2024.12.16
できるだけラクをしたい一心で、毎日自炊を続けているわたし。面倒くさがり屋でも自炊と節約を長年続けられている秘訣は、“諦め”です。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが「割り切っていること」をご紹介します。
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節約のために毎日の自炊は欠かせませんが、だからといって手づくりにこだわっているわけではありません。むしろ、便利なものはガンガン使って手間抜きすることを優先しています。
余裕がなければコロッケは冷凍品を使いますし、サラダもカット済みで水洗い不要のものを買います。汁物もお湯をそそぐだけの即席をストック。決して完璧は求めません。
献立によっては、材料を揃えてイチから手づくりするより、冷凍品を買う方が安い場合も。うまく手を抜くと食費と時間の節約になるので、わたしは「オール手づくりじゃなくてもいい」と割り切っています。
和食の基本は「一汁三菜」ですが、わが家の場合はこれを守れている日の方が少ないです(笑)。賛否両論あると思いますが、わたしは一汁三菜のルールを重視していません。
食事をつくるのは毎日のことだからこそ、仕事・育児・家事をしながら続けるのは、わたしにとって大きなハードルでした。
汁物がつくれない日は、「今日はお休み」でOK! どうしても欲しい人には、レトルトや即席で用意します。おかずも野菜がたっぷり入っていれば、1品で十分。冷ややっこや納豆など、出すだけでいい食材も「1品としてカウントしていいんだ」と割り切ってから、食事の準備がラクになっただけでなく、外食やお総菜に頼る回数がぐんと減りました。
毎日食事をつくっていると、味つけが同じになったりマンネリしたりすることもあるけれど、これも仕方ないと割り切ります。
一時は「違う味つけにしなきゃ」といろいろ試してみましたが、手間がかかるうえに家族ウケもそれほどよくない……。結局は“いつもの味”の方が好評だったこともあり、背伸びするのはやめました。
定番の味つけなら、いろいろな調味料を揃える必要もないので、食費の節約にもつながっていますよ。
「食費の節約=自炊」を長年続けるのは、そう簡単ではありません。仕事や育児、そのほかの家事と両立するとなればなおさらです。
時間や余裕がない日々でも、しっかり自炊を続けるには“諦め”が肝心。自分を追い込まず、「これでいい」と割り切れるようになってから、家事負担がぐんとラクになりました。
自炊がなかなか続かない方は、まず頑張ることをやめてみてはいかがでしょうか。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費(月2万円台)はお米代・お菓子代別です。
著者
三木ちな
クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。
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