2025.01.18
節約生活スペシャリストの三木ちなです。毎食後に必ず行う「食器洗い」。寒い冬はお湯の使用量が増えるため、光熱費にも影響します。洗い方によっては、家計の負担が増すことも……。そこで今回は、光熱費がかさみやすい、“食器洗い”でやりがちなNG行為についてご紹介します。
特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」
洗剤の量が多いと、その分汚れ落ちがよくなる気がします。もちろん頑固な汚れに対しては洗剤のアプローチが必要ですが、多ければいいというわけではありません。
むしろ、洗剤の使いすぎは光熱費がかさむ原因に。泡立ちがいいと、その分洗い流す水量も必要になるからです。
洗剤は適量を使うのがベスト。少量でも、水を含めたスポンジで揉みこめばしっかりと泡立ちます。最低でも5回揉んで、泡立ててから食器を洗いましょう。
食器をすすぐとき以外も、水を出しっぱなしにしていませんか? 水道代がかさむのはもちろん、冬場はお湯を使うため、水道代だけでなく電気・ガス代もムダになります。
出しっぱなしにするクセがついている人や、こまめに止めるのが面倒な方は、洗い桶の使用をおすすめします。洗い終わった食器は桶に入れてまとめてすすぐと、桶に溜まった水で汚れや泡が落ちやすくなります。仕上げにさっとすすげばきれいになるので、エコで経済的です。
食器に汚れがついたまま洗うのは、もってのほか! 食べ残しや油汚れを落とすのに大量の水と洗剤を消費します。
スポンジにも汚れがつけば、泡立ちにくくなりスポンジの交換も必要。汚れをそのままこすることに、メリットはひとつもありません。
食べ残しは生ゴミ入れへ、ソースはヘラでこするかペーパーで拭き取るだけでも洗いやすさは段違いです。シンクの汚れや排水口の詰まりの原因にもなりますので、汚れたまま洗い物をするのは控えましょう。
光熱費や水道代の節約を意識すると、家計の負担が減るだけでなく洗い物がラクになります。手早く洗うコツをおさえると、家事ラクにつながり一石二鳥です。
経済的で効率のいい洗い物の仕方を、ぜひ試してみてくださいね。
著者
三木ちな
クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。
new 実は「トイレ」に流してはいけない“3つのもの”→「なんで?」「知らなかった…!」
家のこと
2025.03.14
「洗面台の床」に溜まる“髪の毛&埃”を時短でキレイにする掃除テク「掃除機は不要」「ポイントはななめ」
家のこと
2025.03.12
食費が少ない人がスーパーで買わないと決めているモノ「確かに…」「買わないようにします」【まんが】
働く・学ぶ
2025.03.12
new 「キッチン泡ハイター」で掃除できない“キッチンの意外な場所”→「ダメなんだ」「気を付けよう」
家のこと
2025.03.13
new 髪の毛が傷む「ヘアアイロン」のNGな使い方3つ→「いつもやってた!」「だからパサパサなんだ…」
心と体
2025.03.14
眠っている「iPhoneの空き容器」の3つの活用術→「使わないともったいない!」「思いつかなかった」
new 「洗面ボウル」の“ザラつき汚れ”をスルンと落とす意外な洗剤→「水アカ・皮脂など複合的な汚れが落ちる」
水道代が高い人の食器洗いのNG手順とは?「ムダに水流してた…」「納得です」【まんが】
「卵の空きパック」の“便利な”活用術→「手間が減る」「洗い物が減ってラク」
「納豆」と一緒に食べると腸が喜ぶ“意外な食材”とは「単品より組み合わせることで健康パワーが高まる」