自分の買い物に出撃している最中に、閉幕間近、金髪のお兄さんが、見本を指して「コレ見てもいいですか?」と近づいてきた。「もちろんもちろんいいですよ。これ、回転寿司のジャンキーな奴を集めたんですけど、バカですね?」と言って迎合的な姿勢で営業に努めた。が、そんな必要はなく、「いや、コレめっちゃ面白いですね! 買いマス」も言うではないか? マジか? 「え? ありがとござます。えっと三百円です」「え? いいんですか? でも、五千円しかないんですけど」「あ、もちろん大丈夫です」と、自分の財布から千円札を数えていると、そこに相方が帰ってきた。無事小銭も払ってお買い上げいただいた。そこにまた、内気そうな若い女性が近づいてきて、「コレ見てもいいです?」と、見本誌を指した。その後記憶にないが、無事お買い上げいただいた。つまり一般の方に2冊売れたのだ。やったね!
というわけで、波乱万丈の文フリだった。
途中でpassageのスタッフのTさんが陣中見舞いに来てくれたり(ありがとうございます)、隣の隣のブースの若い男性Yさんが、やっぱり「買いに来ました」といらっしゃって、買っていただいたりした。後で、その方の著書も買わせていただいた。それによると、彼はお医者さんの卵で、医師国家試験の予備校のために東京で勉強しているようで、元は青森の出身で、そういう関係で三浦さんに関するものをお求めいただいたのだと思う。もしかしたら弘前高校の卒業生だったのかもしれない。理系ではあるが、よく文学書を読み込んでおられるようだ。ぜひ頑張って名を成してもらいたいものだ。
という訳で無事終了。
朝から何も食べていなかったので、駅構内の蕎麦屋で俺はカレー食う。相方は冷やし蕎麦+カレー。
帰路につき、ssで、お惣菜などを買い、帰宅後打ち上げ。あ、あ、お疲れ様でした。
また、次回も頑張ろう!
🦢
20251124
1152
遍 歴
20251121(金)晴れ 暖かい コート不要

ミシュラン審査開始まであと2日!
いやぁ、とんでもないことになってきたな。
あと2日だというのに、まだ本体と表紙が届かない。今夜着だと思う。
間に合うのか? 今夜徹夜か? しかし土曜日は朝から仕事だ。土曜日の夜オールナイトか? そりゃ死ぬな。どうすりゃいいんだ。あと、表紙を折って装着する作業が残っている。帯は鳥の図が何故かズレたので断念(しかし、見栄えが悪いので付けることにした)。
50冊。できるか?
24日は前橋文学館。三浦さんの講演会だ。
というわけ2日連続、年甲斐もなく、地獄行きのマラソン競走となってしまった。生き残れるのかな? 火曜が怖い。火曜休もうかな?(笑)
いやぁ、それにしても地球は回っているなあ。びっくりドンキーだよ。
🦢
202511211243
遍 歴
準備は終結に向いつつある
20251120(木)晴れ 比較的暖かいか?
#文フリ

ミシュラン審査開始まであと3日!
いや~、マジで怒涛の進行だわ。会社の仕事も繁忙期に入って、にっちもさっちも行かぬ。どうすりゃいいんだよ!
というわけで、あとは本体と表紙が来るのを待つだけ。あとはそれを折って装着する。その他はおおよその作業は終結に向かっている。
しかし会社の仕事が山積みだ。一体全体どうなるんだろうか。
例の三浦さんの講演会の件だが、前橋文学館に電話してみた。基本だめとのことだが、著書(って言えるのか?)のことを話すと、偶々、ツイッターで見ていてくれたようで、即駄目ということではなく、検討してくれるようだ。まあ、ゴリ押しをしても、よくないし、そもそも、それは不公平なので、結果アウトでも、それはそれでやむなしとすべきだ。
まぁ地球は回っているので、やがて何かが巡り巡ってくるであろう。
ところで、今、よく聞いているのが、例の鬼滅の刃の無限城突入のテーマ「邂逅」に歌詞を付けた「柱よ、進め」という曲だ。最初聴いたときはなんてダサいと思ったのだが、段々慣れてきて、確かに「柱よ、進め」という感じがしてきたのは奇妙だ。別の歌詞、別のアレンジがありうるとは思うが、一旦よしとする。
今はこういう気分で生きている(笑)。
もう一つはあ〇〇〇んの「〇リー〇ールド」という曲。偶然聴いたのだが、まぁ若い女子向けの曲想だと思うが、棒読みのような歌唱法(失礼!)に心惹かれた。とりあえず、YouTubeで流れてきてもスキップせず、聴いている。
🦩
202511201213
遍 歴
急遽、三浦雅士展の発生
20251119(水)晴れ 空気が冷たい

20251119(水)晴れ 空気が冷たい
ミシュラン審査開始まであと4日!
