カルチャー
2025.01.11
【前回までのあらすじ】食品会社の新商品開発部で仕事を続けながら同期入社のイザオと一人娘の優亜を育てている直美。優亜を産んだときに流れていた曲を口ずさむと、優亜が生まれたときのことを話し出す。パパが駆けつけたことを覚えている優亜。やはり胎内記憶はあるのか!? だが、パパと一緒に動物たちもお祝いにやって来るお話になっていた。
連載:saita オリジナル連載小説『漂うわたし』
1月22日生まれの優亜は、もうすぐ3歳になる。
保育園での年内最後の身体測定では、身長は88.8センチだった。誕生日の前祝いの拍手のような8並び。体重は12.9キロ。縦にも横にも順調に大きくなっている。
手足も口も、ますますよく動くようになった。冷蔵庫から牛乳を出し、テーブルまで運んできて、
「ゆあちゃん、おてつだいしたね」
と胸を張る。
「あんなに小さかった優亜が、冷蔵庫開けて、牛乳パック取り出して、テーブルに運んでくるんだもんなあ」
イザオは優亜が何をしても愛しくて仕方ないらしい。クリスマスツリーの飾りつけをしたときも、「ちゃんとツリーの枝に引っかけられるようになっただよなあ」と涙ぐんでいた。
直美は、コップに牛乳を注ごうとする優亜から目が離せない。パックの大きさと重さに対して、コップの口が小さい。あの丸の中に牛乳を命中させるのは、優亜には難易度が高いのだ。だが、「ママがやるね」と牛乳パックを取り上げるのは、優亜のやる気を取り上げてしまうことになる。優亜の動きに合わせてコップを動かし、牛乳を迎えに行く。イザオみたいに悠長にデレている場合ではない。
親になってから、直美はしっかりしなきゃと思うことがふえ、大人になっている気がするのだが、一方のイザオはどんどん力が抜けて、無邪気になっている。
「ゆき、ないねえ」
優亜がカーテンを開けたサッシ戸の向こうに目をやる。イザオの上司の堀池さんからにプレゼントされた絵本が雪遊びの話で、繰り返し読んでいる。文字は読めないが、直美とイザオの読み聞かせを何度も聞いてお話を覚えてしまった。
「よるのうちに ゆきがつもりました やねもみちも まっしろです」
絵本の中は銀世界だが、東京はまだ雪が降らない。去年も雪は積もらなかった。優亜はまだ雪遊びを知らない。
絵本を開いて、「ゆき あるねえ」
窓の外を見て、「ゆき ないねえ」
同じものでも「ある」ところと「ない」ところ、「ある」ときと「ない」ときがある。「存在」と「不在」という概念を覚えたばかりの優亜は、「ある」と「ない」を比べたがる。
きっかけは、おむつの卒業だった。
家でも保育園でもトイレトレーニングを熱心にやらず、成り行きに任せようという方針だったので、おむつがなかなか外れなかったのだが、
「おしっこ、ある」
と取り替えるタイミングを知らせるようになり、おむつを替えると、
「おしっこ、ない」
とすっきりした顔になり、言葉の成長に引っ張られるように、秋の終わりにおむつが外れた。
今では売り場に積み上げられたおむつを見上げ、
「おむつ、いっぱい、あるね。ゆあちゃん、おむつ、ないね」
と自慢げに言う。ついこないだまでおむつだったくせに先輩風を吹かせている。
先日、テレビで昭和の日本映画を見た優亜は、電話の受話器と本体がつながっているのを珍しがり、
「ひも、あるねえ。ひも、ないねえ」
とテレビの電話と直美のスマホと比べた。
優亜がお腹の中にいた頃に使っていた「もしもしギア」の形が似ていると気づいて、電話ごっこを始めた。
「もしもし、とうきょうのいざわゆあですけど」
と映画の台詞の口調を真似して、おどける。直美とイザオが笑うのがうれしくて、何度もやってくれる。
「ケータイがなかった頃って、電話かけると、まず自分がどこの誰かを名乗ったんだよな」
