
それにしても、情報そのものを売ってマネタイズするのが不可能だということに、ひとはなんで気づかないのかな。ひとは、手に取れるパッケージが経験にしか金を払わないのだ。
2012-04-14 10:54:18
手の平サイズの機器で無限に複製可能なデータに、金なんか払うわけがない。これは原理的にそうなので、情報産業は最終的には、作品そのもの(データそのもの)にお金を払って貰うという考えを諦め、パッケージと経験の差異化でマネタイズする方向に向かうしかないと思う。
2012-04-14 10:56:16
3MBの楽曲に300円払うつもりはないが、その楽曲が「いまこの瞬間に聞ける」のであれば、その体験に300円払うことは全然ありうる。ひとがなぜライブに金を払うのかを考えればいい。情報産業はそういう方向を目指すほかないのであって、データの流通そのものを規制しようとしても無意味だ。
2012-04-14 11:00:03
「作り手にお金がまわらないければ作品は出てこない」という意識を啓蒙していけば、と考えるのは甘ちゃんでしょうか。 RT@hazuma: 手の平サイズの機器で無限に複製可能なデータに、金なんか払うわけがない。これは原理的にそうなので…
2012-04-14 11:01:08
作り手にお金を回すのはパッケージ/経験創出産業がやればいいのです。RT@womadinai: 「作り手にお金がまわらないければ作品は出てこない」という意識を啓蒙していけば、と考えるのは甘ちゃんでしょうか。 RT@hazuma: 手の平サイズの機器で無限に複製可能なデータに、
2012-04-14 11:02:17
みな根本的に勘違いしているのですよ。ネットの登場で流通コストがゼロになる可能性が見えた。そうなると情報の発信者と受信者が直接に結びつけば両方得をすると思い込んだ。でも実際は、情報をお金に結びつけていたのは、その無駄だと思われていた中抜き産業であり流通産業なのです。
2012-04-14 11:04:30
いくら懸命に創作しても、それが100KBのテクストであり3MBの楽曲であるかぎり、ひとはおそろしく安い金しか払わない。それでは規模の経済で儲けるほかないので、創作環境は細る。そこで1のコンテンツをいかにして10あるいは100に育てるかに、今後の出版社や音楽産業の役割がある。
2012-04-14 11:06:41
あなたのように、質問のコストがゼロ円だと思い込んでいるひとが多いからではないでしょうか。RT@carrotwine_:@hazuma どうして300円払うつもりがないんでしょうか?
2012-04-14 11:07:14
音楽産業についていえば、ビートルズがリボルバー以降でその境地に達した「ライブをしないで済むビジネスモデル」を、その境地に達していないアーティストでもできると思ったのが間違いの始まりです。RT@hazuma: みな根本的に勘違いしているのですよ。
2012-04-14 11:07:04
なるほど。RT@Hideo_Ogura: 音楽産業についていえば、ビートルズがリボルバー以降でその境地に達した「ライブをしないで済むビジネスモデル」を、その境地に達していないアーティストでもできると思ったのが間違いの始まりです。RT@hazuma: みな根本的に勘違
2012-04-14 11:07:34
ライブ回帰のAKBはミリオン続出です。RT@hazuma: なるほど。RT その境地に達していないアーティストでもできると思ったのが間違いの始まりです。RT@hazuma: みな根本的に勘違
2012-04-14 11:08:19
情報そのものはいまや無限に複製可能なので、それが「触れるもの」(パッケージあるいは経験という希少材)に変わらないかぎり、無限に安い値段で取引される。これは自明の原理です。マネタイズはこの前提のうえで考えるほかない。
2012-04-14 11:13:32
というわけで、いろいろ考えたあげく、ぼくとしては、結局テクストはデザインで付加価値つけた「書籍」パッケージ(電子書籍の場合はアプリのデザインなど含めた difinite contents)で売るほかないという結論に達していて、だからメルマガはやらないで出版社作っているのです。
2012-04-14 11:16:20
デリダの「差延」的なものがアクチュアルに見えてきたっていう感じでしょうか。RT@hazuma: みな根本的に勘違いしているのですよ。ネットの登場で流通コストがゼロになる可能性が見えた。そうなると情報の発信者と受信者が直接に結びつけば両方得をすると思い込んだ。
2012-04-14 11:14:13
哲学的にはそうです。デリダがビジネスに役立つときが来るとは思いませんでしたが。。RT@kanpao: デリダの「差延」的なものがアクチュアルに見えてきたっていう感じでしょうか。RT@hazuma: みな根本的に勘違いしているのですよ。ネットの登場で流通コストがゼロになる可
2012-04-14 11:17:06
@hazuma その本も一度違法にデジタル化されたら、無数にコピーされると思いますが。コピー防止だったら、生のテキストデータやPDFの方が向いていると思います。
2012-04-14 11:37:35
物理的な「本」はコピーできないですよ。RT@tarojiro3260:@hazuma その本も一度違法にデジタル化されたら、無数にコピーされると思いますが。コピー防止だったら、生のテキストデータやPDFの方が向いていると思います。
2012-04-14 11:38:49
これは単純な話で、ぼくの考えでは、文庫本とかペーパーバックみたいなもの(デザイン関係なく流通するもの)は電子化してどんどん値段が下がるのです。残るのは、物理的な紙含めデザインされた物理書籍と、電子書籍では音声など込みでアプリケーションそのものが情報デザインになっているもの。
2012-04-14 11:40:42
残るのは、極限まで安くなった生データと、付加価値付与に成功し高値止まりしたコンテンツ。ぼくとしては、前者の競争に巻き込まれると量で勝負するほかなく終わるので、後者に関与したいと思っています。
2012-04-14 11:42:59
@hazuma 「一般意志2.0」とか「思想地図β」でパッケージとして何か意識して工夫されましたか?文庫本などと差別化するために。
2012-04-14 11:53:26
前者は講談社の本なので出版社任せです。後者は次号からかなりデザインの比重が高くなるはずです。乞うご期待。RT@hiroshimurai:@hazuma 「一般意志2.0」とか「思想地図β」でパッケージとして何か意識して工夫されましたか?文庫本などと差別化するために。
2012-04-14 11:55:42
@hazuma 物理的な部分を気にしない人が大半です。購入ビジネスで重要なのは、所有欲とファン心理。それを満たせないものは、サービスビジネスで薄利多売を目指すしかないと思います。それから、物理的な「本」を偽造するのも簡単ですね。表紙だけ作って中身は白紙で売れる。
2012-04-14 11:57:27
百万部を売らないとリクープできないビジネスは目指しておりません。RT@tarojiro3260:@hazuma 物理的な部分を気にしない人が大半です。購入ビジネスで重要なのは、所有欲とファン心理。それを満たせないものは、サービスビジネスで薄利多売を目指すしかないと思います。そ
2012-04-14 12:05:28
「データよりも本が好き」という変わったひとが1000人に1人しかいなくても、日本全体だと10万人なので、そのひとたちを相手にすれば十分生活できるのですよ。
2012-04-14 12:06:55作者のオススメ
白スクは透ける。