遠い宇宙の彼方に思えた文フリが、なんと、あと4日ということになってしまった! まだ、ほとんど実物がなく、全く実感がないが、細々した準備をこなしていくしかない。
それにしても、一体全体どういうことなんだ! この忙しい時期に酔狂と言うしかないが、すでに賽は投げられたのだ。やるしかない。
ところで、昨日偶々、ツイッターを見ていたら、なんと吃驚、群馬県の前橋文学館で三浦雅士展を開催中とのことだ。それは行かねば、と思って、詳細を見ると、なんと11/24に三浦さんの講演会が開かれるとのことだ。文フリの翌日ではないか? 更に俺は休みではないか? 今まで何度か三浦さんの講演会に行くチャンスはあったのだが、いずれも遠隔の地であったり、俺の休みと重なっていなかったりして、行けなかったのだ。それも今までは、三浦さんが他者を論じるという内容だったので、已む無く見送ったのだが、今回はご自身のことを話されるという。それは困った。行くしかないじゃないですか?
しかし、往復で7時間かかり、交通費も6000円弱となる。
相方を誘ったが、呆気なく却下されたので、1人で行くにしても、さすがに遠いな。文フリの翌日だし。疲労度が読めない。
と思っていたら、もう満席だという。そう言われると行きたくなるのが人情だよね。
今回作った書籍を何らかの形で渡さねばならないのだが、直渡しは恥ずかしいな。しかし、三浦さんも、俺も年なので、いつ、何があるか分からない。
やはり同様に、敬愛する加藤典洋さんも講演会に、行こうかと思っていたら、入院されて、その後あっという間にお亡くなりになってしまったことも思い出す。加藤さんにお会いできなかったのは返す返す残念だ。無念と言ってもいい。
それはともかく、決断をせねば。
かと言って、必ずしもWelcomeとは限らない。呆気なく門前払いをされるか、余計なことをするな、と言われるかもしれない。
ま、しかし、未来のことは分からないな。
仕事も忙しいし、一体どうなることやら?
🦜
20251119 10:00
遍 歴
その後の状況
2025年11月16日(日)晴れ? 曇り?
わたり鳥
先頭をゆく
むつかしさ
――手島(てじま)有紀(ゆき)(小3)
/『地球歳時記’92』
/大岡信『新折々のうた』1(1994年・岩波新書)116頁。
ご無沙汰しております。鳥の事務所です。その後どうなったのか、と言っても、何の、『その後』なのかが問題になりますが、とりあえずの、その後です。
1.『三浦雅士』論、遂に完成!

昨年の夏に『三浦雅士――人間の遠い彼方へ』の全文を修正した上で、ブログにアップしました。それを印刷した上で紙束にして、何らかの形で公開しようかと思っていましたが、その後、繁忙期に入り、なんだか後回しになってしまったのですが、いろいろと家庭の状況もありの、経済的にかなり厳しい状況へとなってしまい、『三浦』論の印刷は放置せざるを得なくなりました。
そうこうするうちにやはり放置は良くないと思ったかどうかわかりませんが、何となく再度修正作業にはいったのが、今年の春だったような気がします。なんだかんだで、それが、今夏いっぱいかかって、秋になりましたが、まだ作業をしているという有様ですが、一旦目鼻がつきそうなので、ここで報告させていただきます。
お金もないので、一旦初刷50部として、そのうちの、10数部については関係各所に配布させていただきます。残りの10部のみ販売用として、ま、売れるわけはありませんが、確保。残りは自分用として保存します。
ついに先日、夜半に印刷所の方へ出稿し、いよいよ今週末に完成の運びとなるようです。
2. 電脳地獄変
ぶっちゃけ原稿の執筆よりもパソコンでの処理やら修正に莫大な時間がかかってしまい、困憊疲労で、もう現段階では、原稿の執筆はおろか、読書すら覚束ないという、後退振りです。マジで疲れました。いやあ、世の中にはパソコン仕事が、何よりも大好き、という方も多くいらっしゃるとは思いますが、当方からすると謎が謎を呼び、なぜそうなのかがよく分からないという有様でした。
そもそも老化によって小さい文字も見えなくなっていることもあり、長時間パソコンの画面を見ながら執筆するのも、辛い状況にもなってきました。これからはいささか考えねばなりません。
いずれにしても、順当に行けば今週の終わりに完成した書籍が我が家に届くはずです。

ここからは宣伝です。
まずは、11/23(日)、東京ビッグサイトで開催される「文学フリマ(文フリ)」に出品します。12:00から17:00だそうです。売れるとは思いませんが、まあ、記念参加です。定価2200円のところ1000円の特別価格で販売します(太っ腹!)。お釣りが面倒なだけですが。まあ、売れるわけないですけどね。
文フリには他にも書評誌『鳥』を何号か出します。
まずは、今回の『三浦雅士』論の宣伝と解説を兼ねた第17号「三浦雅士を再発見する」を。
ついで、ここからは余力があれば、という前提ですが、第18号「『鬼滅の刃』論」を。
更には、最初期に書いた「走れメロスについて」をはじめとする読書ノート、或いは過去の『鳥』の記事の抜粋を。
ま、かと言ってのべつ幕なしというわけにも行かず、必要最低限の装備で出かけることになります。
それと同時進行で神田神保町にありますシェア型書店PASSAGEの方にも何冊か『三浦』論をお出しした上で、三浦雅士さんの特集を組むことになります。販売用の本は大方準備完了なので、いくらかの附随する準備が待っているだけです。こちらは文フリが終わってからですね。
さて、どうなることやら?
