鳥と魚と僕とポーク
実るほど頭を垂れる稲穂かな
なりたい職業ランキングの1位に『公務員』がランクイン。YouTuberが転落
なりたい職業ランキングに『YouTuber』がランクインした時は正直驚きでした
有名なYouTuberがどんどん輩出されて事務所まで設立され
YouTuberはタレントや芸能人のようなポジションを確立しました
今でもYouTuberの数は増加しているかと思いますが
YouTuberのみならず”インフルエンサー”という形でインスタやTikTokなどをメインに活動する人も出てきました
そんな時代が広がり一気にYouTuberの人気は上昇しました
そこから「YouTuberになりたい！」という子供達が増加し『なりたい職業ランキング1位』を獲るほどに
色々な職業がある中でYouTuberという職業は芸能に近いのかなと思います
パソコンやスマホ、テレビで見ているものは表面にしかすぎません
その裏側はほぼ見ることはできません
やってみるとわかることですが自分でお金を稼ぐということは容易なことではありません
視聴者側の時は「楽しそう」「面白そう」「自分にもできそう」
そんな感覚を持ってしまうかもしれませんが
実際にやってみるとかなり大変なことがわかります
投稿した動画の中で自分の意図と違う解釈に取られて炎上してしまうなんていうこともあります
今回なりたい職業ランキングの1位に公務員が選ばれたということは
つまり『安定な生活』を求めている人が戻ってきたのかなと思います
人気者になりたいだとか
面白いことをしたい
という気持ちから安定した生活を送りたいと考える人が増えたのかなと思います
経済学者の成田悠輔さんがおっしゃっていました言葉がありまして
『ほとんどの人間にとって人生はそんな大したものにはならない』
とおっしゃっていました
芸能人は約6万人ぐらい
プロのスポーツ選手は全競技を含めて約1万5000人ぐらいでしょうか
会社の社長は約500万人ほど
世間一般的に有名人だったり凄い人みたいなジャンルに含まれるような方々
他にもYouTuberやeスポーツ、プロ棋士、プロ雀士などなども含めて
少し多めに考えて650万人ほどだとしましょう
日本人口約1億2000万人の中で有名だとされるジャンルは650万人とすると
残り1億1350万人の人はそれ以外ということになります
そう考えると成田さんの言葉の説得力と言いますか
凄みみたいなものがお分かりいただけるかと思います
実際はもっと多かったとしても8割ほどの人々は”大した人生”にはならないということになります
YouTuberも色々とトラブルがあったりするので
少しずつそういう面が見え始め現実的に考えるようになったということでしょうか
近年より一層”現実主義”的な感覚を持っている人が多くなっているように感じます
言い換えると大きな夢などを持たない人とも言えます
そういう夢を持たない人が増えてきているように感じます
もちろんそれが良い悪いという話ではありません
ただそういう人が増えてきているということは新しいものが生まれにくくなるのかなという気持ちもあります
夢を持ち熱い気持ちを持って日本に新しい技術を生み出していく人が出現しにくいのかなと
日本経済は30年もの間停滞を続けていると言われています
この停滞した日本経済を破壊してくれるような人が現れて欲しいという気持ちを考えると
なりたい職業が『公務員』というのは少し寂しいなと感じてしまいます
しかし
今の日本経済を考えると安定した収入を求めてします気持ちはよくわかります
物価は上がり高齢者はさらに増え社会保険料も増加することでしょう
年金はほぼもらえず労働年齢はさらに上がる一方で賃金は増えない
そう考えると安定した職業を選ぶことは今の時代では賢明な判断なのかなと思います
とはいえ本音は
今や芸能人と同じような存在のYouTuberもいますから
そういう人もどんどん増えていってほしいなと思います
頼まれたことを忘れてしまう人
今日午前中にある人に
「このことを調べておいてください。夕方には必要になるので夕方までにお願いします。」
と一つの仕事の依頼をしました
そこから調査の結果報告を待っていましたが
16時頃になっても報告がなかったため
報告を忘れているのかと思い
