Canon SERENAR 1:4 135mm(精機光学)1948年製のレンズをデジカメで試写M39アダプターの
無限遠が拾えるようになったのでLマウント望遠レンズのセレナーを試写。無段階の絞りを変化させながら試写した結果では絞り8が
コントラスト、分解能とも最良の結果となる。この135mmレンズは重量が580gもあり気軽には持ち出せないでいた。
フィルムカメラ時代も数度使っただけで防湿庫保管が続いた。今回改めて感じたのはとてもきっちりとした描写であり周辺部まで破綻なくすばらしいこと。3群4枚構成ではあるが
色収差も押さえ込まれている。画像の円内が等倍
ピクセルの切り出しとなる。上のマンション群は撮影地点から直線で1300mの距離。ネットに揚げられている作例はどれもボケたものが多いが、隠れた実力の銘玉かも。これだけ写れば大したものだと思う。これだから
レンズ沼は深いのだ。
Canon SERENAR 1:4 135mm