ブルー・ミルク
歴史的な情報
特徴と素材
飲用可能な種族
料理
歴史
- 「ラックリン！ 俺のバンサ・ミルクは？」
- ―ジェイス・ラックリンに対し、ハイプ・フェイゾン[出典]
ブルー・ミルク（Blue milk）、別名バンサ・ミルク（Bantha milk）は雌のバンサが分泌する濃密な青い乳汁である。栄養満点で、人間をはじめとする様々な知覚種族が飲み物として消費した。バンサの母星である惑星タトゥイーンでは、ブルー・ミルクは水分農夫たちの貴重な栄養源とであり、モス・アイズリー・カンティーナの人気ドリンクのひとつとなっていた。ブルー・ミルクは銀河系で一般的な飲み物であり、アイスクリームやヨーグルト、バターの材料にもなった。ブルー・ミルクはしばしば白い容器や瓶に入れて販売され、コア・ワールドからアウター・リムに至るまで、様々な星で消費されていた。
タトゥイーン出身のベルー・ホワイトサン・ラーズは若い頃に料理教室でブルー＝ミルク・チーズの味を先生から誉められたため、アンカーヘッドの町に自分のカフェを開くことを夢見ていた時期があった。帝国時代、惑星コルサントのカーン家や、ラムーのアーソ家、タトゥイーンのラーズ家といった銀河各地の一般家庭でブルー・ミルクが飲まれていた。アクアリッシュのブーボ・ワンバは、惑星バトゥーのブラック・スパイア・アウトポストでブルー・ミルクやグリーン・ミルクを扱うミルク・スタンドを経営した。この店で提供されているブルー・ミルクは、アウトポストのすぐ近くにあるブーボのバンサ農場で採れたものであり、オーガのカンティーナでも同じ農場産のミルクが提供されていた。
概要[]
- 「どこでもご購入いただけます」
- ―ブルー・ミルクの広告より[出典]
ブルー・ミルクの広告
ブルー・ミルクは雌のバンサが分泌する濃厚な青い乳汁であり[12]、バンサ・ミルクという別名でも知られた。[22] 栄養豊富な[23] バンサのミルクは人間をはじめとする知覚種族の飲み物として消費され[4]、銀河系において一般的な飲み物だった。[24] またブルー・ミルクはペットに与えられることもあり[5]、トゥーカ・キャットはミルクの中でもブルー・ミルクが特にお気に入りだった。[25] バンサは砂漠の惑星タトゥイーンを母星とするクリーチャーであり[26]、ブルー・ミルクは大勢の水分農夫の好物であると同時に[27]、彼らにとって大切な栄養源となっていた。[28] バンサはミルクや革、ウール、肉の供給源として、タトゥイーンだけでなく多くの星で飼育された。[29]
商品としてのブルー・ミルクは、しばしば角ばった白いボトルに入れて販売された。このボトルにはオーラベッシュのアルファベットで「ブルー・ミルク」と表記された青いシールが貼られており、青いキャップが付属していた。帝国時代、「ブルー・ミルク：どこでもご購入いただけます」と表記された広告がニクサス・ハブ218や[30][31] 惑星ガレルの宇宙港といった各地に掲示されていた。[32] また、ブルー・ミルクはバンサのロゴが入った容器に入れて販売されることもあった。[6] 銀河系には“ブルー・ミルク・ラン”というスラングがあった。これは簡単な任務のたとえであり、ブルー・ミルクが簡単に手に入ることに由来していた。[33]
料理[]
ブルー・ミルクはアイスクリームやヨーグルト、バター[12]、チーズの原材料となった他[20]、ブルー・ミルク・カスタードや[12]ブルー・ミルクシェイク[19]、ブルー・バンサ・バターミルク・ビスケットといったさまざまな料理の食材として用いられた。[18]クランチーズをはじめとするシリアル食品は、ブルー・ミルクなどのミルクをかけて食された。[34] またパウダー状のブルー・ミルクは、スパイス・ティーのトッピングとして使われることがあった。[21]
惑星バトゥーのオーガのカンティーナで提供されていたブルー・バンサは、ブルー・ミルクのグラスの上にバンサのツノを模したクッキーを載せたメニューだった。またバトゥーのミルク・スタンドでは普通のブルー・ミルクに加え、ブルー・ミルク・クーラーというアルコール飲料バージョンや、テヌー・スワール・クランチーズ・シリアル、ゴーグ・エッグ添え、ゴールデン・ライケンとパディ・フロッグ・エッグ添え、そしてモン・カラ・スワールといった様々なアレンジ・メニューが販売されていた。[6]
