先制されてしまうと追いついてくれれば上出来、という感じがすっかり定着している大分トリニータ。過去を振り返っても、逆転勝利の場面はほとんど記憶にないが、今節は甲府に退場者が出たこともあって何とか勝ち越してくれた。2点目はオウンゴールだったとは…
ゲイのカップルを含む3組の仲良し中年夫婦の物語を、ヴィヴァルディの「四季」に乗せて展開するドラマ。設定もストーリーもありがちで目新しさはあまり感じないが、それでも仕掛けがよくできていて、30分の全8話はあっという間に見終わってしまった。それに…
水曜日にリモートで仕事をした後、羽田空港17:25発のJAL589便で函館空港へ。定刻に到着すると、19:10のシャトルバスで市内に向かいます。シャトルバスは結構混んでいたものの無事に座席を確保でき、交通系ICは使用できないもののクレジットカードのタッチ決…
DCオールスター競演の大作だが、ストーリーが薄くそれぞれのスーパーヒーローのキャラクターづけも不十分で、消化不良のまま2時間が経ってしまった。特にスーパーマンは死からの復活という形で「最後のピース」として登場するが、演じるヘンリー・カヴィルの…
「刑事ジョン・ルーサー」のイドリス・エルバが主人公サムを演じ、ハイジャックされた飛行機にたまたま乗り合わせた交渉のプロとして犯人に対峙したり説得したりと、新しい基軸による物語に仕立ててくれた。 「DEP」のアーチー・パンジャビも相変わらずの存…
この作品が括られる「ロマンタジー」というジャンルは話題になっているが、ファンタジーの主人公たちが展開する濃厚なロマンスという意味では、「乙女ゲー」と呼ばれる女性向けの恋愛シミュレーションゲームと同じ系列だ。乙女ゲーをノベライズしたら、おそ…
決してコメディ仕立てなわけではなく、シリアスで骨太なストーリーなのだが、それでも随所で思わず笑ってしまうポイントがある。それは登場人物の台詞や行動が真に迫っているからで、こんな状況に陥ったとしたら自分もこうなってしまうのだろうという共感な…
映画でのシリーズ「エンド・オブ・〇〇」のドラマ版という触れ込みのドラマだが、原題は「〇〇 Has Fallen」なので、語感から受ける印象はかなり異なる。パリの英国大使館で開かれたパーティでのテロに始まり、放射性物質が奪われてパリに爆弾が仕掛けられる…
僕自身はガンダムに特別な思い入れがあるわけではありませんが、夜の万博にこの立像がそびえているのは圧巻でした。このガンダムは「RX-78F00/E」という型式で、片膝をついているのは万博の建築基準による高さ制限を意識したものと言われているようです。た…
M・ナイト・シャマラン監督による作品で、解離性同一性障害の人物が引き起こす拉致監禁事件を追う。いわゆる多重人格だが、単に精神的に異なるのではなく、表出する人格によってアレルギー症状やコレステロール値、血糖値などのフィジカルな状態までが変化す…
シーズン1と比べて、かなり印象が変わった。一番顕著なのは、主人公キャシアンを演じるディエゴ・ルナの演技に風格が増したこと。シーズン1ではもう少し「小物感」が強かったのだが、今回のシーズンでは寡黙な戦術家としての貫禄がj徐々に増し、滲み出てくる…
スイスのレマン湖を見下ろすレ・プレイヤードでのハイキングを楽しむオンラインツアーで、まずは駐車場から山道を進んでゆきます。牛や羊の姿も見えて、いかにもスイスの高原という雰囲気です。現地はお昼過ぎという時間帯で、広がった青空に強い日差しが輝…
欠場明けの錦織圭がいきなり対戦する相手としては、ティエンとはやりたくなかったのではないか。ハードヒットを武器に押しまくるタイプで、ファーストサーブが入れば強いというギャンブルのようなテニス。ジュネーブのレッドクレーはU-NEXTの配信でもたっぷ…
エイドリアン・ブロディがアカデミー賞とゴールデングローブ賞の両方で主演男優賞を獲得し、ゴールデングローブでは作品賞も受賞しているとあって、とても気になっていた作品。タイトルの「ブルータリスト」はコンクリート打ち放しのような素材感を重視する…
ペレイラの絶妙アシストからの吉田のゴールで先制しながら、その吉田の負傷で交代出場した茂がクロスにかぶって増山に恩返し同点弾を浴び、さらには野嶽のミスから痛恨の逆転負け。大分にとっては、悔やんでも悔やみきれない敗戦となった。 ただ、受けに回る…
