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会社としては、属人化を解消し、業務平準化にしたいらしいですね。
そんな未来はくるのでしょうか?
今日は「人間の慣性と真価―属人化の見方」のお話です。
特定の業務や知識・スキルが特定の個人に依存してしまっている状態
他の人が業務内容を理解できず、改善が困難になる。
ノウハウが失われたり、業務が滞る可能性。
特定の人に仕事が集中し、過労やミスの原因になる。
休みづらい、責任が集中する。
担当者が熟知しているため、判断や処理が速い。
特定分野に深く精通した人材がいると、質の高い成果が出やすい。
マニュアルにない状況でも、経験と勘でうまく対応できる。
一人の担当者が継続して対応することで、強い信頼関係が築ける。
担当者に権限が集中していることで、社内の意思決定が速いこともある。
一概に属人化の解消と言っても、メリットとデメリットが当然あります。
こうして見比べてみると属人化は悪だというわけでもない。
どうして人は白黒はっきりしたがるのでしょうか。
白と黒が交わっているグレーゾーンもあるはずです。
グレーゾーンがないと息が詰まるような気がします。
世間一般で言われる属人化の悪いところは、業務のブラックボックス化を利用した悪質性が高い仕事の仕方をしているところではないでしょうか。
なぜそんなことをするのでしょうか。
わざとブラックボックス化にし、他の人からはなにをしているかわからない状態をつくり、口癖のように「忙しい」を連呼する。
他の人はその業務の状態がわからないから、その「忙しい」を信じるしかない。
その「自称忙しい」人が異動や退職になったあとでその業務を引き継ぐと、全然大したことをしていなかったりする。
「忙しい」とはなんだったんだろうか?と思い知らされる。
本当に忙しい人曰く、「本当に忙しい人は忙しいと言う暇もないんですよ」と。
属人化の闇は思ったよりも深い。
属人化が悪いと言うよりも、属人化を隠れ蓑にしている人が悪い。
そういう人ほど何かしらの権力を持っていたりする。
隠れ蓑を外そうとすると恨みを買う。
隠れ蓑を外そうとする人に攻撃的になる。
力が無いものには抗えない。
情けない話だが、それが現実だ。
だから数字化で対抗する。
属人化を隠れ蓑にしている人ほど数字化の力に弱い。
数字化されると見せたくないものが見えてくるからだ。
成果を数字化して見える化されると困るのだ。
居心地が悪くさせるのが小さな抵抗の第一歩となる。
会社の利益のために数字化して見える化することに上層部が反対することはない。
じわりじわりと追い詰める。
そうしないと周りの力無き者が潰される。
頑張っている者が報われない。
会社の窓を開けて、新鮮な空気を取り入れるかのように、風通しを良くしよう。
そして隠れ蓑にしていた者もやらざるを得ない環境を作り出すのだ。
隠れ蓑にしていた者も力が無いわけではない。
長年の属人化の波に溺れて、ぬるま湯のごとく居心地が良くなってしまっただけだ。
良くも悪くも人間は慣れてしまうのだ。
良くも悪くも・・・ね。
属人化という言葉だけで人を排除するのではなくて、人としての見極めが大事だと思うのです。
どんなことでも使い道の良し悪しで変わるもの。
どんなに素晴らしいものを作っても、悪用すれば悪いものに変わる。
使う人の真価が問われる。
属人化も見方が変わればスペシャリストになる。
どう扱うかで変えていけるかもしれません。
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