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[アニメ]スター☆トゥインクルプリキュア


すたーとぅいんくるぷりきゅあ / Star Twinkle Pricure
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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:スター☆トゥインクルプリキュア
アニメ総合点=平均点x評価数1,419位8,974作品中総合点18 / 偏差値51.21
アニメ平均点1,962位3,110作品中平均点0.42=普通/43評価
2019年アニメ総合点13位303作品中
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評価総合点18.06
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作品紹介(あらすじ)

宇宙に描こう!ワタシだけのイマジネーション!

わたし、《星奈ひかる》!
宇宙と星座がだ〜いすきな中学2年生。
星空を観察しながらノートに星座を描いていたらとつぜん
謎の生物 《フワ》がワープしてきたのっ!

それから、空からロケットが落ちてきて、宇宙人の《ララ》と
《プルンス》までやってきた!
…あなたたち、ホンモノの宇宙人!?キラやば〜っ★

地球から遠くとおく離れた《星空界》の中心部にある聖域《スターパレス》では
《12星座のスタープリンセスたち》が全宇宙の均衡を保っていたらしいのだけど…
あるとき何者かに襲われて、プリンセスたちは《12本のプリンセススターカラーペン》になって宇宙に散らばってしまったの!
このままじゃ星が消えて、地球も宇宙も、闇に飲み込まれちゃう…!

『星々の輝きが失われし時、トゥインクルブックと共に現る戦士プリキュアが再び輝きを取り戻す』
ララたちは宇宙に古くから伝わる伝説を頼りにプリンセスが最後に生み出した希望・フワと一緒に
《伝説の戦士・プリキュア》を探していたんだって。

そこへ宇宙の支配を目論むノットレイダーがフワを狙って襲いかかってきて…
「フワを助けたい!」そう強く思った瞬間、《トゥインクルブック》から
《スターカラーペンダント》と《変身スターカラーペン》が現れて、わたし、プリキュアに変身しちゃった!?

宇宙に散らばったプリンセススターカラーペンを集めて、スタープリンセス復活の鍵となるフワを育てなきゃ!
よーしっ、地球を飛び出して宇宙へ出発だーっ★
原作:東堂いづみ
シリーズディレクター:宮元宏彰
シリーズ構成:村山功
脚本:村山功小林雄次山田由香広田光毅平見瞠
音楽:林ゆうき橘麻美
キャラクターデザイン:高橋晃
美術:増田竜太郎飯田理恵
製作担当:澤守洸堀越圭文
色彩設計:佐久間ヨシ子
プロデューサー:田中昂矢〓史柳川あかり
制作:東映アニメーション

キャスト
星奈ひかる(キュアスター):成瀬瑛美
羽衣ララ(キュアミルキー):小原好美
天宮えれな(キュアソレイユ):安野希世乃
香久矢まどか(キュアセレーネ):小松未可子
マオ/ブルーキャット/ユニ(キュアコスモ):上坂すみれ
フワ:木野日菜
プルンス:吉野裕行

ダークネスト(へびつかい座のスタープリンセス):園崎未恵
ガルオウガ:鶴岡聡
カッパード:細谷佳正
テンジョウ:遠藤綾
アイワーン:村川梨衣
バケニャーン:上田燿司
ノットレイ:下山吉光田中健太越後屋コースケ宮崎遊
ノットリガー:下山吉光

空見遼太郎:多田野曜平
AI:伊藤美紀
星奈陽一:大塚明夫
星奈輝美:小島幸子
星奈春吉:小形満
星奈陽子:一龍斎春水
トト:関俊彦
カカ:平野文
ロロ:斉藤壮馬
カルロス:利根健太朗
天宮かえで:高垣彩陽
天宮とうま:近藤唯
天宮れいな:西川舞
天宮たくと/天宮いくと:依田菜津
天宮あんな:春野杏
香久矢冬貴:成田剣
香久矢満佳:椎名へきる
オリーフィオ:宮田幸季

姫ノ城桜子:大地葉
軽部タツノリ:榎木淳弥
P.P.アブラハム:青山穣
那須ゆみか:小市眞琴
追川夢男:下崎紘史

おうし座のスタープリンセス:川澄綾子
しし座のスタープリンセス:米澤円
てんびん座のスタープリンセス:MAKO
やぎ座のスタープリンセス:林真里花

ドギー:菊池こころ
マギー:松本健太
ネギー:久野美咲
長老:石原凡
クム:伊藤健太郎
ドラムス:木村昴
ドン・オクトー:塾一久
シタコ・エーテル:斉藤貴美子
イルマ:藤井ゆきよ
ユキオ:杉田智和
ヤンヤン:西明日香
クク:斎藤亮夫
トッパー:辻親八
日本 開始日:2019/02/03(日) 08:30-09:00朝日放送 TV / 終了日:2020/01/26
公式サイト
1.スター☆トゥインクルプリキュア|朝日放送テレビ
2.スター☆トゥインクルプリキュア | 東映アニメーション
オープニング動画 (1個)
キラリ☆彡スター☆トゥインクルプリキュア
歌:北川理恵 詞:藤本記子 作曲:藤本記子 編曲:福富雅之 [ファン登録]
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エンディング動画 (2個)
パぺピプ☆ロマンチック
歌:吉武千颯
詞:高瀬愛虹
作曲:田村信二
編曲:田村信二草野よしひろ [ファン登録]
教えて…!トゥインクル☆
歌:吉武千颯
詞:MUTEKI DEAD SNAKE
作曲:MUTEKI DEAD SNAKE
編曲:生田真心 [ファン登録]
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2人の方がこの作品がアニメとして最高だと投票しています。
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最終変更日:2022/07/19 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者:オルタフォース /エリクサー / 提案者:サンシースー (更新履歴)
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2023/12/05とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%)悪い:1(33%)] / プロバイダ:28264 ホスト:28364 ブラウザ:5637
【良い点】
・主人公ひかるを含むプリキュア達の性格
ひかるは好奇心旺盛で好きなことに一直線であり、その性格が人を惹きつけていますが、相手を傷つけることもあります。しかし、相手の気持ちを考えたうえで自分の気持ちを伝え謝ることができる、とても素直な気持ちのいいキャラクターです。

