2019/04/14 に開催された技術書典6にサークル「Growthfaction」として出展してきました。
技術書典5では初回参加で 350 部を達成 し、イベント後の電子版の販売も含めると合計 650 部を達成していました。
こういった実績と、サークルやサークル内の個々人としての知名度がかなりあがっただろうということで、今回は前回達成した数の倍である 700 部でサークル申請しました。
結果として中ボスサークルと呼ばれる 「さ01-さ06」 のゾーンに配置。
しかし、サークルのチェック数の推移をみると前回参加時とほぼ同じという推移になっていました。

これは、挫折論への招待の頒布で挫折るのでは・・・という危機です。
中ボスサークルはサークルチェックリストの一番下にあり、チェックしてもらいにくいという特徴があり、一方でそれとは関係なく関心を得ていない可能性もあり、どちらになるか想像がつかない中での出展となりました。
そんな今回の出展をふりかえります。
5名のメンバーによる共同執筆です。
今回の役割分担としては
という感じになりました。
ネット上やオフラインでの宣伝に関しては各自が可能な範囲で行った形になります。
Twitter、 勉強会、Podcast 、出展者向けイベントの主催などでの宣伝がメインです。
ヨコヤマさんの加入判断を兼ねたメンバー5人の飲み会にて、技術書典6のお題と執筆内容について話し合いました。
軸として成長がありつつ、前回のセイチョウ・ジャーニーでは「成長の第一歩を踏み出す」というスタート地点に向けたメッセージを提供しました。
その上で今回は何をテーマにしようか話していたところ、最初は「継続」にしようか、という話になっていました。
しかし、ゆのんさんが「挫折はどうですかね?」という話になったところ、周りも
いいですね。成長したあとには挫折がある。
特に今まで大きな挑戦をしなかった人が挑戦に踏み出したときには、挫折で足を留めることがありそう。
そういう意味でセイチョウ・ジャーニーで一歩を踏み出した人が次に必要とする要素としてとてもよさそう。
という話になり、お題は挫折に決定しました。
そしてタイトル決め。前回はカイゼン・ジャーニーリスペクトでセイチョウ・ジャーニーだったわけなので、今回も何かに寄せていこうか、という感じになりちょうどすこし前に EMFM でセイチョウ・ジャーニーの話になったときに広木さんが「エンジニアリング組織論への招待も薄い本(同人誌)が欲しいな」と話していたこともあり、
挫折論への招待 にしましょう!
ということで仮決定。後日、ゆのんさんから広木さんに承諾を得て正式にタイトル決定となりました。
コンテンツは、前回同様各自が個人パートを執筆し、「みんなの挫折論」と称して寄稿者を募って多様な考えを掲載する、となりました。
お題が決まったあとは、オンラインで書籍の方向性のすり合わせをしました。
インセプションデッキをつくり、ターゲットのすり合わせをしました。
例えば、挫折の話を読むターゲットとして以下が考えられます。
元々の発想としては、「セイチョウ・ジャーニーで一歩を踏み出した人がはじめて挫折したとき」への処方箋、という感じの会話があったので、まだ挫折していない人がメインターゲットなのかと私は思っていたこともありすり合わせをしたいと思いました。
ここで、書籍執筆のために複数の人にインタビューをしていた VTRyo さんから挫折論への招待への期待のインタビュー結果としてすでに挫折を経験している人がほとんど、という話をききました。
では、念の為ツイッターでもアンケートをとってみようということで。
【アンケート】挫折したことがありますか?
— てぃーびー-挫折論への招待著者 (@tbpgr)2019年1月9日
※挫折の定義は各自の認識でよい
86%が挫折を経験済みという結果になりました。
ということで、メインターゲットとしては挫折は経験済みでよい、ということがわかりました。
また VTRyo さんの協力者へのインタビューも加味して
が読者が欲しているもの、という認識を合わせることができました。
24 名に寄稿いただきました。
一部抜粋です(自分がTwitter アカウントを把握している範囲)
ReVIEW 形式から PDF への変換については、 KANE さんが担当しつつ、前回実績のある VTRyo さんがサポートしてくれました。
今回も最大割引に合わせて早めの入稿を終えました。
早い時期からサークルカットがあり、目次も揃っている状態で告知を開始できる状態にはなったのですが、前回に比べて各自が普段持っているタスクが膨らんでいた面があり、おそらく前回よりは少なめの宣伝量になりました。
オンラインでの告知についてはブログ、Podcast、SNS などによる告知を行いました。
また、今回ははやめに Togetter を作成して日次でまとめを更新し続けました。
Podcast で何をしたのか、については別途 KANE さんより語られるかもしれません。
また、今回はいわしまんさんに事前告知記事の執筆をお願いしました。
その他、寄稿者の方が自発的に書いてくださった記事もあります。
みなさん、ありがとうございます。
VTRyo さん、 KANE さんがオフラインのイベントの登壇時に告知してくれました。
また、今回は主催の宣伝イベントも行いました。
技術書典5と同様に、AISCEAS の Attention(注意), Examination(検討), Share(情報共有) の3分類を確認するために Slack の channel はつくったのですが、今回イベント広報が少なめだったため、この分類を意識するほど事前の反応がありませんでした。
そのため、SNS での反応を Slack + IFTTT で自動収集して必要に応じてリプライや Like する、程度の内容になりました。
気になる方は技術書典5の結果レポートのリードナーチャリング の部分を参照ください。
リードナーチャリング - セイチョウジャーニーの出展ジャーニー。初参加で350部を達成した技術書典5を振り返る
前回同様、私が担当しました。
さほど複雑ではなかったので、今回は情報共有もかねてKibela に集約しました。
私と VTRyo さんでサークルの準備を行いました。
ちなみに、前回こんな出来事があったので
お手洗いにでたら、閉め出されてしまって涙目。
— てぃーびー - 転職活動中 (@tbpgr)2018年10月8日
設営完了後でよかった+なかにもう一人いるのでなんとか。#技術書典#技術書典5
セイチョウジャーニーを売る直前に整腸しようとしてお手洗いにいったら、しばらく設営からしめだされた人がここにいますよ
— てぃーびー - 転職活動中 (@tbpgr)2018年10月8日
— VTRyo@【電子版発売中】セイチョウ・ジャーニー (@3s_hv)2018年10月8日
開始前にワンオペになってしまった。
— VTRyo@【電子版発売中】セイチョウ・ジャーニー (@3s_hv)2018年10月8日
警戒して挑み
あー、コーヒー飲みえてぇ〜、と思いつつフラグ回避のため思いとどまる。
— てぃーびー-技術書典 さ03 (@tbpgr)2019年4月14日
チャリ(以外)で来た#技術書典pic.twitter.com/9xzoQOvtgm
— てぃーびー-技術書典 さ03 (@tbpgr)2019年4月14日
挫折論への招待キターー!!#技術書典#挫折論への招待pic.twitter.com/08qpXlwrxs
— てぃーびー-技術書典 さ03 (@tbpgr)2019年4月14日
10:20頃には設営完了。
設営だん!
