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[小説]クリーピー


Creepy
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注意: これは文学版。その他メディアのページ: 日本映画:クリーピー 偽りの隣人
文学総合点=平均点x評価数3,046位5,650作品中総合点1 / 偏差値47.87
2014年文学総合点39位99作品中
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作品紹介(あらすじ)

大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。
ある日、刑事・野上から一家失踪事件の分析を依頼されたのを契機として、周囲で事件が頻発する。野上の失踪、学生同士のトラブル、出火した向かいの家の焼死体。だがそれらも、本当の恐怖の発端でしかなかった。
「奇妙な隣人」への疑惑と不安が押し寄せる、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
著者:前川裕
日本 開始日:2014/03/12(水)
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最終変更日:2016/04/27 / 最終変更者:美代子 / 提案者:美代子 (更新履歴)
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2016/04/27良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:406(86%)普通:24(5%)悪い:43(9%)] / プロバイダ:45022 ホスト:44873 ブラウザ:10689
普段読まないジャンルなのだが、映画PR用のPOPの一文が目に止まり購読。
「あの人お父さんじゃありません、全然知らない人です」
確かこんな一文だった。
そんな一言、そして本のあらすじ。
全く繋がりがないようでいて密かに裏で絡み合う事件。
以前別作品の評価で書き込んだ事があるが、
ミステリーとサスペンスの違いは心理描写にある。
この作品は、まさしく心理描写を巧みに絡めたサスペンスとしか表現できない。
主人公を犯罪学の教授(結構マスコミへの露出度も高い)とし、
彼の視点研究観点から事件を追いつつも、
「天才的犯罪者」と呼ばれる真犯人を後一歩の所で惨殺死体を置き土産に逃げられるストーリーは、
えもいわれぬ恐怖嫌悪感、そうタイトルの『クリーピー』を感じる。

犯人の最期、そして結果として犯人に手を下す者。
誰も報われないような、かろうじて報われた人間がいるような。
後味が悪いと言う訳ではないのだが、何か心に残る。

余談だが、この作品で犯人が用いる手口「なりすまし」最近出てきた部類ではないそうです。
それこそ主人公の大学での講義では明治時代にすでに確認できる程。
隣は何をする人ぞ。
聞き慣れた文句だが、この作品を読み終わると笑えない言葉へと変化してしまった。

傑作とはいかないまでも、強く印象に残る。そんな作品。

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