厚木で仕事があり、乗り換えのため新宿駅を利用した。せっかくなのでラーメンを食べようと思い、インターネットで調べた所、『らぁ麺はやし田 新宿本店』の評価が高かった。
ちょうど、藤原製麺の新作袋麺、『らぁ麺はやし田 醤油らぁ麺』を買った所だったので、店のラーメンと袋麺の食べ比べを行った。
*店のラーメン
らぁ麺はやし田新宿本店 醤油らぁ麺 900円


行列ができていたので10分程待ってから入店。
醤油らぁ麺は澄んだスープの上に丸いチャーシュー、その上に刻みネギが配されており、見た目的にも美しい。
スープは醤油ベースで鴨ガラと大山鶏の丸鶏出汁。出汁の旨みが強く、一口飲んで美味っと声が漏れた。
麺は全粒粉を配合した細麺で蕎麦を思わせる独特のコシ、風味がある。
チャーシューは豚肩ロースと鶏むね肉の二種類。流行りの低温調理で旨みをぎゅっと閉じ込めている。
メンマは長くて食べ応えがある。刻みネギが良いアクセントになっている。
オーソドックスなすっきりした醤油ラーメンの材料をえりすぐってブラッシュアップしたラーメンだ。これで900円は安い。
*袋麺
らぁ麺はやし田 醤油らぁ麺 製造者:藤原製麺 価格221円(ヨドバシ.com)


スープは醤油ベースのチキン出汁。甘めで油分たっぷりでコクがある。
麺はノンフライの縮れ平角細麺。ツルツルシコシコした食感でコシが強い。
スープはやはり大山鶏出汁ではないので、美味っ!と驚く程ではないが普通に美味い。店よりは安い材料でニュアンスを上手く再現した感じだ。
麺は全粒粉独特の旨みはないが、これはこれでクオリティが高い。
私は、店のラーメンと袋麺の価格差は、具の有無と店員の人件費に拠るもので、スープはどちらも同じだと思っていたのだが、スープにかけられる原材料費も異なっており、スープも店の方が美味いことが分かった。
価格が4倍も違うので、コラボ袋麺なんか出しちゃったら、それで満足してしまって店に行く人が減るのではないかと危惧していたのだが、めっちゃ美味しいラーメンが食べたい時は店のラーメン、安価に美味しいラーメンが食べたい時は袋麺とすみわけが出来ており、私の危惧は杞憂だった。
逆に言うと、袋麺ではうちの味を再現しきれないという自信がある店だけが、コラボ袋麺を出しているのではないだろうか。
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