ララは責任感が強いけど抜けてるところがあり、まどかは子供ながらに立場に縛られる、えれなは家族の面倒を見ながら親の仕事を手伝いをする。みんながそれぞれの悩みを抱えながら仲間とともに成長していき、自分の中で答えを出せるすばらしい子たちです。

・楽しい変身シーン
ノリノリで歌いながら変身する姿はとても楽しく、歌詞もプリキュアに憧れる女の子の気持ちを表していてとても良い感じです。
そしてキュアミルキーの変身シーン。最高ですね。ビジュアルや表情とダンスも可愛いですし、声もキャラクターや曲の雰囲気にすばらしく合っていて、何度でも見られるくらいの完成度の高さです。

・目標に進みながらキャラクターが成長していくストーリー
フワを守るという受動的な部分を抱えながら、プリンセススターカラーペンを探すために宇宙を冒険するというところ。やはり、主人公達が自分達で積極的に物語を進めていくところはワクワクしますね。
いろいろな宇宙人とのやり取りに、ひかるやその仲間達がとても楽しくしていて、こちらも楽しくなっていきます。
敵の宇宙人の悪意に晒された時や、プリキュアの戦いと日常生活の間で起こる問題に対して悩みながら解決していき、少しずつ成長していくところを見ていると感慨深く感じます。

・BGMが好き
場面場面での曲も良いのですが、特に必殺技の曲が良かったですね。
4人必殺技(サザンクロスショット)の入りの部分から一気に盛り上がるところなんかは最高ですし、4人の武器が揃った時にちょっと溜めるあたりも良いですね。個人的にはキュアコスモの必殺技の入りでダダダッ!ダン!ダン!というところもかなり好きです。

・声優がうまくハマっていた
主人公ひかるの声の演技は決して上手ではありませんが、感情の表現はうまくできていて、ひかるというキャラクターを理解して演じようとする気持ちがすごく伝わってきました。
他の3人は全く問題が無い演技力でしたね。ララの声は非常に可愛く、しかし、緊迫した状況や感情が高ぶるシーンではしっかり表現できていたと感じました。ララの声が一番好きです。えれなは、兄弟と遊ぶときと親と話す時の細かい立場の違いによる声色の違いも感じましたし、まどかについても、序盤の硬い雰囲気からだんだんと柔らかくなっていくところなど、それぞれキャラクターの性格をうまく表していて本当に上手だと思いました。なにより、変身シーンで歌うところがみんなうまかったですね。

・個人的に好きな話
ララが入学する13話がとても好きです。
AIに頼らないで学校を楽しもうとした結果、慣れないせいでうまくいかず失敗続きなうえにクラスメイトから変だと言われて落ち込むララ。自分のせいでひかるやえれなやまどかが変だと思われないように、次の日はAIを使って過ごすけど浮かない表情のララ。ひかる達に休日の学校に誘われ、ララと学校に通うのが楽しい、クラスメイトもひかるとララが日直ならララが慣れやすいんじゃないかと気配りをしてると聞く。次の日にはAIを使わず登校しクラスメイトも可愛いからとルンちゃんと呼んでわだかまりも無くなる。
自分達と同じことができない異国(異星)人に対するクラスメイトの反応はリアルですね。みんな嫌いじゃなくて、どう反応していいかわからないんです。距離感や感覚がわからずに接して傷つけたり傷ついたり。それでも、クラスメイトを否定するのではなく、傷ついた友達を慰めてクラスメイトの気持ちを考えて、お互いの架け橋になってお互い笑顔にするために手伝う主人公達。マイノリティもマジョリティも、お互いの考えを押し付けないで否定ではなく話し合いで解決する、これが本当の多様性なんじゃないのかと思いました。

【悪い点】
・キュアコスモについて
怪盗である設定は無くてもよかったかなと思います。やはりプリキュアは正義の味方なので、悪人のまま仲間になるのは良くないですね。
過去にも敵側から味方になったキャラクターはいますが、自分が悪事を働いていたことに対する葛藤や傷つけられた者たちからの非難があり、それらを解決するストーリーがありましたので、改めてそれらが必要だと思いました。宇宙アイドルでライブのために各地を転々としながら仇を探しているという設定でも問題無かったと思います。
声優の演技力が他と比べていまいちでした。一人だけ大人のような声ですが、他のプリキュアと同じく少女の姿なので不自然さがあります。追加プリキュアなので一人だけ年齢が上とかなら違和感は無いのですが。全体的にも、声量やトーンが不安定で、キャラクターの感情や表情とのズレを感じることがしばしばありました。

【総合評価】
ストーリーが一貫していて、悪い宇宙人がフワを狙って攻めてくるから守る、プリンセスカラーペンを集めるために宇宙を旅すると分かりやすく、変に細かい事情を散らばせて悪い方向に複雑にしなかったことがとても良かったですね。
最後までひかる達の冒険を楽しく見れる良い作品でした。

2022/10/19最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:1(17%)普通:1(17%)悪い:4(67%)] / プロバイダ:4923 ホスト:4705 ブラウザ:8321
【良い点】探せない。

【悪い点】スターの声が気持ち悪くて不快。
デザインも古臭くてダサい。可愛くない。一目惚れしませんでした。フワは小汚くて卑しくてつまらない妖精だった。ミルキー、ソレイユ、セレーネはスマイルのピース、マーチ、ビューティの丸パクリ。コスモは…もう皆さん書いているので割愛を。作画はこれでもプロかよって感じるぐらいヘタいし、戦闘シーンは眠くなる程に迫力無い。ギャグは過激すぎて滑ってるし、薄ら寒い。一話一話の質とボリュームも薄すぎて見てて疲れる。終盤が投げやりすぎ。絵も下手すぎるせいもあって、宇宙もののアニメならではのロマンなんて微塵程も感じられない。とにかく全てにおいてこだわりも華も無く、「所詮ガキ向けの作品だから適当に手を抜いてもいいだろうw」みたいないい加減さと制作者達の怠慢さが手に取るようにわかる。

