鳥と魚と僕とポーク
実るほど頭を垂れる稲穂かな
言葉の使い方、言葉の構成を考えるだけで相手の印象を操作できる
たまに考えさせられる話や文章に出会うことがあります
その言葉を聞いて言葉って面白いなということと難しいなということを同時に感じました
その言葉はこちらです
女子高生が夜キャバクラでバイトしている
と聞くとふしだらに聞こえるけど
キャバクラ嬢が昼は大学で学んでいる
と聞くと真面目に聞こえる
どちらも
『ある女性が学校に通っていながらキャバクラというところでアルバイトをしている』という構図には変わらないのですが
なんとなく言葉の位置で印象は変わるなと思いました
当然これは”表面上の言葉”としての印象で言葉の構成の面白さについて話したいので
「この女性の背景まで考える」ということは一旦置いておきたいと思います
英語やフランス語やイタリア語にドイツ語、韓国語に中国語
などなど世界各国には様々な言語がありますが
どの言語でもこういう少し言い方を変える、または入れ替えると印象が変わるのでしょうか
もし日本語だけだとするならば
日本語は特に面白い言語なんだなと思います
こういうことを考えると誰かに何かを伝えるとき
文章の構成を変えることで相手の印象を操作することができます
なぜか最近耳にするようになったレトリックに近いものもできるのかなと思います
僕は言葉を操ることは非常に苦手なので
”言葉巧みに”なんていうことはできないのですが
仕事などでプレゼンをする方やたくさんの人の前でスピーチなど話をする方で
苦手意識を感じている方がおられましたら
一度文章の構成を考え直してみてはいかがでしょうか
もしかしたら文章、言葉の位置を入れ替えるだけで印象は大きく変わるかもしれません
本来詐欺の手口もこういう言葉巧みな言い回しなどで相手から金品を騙し取るはずなのですが
最近の迷惑メールなんかをみていると言葉がむちゃくちゃだったりします
「これじゃ誰も振り込まねぇだろ」
と思うような誤字脱字まみれの稚拙な文章が多いです
それでも騙される人が多い世の中なのですが
少し前ですが闇バイトも話題になりましたよね
言葉を巧みに使えると
- 営業力
- 交渉力
- 説得力
などにも繋がってくるのではないでしょうか
最後に話の天才とも言われた上岡龍太郎さんのおもしろトークをご紹介したいと思います
言葉や会話は相手に思いを伝える手段です
こういう言い方はあまり聞こえがよくありませんが
うまく使いこなすことでどんな風にでも思うように動かすことができる
言葉というのはそういうツールです
「なぜか説得力があるな」
というような感覚にさせる人は言葉えらび、使い方がとても上手なのではないでしょうか
女子高生とキャバクラ嬢の話でここまで引っ張ってしまいましたが
言葉ってやっぱり面白なというお話でした