歴史[]
共和国時代[]
惑星バトゥーのブラック・スパイア・アウトポストでは、ハイ・リパブリック時代当時からブルー・ミルクやグリーン・ミルクを扱う[35] ミルク・スタンド[6] が営業していた。232 BBY頃、ケティーリアンの実業家オゾン・ニンビーがアウトポストの観光地化を企て、ドロイドを使って“スパイア”を強制排除しようとしたとき、ミルク・スタンドの経営者はオゾンに立ち向かうジェダイに加勢し、商品であるブルー・ミルクとグリーン・ミルクをドロイドにぶちまけてショートさせた。[35]
ブルー・ミルクの乗ったトレーを運ぶパドメ・アミダラ
232 BBY頃、惑星ヤラムのヤラム・タワーで瓶入りのブルー・ミルクが消費されていた。[9] また動物が大好きなジェダイ・イニシエイトのリス・ソレイは自作の“バンサ・ソング”の歌詞でブルー・ミルクについて言及していた。リスの友人であるカイ・ブライトスターとナブスは、逃げた赤ちゃんバンサを捕まえる任務に臨んだ際、この歌を歌ってバンサを落ち着かせた。[36]
タトゥイーン出身のベルー・ホワイトサンは、学生時代に料理教室に通っていた頃、ブルー＝チーズ・ミルクの味を先生から絶賛されたことをきっかけに、アンカーヘッドの町で自分のカフェを開くことを夢見るようになった。[20]22 BBY[37]、パドメ・アミダラは惑星タトゥイーンのラーズ農場に滞在していた時に、ブルー・ミルクのコップと食べ物を載せたトレーをジェダイ・パダワン・アナキン・スカイウォーカーのもとへ運んだ。しかし母親のシミを亡くし、タスケン・レイダーを虐殺した直後であったアナキンは、パドメが運んできたものに手をつけなかった。[38] シミの葬儀が行われた後、ベルー・ホワイトサン（当時オーウェン・ラーズの恋人であった）は皆にブルー・ミルクとチーズを振舞った。[20]
帝国時代[]
- 「飲み物をありがとう、チョッパー」
- ―C1-10P“チョッパー”に対し、ウェッジ・アンティリーズ[出典]
アーソ家のブルー・ミルク
帝国時代初頭、惑星セロロニスのサファ・トーマ・スピードウェイにブルー・ミルクのビルボード広告が掲示されていた。[3] 同じ時代、“ダーク・ブルー・ミルク”という商品名の飲み物が惑星オード・マンテルのシドズ・パーラーや[39]サファ・トーマ・スピードウェイのカンティーナ[3]、ラウの町のカンティーナ[40]、タンダのカンティーナといった銀河各地の酒場で提供されていた。[41] タトゥイーンのモス・アイズリー・カンティーナでは、タトゥイーン・サンセットやジャワ・ジュース、ヤトゥーニ・ボスカ、タトゥーニ・ジャンコ、ハットの喜びといったメニューと並び、ブルー・ミルクが人気ドリンクのひとつとなっていた。[12] このカンティーナのバーテンダーであるウーハーは、寝る前にブルー・ミルクを飲むのを日課にしていた。[42]
13 BBY当時[37]、惑星ラムーのアーソ家でブルー・ミルクが消費されていた。この年、オーソン・クレニックがゲイレン・アーソを探すためラムーにやってきた時も、透明な容器に入ったブルー・ミルクがアーソ農場のキッチンに置かれていた。[10] 惑星コルサントのカーン家では、朝食として日常的にブルー・ミルクをかけたクランチーズが食されていた。[2][43][44]5 BBY、プリオックス＝モーラーナでの職を失ってコルサントの実家に戻ったシリル・カーンは、母親のイーディ・カーンから食事としてメイルーラン・フルーツなどの果物と一緒にクランチーズを出された。カーン家でも、シリアルにかけるためのブルー・ミルクが透明な容器に入れて保管されていた。[2] 帝国時代、惑星ロザルにあるオールド・ジョーズ・ピット・ストップでタトゥイーン原産のブルー・ミルクのカスタードが提供されていた。これは反乱分子スペクターズの一員であるジェダイ、ケイナン・ジャラスのお気に入りのデザートだった。[12]
ブルー・ミルクの容器を大量に投げつけられたエズラ
