早いものでまたカタナの車検の時期やって来ました。
日頃から整備はしているので特に何かしなければいけない箇所とかは無し。でも丁度良い機会なのでブレーキパッドの残量チェックのついでにキャリパーのメンテナンスを行いました。普段はなかなかいじる気になれない部分です。

まずフロントブレーキから。

ブレーキパッドを外し、歯ブラシに中性洗剤を付けて汚れを落します。フロントのブレーキキャリパーは昨年にオーバーホールをしているので大した汚れでは無く簡単にきれいになりました。
ピストンも押し出して汚れを拭き取り、ピストンを押したり出したり"揉みだし"をします。

フロントブレーキは4つピストンがあるので、片側の2つをピストン戻しのツールを活用(本来の使い方とは違いますが)して押さえておき、2ずつやると楽でした。

最後にメタルラバーをピストンに塗布して仕上げました。

昨年のオーバーホールで新品に交換したパッドピンはちょっと頑固な汚れがこびりついていました。パッドピンはブレーキのフィーリングに結構影響するようなので、パッドの動きを阻害しないようしっかり磨いておきました。

続いてリアブレーキ。こちらは2年振りのメンテナンスになります。さすがにこちらは汚れが蓄積しています。

まぁそれでも結構簡単に汚れは落ちました。ピストンも錆は無くて一安心。

こちらもピストンの揉みだしをするのですが、こちらはフロントの方と比べるとピストンの動きがかなり固く感じました。フロントはカシマコートのピストン。2年ぶりのメンテナンスだったということもありますが、やはりカシマコートのピストンは動きがスムーズなんだなと思いました。

こちらのパッドピンもしっかり磨きましたが、表面はかなり凸凹しております。リアブレーキキャリパーもパッドピンは新品、それもステンレスのに替えようと思います。

キャリパーからブレーキパッドを外し、清掃してピストンの揉みだしをして元に戻しただけでしたが、ちょっと手際も悪くてなんだかんだで3時間くらいかかり、結構疲れました。
しかし、ちょっとテスト走行をしたらブレーキフィーリングは良くなっているのが分かりニンマリ。やはりブレーキは年に1回くらいは手入れをした方が良いみたいです。
気分はスッキリです。
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