アレックスとブラッドリーの壮絶な反乱で終わったシーズン1から、それぞれの状況に変化はありながらも意外なほどに落ち着いた雰囲気で始まるシーズン2へと移行した「ザ・モーニングショー」。ブラッドリーに貫禄が増してアレックスと対等以上の関係になって…
内容が拡散し過ぎていて展開に入り切れないまま、盛り上がりもなく終わってしまった印象の作品だった。怪盗グルーとジュニアの話に絞ってくれた方が面白く見られたところ、ミニオンズを「メガミニオンズ」に変身させることが話の本筋にどうつながるのか、ま…
万博会場には、素敵なコンテンポラリーアート作品も点在しています。まずは会場中央の「静けさの森」にあるレアンドロ・エルリッヒの「Infinite Garden」から。鏡の効果によって、ガーデンが無限に広がっているかのような錯視を得ることができる作品で、子ど…
相変わらず難解な展開で、油断しているとどこがどうつながっているのかまったくわからなくなってしまう。ただ、それがつまりは「時の車輪」が回っているということなのであって、マルチバースのように連続性が失われることがあるのは必然なのだろう。 このド…
スウェーデン北部のコミュニティで90年に一度開かれる夏至祭に参加することになったダニーは、両親を巻き込んだ無理心中で妹がこの世を去ったトラウマを抱えている。そのコミュニティでは独自の価値観による儀式や習慣があり、異質な存在であるダニーたち一…
今の大分トリニータで決定力を期待できるのは、有馬と野村だけ。今節も伊佐が何度もよいポジションでボールを持ちながら、選択肢にも決定力にも欠けてチャンスを活かせない。伊佐のポジションに有馬がもうひとりいれば、と思わざるを得ない状況だった。 まあ…
人間の嫌な面を浮き彫りにするという意味では「ビリオンズ」も「シッツ・クリーク」も同じ部類に入るが、金の亡者ということでもなくコメディタッチでもなく、ただひたすらに人間関係の難しさにフォーカスを当てるところが「ザ・モーニングショー」の本質だ。…
僕が万博を訪れたのは、このBAKIBAKIによるミューラルが見たかったから。西ゲート付近にあるのでシャトルバスで行った方が楽なのですが、遅い時間は桜島駅発のシャトルバスが少ないので、地下鉄中央線を選択せざるを得ませんでした。 東ゲートで入場して一通…
ソニー・ピクチャーズが製作するマーベル物、つまりはスパイダーマンシリーズのスピンオフだが、今後の展開を終了するという報道が流れている。そんな中で視聴した「クレイヴン・ザ・ハンター」は期待を大きく上回る出来で、明らかに続編を意識した終わり方…
ドイツの北部、ハンブルクとハノーファーとベルリンのちょうど中間あたりに位置するザルツヴェーデルは、バウムクーヘン発祥の地とも言われる旧東ドイツの小都市。足を運ぶ機会がなさそうな街だけに、オンラインツアーの開催はありがたいです。ガイドはおな…
「ボッシュ」の主人公が警察を退職し、私立探偵として過去の事件に関わってゆく「ボッシュ;受け継がれるもの」はシーズン3で終了。最終話に登場したマギーQ演じる刑事レネイ・バラードを扱ったスピンオフの制作が発表されているが、今のところ無理やりつな…
1975年の東映作品を樋口真嗣を監督に起用してリブートしたNetflixの映画作品は、いろいろな意味で「シン・ゴジラ」に似た色合いを見せている。それはもちろん樋口監督の持ち味なのかもしれないが、演劇的な要素の強い日本映画にハリウッド流の真に迫る心理描…
6年ぶり5回目となる「ラ・フォル・ジュルネ」は、1時間ほどのと短い構成でクラシックのコンサートを楽しめ、フェスのように複数の会場をはしごすることも可能な音楽の祭典です。今回は「パリを愛し、パリに愛されたスペインのエキゾティック」と題したプログ…
ゴールデンウィーク4連戦という難所を迎えたにも関わらず、磐田、鳥栖、熊本に無失点での3連勝は出来過ぎと思ってしまうほどの素晴らしい結果だった。ここまでの失点8は今治と並んで、徳島に次ぐリーグ2位の少なさだ。藤原が外れてから、当初は不安のあった…
この万博の主役と呼んでもよい大屋根リングは、場所によって多彩に表情を変えます。上層に登っての鳥瞰的な視界も素晴らしいですが、素材である木材の味が感じられたり、曲線の美しさが表現されていたりとこれだけでも見どころ満載です。特に夜間は、ライト…
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