5 BBY[37]、スペクターズの一員であるマンダロリアンの少女サビーヌ・レンは、VCX-100軽貨物船＜ゴースト＞の船内で[45] ブルー・ミルクを[22] コップに入れて飲んでいた時に、この日はじめて出会ったロザル出身の少年エズラ・ブリッジャーから話かけられた。ガラゼブ・“ゼブ”・オレリオスの介入で会話が中断された後、サビーヌはコップを片付け、エズラに名前を名乗った。[45] ケイナンの下でジェダイの修行を積むことになった後、エズラはゆっくりと飛行する＜ゴースト＞の船体の上で、アストロメク・ドロイドのC1-10P“チョッパー”やゼブが投げたブルー・ミルクの容器をライトセーバーで防御するよう命じられた。チョッパーとゼブが大量の容器を投げつけたためエズラは＜ゴースト＞から落下してしまったが、ケイナンが何とかフォースで彼を拾い上げた。[11]
2 BBY[37]、チョッパーは反乱軍パイロットのウェッジ・アンティリーズやRA-7プロトコル・ドロイドAP-5と一緒に衛星キラン71のキラン・ステーションに潜入した際、帝国情報局によるハッキングを受け、システムを乗っ取られた。コントローラーLT-319は制御下に置いたチョッパーをスパイとして利用し、反乱軍基地の座標を特定するため、ウェッジが操縦するセンチネル級着陸船をあえて逃がした。航行中、帝国情報局に操られたチョッパーは、ウェッジをねぎらうためブルー・ミルクのボトルを差し出した。ウェッジはボトルを受け取ってお礼を言ったが、チョッパーの態度が変化していることに気付き、AP-5も彼の様子がおかしいと指摘した。[46]
ブルー・ミルクを注ぐベルー・ラーズ
ベルー・ホワイトサン・ラーズはかつてブルー＝ミルク・チーズを提供するカフェを開くことを夢見ていたが、ルーク・スカイウォーカーを養子にしたためその夢が実現することはなかった。[20]ヤヴィンの戦い直前の0 BBY[37]、ラーズ家がジャワの廃品回収業者からプロトコル・ドロイドC-3POとアストロメク・ドロイドR2-D2を購入した直後、ベルー・ラーズは水分農場の食卓で夫オーウェンのコップにブルー・ミルクを注いだ。ルークもドロイドのメンテナンスを終えて食事に加わり、R2-D2が言及した“オビ＝ワン・ケノービ”という人物について会話しながら、自分でコップにミルクを入れて飲んだ。[4]
帝国時代のある時、チャドラ＝ファンのカーベはモス・アイズリー・カンティーナで好物のブルー・ミルクを注文したが、ポケットにクレジットが入っていないことに気付いた。バーテンダーのウーハーはクレジットが無いならブルー・ミルクも無しだと告げ、カーベは不機嫌にカウンターを離れた。しかし彼女は、帝国クルーザーからの泥棒を計画している男の話を店内で盗み聞きし、すぐさま自らその計画を実行に移した。帝国から価値ある装置を盗み、男から報酬として多額のクレジットをもらったカーベは、その金でブルー・ミルクを注文した。[15]3 ABY[37]、ウーキーのブラック・クルルサンタンはモス・アイズリー・カンティーナを訪れた際に、バーテンダーのシュレムにブルー・ミルクを注文した。[14]
新共和国時代以降[]
タトゥイーンのバンサ農家の息子であるアクアリッシュのブーボ・ワンバは、新共和国時代に“ブーボ・ワンバ家族農場”というブルー・ミルク事業を展開した。[28] ブーボのミルクは闘技イベント『アウター・リムのハンター』の開催地である惑星ヴェスパーラで消費され[8]、アリーナ・ニュースに広告が出ていた。[47] またイベントのアナウンサーであるボズ・ヴェガも、放送中にブーボのミルクについて言及したことがあった。ヴェスパーラのグランド・アリーナに設けられた闘技用マップ、“モス・エスパ分岐点”にはブルー・バンサ・リフレッシュメントという名のドリンク店が存在した。この店舗のカウンターの奥にはブルー・ミルクやグリーン・ミルクが入ったタンクが配置されていた。また“デューン・シー・アウトポスト”という戦闘用マップでも同じ事業者によるブルー・バンサ・ミルク・キオスクが運営されており、ブルー・ミルクが4クレジットで販売されていた。[8]
ブルー・ミルクを手にしたグリフ・ハロラン
