十日町駅で借りた電動アシスト自転車でナカゴグリーンパークと節黒城跡を回り、山を下って国松希根太の「記憶の痕跡と明日の杜」へ。自転車を停めて作品に向かう途中で千手神社の方が「帰りに寄って、お茶でも飲んで行って!」と声を掛けてくれました。 お言…
ウェス・アンダーソン監督の作品を少しずつ見進めている中、以前から気になっていた「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」にたどりついた。最近のアンダーソン作品は全体を流れるストーリーを感じにくくなっていたが、この作品はそうではないという話を聞いてい…
テニスの全米オープン女子シングルス1回戦で、シングルスでは初出場となった柴原瑛菜がダリア・サヴィルと対戦した。サヴィルは、旧姓のガブリロワで東レの予選に出ていた頃からフォローしている選手で、2年前の東レでは大坂なおみとの試合が始まってすぐ負…
HISのオンラインツアーに、2日続けて参加しました。ハンガリー第2の都市であるデブレツェンのことは名前すら知りませんでしたが、ヨーロッパらしい街並みに花や花をイメージしたモニュメントが彩りを添える素敵な街でした。開催中のフラワー・カーニバルには…
シーズン2を先に見てしまったのだが、シーズンごとにまったく別の登場人物が関連のない捜査をしているので、特に問題はない。ベルギー、デンマーク、ドイツの3ヶ国が舞台だが、製作としてはスイス、オーストリア、スウェーデンを含む6ヶ国という国際性あふれ…
僕にとってのデアデビルは、ドラマ版がベースになっている。コミカルな要素を交えつつも、基本的には「正義感」に駆られて行動する人物という認識なので、「憎悪」を前面に出すベン・アフレックの表情がなじめなかったし、ダークな一面を強調して過去を振り…
苦手なハイプレスのチームを相手に、しかも終盤に退場者を出しながらのスコアレスフォローは結果として悪くはない。前半からチャンスは作れていたので、あとはフィニッシュの問題だった。髙橋のボレーは惜しかったが、GKがブローダーセンである以上は致し方…
「ビリオンズ」のシーズン3では、登場人物のポジショニングに変化が生まれる。逮捕されたボビー・アクセルロッドの起訴は棄却されたものの、アックス・キャピタル社を形式的に離れることになり、ラーラとも別れる。ラーラが登場するシーンでは、同じような見…
十日町で開催されている「大地の芸術祭」の川西エリアを、電動アシスト自転車のレンタサイクルで回りました。ナカゴグリーンパークでは「どうぶつ達の息吹と再生」と題した動物園のような展示になっていて、子どもから大人まで目を輝かせていました。 玉田多…
大事なのはリーグ戦なので結果については何も言わないし、選手の起用に関してもリハビリ要素が強いことはむしろ歓迎だ。ただ、気になるのはチームとしての戦術が見えにくいこと。リーグ戦の試合後に片野坂監督がコメントしている内容が、その問題点にふれら…
原題は"Into the Spider-Verse"なので、これからこの展開が続きますよというメッセージにも感じる長編アニメ作品。先に続編の「アクロス~」を見てしまったので、こういう背景があったのかと納得させられる場面も多かった。 マルチバースものは流行のような…
久しぶりのオンラインツアーは、スペイン第3の都市バレンシアの旧市街を巡る30分間のショートコース。1,000円ということもあって気軽に参加できます。あまり画質はよくなかったものの、夏のスペインらしい青空にレンガ造りの大聖堂などの建物が映え、いい感…
※発売元の関係者によるレビューです ネット上では「中盤以降の敵の攻撃が理不尽」という書き込みが散見されたが、それはある意味本質を突いている。レベルを上げて、いわゆる「ゴリ押し」でクリアできるゲームではなく、逃げて逃げて、そしてタイミングを見…
前半の早い時間で2点差をつけたものの、嫌な予感しかしなかった。大分トリニータというチームは、このようにリードした試合を勝ち切るのが壊滅的に下手なチームだからだ。案の定、前半のうちに1点を返され、後半早々に追いつかれる。展開としても、最悪を絵…
「デビアスなメイドたち」でロージーを演じたダニア・ラミレスと「HAWAII FIVE-0」のダノ・ウィリアムス役でおなじみのスコット・カーンをメインに、フィラデルフィアの失踪者捜査班の活動を描く作品。このふたりの刑事、実は元夫婦なのだが、失踪した息子の…