遠い昔のことのようにイザオは言うが、直美が育った家の電話にはコードがついていて、相手の電話番号を示すモニターもついてなかった。親の代わりに電話に出て、相手の名前が聞き取れず、まごまごしてしまった記憶がある。
あったものが消えて、なかったものが現れて。
優亜だって、存在しなかった。
スーパーに行くと、優亜はアイタス食品のパッケージを見つけ、
「パパとママのおしごと、あるねえ」
と知らせてくれる。パパとママが同じ会社で働いていて、その会社がパック豆やレンチンシリーズを作っていることを知っている。パッケージを覚えている。
「パパとママの推し活だな」
とイザオは目尻を下げ、照れる。デレる。そして、
「大きくなったなあ」
と涙ぐむ。
直美は優亜が「おしごと」をどこまで理解しているのだろうと考える。在宅勤務でリモート会議をしているところを見たりもしているが、レンチンシリーズの肉じゃがや豚の角煮をパパとママが作っていると思っているのいるのかもしれない。想像したら、涙よりも笑いがこみ上げる。
年末はおせち料理コーナーで売り場のレイアウトが変わり、いつもの棚に並んでいるレンチンシリーズが見当たらず、
「パパとママのおしごと、ないねえ」
と優亜は店じゅうに響き渡る声で残念がった。
イザオと思わず顔を見合わせ、焦った。他の買い物客が聞いたら、心配されてしまうかもしれない。こんな小さな子を抱えて年を越せるのかしらと。実際、何人かが振り返った。
「違うんです」と否定して「実は、わたしたちが勤めているアイタス食品の商品がいつもの場所になくて」と説明するのも変だ。
「晩ご飯、オムライスにしよっか?」とびきり朗らかな声を出して、心配いりませんよアピールをした。
あのときは焦ったなと思い出し笑いをしていたら、
「雪を見せてあげたいな。誕生日プレゼントに」
朝食を食べ終えたイザオが言った。
「旅行ってこと?」と直美が言うと、
「雪と温泉。どう?」とイザオはお猪口でお酒を飲む仕草を添えた。
「いいね。おむつも外れたし」
優亜にも会話は聞こえていて、「ゆき?」と期待の目で直美とイザオを見ている。
「優亜、雪遊びしに行こっか」とイザオが聞くと、
「行く!」と返事の声が弾んだ。
いつの間にか普通に会話ができるようになっている。ほんの数年前は、ただ泣いているばかりで何を考えているのかわからなかったのに。
「何して遊ぶ? 雪だるま作る?」とイザオに聞かれ、
「ゆきうさぎ、つくる!」と優亜は元気よく答える。
「おー、雪うさぎかー、いいねえ」
「ゆきうさぎと、ゆきねずみと、ゆきことりつくる!」
「いいねいいね。雪ねずみも雪ことりも作ろう。動物王国作っちゃおう」
イザオは子どもみたいにはしゃいでいる。優亜よりも張り切っている。優亜の誕生日にかこつけてイザオが雪遊びしたいだけなんじゃないのと直美は苦笑する。
「雪きりんと雪ぞうも作ろう」とイザオが言うと、
「ゆききりんとゆきぞうはいないよ」と優亜はきっぱり言う。
「え? いないの? いないのかー」
ぞうの鼻やきりんの首は雪で作るの難しそうだしねと直美は思い、でもきっと優亜の言う「ゆききりんとゆきぞうはいないよ」の理由は別にあるのだろうなと想像する。優亜だけに見えている銀世界には、雪うさぎと雪ねずみと雪ことりはいるけれど、雪ぞうと雪きりんはいないのだ。
直美は雪を固めて作った動物たちを思い浮かべる。丸みのあるおまんじゅうみたいな雪うさぎや雪ねずみや雪ことりを頭の中に並べていく。
優亜が人生に加わってから、「ある」がふえた。今も、これからもふえていく。
次回1月18日に伊澤直美(60)を公開予定です。
編集部note:https://note.com/saita_media
