今日は雑談記事です!
昨日は映画でちょっと残念な思いをしましたが、今日観た『パーフェクトデイズ』はホントにパーフェクトな映画で、『観てよかったぁ~」としみじみ思いました。
『パーフェクトデイズ』はヴィム・ヴェンダース監督が東京を舞台に撮った映画で、役所広司扮する生真面目で静かな男の平凡な暮らしを描き出します。
でも、すべてのシーンが芸術写真のように美しくって、なんでもない街の通りや、アパートの台所、少女が腰掛けるベンチに思わず目を奪われてしまいます。
キャストも超豪華で、ひと言も喋らないホームレスの田中泯、『朝日のあたる家』を歌うスナックのママに石川さゆり(演歌歌手がアニマルズを歌っているわけだがこれが超よかった!)、公園で猫を抱く姿が一瞬だけ映る研ナオコ、写真屋の親父になぜか米文学者の柴田元幸と、よく見ていないと見逃しちゃうような場面にいい役者が惜しみなく使われています。
そして音楽。
ベルベット・アンダーグラウンド、オーティス・レディング、ルー・リード、パティ・スミス、ローリング・ストーンズにヴァン・モリソン。監督が自分で選曲したという名曲の数々が、主人公が仕事(公園のトイレ掃除)のために小さなワンボックスカーで東京を移動するたびに流れてきて、ボクの好きなロードムービー風にもなっていました。
平凡な男の日常は、小さなさざ波を立てながらも過ぎていくのですが、ラストシーンの役所広司の演技の素晴らしさといったら!
これは絶対におすすめ映画です。
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FXトレード修行中!
まだ途中だけど、昨日から今日にかけて、日中のドル円相場でまったく目線が合わない。
まったくどうしたらいいんだ。
最低ロットだから退場は免れてるけど、こうやって何度も何度も負けているうちに、少しは上達するのかなぁ・・・。
何がいけないのか振り返ってもわからないのが問題なんだと思う。
はぁ。くじけはしないけど、ずっと足踏みしてる感じがするなぁ。
乃木坂太郎の傑作マンガ『夏目アラタの結婚』が実写化されて、映画館には行きそびれたのを残念に思っていたのですが、ようやくアマプラで配信されたのでさっそく観ました。
やっぱり乃木坂太郎作品の実写化は難しいなーというのが感想です。
主人公の夏目アラタ役を柳楽優弥さんが演じていて、大好きな俳優だし、思いつく俳優の中ではベストなキャスティングだと思いました。
でも、この作品で最も重要なのは品川真珠なんです。黒島結菜さんが演じていて、顔の感じなんかはよく似ていたのですが、いかんせん作中の品川真珠のモンスターぶりを再現するのは至難の業だったなぁ。
それから、原作はさまざまな脇役にもストーリーがあって、ちょっとした群像劇でもあるのですが、2時間弱の映画に収めるにはその大部分をカットせざるを得ず、すごくいいエピソードが劇中で表現されなかったのも残念でした。
こうした欠落によって、原作のストーリーを再現することができず結末を変更していたことは、おそらくやむを得なかったのだと思います。
その副作用として、裁判長、検事、児童相談所長、死刑囚マニア、といった重要人物のキャスティングがかなり違和感のあるものになっていました。
一つだけちょっと不満を言えば、音楽です。
せめてもう少しいい音楽を当ててほしかったなぁ。2時間ドラマのBGMみたいで、これには興醒めでした。
個人的に観てみたい『夏目アラタの結婚』のスタッフとキャスティングは以下です。
・夏目アラタ:柳楽優弥
・品川真珠:外見が木村文乃で、演技力が大竹しのぶ級の人
・弁護士:松坂桃李
・検事:宮沢和史
・裁判長:伊東四朗
・児童相談所長:西田敏行
・アラタの同僚(桃ちゃん):丸山礼(映画と同じ)
---
・監督:ブライアン・デ・パルマ
・音楽:モーツァルトかバッハ。ハンス・ジマーでもいい。
なんか我ながらめちゃくちゃな要求だけど、こうして制限なしに考えてみても品川真珠役が見当たらない。
やっぱり難しいなぁ。
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FXトレード修行中!
今日は指標もないしめぼしい要人発言もなかったから、ドル円は夕方の急落からすぐにV字回復した動き以外は比較的静かだった。
そういう日にトレードしていて気づいたのは、ボクはまだまだ「木を見て森を見ず」になりがちというか、値動きを目で追っているうちについ視野が狭くなる問題があるということです。それが起きると近視眼的になっているから、エントリーできるとこ探しをしてしまって、小さいレンジの天井を上昇トレンドだと思い違いをしたり、ちょっとした幅の下落を戻り売りの好機だと勘違いしたりしてしまいます。
スキャルピングをするつもりでやっているとはいえ、目先の利益に気を取られすぎているんだと思います。
反省反省。
日本人作家として初めて英国のダガー賞を受賞した、王谷晶の『ババヤガの夜』を読みました。
序盤で描写される暴力が凄すぎて、「これ最後まで読んでボク大丈夫かな」と不安になり、一度は読む手を止めてしまったのですが、長時間電車に乗ることがあったため、読むのを再開したら結構あっという間に読んでしまいました。
登場する悪役が人を脅す場面で語る拷問のアイデアが怖すぎるんですよ。主人公やその味方がそんな目に遭ったらどうしようと、ほんとに恐ろしくなっちゃって、「ここから先は読めないよう!」となってしまったのでした。
ただ、主人公の人物造形はあまり他でお目にかかったことがないようなタイプの女性で、闘争本能のままに暴力を振るう格闘シーンはすごくかっこよくって、とても好感が持てました。
それから、主人公と行動をともにする女性との関係は、作品中でも書かれているとおり名付けようのないもので、シスターフッドを描いた作品としていいなーと思いました。
ストーリーを読ませる仕掛けもちょっと凝っていて、読み進めながら「ん?どういうことだ?」と思いながら読むと、「あ~、なるほど」と思わされ、うまく騙された感じがするのも良かったです。
王谷晶の作品を読んだのはこれが初めてでしたが、ボクの大好きな映画『テルマ&ルイーズ』にも通じるような、女同士の相棒譚として、『ババヤガの夜』は魅力的な小説でした。
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