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佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)/千谷一也(ちたに・いちや)役
僕が一番大好きで最も尊敬している久保監督から「この作品を一緒にやらないか?」とオファーを受けた時、断る理由が見つかりませんでした。企画から数年経ち、ようやく実現した映画化に僕を指名してくれた事、本当に嬉しかったです。
僕が演じる一也は普段の僕とは真逆の見た目や性格でした。だからこそ演じ甲斐がありましたし、役作りやどんな作品にしたいかなどを監督と密に話し合い共に作りあげていきました!
相手役の橋本環奈さんは本当に素晴らしい女優さんで、彼女以外務まらなかったんだろうなとも感じました。
現場は毎日楽しく最高なチームワークで撮影に臨ませていただきました!!
最強のスタッフが集まった久保組に新しい僕を引き出してもらえた気がします。自信作です!!
橋本環奈/小余綾詩凪(こゆるぎ・しいな)役
今作で演じさせて頂いた小余綾詩凪は一見普通の高校生なんですが実はその心の底に深い葛藤と悩みを抱いている人気作家という役でした。
過去作で高校生役は数多く演じさせて頂きましたがクラスに職業作家が二人いるというリアリティの有りそうで無さそうなこの役はある種新たなる挑戦でもありました。
そんな詩凪と佐藤大樹さん演じる千谷一也が仲間とどう葛藤を乗り越え、また小説を紡いでいくのか久保監督演出の素晴らしい映像美と共に是非ご注目頂きたいと思います。
監督:久保茂昭(くぼ・しげあき)
PROFILE 1973年生まれ。学生時代からPVやCMの制作現場に出入りし、そこで出会った高橋栄樹に師事する。1997年に映像制作会社クランプス入社。2002年からフリーランス。手がけた主なアーティストはEXILE、安室奈美恵、DREAMS COME TURE、三代目J Soul Brothers、GENERATIONS from EXILE TRIBE、YUI、黒木メイサ、中島美嘉、加藤ミリヤ、倖田來未、伊藤由奈、HOME MADE 家族、BENI、島谷ひとみなど。500作品以上ミュージック・ビデオを監督。映画『HiGH&LOW』シリーズでは邦画で類を見ない圧倒的なアクション映像で高い評価を得ている。
COMMENT 小説という能動的な美しい文体の芸術を映像という受動的な芸術で挑戦していく。
この小説との出会いは僕にそんな夢を与えてくれました。
この映画は4人の若者が物語を『綴る』ことによって純粋であるがゆえに、喜び、苦しみ、仲間同士の中に存在する様々な気持ちの葛藤。
それら全てを受け入れる自分の器の大きさ、自分自身と出会う物語です。
生きていく中で何かを感じたらまずはそれを綴って欲しい。
自分の器の限界、人生に行き詰まりを感じたとき、自分が世界に発信したいものができた時、その子の背中を押してあげる映画を作りたいと思いました。
原作:相沢沙呼(あいざわ・さこ)
PROFILE 1983年生まれ。埼玉県出身。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。
2011年「原始人ランナウェイ」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作、2018年『マツリカ・マトリョシカ』が第18回本格ミステリ大賞の候補作となる。
2020年に発表した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』は『このミステリーがすごい!2020年版』(宝島社)、『2020本格ミステリ・ベスト10』(原書房)のW1位、「2019年ベストミステリー」(Apple Books)に選ばれ三冠を達成、また2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞の候補作品に選ばれる。
繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。
COMMENT 小説を書く、という、ただそれだけのお話です。けれど、そこには創作の過程で生まれる数多くの困難と挫折が立ちはだかります。原作小説を書く際には、『小説を書くこと』という題材のために、小説ならではの表現、小説だからこその構成を、自分なりに追及して執筆しました。つまり、これは映像化されることなんて、まるで考えていないお話でした。青春小説とは名ばかりの、暗澹とした心理描写が延々と続くというこの作品は、あまり映像化には向いていないのかもしれません。それにもかかわらず、の映像化ですから、恐らく、そこには作中物語と同じように、多くの困難とドラマが立ちはだかったことでしょう。主演のお二人をはじめ、監督やスタッフの皆さんが、どのようにこの困難に立ち向かい、そしてどのような映像作品へと変換されたのか。生まれる物語を、楽しみに待ちたいと思います。
原作情報はこちら コミカライズ『小説の神様』(漫画:手名町紗帆)は、
電子雑誌「少年マガジンR」/アプリ「マガジンポケット」で、
絶賛連載中!!
小説の神様①
原作:相沢沙呼/漫画:手名町紗帆
刊行日:2020年3月17日(火)
判型:B6判
価格:本体660円(税別)
コミカライズ情報はこちら ━ THEME SONG ━
主題歌は、鷲尾伶菜/E-girls
ソロプロジェクト 第一弾
「伶」 の「Call Me Sick」
主題歌:伶
●本作の主題歌に起用された感想
ソロとして皆さんに聴いていただける最初のきっかけが、映画『小説の神様』の主題歌と聞き、本当に嬉しかったです。この映画に少しでも花を添えられるよう精一杯曲を届けたいと思います!
●楽曲に込めた思い
映画を観させていただいて、凄くこの時代ならではの問題や抱える痛みなどが伝わってきたので、少しでもポジティブに変えられるような楽曲にしたいと思ったのと、エンドロールまで聴いて観て帰ってもらえるようにと心を込めました!
●ソロデビューして初の新曲となることへの意気込み
初の新曲が映画の主題歌に決まって本当に嬉しいです!ソロとしていいスタートが切れたかなと思っています。映画のエンドロールに合わせて選曲したので、主人公二人の感情に寄り添って聴いてもらえたらと思います。
主題歌「Call Me Sick」
伶
作詞:Kaz Kuwamura
作曲:Kaz Kuwamura Shotaro 姜藝利
編曲:Shotaro
(Sony Music Labels Inc.)
━ INSERT SONG ━
挿入歌には、シンガー・女優としても
活躍するLeolaと、
16歳の新人アーティスト琉衣が決定!
- 挿入歌「こんな世界にしたのは誰だ」
伶
作詞:ケリー
作曲:野村陽一郎
編曲:野村陽一郎
(Sony Music Labels Inc.) - 挿入歌「ないものねだり」
Leola
作詞:いしわたり淳治
作曲:sent tent
(Sony Music Labels Inc.) - 挿入歌「Lucky Me」
Leola
作詞:Kanata Okajima
作曲:sent tent
(Sony Music Labels Inc.) - 挿入歌「一輪の花」
琉衣
作詞:Chica
作曲:Chica, Dirty Orange
(LDH Records) - 挿入歌「枯れゆく声」
琉衣
作詞:Chica
作曲:Chica, Mitsu.J
(LDH Records)