ここから統計学の話なので用語の整理 計算はツールでできるが、基本的な概念を知らずにツールを適切に使えない 用語 解説 サンプルサイズ ユニークユーザー数などの分析単位の数。慣習的に変数Nが使われる 介入効果 文字通りの介入の効果。介入群とコントロール群の効果の差で推定 仮説検定 統計学のフレームワークの一種。帰無仮説を棄却することで主張する 帰無仮説 否定したい仮説。「介入効果がゼロ」を帰無仮説にすることが多い 棄却 帰無仮説を考えにくいので正しくないとすること 偽陽性 帰無仮説が正しいのに棄却してしまうエラーのこと。別名、第Ⅰ種の過誤 偽陰性 帰無仮説が間違ってるのに棄却できないエラーのこと。別名、第Ⅱ種の過誤 p値 帰無仮説を真と仮定して、実験結果と同等以上に極端な結果が得られる確率 有意水準 p値から棄却の判断をするさいの閾値。よく5%が使われる。ゆるいと偽陽性が増える 信頼区間 介入効果のブレを推定したもの。p値と有意水準との関係は後述 検出力 帰無仮説を棄却できる力。本当の差やサンプルサイズが小さいと低くなる 最小検出可能効果 今回の実験で検出できる最小の介入効果。実用上意味ある差以上が望ましい