こんにちは。

今回は熊本県阿蘇郡小国町『杖立温泉』路地裏散策と共同露天湯を楽しんできました。

杖立温泉

熊本県阿蘇郡小国町の山奥にポツンと現れる温泉街。

昭和の香りが湯けむりと共に香るノスタルジックな風景は郷愁を誘います。

杖立川を挟み温泉宿が連なる独特の風景や確かな泉質が評判の温泉郷です。

杖立温泉路地裏(背戸屋)散策

杖立温泉街といえばまずは路地裏散策。

背戸屋(せどや)とよばれる杖立温泉の裏路地は、

増改築が繰り返されるたびに複雑な路地となって魅力を帯びていきました。

昭和の時代の賑わいはかげり、儚げな雰囲気を醸し出す背戸屋。

儚げではあるんだけど…それがいいんですよね。

昔はこの路地裏で子供たちがかくれんぼをしていたそうです。

大人になった私達でもちょっとやってみたいなぁ。

そういったイベントなんかあると楽しそう。

平日の背戸屋は本当に静か。

地元住民にもなかなか出会いません。

時折ぬけていく冷たい風や、遠くに聞こえる川音が心地いい。

杖立川にかかる紅葉橋。

この橋はパワースポットとしても有名なんですよ。

紅葉橋には絵馬ならぬ絵鯉がたくさんかかっているんです。

鯉のぼり祭り発祥の地でもある杖立では、絵鯉に願いを書いて吊るすのが習わしです。

恋の願いが叶うんだそうです。(さっそく書いて願掛けしよっと…笑)

よし…背戸屋散策は楽しめたし体も冷えてきたので、

そろそろ川沿いの共同露天湯 元湯に向かってみましょうかね。

共同露天湯 元湯

杖立温泉といえば効能確かな泉質が有名で、それぞれのお宿の温泉施設はもちろん日帰り専門の貸切温泉まで充実しているのですが、共同浴場も素晴らしいんです。

今回、入浴させていただいたのは共同露天湯『元湯』です。

紅葉橋のたもとに位置する元湯は半露天の小さな岩風呂でした。

目の前には杖立川が流れる完全丸見えの混浴露天風呂になっています。

いつものように当チャンネル男性メンバーのカイダが入浴させていただきました。

入浴料200円を専用箱に投入。

私達はいつも共同湯にお邪魔させていただくときは、

事前に別のお風呂で体を洗ってから訪れるようにしています。

それはでかけ湯を済ませて入湯。

あぁ…最高。

冷えた体が温まる。

お湯の温度は全体的にちょうどいい温かさ。

奥のほうへ進むと熱々の湯が楽しめるといった感じです。

無色透明な湯はすこしとろみを感じる湯触り。

硫黄の香りも高めで温泉の醍醐味が味わえます。

目の前に広がる緑と穏やかな川音がいいＢＧＭになって雰囲気もよかったですよ。

川沿いの混浴露天ではあるんですが、人通りはまったくありませんでした。

ここならあまり人目を気にせず入浴できそうですね。

ということで…

しっかりと湯に浸かり杖立温泉の共同露天湯を満喫させていただきました。

素敵な温泉ご馳走様でした。

最後に

今回は杖立温泉の路地裏散策と共同露天湯を楽しんできました。

かつての賑わいはなくなったものの、いまだに独特の魅力が溢れる杖立温泉街。

名湯・名宿は当時と変わりなく健在で「旅」を満喫できる素敵な温泉郷です。

ノスタルジックな裏路地を気ままに歩き、効能豊かな温泉を楽しむ。

今回ご紹介できませんでしたが杖立プリン食べ比べなんかもおすすめですよ。

訪れるたびに魅力が増していく杖立温泉郷。

是非一度お越しください。

不思議な魅力にひきこまれていくこと間違いなしです。

それでは。

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