【総合評価】救いようがない酷さ。ゴミにも汚物にも失礼なくらい最悪でも生易しい作品です。この世から跡形もなく消えちゃえば良い作品。視聴者を舐め腐るのもいい加減にしてください。
[共感]
2022/11/03 子供向けだからと言って手を抜くのではなく、しっかりした物を作るのは大切ですね。 by無限堂
2022/10/31 シリーズを重ねてキャラクターが増えることで、ある程度キャラが被ってしまうのは仕方のないことだと思います。それを踏まえた上で、同一作品から三人もキャラクターが被るのは独創性に欠けると思います。 by惑星クソラリス

2022/05/29とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:27(59%)普通:12(26%)悪い:7(15%)] / プロバイダ:33471 ホスト:33534 ブラウザ:9303
【良い点】
変身バンクが綺麗。キャラも個性的。多様性テーマが今の時代らしくて良いと思う。

【悪い点】
この作品は全然何も悪くないけど、アンチがうざい。

【総合評価】
何で嫌われてるの・・・?ララちゃんの緑色も綺麗で好きだよ。

2021/12/07最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:7(33%)普通:7(33%)悪い:7(33%)] / プロバイダ:12120 ホスト:12139 ブラウザ:9239
【良い点】
・キュアセレーネのキャラデザ

【悪い点】
・主人公の声が聴いていて不快。キラやば〜っ☆Bot
・主人公がいろいろと押しつけがましい
・主人公が何を考えているのかわからない。性格が宇宙人の電波系ピンク
・作中の登場人物たちの根本的な倫理観がずれているため共感できない
・レスバはおろか日常会話すら噛み合わないセリフの数々
・内容がない、つまらない、不快という三重苦のシナリオ
・4クール中最後の1クールにしかシナリオがない
・歌いながら変身する媚びた演出
・羽衣ララ贔屓しすぎ、天宮えれなと香久矢まどかが空気
・キュアミルキーが優遇されている変身バンク格差
・キュアミルキーの変身バンクがあざといし、見づらい
・変身前と変身後の差が少なく視覚的な面白味に欠ける
・プリキュアの見た目がかわいくないし、内面と外面両方で格好良く見えない
・戦闘パートが雑でやる気を感じられない
・犯罪者がプリキュアになり、しかも反省描写がない
・プリキュア側の声優の演技力が低い。及第点に届いてるのはえれなくらい
・フワとプルンスとアイワーンの語尾が不快。見た目も可愛くない
・多様性の出汁に使われた宇宙要素。もっと宇宙要素が見たかった
・作中の大人たちの印象が悪い
・終盤のスタープリンセスの印象が悪い
・古臭いエンディング曲。謎の80年代押し

【総合評価】
主人公の星奈ひかるが嫌い。歴代一可愛くないピンク。
これほど声がひどいキャラクターはいないでしょう。
聞くに耐えないひどい声とひどい演技に壊れたぜんまい仕掛けのように一話に何度も何度もキラやば☆キラやば☆連呼して耳障りで不快極まりない。
他人の領域にずかずかと入り込んで強引で押しつけがましい行動も品性が感じられなくて駄目。
好奇心さえあればデリカシーがなくてもいいとはなりません。
羽衣ララが贔屓されているのだって星奈ひかるが傍観者の欠陥主人公でシナリオを動かせないから代わりに動かざるを得ないという。
ピンクと紫は女児人気の高い聖域なのにこの様じゃ人気がないのも納得。不人気になるべくして生まれたようなキャラクター。
今では名前も顔も見たくないほど嫌いです

羽衣ララも嫌い。
まず語尾の「ルン」が駄目。妖精枠が言うならまだしも大の人型がルン♪ルン♪と語尾を付けて喋るのは耳障りで不快で鬱陶しい。
でも作中ではそのことが認められている。ほらね、そういう価値観のズレがまず作品を駄目にする。
性格は根暗で癇癪持ちですぐキレるし、行動も逆切れしたりヒステリー起こして八つ当たりで他人に迷惑ばかりかけて、
しかも反省したり謝罪しないしそのことを周りは誰も咎めたりしない。ほらね、そういう価値観のズレがますます作品を駄目にする。
変身バンクで頬を膨らませたりケツを突き出したりしてあざとい仕草で媚びを売る感じも嫌い。あなたそんな性格のキャラクターでしたっけ?
口癖のオヨ〜も媚びを売っている感じがして駄目

ユニも嫌いです。
声がおばさんくさい。語尾のニャンもよろしくない。
サマーン星人の見た目が可愛くない。全くプリティじゃない。
窃盗行為をしていて、そのことに罪悪感がないのも駄目。
怪盗はまずいと判断したのかユニは途中からレインボー星の物だけを盗むという設定になったが、
レインボー星以外の物も盗んでそれを弱者に分け与えていた事実はなくならない。
これまでの出来事を捏造するということは、その行為がやましいことだと証明しているのと同じだ

主人公たちは「誰か泣かせてまで奪っていいわけないよ」と言いつつも窃盗行為に加担するし、
その理屈だと誰かを悲しませたり泣かせたりしなければ窃盗してもいいのか、ということになる。
多様性を意識しすぎるあまり相手を完全に否定することが出来ないせいで、
窃盗行為すらまともに否定することが出来ない異常な倫理観がこの作品を支配している。
羽衣ララはヒステリックで八つ当たりばかりしていて反省したり謝罪したりしないのに、そのことを周りは誰も注意したり咎めたりしない。
アイワーンはレインボー星の人々を石化してそのことを全く反省していない上に星の宝を売りさばいて研究資金にした加害者なのに、
そこに住んでいた被害者のユニと問題が解決していないのに唐突に馴れ合いし始めるなど。
そのアイワーンですら過程はともかく最終的には自分のしてきた罪に向き合ったのにユニは窃盗行為について何のお咎めもなし

「自然な多様性」「勧善懲悪にしていいものか」「絶対的な正義って無いよね」と考えているようだけど、
駄目なものははっきりと駄目と言うべきである。何でもかんでも肯定しすぎ。
それが出来ないせいでレスバはおろか日常会話すら嚙み合わずに内容がスカスカになってしまっている。
会話の掛け合いがまともだったのは36話くらいのもの。
相手を否定しないで仲良しこよしを多様性とは言わない。
この作品は多様性の意味を履き違えているとしか思えない

