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さちゅりこん2――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ある夜、風あらく雨降りて、人音まれなる時を見合せ、乙女が案内をして、男をつれて、我が親のかたに立ち入り、夫婦のねられしうへに、畳を置きかけ、このくるしみの内に、少しの貯べ物を盗み、帽づたひに、にげ行 きしに、この大悪、いづくまでか遁がるべし…

はてなブックマーク - 何の因果か

Ondrej Adamek -Ca tourne ca bloque Ondrej Adamek のCa tourne ca bloque(回って止まって)は、結構演奏されているようだ。youtubeに複数の演奏があがっている。この曲は、冒頭、メイド喫茶の店員の言葉と思しき音声から始まっていて、そこに弦楽器が模倣…

はてなブックマーク - いらっしゃいませ、こんばんは↑

はてなブックマーク - 大学祭1

卒論中間発表会

はてなブックマーク - 卒1

「これはたいへんだ。恐竜とこの島に同居するのでは、たいへんだ」 「やっぱり恐竜は人間をくうんだね。そこまでは考えなかった」 「人間をくうとは、まだはっきり断定できないだろう」 「いや、あの小さい総督が今いった話によると、ラツールとかいうフラン…

はてなブックマーク - 恐竜としての理念

夜半に、善右衛門、俤を顕はし、わが女房に、心を残さず、まざまざと語りければ、夢のうちにも胸をさだめ、目覚めて、 なほ一念やめず、枕にかけし長刀取りのべ、蔵にかけ入り、 善助・善吉・善八を、 漏らさず切りすゑ、二歳になりし男子を、姥が添へ乳をせ…

はてなブックマーク - 不孝の方便

聞く人、涙にくれて、「この藤助が身の難儀は、皆、親の言葉に背きし、罰ならん」と、おもひやりぬ。 親の言葉に背いたことがすべての不幸の原因でないことぐらいみんな知っているわけであるが、そう言ってしまうことで、かえって、その因果の関係に不可思議…

はてなブックマーク - 詐欺師への顛落

とても運がれぬ道をいそがせ、首打つての暁の日、親の様子を聞きて、隠れ身をあらはし出けるを、そのまま、これもうたれける。 何国までか、一度はさがさるる身を、かくしぬ。 「旅行の暮の僧にて候」は、すさまじい娘の話である。子ども時代、雪に困った僧…

はてなブックマーク - 生きたふり

後は、三百よ人の組下、石川が掟を背、昼夜わかちもなく京都をさはがせ、程なく搦捕れ、世の見せしめに七条河原に引出され、大釜に油を焼立、是に親子を入て煎れにける。其身の熱を七歳になる子に払ひ、迚も遁れぬ今のまなるに、一子を我下に敷けるを、みし…

はてなブックマーク - 日米便乗型暴力論

はてなブックマーク - 日曜日、時の崖

早晩国の地位を判断するには正義人道を以てする時が来るのである。近頃は何れの国でもその心事を隠すことが出来ない、国民の考えていること、政府の為したことは、殆ど総て少時間の後に暴露し、列国環視の目的物となる。そこで世界の各国が一国を判断する時…

はてなブックマーク - 軽薄さ、その問題の中心

うちの庭の蛙、人の言うことを聞いていないし、空気を読まず虚無にむかってとびあがったりするので合理的配慮が必要だ。

はてなブックマーク - 虚無への跳躍

明智は訳の分らぬ不安を感じて思わず立上ろうとした。 と、その途端、恐ろしいことが起った。ノロノロと歩いていた怪物共が、突然矢の様に走り出したのだ。そして、アッと思う間に、一飛びで、明智と波越警部のまわりを取り囲んでしまった。四つの白く光るも…

はてなブックマーク - 仮面の思想

数十年後、老いたる女乞食二人、枯芒の原に話している。一人は小野の小町、他の一人は玉造の小町。 小野の小町 苦しい日ばかり続きますね。 玉造の小町 こんな苦しい思いをするより、死んだ方がましかも知れません。 小野の小町 (独り語のように)あの時に…

はてなブックマーク - 地方復権幻想

「昨日の葡萄はおいしかったの。」と問われました。僕は顔を真赤にして「ええ」と白状するより仕方がありませんでした。 「そんなら又あげましょうね。」 そういって、先生は真白なリンネルの着物につつまれた体を窓からのび出させて、葡萄の一房をもぎ取っ…

はてなブックマーク - 一房の葡萄

明くる朝、飯も食はずに上甲板へ出て見たら、海の色がまるで變つてゐるのに驚いた。昨日までは濃い藍色をしてゐたのが、今朝はどこを見ても美しい緑青色になつてゐる。そこへ一面に淡い靄が下りて、其靄の中から、圓い山の形が茶碗を伏せたやうに浮き上つて…

