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いきなり脳腫瘍

頭蓋底の髄膜腫が発覚、東日本大震災直前に手術。再発し再手術、右耳失し右顔面神経麻痺になった。

手術前説明、リスクを並べ立てられる

夕方からY先生による手術の説明。
事前の外来で「ひとりで聞く」と言ったのだが、
家族の同意も必要とY先生に言われたので、
叔父夫婦に来てもらう。
カンファレンス室に呼ばれ、Y先生と病棟の若い先生方が4名いて、
腫瘍が脳幹を圧迫している拡大画像があった。
(やはり、聴神経でなく脳幹を選びましたね)
Y先生は真顔で、
「聴力はよかったですが、神経がしっかりしているのでしょう」
は?
「片耳の手術をして、もう片方まで悪くなることもある」
事実でも無茶苦茶な話に聞こえる。
よく知られていることだが、
手術前説明では、起こり得るあらゆるリスクを並べ立てるのだ。
小さい定型的な手術でさえ、このときの説明を聞くと、
「生きて帰れるのかな…」と思うものらしい。
ましてや私は、脳の、とりわけ難しい手術だ。
わかっていても、改めて狼狽する。
「安全な手術方法もあるが、神経が絡んでいて見通せないので、
今回はオーソドックスな方法でやります」
それしかないんですね。
Y先生に命預けていますから。
渡された手術説明書を見ると、
病名が「右脳腫瘍」に変わっていた。
私は素人ながら、
「基本は髄膜腫だけど、聴神経腫瘍も含む」と
思っていたので、新しい病名に納得する。
プロフィール
id:minami-himeid:minami-hime

耳鳴り、めまい、眼振が悪化し受診、 脳幹・小脳・聴神経に絡む脳腫瘍を告知されました。
頭蓋底の開頭手術を2度受け、 右耳失聴と右顔面麻痺になりました。
重い障害を持ちながら働き続け、がんの母をひとりで介護し看取りました。

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