変身バンクが嫌い。
ペンダントを振る行為をサイリウムに。
プリキュアをアイドルに。
変身バンクをライブと考えればいかに媚びを売っているかが手に取るようにわかります。
二度と歌いながら変身しないでもらいたい。
歌っているせいで間延びしている歴代一しょぼい変身バンク。
一人だけ動き過ぎて悪目立ちしてるのも最悪

戦闘シーンが雑。
技の頭に◯◯座と付けるだけで代り映えしないコピペバンク技といい、
似たような見た目の巨大化したもっさりノットレイダーとばかりと戦っていて、しかも特に理由もなくプリキュア側が苦戦するという。
動きは少ないし内容にこだわっているわけでもない。毎回個人技バンクを全部入れて適当に尺を埋めて終わり。
戦闘パートにやる気を感じられない。シリーズ一戦闘パートがしょぼい。
プリキュアの見た目や衣装も良くない。可愛さ、格好良さ、華やかさ、どれをとっても酷いレベル。唯一まともなのはキュアセレーネくらい。
外見だけでなく内面も酷い。フワを守る程度の覚悟と気概しかないから発言と行動に説得力を感じられない。
プリキュアらしさ、プリキュアとしての魅力がない。プリキュアがどういうアニメなのか全くわかっていない。
相手を絶対に否定しないで戦うこと自体に無理がある。だったら戦わないで会話すればいい。はっきり言ってプリキュアである必要がない。
梅澤Pの救済路線を悪い意味で極めたらこういう作品になってしまうのだろう

女児はスカートやロングヘアが好きなのに、キュアミルキーをかぼちゃパンツの短髪にした結果、女児には不人気キャラという。
多様性の象徴として実装したのに、キュアソレイユは今や黄キュアでワーストクラスの人気。
あんな見た目のプリキュアじゃ憧れたりなりきりたいと思わないのも当然。
女児人気の高そうなキュアセレーネは徹底的に不遇で出番が多いモブ扱い。
EDのキャラ格差は本編の内容を如実に表している

相手の国の文化や価値観を想像しないでアメリカでの多様性の価値観だけで相手の気持ちを想像した結果、相手の気持ちを全く理解できていない。
価値観や多様性の描写ばかり優先して、作品を面白くすることが全く考えられていない。独りよがりで視聴者のことを考えていない。
スターパンチで殴る時、バリアを押し付けているだけだから殴ってないとか、こだわる場所がズレている。
相手の気持ちへの想像力がテーマの作品なのに、視聴者や女児の気持ちを考えていないこの作品こそが他人への想像力が一番足りていない

シリーズワーストの翌年にワーストを更新してしまうという地獄。なんの試練だよ。
この作品がシリーズの汚点であることは間違いない。
華も熱意もなくひたすらしょぼい上に女児が喜ぶ販売促進もしないで、
スタッフによる特定キャラの贔屓や価値観の自画自賛という作り手の自己満足だけは一丁前の本物の産業廃棄物。
二度とこんな駄作を作らないでほしい

2021/10/23最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:34(65%)普通:1(2%)悪い:17(33%)] / プロバイダ:22036 ホスト:21966 ブラウザ:8848
【良い点】
この作品は奇しくも作中に「一難去ってまた一難」というセリフがあったように、初代プリキュアのようにひかるとララをW主人公とし、そこから今までのプリキュアの良い点を足していったハイブリッドな作中だと思います

良い点
変身前後を含めたプリキュア5人のキャラデザが美麗で、キャラクター像も魅力的

よく動くバトル

歌いながら変身するという革新的なアイデア

脇役も良い味を出していて敵陣営を含めて不快なキャラが全くいない

プリキュア達の掘り下げが非常に丁寧、最終回でそれぞれの夢を叶えた未来のひかる達の姿には号泣もの

【悪い点】
なし

【総合評価】
コロナ渦の影響を受けてか、この作品以降単独秋映画が作られなくなったのでプリキュアシリーズで面白かった最後の作品になるかと思われます

2021/06/19普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:961(55%)普通:415(24%)悪い:377(22%)] / プロバイダ:29957 ホスト:30117 ブラウザ:10297
前作の汚名を返上
【良い点】
1・多様性を受け入れる事は前作の失点を生かした
2・観た回がユニが仲間に加わるエピソードで、母星を救う為とは言え、過去の所業故に、なかなかひかる達に心を開かない所の心を開き、仲間に加わる過程は流石長寿アニメだけに丁寧に書かれていた。
3・様々な宇宙人や夢の為に敢えて父親の仕事の後押しをする幼き日のひかるが健気
4・安定した内容
5・歌を歌いながら変身は独創的な発想
【悪い点】
1・安定した内容とは裏腹に例によって東映アニメ特有の作画崩壊には泣かされた
2・安定した内容でも沸点不足でカタルシスも不足に思える
3・登場人物の背景説明が足りない様な気がする
4・ひかるの母親がノットレーダーに襲われる回は半ばトラウマ
5・SFにしてもファンタジーにしてもどっち付かず
【その後遣り切れない点】
・本作で折角前作の汚名返上したのに次作は…
【総合評価】
当初はファンタジー系アクションアニメだったプリキュアも、本作はSFの要素にチャレンジしました。前作の問題点を改善し、ある程度は汚名返上しましたが、長期シリーズの宿命なのか、安定した内容でもストーリーの沸点とカタルシスが不足していた様に思えます。
シリーズを続けるとしても、内容がマンネリになったり、スタッフの疲労も大変に思え、ネタ切れやスタッフの疲労がある程度になったらウルトラマンやガンダムやアイカツ!みたいに一旦休止にして、他少女漫画原作のアニメや非バトルのオリジナル作品を入れて空白を埋めつつバリエーションを増やし、数年後に再開した方が良かったかも知れません。(作品のバリエーションを増やすのもマンネリや飽きの防止の意味あり)
初代のレビューにも書きましたが、どうしても続けたいのなら、主人公を高校1・2年生に引き上げる(アルバイトのシチュエーションやスクーター等の小道具が増やせる)か、逆に小学4〜6年生に引き下げる(視聴者への親近感を持たせる)と言ったシチュエーションの多様化を図った方が良いと思います。
評価は【普通】にします。

2021/05/29最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ:28544 ホスト:28492 ブラウザ:8863
【良い点】

