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[小説]封印再度


ふういんさいど / WHO INSIDE
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文学総合点=平均点x評価数167位5,650作品中総合点17 / 偏差値66.51
1997年文学総合点3位82作品中
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評価平均とても良い(1.89 pnt)
評価総合点17.01
文学順位(総合点)167位(5,650作品中)
偏差値(総合点)66.51
書き込み数9
評価数9評価
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作品紹介(あらすじ)

岐阜県恵那市の旧家、香山家には代々伝わる家宝があった。その名は、「天地の瓢」と「無我の匣」。
「無我の匣」には鍵がかけられており、「天地の瓢」には鍵が入っている。ただし、鍵は「瓢」の口よりも大きく、取り出すことが出来ないのだ。五十年前の香山家の当主は、鍵を「瓢」の中に入れ、息子に残して、自殺したという。果たして、「匣」を開けることが出来るのか? 興味を持って香山家を訪れた西之園萌絵だが、そこにはさらに不思議な事件が待ち受けていた!
著者:森博嗣
出版社:講談社
文庫:講談社文庫
日本 開始日:1997/04/05(土)
総閲覧数書込み評価
8,42699
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2000210300
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最終変更日:2013/06/22 / 最終変更者:ウクレレ / その他更新者:SOUTA / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2011/11/14とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:15(68%)普通:4(18%)悪い:3(14%)] / プロバイダ:9416 ホスト:9315 ブラウザ:10127
【良い点】
題名が凝っている
犀川先生の珍しい慌てた感じ

【悪い点】
萌絵さん流石にやりすぎです

【総合評価】
ストーリー自体がとても面白かった
事件の方の何がおきていたかは、すぐに思い浮かんだけどまさか正解とは思わなかった
からくりの方はさっぱりだった

でも一番面白かったとこは国枝先生の勘違い

2007/11/03とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:66(84%)普通:7(9%)悪い:6(8%)] / プロバイダ:6656 ホスト:6536 ブラウザ:3875
タイトルも洒落ているけどトリックの方も良かったです。
特に「無我の匣」と「天地の瓢」のトリックは面白かった。
あんなやり方があるんだ。実物が存在するならぜひ試してみたい。

そして今回の萌絵のあの行動には犀川先生だけじゃなく俺もやられました。
正直、メインストーリーよりもこっちの方がハラハラしたような・・・

犀川先生の今までと違う一面が見られるなど見所満載、S&Mシリーズの中でも特にお勧めの一冊です。

2006/09/27良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:159(49%)普通:109(34%)悪い:57(18%)] / プロバイダ:1743 ホスト:1792 ブラウザ:6287
S&Mシリーズ第5弾。
どちらかというと、事件やトリックよりも犀川先生と萌絵の恋愛模様が面白い作品。

事件やトリックはまぁ、なかなかによく出来ていたと思う。
密室のトリック、消えた凶器の謎なんかもうまく考えられていますし。

でも、この作品で一番印象に残るのはやはり犀川先生のちょっとした暴走。
意外な一面が見られて個人的には面白かったのですが。

物理現象をうまく利用しているあたり理系の作品だなぁ、と思わせる作品。

[推薦数:1]2006/08/16とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:83(72%)普通:5(4%)悪い:27(23%)] / プロバイダ:30606 ホスト:30431 ブラウザ:3846
肝心の事件のトリックの方は、一読目で分かってしまいました・・・・・。
というのも、小学校の頃、学研で特集された事のある内容でしたので。
あまりにも衝撃的な物理現象だったので、かなり強く印象に残っていました。

この話の見所は、やっぱり犀川の加熱ですね。
萌絵さん、ちょっとやり過ぎですよ?とはいえ、Good Job!!
これは、本当に良かった。
いつもクールにすませていた犀川が、こんなに熱くなるなんて。
このシリーズはやたらと天才が出てくる事で有名ですし。
その思想も非常に興味深いんですが。
こういう人間味ある話も非常に面白いと思います。

あとは、作品名そのものが秀逸。

封印 再度
ふう いんさいど
「WHO INSIDE??」

どちらも同じ音であり。
異なる意味を持ち。
それでいて、すごく話を象徴的に表現している。
題名だけを言えば、今まで読んできた小説の中でも抜きん出てすばらしいと思います。

評価は「とても良い」で。

2006/03/20とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:255(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ:32756 ホスト:32742 ブラウザ:2771(携帯)
「四季博士」が出てくる一作目と十作目を除けば一番好きです。トリックも意外と本格でオチもしっかりしていましたし。
トリックも良かったですが、犀川と萌絵の恋愛描写も見所の一つだと思います。・・・むしろ、こっちがメインかも知れません(笑)。
Vシリーズにもありましたが、本作もタイトルが凝っていますね。噂では森先生は内容以上にタイトルを考えるのに力を入れるらしいです。

