
こんにちは、soda blueです。
今日は、バレッタづくりの制作日記をお届けします。
今回使ったのは、自分で作ったバレッタ用のシリコンモールド。
その中に「これは海モチーフにしよう」と思っていた形があって、挑戦してみました。
表面には波のような模様が入っていて、光を当てると反射でゆらめくように見えるのもポイントです。
(試しに真っ白なレジン液で作ったときの写真がこちら ↓)

ブルーの海とピンクの海、両方を作ってみたのですが、今日はピンクの海の制作過程を書いていきます。


まず、モールドにレジン液に浸した星砂やラメ、ホログラムをランダムに配置。
一度硬化します。


次に、ピンク色の海をイメージした低粘度の着色レジン液を少しずつ注入。
グラデーションになるように調整しながら、モールドの8割くらいまで入れたら両面をしっかり硬化させます。


モールドから取り出したら、まだレジンが熱いうちにバレッタ金具のカーブに合わせてクリップで固定。
冷めるまで置くと、レジンがきれいに曲がってくれます。

その後、やすりでバリを取り、裏側に白いレジン液を少しずつ塗って硬化を2〜3回。
背景に白を入れると、クリアカラーがよりはっきり見えます。

そしてバレッタ金具を取り付け。
このとき、レジンが少し真っ直ぐに戻ってしまうので、再びエンボスヒーターで温めて、熱いうちにカーブを合わせてクリップで固定します。

冷めたらレジン接着剤でレジンと金具をしっかり接着。さらに両端の部分をレジンで巻き込むように補強して、裏側も滑らかに整えます。




最後に全体をコーティングして完成です。


今回の一番のポイントは「ピンクの海の色づくり」。
なかなか思った通りの色が出せず、色を調べるアプリ「色しらべ」を使ってみました。
画像から色を解析してくれるのですが、私はそのCMYKの数値を参考に、着色剤を混ぜ合わせて作りました。
C = シアン
M = マゼンタ
Y = イエロー
K = ブラック
手持ちの着色剤は多くないけれど、この4色をベースにすればかなり自由に色が作れるのが嬉しいところ。
想像で混ぜるよりもずっとイメージに近づけることができました。


ピンク色の海のバレッタ、完成するととても華やかで優しい雰囲気になりました。
Creemaとminneで販売中です。見ていただけたら嬉しいです。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
soda blue
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