34 ABY当時[37]、惑星キャスティロンのトランター級スーパータンカー燃料基地＜コロッサス＞にあるエース・ラウンジでブルー・ミルクが提供されていた。レジスタンスの一員カズーダ・“カズ”・ジオノがエース中隊の隊員トーラ・ドーザに案内されてラウンジを訪れた時、人間のグリフ・ハロランやケル・ドアのボー・キーヴィルたちがブルー・ミルクのボトルを飲んでいた。カズがカウンターで食事をしていると、ローディアンのレーサーであるハイプ・フェイゾンが、ラウンジでアルバイトをしているジェイス・ラックリンにブルー・ミルクを持ってくるよう命じた。ラックリンはカズと出くわしたせいでミルクを運ぶのが遅れ、ハイプから怒鳴りつけられることになった。[1]
ある日＜コロッサス＞にて、ジャレク・イェーガーは整備士のニーク・ヴォゾに昼食を何でも奢ってやると告げた。当初、ニークはボルザの店で売っているゴーグを欲しがったが、逃げ出したゴーグが＜コロッサス＞の市場で散々なトラブルを引き起こした。最終的にゴーグは戻って来たが、マイペースなニークはやっぱりバンサ・ミルクが欲しいと言い出し、イェーガーを呆然とさせた。[48] 同時期、＜コロッサス＞の中にあるアント・ズィーの酒場でもボトル入りのブルー・ミルクが提供されていた。[17] 同年[37]、カズとノラス・ケヴがファースト・オーダー・ストームトルーパーの追跡をかわすため惑星ヴァルカナにあるダーブの家に逃げ込んだ時、ドア付近の台の上にブルー・ミルクのボトルが置かれていた。[7] それからしばらくして、ニークは＜コロッサス＞の格納庫でウォーバード・ギャングの海賊たちに煽られながらブルー・ミルクのボトルを一気飲みした。ニークはボトルの中身について“腐ったような味だ”とコメントし、何が入っていたのか尋ねたが、海賊のスナールはそれを知ったところで味は変わらないと答えた。[49]
ブーボのミルク・スタンド
ブーボ・ワンバはやがてバトゥーのブラック・スパイア・アウトポスト付近にバンサ農場を開き、アウトポストの商店街にあるミルク・スタンドで、地元民に新鮮なブルー・ミルクを販売し始めた。[28] ブーボの店ではシャーベット状のブルー・ミルクに加え、アルコール・バージョンを含むさまざまなアレンジ・メニューが販売されていた。[6] ミルク・スタンドは小規模ながら人気の店舗となった。歴史家にして作家のエロック・スロノは自著『バトゥー旅行ガイド』でブーボのミルク・スタンドを紹介し、爽やかで栄養価の高い飲み物が欲しいならどれを選んでもハズレはないとコメントした。スロノ曰く、これほど新鮮なブルー・ミルクを飲めるのは驚くべきことであり、それが店からほんの数歩の場所で搾られた品であると知るのは素晴らしい喜びであるという。またバトゥーにあるオーガ・ガラのカンティーナでもミルク・スタンドと同じ地元産のブルー・ミルクが提供されていた。[28]
銀河生物愛好家協会のサファリ・ドロイドM1-RE“ミリー”は、ヤングリング・ケア宇宙ステーションでロズ＝キャットの仔猫を世話する方法を実演していた時、草むらで仔猫を見失ってしまった。ミリーはロズ＝キャットを捕まえるため色々なやり方を試したがどれもうまくいかず、最終手段としてブルー・ミルクが入った皿を地面に置いた。ロズ＝キャットはミリーが目を離したすきに素早く皿のミルクを飲みほしたが、満足して自分から彼女の前に姿を現した。この一連のやり取りはカム・ドロイドのCAM-Eによって録画された。[50]
制作の舞台裏[]
『新たなる希望』のカット・シーンより、キッチンのディスペンサーから容器にブルー・ミルクを注ぐベルー・ラーズ
ブルー・ミルクは1977年公開のオリジナル・トリロジー第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で初めて登場した。[4]シラー・フレイザー演じるベルー・ラーズがキッチンに備え付けられているディスペンサーからブルー・ミルクを容器に注ぐシーンも撮影されたが、本編からカットされた。[51] ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルによると、ブルー・ミルクはキャンプ用品店で手に入るようなロングライフ牛乳（長期保存牛乳）に青い食用色素を混ぜたものであるという。撮影で使われたブルー・ミルクは甘くて油っぽい酷い味だったが、ハミルは吐き気を催しつつも「青いミルクをもらったら、カメラの前で飲むしかないだろ？ こんなチャンス二度とないんだから」と言い聞かせて飲む演技をしたとコメントしている。[52]