はてなブックマーク - 戦艦趣味

をりふしの兼題に、「還咲きをかしあしたの花の陰に、哀れに可惜き物。初霜の朝に四人泣くは、悲しき物。 世のなかに、あればいやな物、なければほしき物。はじめ懼ろしく中程はこはく、後はすかぬもの。時雨の夜は 、跡あけくれ 先のしれぬ物」。 この五つ…

はてなブックマーク - 浮世念仏のつれ声、艶しく殊勝に思ひ入り

その後は、独り家に残れど、夫になるべき人もなく、五十余歳まで、ある程を皆になし、親の代につかはれし下男を、 妻として、所を立ちさり、片里に引き込み、一日暮しに、男は犬を釣りをれば、おのれは髪の油を売れど、聞き伝へて、これをかはず。けふをおく…

はてなブックマーク - 道徳と再生装置

しらぬ事とて、是非もなし、文太左衛門は、手近なる撞木町に忍び入りて、正月買ひと浮かれ出し、あまた女郎を聚め七草の日まで、 一歩残らず撒き散らして、不首尾あらはれ渡り、宇治の里に、立退きしが、かの、二人の親の最後所になりて、足すくみ、様々身を…

はてなブックマーク - 人生の執行者

土曜日校務をガンバル

はてなブックマーク - 土曜日校務

堀口大学は越後長岡の藩士の家に、父九万一の東京帝国大学に遊学中、その本郷の寓に生れたといふ。僕と同じく明治二十五年生であるが、彼は一月僕は四月で僕より百日の長である。ともに十九歳の一日、新詩社の歌会で落ち合つたのが初対面で与謝野晶子さんに…

はてなブックマーク - ものの世界と分身

夫人は、ロボットの手から、腕を抜こうとした。男は、肩の骨の上から抱えられて、右手で、ベッドの枠を握りながら、全身の力で、抜出そうともがいていた。夫人は、脚で、空を蹴ったり、ロボットを蹴ったり、顔を歪めて、恐怖の眼を剥出して、 「誰か、誰か――…

はてなブックマーク - ロボットの霊魂の行方

なほ長生きを恨み、諸神・諸仏をたたきまし、「七日がうちに」と、調伏すれば、願ひに任せ、親仁眩瞑心にて、各々走けつけしに、笹六、うれしき片手に、年頃拵へ置きし、 毒薬取り出し、「これ、気付あり」と、素湯取りよせ、噛み砕き、覚えず毒の試みして、…

はてなブックマーク - 大衆・個人・棒

堕落せよ、男子が堕落しつつある間どこまでも平等に平行線をなして堕落せよ。女学生の堕落や質は進化にして誠に以て讃美すべしとせん、讃美すべきかな。 ――北一輝「国体論及び純正社会主義」 そういえば、坂口安吾の堕落はどこか抽象的な感じがするけれども…

はてなブックマーク - 堕落

何やかや取集て。四百色ほどひろひたる。亭主きもをつぶして。珍敷お客と。近所の衆に語れば。是ためしもなき事也。はるばる正直にくだる心ざし。咄しの程に。ひろはせよと。小判五両出し合。ひろはせける。それより次第に。ふつきとなつて。通り町に屋敷を…

はてなブックマーク - 正直な鏡

ひとりすぎ程。世にかなしき物はなし。河内のくに。平岡の里に。むかしはよしある人の娘。かたちも人にすぐれて。山家の花と所の小哥に。うとふ程の女也。いかなる因果にや。あいなれし男。十一人まで。あは雪の消るごとく。むなしくなれば。はじめ恋れたる…

はてなブックマーク - 私的唯物論

今はむかしのごとく。継母髪をのばし。いたづらを立。世にさかゆる時。まゝ子の幽霊きたつて。軒端より。息吹かゝるに。母のかしらにくはゑん燃付。いろいろけしてもとまらず。形も残ずなりぬ。 報復譚の一つである「執心の息筋」は、報復が最後に急激に起こ…

はてなブックマーク - 報復+1

はてなブックマーク - 秋ですね

美女は身の敵と。むかしより申傳へし。おもひあたる事ぞかし。 こんなせりふで始まる「闇がりの手形」であるが、人殺しの罪人がどうしてもと言われて女を連れて逃げたら、木曽の街道で「木曽の赤鬼」(←誰なんだよ)がその女に惚れてしまい、宿を襲撃して女…

はてなブックマーク - 陰惨さと罰

よくよく見れば。麻古といふもの也。[…]ことにたのしみは。身のうちのかゆさ。云ねど。自然としりて。思ふ所へ手をさしのべ。其こゝろよき事。命も長かるべし。今世上にいふ。孫の手とは是なるべし。 孫の手は、マコという動物が坊主の痒いところを掻いて…

はてなブックマーク - 孫の手と東京文体
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