2022年に開催された越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」ですが、そのときがコロナ禍の影響で1年遅れだったので、2年後の今年に9回目の開催となりました。そのことを認識したのがつい最近で、あまりプランを考える時間のない状況。そんな中、十日町…
「シール・チーム」のシーズン5は、かなり現実感を帯びたストーリーが展開する。舞台も北朝鮮やベネズエラ、マリなど実際に危険度の高い地域。そんな厳しい環境に特殊任務として送り込まれるブラボーチームの活躍が描かれる。海軍特殊部隊という花形職業であ…
エディー・マーフィー主演の1984年の作品「ビバリーヒルズ・コップ」の40年後を描く新作「ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー」。エディー・マーフィーのコメディアンぶりは相変わらずだが、アクセルがホッケーファンという設定で「黒人はバスケ…
ウェス・アンダーソン監督の本作は短編映画ではあるが、演劇的な要素を随所に取り入れているために、演劇の文脈に馴染んでいないと楽しめない。主演のベネディクト・カンバーバッチを含め、一人二役をこなすキャストが多い点もそのひとつだ。また、劇場のよ…
日本選手団の旗手も務め、期待を背負っていたSHIGEKIXこと半井重幸は4位に終わった。この順位となった理由として「独自性」の不足が挙げられているが、僕が感じるのは日本のダンス、あるいはストリートシーンにおける傾向だ。 SHIGEKIXの演技から感じたのは2…
結果的にはペレイラのヒールキックが信じられないような美しいゴールとなり、大分トリニータは熊本に逆転勝利を収めた。大詰めの87分に保田が蹴ったCKが、ゴール前の混戦で誰にも触れないままゴールネットを揺らす。さらにはアディショナルタイム4分に、ムン…
パリオリンピックではドロー運も悪く、不安も抱えながらのテニスという印象だった錦織圭だが、この日が顔つきから違っていた。チチパスを相手に自信にみなぎった表情は、試合が進むにつれてさらに輝きを増す。動きも全盛期を思わせたし、プレースメントも絶…
フランス語の原題は"La belle course"なので、主人公マドレーヌの人生とかけた「美しい道」という意味。英語版の"driving madeleine"は"Driving Miss Daisy"にかけているのだろう。そんな中での「パリタクシー」という邦題には何のこだわりも感じられず、作…
実話をベースにしたフィクションで、企業内ベンチャーとして南大東島でラム酒を造るプロジェクトを進める沖縄の女性を描く。主人公の名前は伊波まじむ。「まじむ」とは「真心」という意味だ。随所に織り込まれる「うちなーぐち」のルビが最初は面倒くさく感…
「ビリオンズ」のシーズン2は、ボビー・アクセルロッドとローズ検事がお互いの妻を巻き込んで複雑な物語として描かれる。ボビーの逮捕に向けて話が展開するが、検事は自らの資産や人間関係を捨ててまで、ボビーを追い詰めることに執着している。これは職業的…
世界初のスマートフォンを創り出したRIM社の実話をベースにした物語だが、今となっては「無駄にキーボードのついた携帯端末」という記憶を持っている人すら日本では数少ないのではないか。僕の場合は、異動してきた部下のひとりが前の職場で業務用に購入した…
またしても山本麻衣の欠場が伝えられる中、AKATSUKI JAPANはどれだけ気持ちを切り替えてベルギー戦に臨めるかがすべてだと思っていた。しかし始まってみれば、目を覆うしかない最悪の立ち上がりで、1Qの得点は一桁に留まった。FGは決まらないし、FTすら入ら…
なでしこジャパンの戦術と試合運びは完璧だった。前半は「守ってカウンター」ですらなく、「とにかくスコアレス」を目指していたように見えたが、先制して長い時間を守備に費やす心理的プレッシャーを回避する上ではあり得る選択肢だ。 谷川が登録外となる中…
細谷のオフサイドが取られなければという思いはもちろんあるが、試合序盤からもっとアグレッシブに行って欲しかったという感覚の方が強い。日本代表は、いつものようにパスを回してビルドアップする中、前線の選手がチャレンジして何度も動き出していたのに…
<ネタバレあり> サメがセーヌ川で繁殖してしまうという、「ジョーズ」系のスリラー。しかも、このリリスと名付けられたサメが単為生殖する変異種で、単体で生殖を繰り返すことでセーヌ川やそれに通じるパリの地下水路をサメの巣窟にしてしまう。サメが調査…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。