— てぃーびー-技術書典 さ03 (@tbpgr)2019年4月14日
さ-03(さー、おっさん)
サークル Growthfaction
新刊 挫折論への招待 600部
既刊 セイチョウ・ジャーニー 100部
でお待ちしてます!pic.twitter.com/oKcPesspcX
無事締め出しを回避!
なお、当日お話したラスボスサークルの湊川さんいわく、「てぃーびーさんが閉め出されエピソードは他の人の役に立ったみたいですよ」とのことで、閉め出されたことを表に発信したかいがありました。
前回はバーゲンセールのような大混雑の中での立ち上がりだったが、今回は有料化も含めて入場コントロールの影響なのか、過度に混みすぎず、とはいえ過疎ることもなく進行。
セイチョウジャーニーもう少しで物理本なくなりそう。
— てぃーびー-技術書典 さ03 (@tbpgr)2019年4月14日
※ダウンロードカードはまだまだあります#技術書典#セイチョウジャーニー
あと10冊!!
— てぃーびー-技術書典 さ03 (@tbpgr)2019年4月14日
昼頃にはセイチョウ・ジャーニーの物理本が尽きる。
何回か、
— てぃーびー-技術書典 さ03 (@tbpgr)2019年4月14日
「概念の方ですね」
「インターネットでよく見る人だ」
「概念論ください」
などお声がけいただきました。#技術書典
恒例のやりとりをする。
分報仲間の本を買ってきたぞ。
— てぃーびー-技術書典 さ03 (@tbpgr)2019年4月14日
湊川さんのマンガでわかるRuby
と
べこさんがお手伝いしている、五十嵐さんのRubyとRailsの学習ガイド#技術書典pic.twitter.com/ZT18BWOeID
お買い物をする。
今回は永久に人が途切れないぞ#技術書典
— てぃーびー-技術書典 さ03 (@tbpgr)2019年4月14日
今回はこれに尽きる。ずーっと途切れなかった。終了のアナウンス中も、なんならアナウンス直後まで売っていた。
今回も様々な知人の方に購入や挨拶にきてもらいました。
また、インターネットで一方的に私を知っている方からも「見たことある方だ」「概念の人ですね」など、珍獣的にかわいがっていただきました。
以下は、個人のお買い物です。
技術書典6の収穫
— てぃーびー-挫折論への招待著者 (@tbpgr)2019年4月14日
・マンガでわかるRuby
・RubyとRailsの学習ガイド
・エンジニアの成長を応援する本
・ONESTOP-MEETUP 勉強会
・ONESTOP 目標設定の擬似
・ふりかえり読本 学びを力に変えるふりかえり
・ゼロトラスト超入門
・はじめる技術つづける技術
・理論と事例でわかる自己肯定感
続くpic.twitter.com/miyAbAMZYz
BOOTH にて PDF 販売を行っています。
気になる方はいつでも購入可能です。
書籍自体の関係者への謝辞は書籍内でしてあるので省略しますが、
技術書典の運営の皆様に感謝いたします。
技術書典の運営関係者の皆様、ありがとうございます。初の中ボスゾーンにも関わらず、大きなトラブルもなく、円滑に出展できたのは皆様のおかげです。#技術書典
— てぃーびー-挫折論への招待著者 (@tbpgr)2019年4月15日
ということで、
技術書典5, 6および、そこで出した書籍の総部数が 1,250 部になりました。
※数は大枠で把握しているもので、細かいところはまだ未確認です。大きくずれていたらあとで修正するかも
技術書典への出展は Growthfaction の取り組みとしては、成長と充実のハードルを下げる取り組みの一部です。
書籍を読んだあと、実際に役立てていただいたところがゴールですので、お役に立てると嬉しいですし、もしお役に立てたときにお知らせいただけるともっともっと嬉しいです。
書籍の感想ツイート、感想ブログなども大歓迎です。
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sp.8a【ゲスト: tbpgr】楽しくない7次受けSIer引用をストックしました
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