最近は、そんなわけで読書も進まず、暇なときはヴィデオ・ゲームの『FFT(FINAL FANTASY TCTICS)』をやったり(三十年くらいやってます)、テレビドラマを見たりしています。相方が働き始めたので、生活時間がズレてしまいましたが、まあ、仕方ありません、食べていくには。だから一緒にテレビを観る機会も減ってしまいました。
6.『流星の絆』
最近面白いと思ったのが、東野圭吾原作の『流星の絆』です。以前再放送を娘達が見ていたのを覚えていますが、相方に誘われるまで、全く見る気もなかったです。脚本が宮藤官九郎さんで、正直に、言うと、盛り込み過ぎ、或いはふざけ過ぎの感もありますが、まー長丁場を持たせるには致し方がないのかも知れません。ストーリーの展開は、予想とは全く違っていました。わたしの予想では両親を殺された三人兄弟がバラバラになってしまうが、流星の絆の導きでともに糾合して真犯人を追及するというものでした。つまり『南総里見八犬伝』のような展開を考えていましたが、全く違いました(笑)。
テーマソングを歌っていた中島美嘉が奇妙なキャラ(サギという名前)を演じていて、おもしろかったが、主人公の二宮和也を、なぜか「アクセル」って呼んでいて、シュールで面白かったです。
7.『グランメゾン★東京』
その後観たのが、以前TBSで放送していて、昨年映画化された「グランメゾン東京」(映画化の際は「グランメゾン★パリ」)です。木村拓哉さんと鈴木京香さんのダブル主演だと思いますが、とても面白かったです。結構一日に3本ぐらい続けて見させる訴求力がありました。
もちろん、テレビドラマなので、そんな馬鹿な的なストーリー展開や、そりゃ変だ的な設定はありましたし、そんなことを言ったら、ツッコミどころ満載なんですが、それをも超えて面白かったのです。強いていうと、余り、トラブル続きと言うよりも、日常の平凡な展開の中でドラマがある、という方がよかったとも思いますが、それだと、なかなか難しかったのかもしれません。
何よりも、視聴者を引っ張る原動力になっていたのが、何が何でも目標(この場合はミシュランの三ツ星を取る)を達成するために寝る間を惜しんで仕事に打ち込む。場合によっては手段を選ばない、そういう仕事に対する姿勢です。冒頭の回で木村さん演じるところのシェフが同僚の及川光博を「死ぬ気でやってんのか?」と怒鳴っていましたが、そういう鬼気迫るものが職人の仕事にはあると思うのですが、そこに何よりも惹かれました。
そして、更に重要なことは、グランメゾン東京というレストランも、またドラマそのものも、決して木村拓哉だけでは成立し得ない、ということなのです。
鈴木京香を始めとして、沢村一樹、及川光博、その他多くの主役ではないけれども、自らの仕事に全身全霊の力を注ぎ込む人たちがいるからこそ、このドラマは成立しているのです。素晴らしいの一言に尽きます。いかにチームというものが大切かが理解できました。
また、料理のシーンでスロモーションやストップモーションを多用したり、レシピがさりげなく表示されたり、そういう部分の演出も優れていました。
まだ映画の『グランメゾン★パリ』は観ていません。なかなか相方と時間が合わず、いつ観ることになるでしょうか?
さて、その後の見るべきドラマが見つかりません。何を見たらいいでしょうか?
202511121208
遍 歴
三浦論再着手、疲労か?
2025年8月10日(日)大雨☔
夏季休暇1日目/全8日
7時起床するも、断続的に寝てしまう。午前中は高橋和巳『黄昏の橋』読む。文字が小さくて辛い。
先日、相方に伊勢原の鐙堂という古書店を教えてもらい一緒に行った。偶々『高橋和巳作品集』全10巻が目に止まった。値段がなかったので聞くと5,500円だった。かつて、あらかた読んだが、今特に引っかかっている訳では無いが、気になった。その後、ブックオフに行くも、ずっと気になっていた。気になるということはなんか意味があるのだろうと思い、買うことにした。早速店に戻ると、店主が5,000円でいいという。負けてくれた。ありがたい。ついでに持ち帰り用の厚手のビニル袋もくれた。ありがたい。というわけで、作品集には入っていない未完の『黄昏の橋』を、偶々持っていた文庫で読み始めた。以前読んでいた和巳の作品からすると展開が遅いような気がする。あと、しつこいが文字の小ささが気になる。でかい虫眼鏡が必要か?
