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ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に家族4人で香港からニュージーランドに移住。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です

豊かな人生のために

´ー`ゞ
過日の分を後出し中なのでよろしかったらコチラもどーぞ。


今日は日本からの留学生クンを囲んで数家族でいつもの飲茶へ。

の予約を渋々受け付けてもらったほどの混みようで、

と言いたくなるほど、相変わらずの大盛況。強いです、中華系@@;

その後は留学生クンと友人の小学生の女の子をお預かりしました。
男子3人はさっそく卓球&ゲーム。(まだまだ卓球ブーム ̄▽ ̄?)

私と女の子は花型に編んでいく指輪の作り方を教える約束をしていたので、離れでビーズの指輪作り。あまりのポカポカ陽気に外の階段に座り込んで作りました。

少し大きめのビーズを用意して実演しながら教えていくと、あっという間にできるようになり、色違いでいくつも自分で作りだしました。
小学生も高学年となると、こんなに飲み込みがいいのでしょうか?

私がこの作り方を覚えたのは小学1年生、6歳のときだったので、1つ目を作りあげるのが途方もなく感じられたものでした。

母屋に戻るとそろそろおやつの時間。
飲茶でとことん食べてきたことなど、子どもには関係ナシっ!出したスナック菓子が瞬間蒸発したので、慌ててなにか用意することに。

すると女の子が寄ってきて、

と興味深そうに質問してきました。
「クレープを作ってるの。混ぜたのは玉子、小麦粉、牛乳、砂糖。」
と言うと、

と聞いてきました。なんという素直さ!こういう時に知っている振りをしないのは素晴らしいこと!なかなかできないことです。

「パンを焼いたりする粉よ。」
と答えると困ったように首をかしげています。ピンとこないのでしょう。実物を見せると、
「あ~。」
と見覚えがある様子。

それだけでも感激屋のワタクシなどかなり感激していたというのに、彼女はすぐに自分のバックに取って返すと、
「材料を書いたの?」
と聞くと、はにかんだようにして慌ててメモ帳をしまっています。


いにしえの哲学者に言われるまでもなく、自分が「知らないこと」を額面通りに受け止められるかどうかで、人生の深みは違ってくるはず。彼女はそれができるばかりか、知った知識を即座に自分のものにする術を小学生のうちから身に付けているのです。この素直さが彼女の人生をどれほど豊かにしてくれることか。心の底から感動しました。


自分はめったに食べないので、いつも内心「面倒くさいな~」と思って焼いていたクレープも彼女のおかげでサクサク焼けました。
スプレッドに使ったヌテラも初めてだったようでしげしげとボトルを見ています。そんな仕草も可愛い限り。(メモしたかったのかな?)

男子3人はオムライスがっつりの夕食も。6時過ぎにはお開きになりました。子どもたちのおかげで、何かと忙しかった週末も明るい笑い声のうちに終わりました。
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