キャラクター
みんな奥が深くて人間くさくかつ魅力的で可愛い

音楽
曲のバリエーションが豊富で何より作品にハマってる

テーマ性
多様性の描き方が本当に素晴らしい
【悪い点】
無し

【総合評価】
プリキュアシリーズ最高傑作

2021/04/11最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ:988 ホスト:731 ブラウザ:9256
最近見たプリキュアだが、感動しました。
放送終了してから1年がたつのであらかたのストーリーは知っていたものの、実際に全話見てみると話しに聞いていた以上の感動を味わうことができました。
まず、一話目から衝撃を受けました。一話目は大体どのプリキュアも同じような内容の話で、スタプリも妖精に出会う、プリキュアに変身するという一話目のノルマはキチンと達成しつつ、スタプリとしての個性を一話目の時点で確立していました。
その要因は何といっても変身中の歌です。この歌が素晴らしいんです。この歌はプリキュアシリーズでは初の試みということで紛れもないスタプリの個性です。そしてこの歌はただサービスのようにとってつけたような歌ではなく、しっかりストーリーにも関係してくる歌なんですよ。これが分かった時な鳥肌が立ちました。「きらめく星の力で憧れの私描く」これがこの歌の一番重要な歌詞なのですが、これがどういう意味か分かりますか?スタプリ48話でひかるが蛇使い座にこう言いました。「イマジネーションは消すよりも、星みたく、たっくさん輝いていたほうは…キラやば〜だよ!」もうお分かりでしょう。きらめく星の力=イマジネーションの力なんです!つまりスタプリは、自分の想像力で憧れの私(=プリキュア)を思い描いてプリキュアに変身しているんです!宇宙と想像力がテーマのスタプリだからこそできた表現、演出です。
また、憧れの私はプリキュアのことだけを指しているわけではありません。その言葉の通り、本当になりたい自分のことも指しています。それがトゥインクルイマジネーションで判明しました。全員分自分の解釈も込めて書き連ねたいところですが、長くなってしまうのでそれは割愛します。

このほかにもスターとトゥインクルプリキュアには良いところがたくさんあります。見る前は批判意見をちらちら見かけていたので少し不安だったのですが、そんなのは杞憂でした。ぜひ一度見てみてください。面白いです。

2021/03/17最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ:532 ホスト:337 ブラウザ:8922
【良い点】
ストーリー
キャラクター
音楽

【悪い点】
これといってなし。

【総合評価】
宇宙が舞台なのがもう最高ですね
ストーリーもこれまでのプリキュア作品とはまた違った作風になり、異なる星で異なる文化を巡り、成長していくというプリキュアとSF要素を両立しているのがいい。
キャラクターもプリキュア、ノットレイダー全て違った個性があり、見ていてとても楽しい
また、本作は歌って変身するのだが、その際歌がとても素晴らしい
歌以外のBGMも耳に残る名曲揃いだと思う

[推薦数:2]2020/11/16とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:424(95%)普通:11(2%)悪い:9(2%)] / プロバイダ:9592 ホスト:9752 ブラウザ:8326
前作が難しいテーマを扱ったのもあって本作は「宇宙」や「星座」などを題材にした事や、歌いながらの変身にも代表されるようにわかりやすさや明るさなどを全面に押し出した印象がありましたが、一方で「地球人と異星人は解り合えるか」というテーマなども含めるとこちらも意欲的な作品だったと個人的には思いました。

まずプリキュア側は、本作の主人公ならびに主要人物のひかるは口癖でもある「キラやば〜」や本編の言動などから電波的な第一印象があるものの仲間意識や責任感は強い事からそうした一面があったのは好印象だったのや、もう一人の主人公ともいえるララも惑星サマーンから異星の地球である地球での生活などに当初は四苦八苦していたものの周囲の協力や自身の努力もあり成長を遂げているように感じられたのはそれぞれに良かったです。

先輩組のえれなとまどか、追加メンバーのユニなどもそれぞれに悩みや葛藤などを抱えながら各々がそれを乗り越えていく姿はこちらも良かったのや、協力者および妖精ポジションのキャラだったフワやプルンスもそれぞれに存在感を見せていたと思いましたね。

敵であるノットレイダーは宇宙規模の組織だったため最終決戦の展開などを見てもそれが大きく描かれていた印象でしたが、幹部側だとカッパードやテンジョウ達の過去は大人から見ても考えさせられる内容だったと感じたのや、ノットレイダーの首領であるダークネストはその正体も含めシリーズを通しても純粋な悪に徹しきっていたと感じたところです(それだけに終盤で元幹部だった面々がプリキュア達と共に戦う展開は熱いものがありましたが)。

最後の戦いを終えたひかる達が宇宙に帰るララやユニと別れるシーンは前作同様にぐっとくるものがあったのと、最終回で成長した5人や元ノットレイダーの幹部達のその後が描かれていたのはこちらも良かったですね。

前作ほどではないといえこちらも賛否は分かれる印象があるものの個人的にはそうした問題点や欠点などを含めても楽しめた作品だったので、評価は「とても良い」にします。

[推薦数:2]2020/09/21最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:1(14%)普通:2(29%)悪い:4(57%)] / プロバイダ:3205 ホスト:3039 ブラウザ:9228
良い点
第8話だけは見れた。

悪い点
後述。

総合評価
大失敗作

この作品の欠点は、大きく分けて二つある。そのうちの一つが、フィクションとして筋が通っていないことにある。

一見荒唐無稽な設定・展開でも、作品における設定に沿えばそういう事が起きる理由がわかれば、その作品がフィクションだと理解しながらもリアリティを感じられる。このフィクションでありながらリアリティを感じさせる部分が、作品の精度につながり、ハマる人がハマることのできる部分になる。子供が見るものだからと言って、怠ってはいけないところである。

