
はこだて未来大学教授、新雪プログラムPM。体験メディア、実世界インタラクション、HCI、人工知能などの研究をしています。好きなものは、博物館、美術館、古本、地図、散歩、ロック、江戸、絵図などなど。

学生達のZoomミーティングを観察したのですが、衝撃的でした。15人くらいがフラットな関係で意見交換をしていたのですが、まったく淀みなく発話者交替しながら多人数会話が成立していました。各発話は数秒程度;発話者が偏ることなく;長い沈黙があくことなく;複数人の発話がかぶる事故もなく。
2020-06-26 18:36:09
僕はこれまで多人数会話における発話者交替をスムーズにするには非言語情報(視線移動、うなずき、あいづち等)が必須であると信じて研究をしてきたのですが、彼らは1人を除いてみんなビデオオフなんですよ。それなのにものすごくスムーズに多人数会話していました。
2020-06-26 18:36:09
唯一ビデオオンにしている人の発話が有意に多いのか?(そうでもない);その人が進行役なのか?(そうなのかも);次話者を名前で指定しているのか?(全くそんなことない);反応ボタンなどを使っているのか?(全く無い)などなど、観察してしまいました。Zoom世代のニュータイプなのか?
2020-06-26 18:36:10
未来大では毎週金曜日夜に有志のZoom飲み会があるのですが、そちらは10人程度でみんなビデオオン。しかし発話の交通事故は多発、発話者の偏りが高い、一回の発話長が長い。つまり、普通の居酒屋の飲み会に近い。若者のZoomミーティングは全く違う。彼らは何か特別な能力を持ってるのかな。
2020-06-26 18:45:34
昨晩も未来大教員有志のZoom飲み会に参加してみました(僕は呑んでませんが)。昨晩は人数が少なくて4,5人でした。やはり全員ビデオオン、1回の発話長は大きい(1分はざら)。聞き手の傾聴反応が伝わりやすいため、互いに、話し手の発話継続を許し合う世界になっているのだと思いました。
2020-06-27 10:59:15
@y_sumi@lapinHSP 発話のオーバーラップは参加者が熱心であれば起こりうる現象で、必ずしも事故と形容され避けるべきものではないかもしれない。うがった見方をすれば、学生は沈黙を避けるために発話するが、積極的に話したいわけではないので一回の発言が非常に短いとも考えられる。いずれにしても興味深いけど。
2020-06-27 07:06:53
@y_sumi@munyon74 ど素人の通りすがりです。拝読と私も同じようなことを目撃して感じたのは、まるでLINEのようだと。リアルな世界で会話してるというよりも頭の中で会話してるといいますか、、、、。お邪魔いたしました。
2020-06-27 08:30:02
@y_sumi 今の若者は、LINEやdiscordなどの会議通話を友人と毎日24時間近く繋ぎっぱなしにする文化があるので、シンプルに練度の問題かもしれません。
2020-06-27 10:06:27
@y_sumi 通りすがりです。社内でのテレワーク会議も基本、入社5年未満の若い方の方が上手く使いこなしてる印象です。逆にパッション強い役職者が、人の発言に被せすぎて議論潰す印象
2020-06-27 10:19:53
@y_sumi@rkayama 相手の見えない情報受発信に慣れている方々だからこそ成し得る事なのか?逆に一般的な会議ではどういう結果になるのか?とても興味深いです!
2020-06-27 11:44:38
@y_sumi 長い話は、逆にできない(望まない)のではないかな?だから、長さの共通感覚が持てるのかも。
2020-06-27 11:41:44
その非言語情報がノイズというか無言の圧力となって要らん事やったり責任押し付けられたりしてるのかも知れないtwitter.com/y_sumi/status/…
2020-06-27 11:37:26
視覚情報が本質的にはノイズだったのかな。うちの会議も皆んなカメラオフで、共有した資料ベースで会話してるけど全く何の支障も生じてない。twitter.com/y_sumi/status/…
2020-06-27 09:51:38
Discordとか音声チャットしながらのゲームに慣れている若者も多いかも。twitter.com/y_sumi/status/…
2020-06-27 08:11:17サムネ用