
昨日の夕方、急に39度以上の高熱が出たさくらさん。一夜明けて37度台まで下がり、座薬は回避。ありがたいことにパルスオキシメーターも、なんとか数字を出してくれた。
ただし手足の先は、まだほんのり紫色。
目は開いてるのに、反応なし。最近はまぶたが閉じきらないことも多く、宙を見てるから起きてるのかと思えば、完全に寝てるときもある。
ただし、みーちゃんを近づけたときに黒目が追った瞬間は、「あ、今は起きてた!」とわかった。
朝の訪問看護で渡されたのは、「在宅で看取る家族へのパンフレット」。
これからの体の変化や家族の接し方について説明があり、同意書も預かった。
ちょっと重いけど、知っておくのは大事。
亡くなった後のケアも清拭や洗髪、化粧までしてくれるそうだ。
お化粧は葬儀社の方でされるのかと思ったが、在宅での看取りは、ここまでしてもらえるのか。
あわせて、「24時間いつでも、ささいなことでも遠慮せず連絡を」とも。
それに、訪問看護だと、さくらさん一人に向き合う時間を、じっくりとってもらえるのも良い点だ。
夕べも訪看さんの事務所では、「娘さん大丈夫だった?」とみんな心配してくれたそうだ。
昨日、調剤薬局で不足していた座薬も、訪看さんが点滴をもらいに行くついでに取ってきてくれた。
それに、オムツを買いに行きたかったのだけど、さくらさんのそばを離れるのはためらわれる。訪看さんが点滴に来た時に、「今行ってきてください!」と言ってくれ、出かけることができた。
本当にありがたい。
午後はケアマネさんの訪問とかかりつけ医の往診。
介護保険の残りで訪看さんの来訪がまかなえるか、再認定はどうするか、という大事な打ち合わせ。
主治医の先生が来てたときは、さくらさんも穏やかで安心したのに、その後また38度台。でも、タイミング良く、訪看さんが再登場。解熱剤の点滴をしてくれた。
鼻から痰を吸引すると、白く粘度の高いものが出てくる。
一昨日から飲ませた物に似ている。さくらさん、「ごくん」じゃなくて鼻にひっかかるような音で飲んでたっけ。それが詰まってるってことは……??まさかね??
今回の診断は「尿路感染」。抗生剤の点滴を5日間続け、さらに500mlの点滴を24時間かけて落とす作戦に。
「抗生剤が効けば回復しますよ」という先生の言葉を、今は信じるしかない。
一夜で熱は37度台に下がったが油断できない
訪看さんの「24時間対応」の安心感は大きい
ケアマネさん、主治医との連携で在宅介護を継続
尿路感染に対して抗生剤点滴を開始
家族の心を支えるのは、医療者の言葉と行動の力
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