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著者
今井 雅子
脚本家。 テレビ作品に連続テレビ小説「てっぱん」、「昔話法廷」、「おじゃる丸」(以上NHK)。2022年「失恋めし」をamazon primeにて配信。「ミヤコが京都にやって来た!〜ふたりの夏〜」(ABCテレビ)を9月30日より3夜連続で、「束の間の一花」(日本テレビ)を10月期に放送。映画作品に「パコダテ人」、「子ぎつねヘレン」、「嘘八百」シリーズ(第3弾「嘘八百 なにわ夢の陣」2023年1月公開)。出版作品に「わにのだんす」、「ブレストガール!〜女子高生の戦略会議」、「産婆フジヤン〜明日を生きる力をくれる、93歳助産師一代記」、「来れば? ねこ占い屋」、「嘘八百」シリーズ。音声SNSのClubhouseで短編小説「膝枕」の朗読と二次創作をリレー中。故郷大阪府堺市の親善大使も務めている。
連載小説『漂うわたし』第182回 佐藤千佳子(62)「それぞれの空を見上げて」
連載小説『漂うわたし』第181回 佐藤千佳子(61)「シュークリーム即興劇」
連載小説『漂うわたし』 第180回 多賀麻希(60)「クリームのないシュークリーム」
連載小説『漂うわたし』 第179回 多賀麻希(59)「ドレスが目覚めるとき」
連載小説『漂うわたし』 第178回 伊澤直美(60)「魔法が解けた」
連載小説『漂うわたし』第176回 佐藤千佳子(60)「スカーフをふわりと広げて」
連載小説『漂うわたし』第175回 佐藤千佳子(59)「わたしたち同じページにいる」
連載小説『漂うわたし』 第174回 多賀麻希(58)「子ども服を着せたかもしれない過去」
連載小説『漂うわたし』 第173回 多賀麻希(57)「愛にハサミを入れられない」
連載小説『漂うわたし』 第172回 伊澤直美(58)「胎内記憶って本当にあるの?」
連載小説『漂うわたし』 第171回 伊澤直美(57)「生まれた日の記憶」
連載小説『漂うわたし』第170回 佐藤千佳子(58)「日と月と明るいほうへ」
連載小説『漂うわたし』第169回 佐藤千佳子(57)「太陽の引き立て役」
連載小説『漂うわたし』 第168回 多賀麻希(56)「特注のエコバッグ」
連載小説『漂うわたし』 第167回 多賀麻希(55)「その続きを読みたくて」
連載小説『漂うわたし』 第166回 伊澤直美(56)「やったねの種」
連載小説『漂うわたし』 第165回 伊澤直美(55)「おんなじ! おんなじ!」
連載小説『漂うわたし』第164回 佐藤千佳子(56)「種は飛びたがっている」
連載小説『漂うわたし』第163回 佐藤千佳子(55)「マルシェは一日で終わるけれど」
連載小説『漂うわたし』 第162回 多賀麻希(54)「不自由とダンスする」
連載小説『漂うわたし』 第161回 多賀麻希(53)「巻き込まれ上手になるには」
連載小説『漂うわたし』 第160回 伊澤直美(54)「プレゼンごっこだと思ってた」
連載小説『漂うわたし』 第159回 伊澤直美(53)「パンケーキ食べてる場合じゃない」
連載小説『漂うわたし』第158回 佐藤千佳子(54)「思い違いがくれたパワー」
連載小説『漂うわたし』第157回 佐藤千佳子(53)「推しが職場にやって来た」
連載小説『漂うわたし』 第156回 多賀麻希(52)「アドレスのないドレス」
連載小説『漂うわたし』 第155回 多賀麻希(51)「迷路の出口」
連載小説『漂うわたし』 第154回 伊澤直美(52)「配慮ってどうするんだっけ」
連載小説『漂うわたし』 第153回 伊澤直美(51)「思い出せそうで思い出せない人」
