何かを書く時に適切な言葉を選ぶのはとて難しい事である。
丁寧な言葉か乱暴な言葉で何かを伝えるのかでも印象がかわる。
翻訳された本では訳者によって言葉の選び方が違います。赤毛のアンの冒頭で「坂をだらだらとくだると」「ゆるやかに下ったところ」と表現が全く異なります。
時代ごとに流行の表現もあるかもしれませんが、言葉の選び方はとても難しいと感じる一方でとても面白いものだという事にも気が付きました。
夏への扉も翻訳によっても変わります。旧訳、新訳でも印象が違ったことをおもいだしました。
言葉というのは時代ごとにその意味が変わってくるというのも何となく感覚的にわかったような気がします。言葉の価値観もかわるんですよね。
言葉のひとつで何かを縛る鎖のようになってしまう事もあります。流行っている言葉そのものに縛られてしまうというのでしょうか。例えば「自己肯定感」という言葉も流行かもしれませんが、その言葉の意味を誰かが作って広まっただけで、本質的なモノは何かと言う事を意識する方が大切かもしれません。
人は言葉で簡単に操ることも出来るのでしょう。怖くもあり心強くもあります。
言葉をうまく使うには話をしたり、書いたりするのが大切ですね。言葉の選び方ひとつで自分自身にも影響を与えるとおもうと、日々の言葉選びを大切にしていく必要がありますね。
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