介護の経験は長いけども考え方を変えるのは難しい事です。一つの介助にしても「どうしてこんなこと」等々思う事もありました。
最近になってやっと気が付いたのですが、高齢の方は歴史そのものなんだよなという事です。昭和史や戦争の事を知ると余計にそう感じる事もあります。
特に90歳、100歳を超えていれば時代を生き抜いてきた、歴史上の人物のような存在かもしれません。確かに教科書に載っているとか、すごい事をしてきたという世間に知れ渡るような事も無いですし、裏では非道な事があったかもしれません。
ただ、こういう歴史的な人達と関わる事が出来るというように、考え方を変えてみると面白いかもしれません。
100歳を超えた方のトイレ介助をするのなんて、人生の内であるかないかの貴重な経験でもありますし。
90歳を超えて、戦争も経験してどうしてそんなに笑顔でいられるのかという尊敬の念まであります、そんな事実に気が付いたときに「ゾワッとする」感覚にもなりました。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。