そういうリアルさを、この作品からは微塵も感じることができない。とにかく「なんでそうなるんだ?」と思わされることばかりで、しかもそれが大人の目線だけでなく作品内の情報で判断してもそうなるところが大問題である。こうなると、フィクションであり子供向け作品であるとわかっていてもバカにされている気がしてくる。
細かく指摘するときりがないのだが、特にリアリティの欠如が顕著に表れるのが怪盗ブルーキャットの設定である。なにしろこのキャラ、主人公たちと知り合う前は宇宙を代表するアイドルでありながら怪盗であり、しかも敵組織の一人に返送して潜伏していたという、惑星間さえ一瞬で越えられる広範囲などこでもドアにタイムマシンか精神と時の部屋みたいな機能が付加されたひみつ道具がなければ不可能なことをしている。このキャラがバケニャーンの正体だったときは、ただひたすら唖然とした。しかもこの展開がだいぶ後まで話をこじらせる要因になっているから性質が悪い。「無理がある」とか「違う声優を使ってまでやることか」とか、止めるスタッフはいなかったのか。

もう一つの欠点は、シリーズ史上もっともキャラクターに共感しにくい点である。
このシリーズの最初、関係ないはずの主人公がなぜ変身して戦うのか、その理由付けや動機付けが必要になるが、本作の初期4人組には、それが恐ろしく薄い。敵キャラ達が全宇宙を敵に回してまで戦う動機づけもピンと来なくてさっぱり共感できない。設定だけ盛っていても、点と点が線でつながっていない感ばかりするので、これでは感情移入の余地がない。

また、よく言われることだが、声優とキャラが合っていない。主役のキャスティングだけでも山ほど文句があるが、今回の声優陣は敵も含めてミスマッチの嵐で、違和感が半端ない。このシリーズは昔から本人の得意とする声質以外の演技をさせることを割とやるが、ここまでやると声が気になって話が頭に入らないし、キャラを気に入るということもできない。こんなジブリ映画みたいなマネは、ジブリだからこそ観れるものができるのである。どういうポリシーでやっているのか知らないが、正直言って声優の無駄使いである。

こういう欠点を突き詰めていくと、この作品の失敗は、もうかなり最初の時点で避けれないものだったのだろうという分析ができる。

この作品のシリーズ構成、すなわち脚本の監督ともいえる役職を務めた人物は、まほプリでもそうだったように、話を盛っては処理しきれなくなり、それでいて気に入った部分だけ描写を濃くして他をおざなりにしてしまう。見るからに重要そうな部分についても遠慮なく端折っているので、いわゆる「頭の中だけで話が展開している」タイプだ。
そういう整理整頓の苦手な人物に、とにかく設定属性てんこ盛りで処理するべきところがたくさんある企画を1年でまとめるように任せたら、まるでお片付けのできていない作品になるのは目に見えている。

しかし、本作の企画者というかこの作品を推し進めている偉い人は、どうもこの業界のことに精通しているとは思えない。業界を知っている人間なら、すくなくともこの企画のシリーズ構成にあの人は不適格だとわかるだろう。あのキャスティングだって、わかる人がみたら絶対にストップをかける。そもそも宇宙を舞台にするこの企画内容自体、古今東西に名作があるジャンルに挑むことになるのだから、それと比べられてしまう懸念くらいは出てしかるべきなのだが。

こういうことすら事前にリサーチできずにこういう企画と人事およびキャスティングをしてしまう企画者側に、本作の失敗の原因がある。これでは東映自体の姿勢が疑われても仕方あるまい。
[共感]
2022/03/21 第28話のタコイカ回などもフィクションとして筋が通っていないと思います。「フワを守る」程度の動機しかないのでプリキュアが何のために戦っているのか時々わからなくなります。やるべきことをやらずにやりたい事ばかり優先したから、こういう作風になってしまったのかもしれませんね。 by惑星クソラリス

2020/09/03最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%)悪い:1(50%)] / プロバイダ:21864 ホスト:21951 ブラウザ:8919
【良い点】
多様性というテーマを説教っぽさのないエンターテインメントに仕上げている点が非常に技巧的。
主人公ひかるがとても魅力のあるキャラクターになる。
終盤の丁寧な個人回と伏線回収。

【悪い点】
中盤、サマーン星訪問くらいしか大きな展開がないため少し退屈。
戦闘シーンが物足りない回が多い。
序盤は先輩組の影が薄いと感じた。

【総合評価】
3クール目辺りから加速するため、序盤中盤でリタイアするにはもったいない。
善悪のグラデーションなど難しいテーマをポップな作品に昇華しているため、ぼんやり見ていても楽しめるし、伏線やユニなどキャラクターの背景をじっくり考えて見ていても楽しめる。

[推薦数:2]2020/08/16最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:26(53%)普通:4(8%)悪い:19(39%)] / プロバイダ:81 ホスト:78 ブラウザ:8994
一番愛しているプリキュアシリーズは何かと言われればそれはスター☆トゥインクルプリキュアを指します

お話面はアイデンティティに重きを置いたものでプリアラまでに見られた受け継がれる意思、縦の繋がりはオミットされている感が強いのですが
他者との繋がり、関係性を広げることの描写はプリアラよりもずっと濃く描かれており両者一長一短

プリアラが多人数構成を活かしてバリエーション豊かなキャラクターを配し
いずれかのキャラクターが必ず深く刺さるように組まれていたのに対して
スタプリはその強烈な個性で引きつけて五人がまとめて刺さってくる
そういう感覚がありますからプリキュアの描写に関してはスタプリに圧倒的に軍配が上がります

ただしプリキュア側の描写を重視しすぎた分、敵側の変化に乏しい印象を受ける
カッパードたちはとても魅力的な敵キャラではあったのだがトゥインクルイマジネーション覚醒に至る場面まで彼らの描写は停滞していて
その描写にもあまり驚きはなく結果あまり奥深いキャラにはならなかった
プリキュアに特化してメリハリを付けたとも言えるのだがプリキュア以外の描写が軽めな分、スタプリ世界は広いようで狭い

とはいえそんな欠点を補って余りあるほどプリキュアたちの描写は活力に溢れ
個としてチームとして歴代のどのプリキュアをも圧倒するほど彼女たちは輝いている
全員書き出すとあまりに長くなるので割愛しますが自分は特にユニが好きになりました
みんな選び難いんですけどね
ユニは故郷への深い愛情故に他者を拒絶し孤独であろうとする子だったのですが
次第に愛する者が増えて本来彼女が持っていた愛情深さが解き放たれていく構成になっています
この様子はキュアトゥインクルと酷似していてテーマの継承を強く感じられます
ユニはまさに猫といった感じで強かで賢く、そして悪戯好きでチャーミング
それでいて脆くて繊細でその姿はキュアマカロンのようでありながら全部顔に出るところが可愛らしい
東映は会社の看板が猫なだけに猫キャラには本気を出す傾向にあるんじゃあないですかね