今、悩んでいるのは『高橋和巳全集』全20巻を佐藤書房で9,000円で売っているということだ。俺はどうすればいいのだ?
昼、昨日の残りの揚げドーナツハムパン、焼きそば食う。相方は眠り続ける。3時頃起きる。
洗濯、掃除機かける。汗だく。
夕方、おやつにラーメン入りお好み焼き、失敗する(フライパンがもう駄目か?)も、食う。美味い。
相方と文フリを仕切り直したので、三浦論再着手。単行本未収作品、国会図書館調査。飽きたので、印刷済み分の校正する。字が小さくて辛い。到底終わる気がしない。
夜、昨日の残りとソーメン。
昨日は、夏期講習前半終了記念で相方が中華デリバリーを頼んでくれた。ありがとう。魯肉飯、あんかけ焼きそば、よだれ鶏、サラダ。どれも旨かった。量が多くて残す。疲れているのか長い時間テレビを見られない。困った。気がつくと意識を失っている。
『べらぼう』も『怪獣八号』も見ずに、頭がくらくらするので寝てしまう。
1日中ずっと大雨。
遍 歴
『鬼滅』観に行く
2025年8月11日(月)雨、昼過ぎ小雨に。
夏季休暇2日目/全8日
8時起床。燃えるゴミ出す。
三浦単行本未収作品調査続行。まだ、全58ページ中の11ページ(笑)。途中でワードからExcelに変える。
昼頃インチキ・チキン醤油ラーメン作って食べる。昼過ぎ、相方と映画を観るために海老名に向かう。ブラブラする。
春樹さんの「夏帆」改稿版が『文芸ブルータス』なる新雑誌に掲載。三省堂で迷うがいったん買わず。と思ったが、ウロウロしている間に買うことにした。未来堂書店で買う。
先日電気ポットが破壊されたので、イオンで薬缶買う。ズボン買おうと思ったが高くて一旦パス。
ララポートに行き無印でお菓子的なものを買う。4階まで登ってがちゃぽんを見るが、気の迷いから能登半島支援の生き物があって買ったら、フィギュアではなくて、アクリル・キーホルダーだった(泣)。急いでいたので、判断を誤った。
またイオンに戻って、イオン・シネマに。もう入場者が並んでいたのでビビる。
正直、進撃の民としては、全く申し訳ないが(つまり、進撃の映画を見に行けなかった(泣))、『鬼滅の刃 無限城編 第一部』観る。
※以下ネタバレあり。
下馬評の悪口の割には、ちゃんとしていた。というか、無限城の内部構造と、そこでの戦闘シーンはやはり、映画ならではものだと思った。悪口を言う輩はこの世界観がそもそも受け入れらないのだろう。
今まで登場していなかった産屋敷の跡継ぎの息子と娘たちの存在が涙をそそる。あんな地図描いて役に立つのか、そもそも、彼等の司令はちゃんと鬼殺隊に届いているのか、甚だ疑問ではあるが、捜査本部(あるいは新幹線の指令本部?)のようでワクワクした。
また、今まで、一種のマザコンだった愈史郎が自立して頑張っている姿もよかった。
全体としてはやはり3時間弱(155分)の上映時間は長過ぎる。2時間弱に圧縮できたはずだ。映画会社側の好意であろうが、映画作品としての完成度を優先して欲しいところだ。
戦いの自発的発見ということでは、個人的には、最終選別前の岩を切るエピソードに勝るものはないと考えているし、戦いそのものの緊迫度という点では遊郭編に軍配が上がる。要は、これから後が無い、というぐらいに全力で戦い切ったのはあの戦いであったろうからだ。炭治郎たちは、その後3カ月も意識が戻らないというぐらいに戦い抜いた。それに勝るのはなかなか困難である。遊郭編の妓夫太郎と堕姫の前世譚で貧しさこそが人を鬼にするという基本方針が本作品でも貫徹されているが、いささか過剰かと思う。人を鬼にするのが貧乏であるとすれば、鬼を人に戻すのは、人の愛情である、というオチらしきものも過剰のように思われる。むしろ、あの段階で猗窩座が自滅したのは納得できない。ご都合主義というべきだろう。
その意味では、善逸の兄弟子との勝利もご都合主義と言われても仕方がないだろう。そもそも、兄弟子は今の今まで一体何をしていたのか?
遍 歴
自転車直す
2025年8月12日(火)曇り。
夏季休暇3日目/全8日
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。