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大事なことと宣伝は先に言っておけ、と教わったので実践。
掲題の通り、書籍「Tidy First? ―個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計」の読書会を始めます。ぜひご参加ください。

connpassグループも新しく立ち上げましたので、良かったらご参加宜しくお願いします。
さて、ここからは蛇足で、読書会開催に至った背景説明です。参加申込していただけたなら読む必要はないのでご自由にどうぞ。
長らく取り組んできた、書籍「テスト駆動開発 (オーム社/ケント・ベック著/和田卓人訳)」モブ写経読書会が今年に入ってすぐの回でついに完走しました。
オンラインでモブプログラミングで写経を行う、という手前味噌ながら中々チャレンジな企画でした。
開催直後は20人程度ご参加いただいていたものの、徐々に人数が減って、常連さんが3~4名という状況に落ち着きました。
「テスト駆動開発」という書籍は大雑把に言うと、前半が実践で後半が解説、という構成に分けられるのですが、たまに新しい方が参加されると「やはりコードを書いているところを体験してほしい・見てほしい」ということで、敢えて書籍の第1章に戻って読み直し・写経し直しをやったりもしました。第1章だけで10回以上読んだんじゃないかしら?
そんなこんなで、ずいぶんと遠回りも寄り道もしましたが、開始して隔週ペースで2年で完走できたというのは感慨もひとしおです。
さて、「テスト駆動開発」も読み終わって次何しようか?と運営メンバーや常連さん含め議論になったのですが、まぁなかなか決まりませんでした。
元々この活動は「テスト駆動飲み会」の派生イベントでして、ゆるやかに自分たちも楽しむことを主題におきつつ、テスト駆動開発を知ってもらう・上手になっていくことを目指していました。
やがて我々運営メンバー自身のマンネリ化を避けるために始めたのが読書会でして、せっかく読むのならちゃんと写経しようと、オンラインでモブでTDDを、というスタイルでスタート当初から走り出しました。途中ツールを変えたりと多少の紆余曲折はあったものの、概ね上手く進めることができたんじゃないかなと思います。
なので今までのスタイルや大義……というと大袈裟ですけど目標と言うか目指すものは同じにしたいなぁという思いがありました。明文化すると
みたいなところでしょうか。なので次に読む本もこの辺を引き続き踏襲できる本がいいなぁ、と思っていました。が「テスト駆動開発」ほどみんなの思い入れが一致する本が見当たらず、本選定に難航しちゃったんですね。いくつか候補は出たんですが、どれも決定打がないというか。
そんな最中、「Tidy First?」が発売されました。元々発売前から話題になっていたこと、「テスト駆動開発」と同じケント・ベックが著者であること、コードの書き方そのものに言及していること、あとは薄くて章の区切りが短いから「読書会向けで深く議論するのに向いてるかも」「毎回参加できない人でも章が短いから区切り良く参加できるかも」というような話になり、「コードは書けない(写経できるところはない)けど、次のモブ写経読書会までのつなぎ的な読書会ならやれるか」となった次第でして、なんというか中継ぎピッチャーみたいな位置づけで「Tidy First?」に登板してもらうことになったわけです。
今のところ、半年くらいで読み切れるといいなぁとかボンヤリ思っています。その間に次の「コードが写経出来てコードを書くことが上達できる本」を探せればなお良いですね。
読書会の進め方ですが、次回2/21(金)の第0回は「どうやって読書会を進めていくか」を試していく時間にしたいと考えています。その回のフィードバックを以て満を持して3/07(金)の第1回に臨みたいです。なので、読書会の作り方から見てみたい方は次回2/21(金)の第0回から、純粋に本を深く理解したい方は3/07(金)の第1回からご参加いただければと思っております。それ以降は当面は毎月第一・第三金曜日に開催予定です。運営の都合が合わない場合には別日程での開催やそもそも不開催にする場合もあるのでどうぞご了承ください。
蛇足のさらに余談ですが、今までの「テスト駆動開発」のモブ写経読書会はテスト駆動飲み会と同じconnnpassグループでイベントを立てていましたが、今回の「Tidy First?」の読書会では新たにconnpassグループを作りました。どうもconnpassの運営元が手動で検索設定や優先表示を変えているという噂があり、オレらのイベントがconnpassのTOPや一覧に出てこないみたいなんですよねぇ。まぁ飲み会だからしょうがないか、と思ってたんですが、読書会は極めてまじめにやっている (ホントか?) ので多くの方に参加いただきたいですし、そのためには!と新しいconnpassグループを作るに至った次第です。
ちょっとだけ頑張ったから沢山の人に参加して貰えると嬉しいなぁ。ついでに定着してもらって本の最後まで一緒に完走出来たらもっと嬉しいです。
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