連載小説『漂うわたし』第152回 佐藤千佳子(52)「ウィンウィンの天才」
連載小説『漂うわたし』第151回 佐藤千佳子(51)「咲かない花と咲いた花」
連載小説『漂うわたし』第150回 多賀麻希(50)「ひとり・ふたり・ことり」
連載小説『漂うわたし』第149回 多賀麻希(49)「やがて住む部屋の前で」
連載小説『漂うわたし』 第148回 伊澤直美(50)「大人は子どもで子どもは大人で」
連載小説『漂うわたし』 第147回 伊澤直美(49)「大人が試されている」
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連載小説『漂うわたし』第139回 佐藤千佳子(47)「真夜中の逢い引き」
連載小説『漂うわたし』第138回 多賀麻希(46)「いつか誰かのねじを巻く」
連載小説『漂うわたし』第137回 多賀麻希(45)「祝福のサラダ」
連載小説『漂うわたし』 第136回 伊澤直美(46)「種が芽吹くとき」
連載小説『漂うわたし』 第135回 伊澤直美(45)「会える確率は1分の1」
連載小説『漂うわたし』第134回 佐藤千佳子(46)「たちまち色づいたモノクローム」
連載小説『漂うわたし』第133回 佐藤千佳子(45)「母親の旬は過ぎたのか」
連載小説『漂うわたし』第132回 多賀麻希(44)「オリジナルって言い切れる?」
連載小説『漂うわたし』第131回 多賀麻希(43)「棺に入る分だけ残しなさい」
連載小説『漂うわたし』 第130回 伊澤直美(44)「母娘の残像」
連載小説『漂うわたし』第129回 伊澤直美(43)「今がいちばん可愛い」
連載小説『漂うわたし』第128回 佐藤千佳子(44)「子ども服はタイムカプセル」
連載小説『漂うわたし』第127回 佐藤千佳子(43)「ハダカのひまわりとスキップ」
連載小説『漂うわたし』第126回 多賀麻希(42)「なんのお祝いだっていい」
連載小説『漂うわたし』第125回 多賀麻希(41)「父を待ちながら」
連載小説『漂うわたし』第124回 伊澤直美(42)「近づきすぎると影が落ちるから」
連載小説『漂うわたし』第123回 伊澤直美(41)「ベランダ通勤の頭の中」
連載小説『漂うわたし』第122回 佐藤千佳子(42)「宝探しのパンケーキ」
連載小説『漂うわたし』第121回 佐藤千佳子(41)「日曜日と月曜日の手ざわり」
連載小説『漂うわたし』第120回 多賀麻希(40)「20年ぶりに咲いたドレス」
連載小説『漂うわたし』第119回 多賀麻希(39)「ドレスに蒔いた種」
連載小説『漂うわたし』第118回 伊澤直美(40)「あの日の花をもう一度」
連載小説『漂うわたし』第117回 伊澤直美(39)「その手をつなぐために空けておく」
連載小説『漂うわたし』第116回 佐藤千佳子(40)「チューリップの赤がしみる」
連載小説『漂うわたし』第115回 佐藤千佳子(39)「ペンネーム十文字パセリ」
連載小説『漂うわたし』第114回 多賀麻希(38)「ウェディングドレスを上書きする」
連載小説『漂うわたし』第113回 多賀麻希(37)「ウェディングドレスを着ない未来」
連載小説『漂うわたし』第112回 伊澤直美(38)「そこに答えはないってわかってるのに」
連載小説『漂うわたし』第111回 伊澤直美(37)「四つ葉のクローバーに胸がざわつく」
連載小説『漂うわたし』第110回 佐藤千佳子(38)「埋蔵主婦の値段」
連載小説『漂うわたし』第109回 佐藤千佳子(37)「埋蔵主婦を卒業します」
連載小説『漂うわたし』第108回 多賀麻希(36)「わたしの顔を見に来た彼女」
