
東京工芸大学マンガ学科教授。著書『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』共著書『マンガメディア文化論』『鉱物コレクション入門』など2012~14年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査員。2019年大英博物館マンガ展学術協力。※ツイートは個人の見解、意見です。好きなもの:農産物直売所、道の駅

今日の某会合での話題をひとつ拾っておきます。「サブカルチャーでジャンルの様式が明確な表現は、国籍や地域性がほとんど見えなくなる」例として、ロックの一ジャンルであるシューゲイザー(Shuegazing)を挙げましたが、具体例をいくつか掲げてみます。
2015-11-22 23:23:23
"Shoegazing”+国名で検索して上位にきた動画を貼るというルールでやってみましょう。まずはThai。バンコクのバンドです。Swirling Light - hate meyoutu.be/c0NrjV9zCNE
2015-11-22 23:26:07
韓国。Vidulgi Ooyoo - "Seeing Me Through Your Eyes" live at SXSWyoutu.be/v1rTTGUprec
2015-11-22 23:32:12
韓国、日本、中国、インドネシア、香港、マレーシア……のバンドの曲をまとめたアジアン・シューゲイザー・コンピレーションというアルバムも見つけましたが、フルでアルバム一枚ぶん上がっていたのでリンクは控えます。
2015-11-22 23:35:12
China Shoegazing 検索で二番目にかかってきた楽曲を。A Chinese Black Metal / Shoegaze bandて書いてあるんですが、途中で絶叫が……。Dopamine - Meltingyoutu.be/wdSeWOkl1os
2015-11-22 23:38:13
日本。Jesus Fever - Japanese Shoegaze Bandyoutu.be/KZCFIkb4j28検索で出てくる順番てどうやって決まってるんだろ。
2015-11-22 23:45:26
というわけで、YouTube即席世界のシューゲイザーめぐりでしたが、いかがでしょうか。シューゲイザー(Shoegazing)はもともとイギリス発のジャンルですが、現在では世界中で作られていて、しかもどこの国で作られたものか、ほぼ判別のつけられないものとなっています。
2015-11-22 23:51:54