2014年9月26日に公開された『スター・ウォーズ 反乱者たち/反乱の口火』では、サビーヌ・レンが飲んでいるコップの中身は直接描写されていないが[45]、同年に発売されたミッシェル・コーギーによる低年齢層向けノベライズ『反乱者たち(1) 反乱の口火』にて、それがブルー・ミルクであることが明かされた。[22]2017年1月21日に公開された『反乱者たち』シーズン3のエピソード『ダークセーバーの試練』にはエズラ・ブリッジャーが青い飲み物を飲む場面があるが、それがブルー・ミルクであるか否かは明らかになっていない。[53]
公式レシピで再現されたブルー・ミルク
2016年12月21日、フード・ライターのジェン・フジカワがホットバージョンの“ホリデー・ブルー・ミルク”の作り方を解説するレシピ記事がStarWars.com に投稿された。[54] またフジカワは2017年5月2日にも、スター・ウォーズの日に向けたキャンペーンの一環として、自宅でブルー・ミルクを作る方法を解説したレシピ記事を StarWars.com に投稿し[55]、2023年12月12日には“ブルー・ミルク・エッグノッグ”のレシピ記事を投稿している。[56]
2017年、『新たなる希望』の40周年を記念して『ある視点から見た物語』という短編小説のアンソロジーが発売されたが、その最初の告知はソーシャル・メディア上で行われ、#OperationBlueMilk（オペレーション・ブルー・ミルク）というハッシュタグが使用された。[57]
2018年公開のシークエル・トリロジー第2弾『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』にはタラ＝サイレンの乳汁としてグリーン・ミルクが登場しており、マーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーがそれを飲む場面がある。[58] このシーンについてハミルは「ブルー・ミルクの焼き直しというわけではないが、本シリーズは決まった方法で“韻を踏む”と言われている。ブルー・ミルクからグリーン・ミルクへ移行したわけさ」とコメントしている。[52]
2019年にオープンしたテーマパーク『スター・ウォーズ：ギャラクシーズ・エッジ』では、園内の売店（ミルク・スタンド）で実際に注文可能なメニューのひとつとしてブルー・ミルクが採用された。商品としてのブルー・ミルクは、ココナッツミルクとライスミルクをブレンドし、フルーティな要素を加えた植物性飲料となっている。また同園のオーガのカンティーナでも、ブルー・ミルクにクッキーを添えたブルー・バンサというメニューが提供されている。[6]
2020年11月19日に公開されたTVシリーズ『マンダロリアン』シーズン2の『チャプター12：包囲』にはブルー・マカロンという青いお菓子が登場しているが[59]、これはブルー・ミルクをオマージュした見た目にしてほしいというジョン・ファヴローからのリクエストに応え、小道具係のジョシュ・ロスによって制作された。[60]
2021年にソフトローンチされたゲーム『スター・ウォーズ：銀河のハンター』には、プレイヤーがコミュニケーション要素として使用する「スタンプ」の一種として、バンサがコップでブルー・ミルクを飲んでいる絵柄の「バンサ・ミルク」が登場している。[8] 2022年発売の非正史のゲーム『レゴ スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ』では、チャルマンのカンティーナにブルー・ミルクのボトルが入った箱が置かれている。この箱にはバンサの角が描かれ、オーラベッシュで“バンサ・ミルク”と表記されている。箱とボトルは破壊可能なアイテムとなっている。[61]
登場作品[]
  『スター・ウォーズ：銀河のハンター』に登場したバンサ・ミルクのスタンプ
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非正史作品[]
参考資料[]
脚注[]
| スター・ウォーズ：ギャラクシーズ・エッジのレストラン・メニュー | ||||||||||
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