「朝お願いした調査はどうなりましたか？」
と聞いてみると
「あ！すみません！忘れてました」
という答えが
この方いつもそうで
自分の仕事はできない
お願いしたこともできない
という方でして
批判を恐れずにいうと
「健忘症なのかな」と疑いたくなるほどです
物事を忘れてしまう人というのは
その人の中で「重要性が低いもの」という位置付けにしてしまうのだと思います
優先度を勝手に下げてしまうというのは仕事をお願いする側としてはとても不安になってしまうものです
16時に確認した時点で忘れていたので
僕が聞かなければきっと今日中にすることはなかったでしょう
もっと言うと“一生”やることはなかったでしょう
一々相手にしていてはこっちのストレスが溜まってしまうので
あまり関わらないようにしているのですが
仕事なのでどうしても関わらなければならない部分というのはあります
渋々関わり合いますがこうなることがほとんどで周りの人間からの評判もよくありません
なぜすぐに忘れてしまうのでしょう
なぜ後回しにするのでしょう
もちろん「すぐにやれ」ということではありません
ただメモを書いておくとか何か忘れないための工夫をすべきなのではないかと思います
メモを書いてもそのメモを忘れてしまうなんていうトリッキーなパターンもあるわけですが
自分の仕事だと認識していない
やるのが面倒くさい
他に優先すべきことがある
など色々と理由はあるかと思いますが
「できないなら先に断ればいいのに」とかマイナスなことしか頭に浮かんできません
最近SNSで
『今すぐ離れるべき人間』
みたいな感じのメンタルケア動画みたいなものがありますが
そこに出てくるタイプの典型です
期待するつもりは一切ありません
となると
諦めるしかなさそうですね
「パワースラップ」というビンタし合う競技があるのご存知ですか
アメリカで始まり今では日本でも開催されている競技です
内容はというと
“slap”の名の通り
ただただビンタをし合うだけ
僕には何が面白いのか全くわかりません
競技や格闘技というと
体力や技術などその人の知識や能力、センスのぶつかり合いみたいなものが魅力だと思います
それに比べるとパワースラップの場合
体力や筋力などはとても重要になりますが
それ以外は『ただ根性』という感じがしまして
パワースラップのルールですが
- ビンタは目の下から顎の上まで
- 手のひらで相手の顔を運んではならない
- 手と顔が同時に接触するようにしなければならない
- ひるんだり肩を上げたり顎を引いたりしてはいけない
などがあるようです
格闘技と同じように階級があり耳栓やマウスガードの着用義務があるなど
競技としてきちんとルールはあるようですが
結局「我慢比べ」の根性試しのような気がしまして
鼻血を流したり
歯が折れたり
頬骨が折れたり
相手のビンタを受ける競技ですから防御もしないのでそういうケガはなくならないでしょう
また脳への障害も気になるところです
パンチドランカーという言葉もあるように
脳に障害が発生すると日常生活にも大きな影響を受けてしまうことになります
格闘技によってはなるべく相手の打撃を受けないというところに重きを置きますが
パワースラップに関しては全くの逆といいますか
『モロに受けて立っていられるか』
ということが主体なのでパンチドランカー率は大幅に上がりそうな気がします
子供の頃から格闘技は大好きでよく見ていましたがパワースラップに関しては全く面白さがわからず
むしろ危険だから辞めた方がいいんじゃない
という気持ちさえあります
頭の悪い学生とか学校でやりそうですし
調子乗ってやって取り返しのつかないケガして
みたいなことにもなるんじゃないかなと
そもそも練習とかってあるのでしょうか
ボクシングや総合格闘技などはサンドバッグを使ったり相手とスパーリングして擬似試合みたいなことができますし
シャドウボクシングのように一人で練習することもできます
しかしパワースラップの場合
筋トレはできますが「誰かにビンタされる練習」なんてするのかなと
まぁ参加者のほとんどが格闘技経験者だと思いますのでそこまで気にすることではないのかもしれませんが
何か大きな問題にならなければいいのですが
ただパワースラップの魅力ってなんだろうと思い書いてみました