スタプリは演じる声優とのシンクロ率が非常に高いのも特徴です
歴代にも中の人とのシンクロ率が高いプリキュアはいましたが全員がそうであるというのは例がありません
中の人の特性がそのままキャラクターに現れているとも言えましょうか
えいたその活力、小原さんの癒やし、みかこしの天然、やすきよの慈愛
そしてすみぺの繊細さ
それが絶妙な化学変化を起こしてより奥深く愛に溢れたキャラへと昇華されている
故にスタプリの五人は何よりも強い輝きを放ち私を魅了して止まないのです

四人組でスタートを切るというのも歴代でもドキプリくらいしかなかったのですが
ひかるとララがコンビを組み密接に物語を形作っていく一方で
一つ先輩であるまどかとえれなは二人を見守る衛星的立場を取りながらそれぞれの物語を展開していきます
三人+一人の編成だったドキプリと違うのは二人+一人+一人なところです
五人だと物語のローテーションに余裕がなく一角をコンビとするとコンビ外の比重がかなり重くなりますから
主人公を節目の回に回して4人でローテーションを回す形になりがちです
主人公を節目の回に隔離するのは三人編成でも同様で浮いた回がちょいちょいある印象が強いです
また二人組のみだと話数が余り過ぎで冗長になるのは否めない
コンビ+二人の見守る大人な戦士+追加戦士という編成は話数にも余裕があり実にちょうどいい塩梅
これが最も優れたプリキュアの形なのかもしれませんね
なんで今までこれをやらなかったのか不思議なくらいよく出来た編成だと思います

村山氏によるストーリーは田中仁と比べるといささか満足度は落ちますが
宇宙物は自分の趣向ドンピシャなのでとても楽しめましたしロケットの存在感がとても強く仲間たちの家として機能していたのも良かった
AIさんが心に目覚めたのも大好物な展開
フワはユニコーン?ペガサス?になってからさらに愛らしくなり自我も目覚めたようで活躍も増えました
特に最終的に身を呈して宇宙を救おうとする場面とか尊さしかない
この時点でフワはハミィ、ペコリンに匹敵する妖精へと格上げになりました
アイカツによって磨きをかけたのか高橋氏によるキャラデザはさらに洗練され美しいです
私服がとにかく可愛いんですよね
一時期はダサいなんて当たり前に言われてたプリキュアの私服ですけどいつから言われなくなったのだろうか
そして最終決戦の変身シーン、別れのシーンは本当にシリーズ指折りの美しさでこれを見ずしてプリキュアファンは名乗れないでしょう
アイドルが主人公を演じるというだけで嫌悪感を持つ人も多いかと思いますが
それこそ「決めつけはなし」なのでその嫌悪感すら吹き飛ばすスタプリのパワーを是非多くの人に体験していただきたい

[推薦数:1]2020/04/19普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴 / プロバイダ:1189 ホスト:985 ブラウザ:5173
元号と年代を越えて、星々を繋いだ真の15周年プリキュア。
女児にはピンときにくいSF要素をファンタジックに表現し、異星間の交流や別れなどが描かれる作品。

80年代のテイストをデザインなどに取り込み、歌を取り入れているという個性はある。
星空界を舞台に行き来しながら、両方の世界の魅力を出そうとしたところ。
ひかるとララの友情に重点を置いているところも割と一貫性がある。このあたり、スイプリ・まほプリのファンにも受けがいい。

前半は旅行ものとしての側面も持っていて、後半はトラウマ克服話が続いて辟易した。
村山氏曰く子供に受けなさそうな要素は優先的に排除したといっていたが、それが後述する薄さに繋がる。

キャラ付けがあっさりということは、それだけ積み重ねるストーリーも薄味ということ。
色々な所で積み重ねが不十分な所も見られる。メンバー内での絆の描写とかもそのキャラの中で完結させがちで、先輩コンビなんかは同系統の話題が続き、ユニに至ってはストーリー上は蚊帳の外。
好きになれないキャラ・・・それはスタープリンセスだ。終盤で株を大暴落させて、その後制裁もフォローもなし。
ぶっちゃけ、彼女らに忠義を尽くしていたプルンスはキレていい。

前作が多方面で話題作なので、何をやっても埋もれると思っていたがそうでもありませんでした。
成功率は数字に過ぎない、あとはイマジネーションで補えばいい、けど多様性の尊重は子供には難しい話だったかな?
玉虫色の評価が飛び交うってことはそれだけ色んな価値観があるってことだから。

