NHKホールにて、「矢野顕子 さとがえるコンサート2025 featuring 小原礼・佐橋佳幸・林立夫 ~30th Anniversary~」を鑑賞。
タイトルにもある通り、今回で30周年。
1曲目は「春咲小紅」。
いつもよりも軽快に感じたが、ギターの音のせいだろうか。
20分休憩をはさんでの衣装替えではヘアースタイルも変わって艶やかな矢野さん。
4人でのギター演奏もあり、何か新しいことをぶっこんでくる。
定番の「クリームシチュー」「ひとつだけ」から、ラストは「ラーメンたべたい」。
来年もあるかは誰にもわからないと言いつつ、来年も会いましょう。

東京国際フォーラムにて、上原ひろみ Hiromi’s Sonicwonder JAPAN TOUR 2025 “OUT THERE”を鑑賞。
最初から超絶のピアノ演奏全開。
20分の休憩をはさんで、全力疾走するようなライブ。
今回は、トランペット、ベース、ドラムのカルテット体制。
トランペットはマイクが2つあり、生音と細工された音で変化をつけていた。
ピアノとキーボードみたいなものだろうか。
「Yes! Ramen!!」という曲があったが、海外の人々の反応はどうなんだろう。
ちょっとミステリアスな感じが東洋ぽい。
今回も凄いものを観た、聴いたという感動を持って帰れた。

今年のジャパンカップは、欧州年度代表馬のカランダガンが参戦。
久々に優勝の可能性を感じる外国馬を日本馬が迎え撃つ。

一番気になったのが、ダービー馬の2番クロワデュノールの調子が戻っているかだが、大丈夫そうに見えた。
17番ドゥレッツァが出走取消で17頭立て。
スタンド前スタートで、ゲート近くから観戦。
スタート直後に11番アドマイヤテラが落馬により失格。
騎乗していた川田騎手は落ち方がよく、無事な模様。
芝生に座り込んで茫然と馬群を見つめる姿が切なかったが、アドマイヤテラは空馬でレースを続ける。
津村騎手の9番セイウンハーデスが果敢に逃げる。
2番手に6番ホウオウビスケッツ、3番手に2番クロワデュノール。
15番マスカレードボール、8番カランダガン、14番ダノンデサイルの有力馬3頭は中団からレースを進める。
先頭、セイウンハーデスの1000m通過は57.6秒のハイペース。
2番手ホウオウビスケッツ、その外、3番手は5番サンライズアースで、ここは平均ペースぐらいか。
直線に向いて、残り300mぐらいで、セイウンハーデスを交わして、馬場の真ん中からクロワデュノールが先頭に立つ。
しかし、残り200mぐらいで、マスカレードボールとカランダガンが併せ馬でクロワデュノールを一気に交わして、2頭の叩き合い。
デッドヒートがゴールまで続いたが、最後にカランダガンがアタマ差前に出て優勝。
3着は、クロワデュノールを交わしてダノンデザイル。
終わってみれば、順当な結果で、穴馬の出番なし。
しかも、レコード決着で、欧州年度代表馬の底力を見せつけられた。
外国馬のジャパンカップ制覇は、20年振りの快挙。
残念なのはカランダガンが騙馬であることだが、来年も参戦してくれたら面白い。
クロワデュノールは凱旋門賞からの立て直し半ばでよく頑張った。
叩き良化型っぽいので、有馬記念に出走してくれば有力だと思うが、どうだろう。
年末に向けて、楽しみは尽きない。

わからないので勝負しなかったが、ワイドのみ的中

神田スクエアにて開催の「ほぼ日の株主ミーティング2025」に参加。
プログラムは以下のとおり。
岩男俊兵さんは「世界は経営でできている」の著者。
糸井さんの岩男俊兵さんの紹介がなかなか。
父親が経営していた会社が倒産し、中学卒業後、自衛隊に入り、大検で慶応大学から東大大学院へ。
講演のテーマは「敬意を持てる経営」。
ドラッカー、孔子、プラトン、野中郁次郎から経営は「価値創造」であると導く。
また、価値とは「共同体を存続させ、豊かにするための生命力」と説く。
学問と企業経営の両軸で活躍されているだけに、理想論に留まらない説得力があった。
株主総会では相変わらず、よくわからない演説をする人がいて閉口した。
ほぼ日という会社をよくしたい気持ちがあるのか、自己顕示欲なのか謎だった。
糸井さんの毅然とした議長振りに好感を持ったが、そうでない人もいたかも。

久々にインド映画を鑑賞。
事前情報なしで観たので、必ずしも好みの内容ではなかったが、勢いは感じた。
最近の邦画、洋画では少なくなったバイオレンス系ど真ん中。
夜行列車内での軍人と強盗団の殺し合い。
公式サイトに載っていたが、ニキル・ナゲシュ・バート監督が若い頃、乗り合わせた列車の隣の車両に強盗団が押し入った経験から着想を得たらしい。
自らのマイナス経験を作品に昇華したといったところ。
しかし、主人公の軍人アムリトが覚醒してからは容赦なかった。
強盗団にも家族愛があり、やむにやまれず強盗をしているという事情があるようだったが、そのあたりは社会の背景を表しているのだろうか。
点数は、6点(10点満点)。
タイトル:KILL 超覚醒
製作年:2024年
製作国:インド
配給:松竹
監督:ニキル・ナゲシュ・バート
主演:ラクシャ
他出演者:ラガヴ・ジュヤル、ターニャ・マニクタラ、アシーシュ・ヴィディヤルティ
上映時間:105分
2021年公開の「竜とそばかすの姫」以来の作品。
中世デンマークと「死者の国」が舞台。
人間は死ぬと「死者の国」へ行くという設定で、「死者の国」で死ぬと虚無という状態になり存在が消えてしまう。
虚無は、この世の死と同じなので、人間は2回死ぬという設定。
「死者の国」は、時空を超えた存在であり、いろんな時代、国の人々が訪れてくる。
中世デンマークの王女スカーレットが、父を殺して王位を奪った叔父に殺され、「死者の国」に落とされる。
その叔父が「死者の国」にいることを知り、復讐を遂げようとする物語。
現代の日本から「死者の国」に迷い込んだ看護師の聖とバディを組んで復讐の旅に出る。
正直、大人向きの内容と思えず、ターゲットは小学生だろうか。
音響と映像は豪華なので、内容の薄さがより気になった。
いろんな要素を詰め込み過ぎたか。
点数は、4点(10点満点)。
タイトル:果てしなきスカーレット
製作年:2025年
製作国:日本
配給:東宝
監督:細田守
主演:芦田愛菜
他出演者:岡田将生、山路和弘、柄本時生、青木崇高、染谷将太、白山乃愛、白石加代子、吉田鋼太郎、斉藤由貴、松重豊、市川正親、役所広司
上映時間:113分
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