2005/08/15とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:193(70%)普通:41(15%)悪い:42(15%)] / プロバイダ:17228 ホスト:16945 ブラウザ:4184
前5部作の最終作、ということで、トリックも何もかも力が入っています。
特にトリック、読んだ当時はまだまだ若造で物理の話されても何がなんだか分かりませんでしたが、今読むと実にしっかりと作られています。
読んでいて机上の空論なのでは?とも思ったのですが、実際に実験した所しっかりと実現できたらしいです。
そんなわけで、トリックの作り方は実に見事、理系ミステリィの真髄を見た気がしました。
伏線も上手くはってありますし、自殺か?他殺か?犯人は?と言った謎の見せ方も上手い。
ミステリィとしては一級品です。

一方の恋愛要素・・・これも急展開です。
いや、個人的にはちょっと犀川先生のイメージが狂いましたけど、
作品の長さを感じさせない手法として効果的に使われているな、と感じました。
そしてあくまでもミステリィを引き立たせるための要素として使われているのが好印象です。

一つの小説として、完成度が非常に高い名作です。

2005/07/22とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:162(57%)普通:42(15%)悪い:80(28%)] / プロバイダ:37856 ホスト:37921 ブラウザ:3874
トリックが面白かった。まさか事件の全てが繋がってたとは。
っつーか犀川さん、あんたキャラ変わりすぎ。何やあの暴走?笑えたからイイけど。
このコンビの好き嫌いがはっきり分かれる巻じゃなかろうか。あの行為を許せるかどうか・・・ってね。

2005/01/01とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:1423(72%)普通:258(13%)悪い:300(15%)] / プロバイダ:7812 ホスト:7771 ブラウザ:4184
今回は舞台設定の面でも、田舎の旧家とか登場してくるし、アクセントが効いてました。
キャラ的にも犀川せんせご乱心?と言うか、このコンビもいよいよ熟してきた感じ
トリックも本格風だったしね。まだまだ飽きさせませんS&Mシリーズ

2004/12/31とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:143(57%)普通:47(19%)悪い:60(24%)] / プロバイダ:4550 ホスト:4377 ブラウザ:4184
S&Mシリーズ・第5弾

まず、タイトルの付け方が秀逸。「天地の瓢」から鍵を取り出して、再びその中に入れること、そして殺人現場である蔵の扉が、被害者がいなくなった時には開いていたはずなのに、一時間後には何故か閉まっていたという謎。これらを表すのが、日本語のタイトルである『封印再度』。
そして再び閉じられた蔵の中に誰がいたのかという謎と、「天地の瓢」と「無我の匣」の中に何か(`誰'ではないが)があるのかという謎。これらを表すのが英語のタイトルである『WHO INSIDE』。
読み方が同じである、この二つのタイトルを掛けたセンスの良さだけでも高ポイント。

それにしても魅力的なパズルでした。
「天地の瓢」と「無我の匣」。壺に入っている鍵と、その鍵で開く箱。
しかし壺の口は小さく、鍵を取り出すことは出来ない。この鍵を出すには、壺を壊すしかないのか?それとも壊してはならないというメッセージ?というもの。
殺人事件の謎と鍵の謎を併合し、それらが一本の線に繋がったときは思わず唸らされました。よくもここまで綺麗に纏まるものだと。・・・・・ちょっと知識が専門的過ぎる気もしましたが。

そして何より、本作の見所は犀川先生と萌絵の関係。かつてないほど二人が急接近します。
・・・・・・・とゆーか、犀川先生に一体何があったんですかね(笑)?いつもの冷静な貴方はどこへ?笑うところじゃないとは思うんですが、犀川先生には似つかわしくない大胆な行動と、その狼狽振りには笑いを堪えられませんでしたよ。助教授、暴走しすぎです・・・(笑)。そりゃ、あそこまで大事になったら、萌絵も引っ込みがつかなくなっても仕方ないかな・・・・とは思いましたが萌絵嬢、貴女少しは反省すべきでしょうよ。いくら犀川先生らしくない短絡的な行動に出てしまったとはいえ、私は彼に対して同情を禁じえません。・・・・とは言っても、この一件があったからこそ、`あの人'の為に嘘を通すということにも繋がるから、話の流れとしては巧かったのかも知れませんが。

・・・・・とまぁ、推理小説としても、恋愛小説としても十分に堪能できました。最後に、私からも京極夏彦氏と同じ一言を。

「ごちそうさま。」

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2012/09/25 好印象 by (表示スキップ)投票履歴 / プロバイダ:17582 ホスト:17455 ブラウザ:7751 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)

作品DB内ブログ記事
1.封印再度―WHO INSIDE― by SOUTA
... のって、どっちのタイトルを先に思いつくんでしょうね?しかもこの小説のタイトルの意味が、ストーリー中、かなりのウエイトを占めていますし。森先生って凄いな〜。 ・・・・・タイトルの通りです。しばらく論客活動をお休みします。・・・・とゆーかパソコン自体を再び封印します。あっても使えませんし。おそらく活動再開は4月ぐらいになるでしょう。それでは ...
記事日時:2005/03/05 [表示省略記事有(読む)]

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