[推薦数:2]2020/03/27最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ)評価履歴[良い:25(74%) 普通:0(0%)悪い:9(26%)] / プロバイダ:8052 ホスト:7991 ブラウザ:8338
とんでもない傑作が生まれてしまった...
【良い点】
・画一的でない深みのあるキャラクター
プリキュアに限らず創作のキャラは判りやすさのために記号的なキャラ付けがされることが多いが今作のメイン5人は一見そう見えても実は多角的・多層的な面を推し出しており、そんなキャラの成長物語がメインストーリーにガッシリ組み込まれて機能している
ひかるは一見テンプレなピンクプリキュアに見えて随所に大人びた考え方を巡らせる描写が序盤からあり友人と遊ぶより自分の好きな分野を一人で楽しむタイプの人間だが他者と積極的に関わり寄り添うように理解を深めるなど「明るいキャラ」や「内向的キャラ」などの単一的なキャラ付けでは無くいろんな面を併せ持つ人間として魅力的に描写している
他のキャラも同様に、幼い見た目に反して母星の法律では成人なので大人として振舞うもAIに任せっきりの生活なため本質的には見た目以上に経験が浅くストーリーが進むにつれて本当の意味で大人として成長していくララ 典型的な生徒会長キャラに見えるもプリキュアとしての活動や交流の中で自分の中の破天荒な部分や本当にやりたいことにしっかりと前を向き最終的に一人の自立した人間へと成長したまどか 大家族思いの良いお姉ちゃんとゆう自分のキャラに縛られた中で家族やプリキュアの仲間そして敵との交流により本当に自分のやりたいことを見つけ出したえれな 宇宙人でアイドルで怪盗で敵組織に潜入したスパイでそして滅びた母星の復活のために動くなど設定のオンパレードの中仲間と共に活動することや「許す」ことなどを覚えるが今までの追加プリキュアにあったような性格の軟化が無く他のメンバーとの距離感も最後まで一定に保った型破りかつどことなく大人っぽい雰囲気をかもしだすユニ
この作品の優秀な脚本面の大き要因の一つがこのメイン5人のキャラ性と成長を上手くお話に組み込んだことなのは確かだろう
もちろん脇を固めるキャラの描写も秀逸で個人的には敵組織のノットレイダー幹部の細やかな描写や35話の姫ノ城桜子がお気に入り
・繊密に張り巡らされた設定や伏線の有効活用と回収
宇宙を舞台にした壮大な設定を生かした個性的な惑星や宇宙人やその文化など細かな設定が多いがどれもあるだけな設定にならずちゃんと話数ごとのストーリーに上手く組み込まれていてライトSFとしても優秀
また上記のキャラクター描写などが顕著だが伏線の張り巡らし方そして回収の仕方が丁寧で1年を通して計算尽されたシリーズ構成と言える
・「イマジネーション」と「多様性」というテーマに真正面から取り組んだ姿勢
前者は抽象的後者は説教臭くなってしまう危険性のある難しいテーマだがどちらも絶妙なバランス感覚で描いている
「イマジネーション」に関して秀逸だと思ったのが34話 言葉の通じない相手との交流の楽しさや難しさなどを重すぎず軽すぎず且つ丁寧に書いており自分だけでなく相手の立場に立って考えて接することの大切さをあざとさなく描き切ってる
「多様性」に関してはひかる達の各惑星文化に対する接し方にその上手さが掛かれており、ゼニー星惑星サマーングーテン星など地球人から見ると『悪』と感じてしまうような価値観の支配する星でも頭ごなしに否定せずその星の文化をまず興味を持って接し楽しみ理解し自分の価値観を無理に押し付けることなく相手から自分たちの文化や習慣に興味を持ってもらうように振舞うとゆうやり方を取っている
惑星サマーンが最終的にAIに依存するだけの生活から脱却し料理を作ることや自分の足で歩くようになったのはプリキュア達に説得された訳では無くプリキュア達の戦いを見たことや故郷に帰ったララからの影響で自発的に動いた結果なのである これこそ理想的な異文化交流で「多様性」の理想的な形なのでは無いだろうか
もちろん「イマジネーション」や「多様性」の負の部分もキッチリ描いておりそれがノットレイダーやすべての原因である12星座の女神達そして黒幕の蛇使い座の女神の描写に表れていると思う 「イマジネーション」についての意見の相違で起こった物語の始まりの原因と「多様性」の負の側面の犠牲になったノットレイダー達との闘いでプリキュア達が最終的に自分の内的宇宙のイマジネーションを目覚めさせ女神の借り物で無い自分たちだけの力で臨む最終決戦の展開は非常にアツい!
・ビジュアルやサウンドのクオリティ
もはや美少女デザインの大御所である高橋晃氏の美麗なキャラデザや色んな惑星の背景美術や作中で印象的に描かれる夜の場面や宇宙空間の美しさはファンタジーとリアル寄り美術のいいとこどりで画面のしまりが非常に良い
そして音楽に関しては今までプリキュアシリーズとはいい意味でかけ離れた懐かしい80年代テクノサウンド風の音楽が多く聴きごたえ抜群
特に歌付きの変身BGMはインパクト抜群で音楽そのものとしてのクオリティも特筆に値する 特に最終局面とあるシーンでの使い方が反則レベルに良くそのシーンのための歌付きBGMなのではと錯覚するほど
・ラスト2話のあまりにも秀逸な出来
まさに1年間歩んできたキャラクター達の集大成であり出会いと別れと成長と再会をここまで美しく描けるものなのかと感銘を受けた
この最終回だけで数百字になりそうなのでここら辺で終わらせるがこの作品を語る際は必ず最終話のラストシーンまでしっかり見通すことをとりあえず伝えておく
・秋映画『星のうたに想いを込めて』の驚異的なクオリティ
正確には劇場作品をTV本編の評価に加えるのは駄目かもだがそれでもどうしてもスタプリとゆう作品の構成要素として無視できないので記述する
詳しくは書かないがこの映画とにかく出来が良い 信じられないくらいに出来が良い ベクトルは違えどクレしんのオトナ帝国の逆襲やAKIRA、全盛期のジブリ映画などアニメ映画界における頂に位置する作品と真っ向勝負出来るほど出来が良い もしTV本編が肌に合わなくてもこの映画だけは絶対に見といて損はない
【悪い点】
・良質なバトルシーンが少ない
気合の入った41話や48話など全く無い訳では無く広い空間を意識した3次元的な戦闘も多く楽しくはあるのだが絶対的な動画枚数の少なさがどうしても気になった
だがこれはスタプリの問題点というより東映アニメーションの普遍的な問題と言えるかもしれないし 比較対象が意味分かんないくらいバトルシーンのクオリティが高いGOプリンセスプリキュアなのでショボく感じるだけかもしれない
・春映画の「ミラクルユニバース」が歴代映画最悪レベル
こちらもTV本編の勘定に入れるのは筋違いかも知れないがやはりどうしても気になったので 春の出来がアレだとTV序盤視聴のテンションが下がってしまうのでちょっとどうにかしてほしかった...
【総合評価】
1年モノのアニメとして綺麗に あまりに綺麗に走りきった作品だった...
各話の話の舞台が毎回変わりホームタウンで戦わないからこそできる流動的な展開や新鮮な絵面も多くプリキュア初心者にもおススメ

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2024/06/03 普通の印象 by (表示スキップ)投票履歴 / プロバイダ:14528 ホスト:14737 ブラウザ:8890 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事可愛い 
ストーリー普通(+0 pnt)
キャラ・設定普通(+0 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優悪い(-1 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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