連載小説『漂うわたし』第107回 多賀麻希(35)「見知らぬ誰かを待ちながら」
連載小説『漂うわたし』第106回 伊澤直美(36)「サレ妻の逆襲」
連載小説『漂うわたし』第105回 伊澤直美(35)「何を証明しようとしているの?」
連載小説『漂うわたし』第104回 佐藤千佳子(36)「せっかく生まれてきたんですから」
連載小説『漂うわたし』第103回 佐藤千佳子(35)「そのままのあなたでいいんです」
連載小説『漂うわたし』第102回 多賀麻希(34)「呪うより祝うほうがめでたいから」
連載小説『漂うわたし』第101回 多賀麻希(33)「エゴサしたって傷つくだけなのに」
連載小説『漂うわたし』第100回 伊澤直美(34)「自分の機嫌は自分で取る!」
連載小説『漂うわたし』第99回 伊澤直美(33)「めでたい日のおめでたい人」
連載小説『漂うわたし』第98回 佐藤千佳子(34)「ふたりで月日を重ねて」
連載小説『漂うわたし』第97回 佐藤千佳子(33)「あなたの物語を読みたい」
連載小説『漂うわたし』第96回 多賀麻希(32)「上書きされた過去」
連載小説『漂うわたし』第95回 多賀麻希(31)「これ以上わたしから何も盗らないで」
連載小説『漂うわたし』第93回 伊澤直美(31)「ひなたと日陰の間で」
連載小説『漂うわたし』第92回 佐藤千佳子(32)「焼きいもを分け合う誰かがいれば」
連載小説『漂うわたし』第91回 佐藤千佳子(31)「モブキャラに秋がしみる」
連載小説『漂うわたし』第90回 多賀麻希(30)「まわりまわってひまわりバッグ」
連載小説『漂うわたし』第89回 多賀麻希(29)「世渡り上手の駆け引き構文」
連載小説『漂うわたし』第88回 伊澤直美(30)「母とわたしと犬とレモン」
連載小説『漂うわたし』第87回 伊澤直美(29)「記憶の地層から浮かび上がった母」
連載小説『漂うわたし』第86回 佐藤千佳子(30)勝ったり負けたり人生じゃんけん
連載小説『漂うわたし』第85回 佐藤千佳子(29)「義母が転がり込んできた」
連載小説『漂うわたし』第84回 多賀麻希(28)「『嫉妬してくれてるの?』の魔法」
連載小説『漂うわたし』第83回 多賀麻希(27)「彼と彼女の不完全燃焼」
連載小説『漂うわたし』第82回 伊澤直美(28)「本人に聞けばいいのに」
連載小説『漂うわたし』第81回 伊澤直美(27)「創作って埋め合わせだから」
連載小説『漂うわたし』第80回 佐藤千佳子(28)「振り上げたこぶしの下ろし方」
連載小説『漂うわたし』第79回 佐藤千佳子(27)「砂の入ったアイスクリーム」
連載小説『漂うわたし』第78回 多賀麻希(26)「17歳のわたしの続き」
連載小説『漂うわたし』第77回 多賀麻希(25)「閉じていなかった物語」
連載小説『漂うわたし』第76回 伊澤直美(26)「これは満たされてますアピールなのか」
連載小説『漂うわたし』第75回 伊澤直美(25)「スポットライトの当たる場所が変わっただけ」
連載小説『漂うわたし』第74回 佐藤千佳子(26)「正解も正義もひとつじゃない」
連載小説『漂うわたし』第73回 佐藤千佳子(25)「同じ景色を見ていると思っていたのに」
連載小説『漂うわたし』第72回 多賀麻希(24)「愛せないヒロイン」
連載小説『漂うわたし』第71回 多賀麻希(23)「それからのルーズソックスのそれから」
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連載小説『漂うわたし』第69回 伊澤直美(23)「母乳神話のスッタモンダ」
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