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次期フォルダブルスマホ「motorola razr 60 ultra」が認証機関を通過!写真は現行のmotorola razr 50 ultra |
アラブ首長国連邦(United Arab Emirates:UAE)の電気通信・デジタル政府規制局(Telecommunications and Digital Government Regulatory Authority:TDRA)は17日(現地時間)、Motorola Mobility(以下、Motorola)の未発表な次期フォルダブルスマートフォン(スマホ)「
motorola razr 60 ultra(型番:XT2551-*)」(*は任意の数字)を2025年2月17日(月)付で認証したと案内しています。現地向け製品の型番は「XT2551-6」で、認証番号は「ER41678/25」。
これまでXT2551-*はインドの標準規格(Bureau of Indian Standards:BIS)でも「XT2551-5」が通過していましたが、TDRAでは製品名も公開されており、改めてXT2551-*がmotorola razr 60 ultraであることが確認されました。またベンチマークアプリ「Geekbench」にてmotorola razr 60 ultraの北米向けの同等機種となる「motorola razr ultra (2025)」の結果が掲載されており、スコアはCPUのシングルコアで2782、マルチコアで8457となっています。
CPUは4.32GHzコア×2+3.53GHzコア×6とされており、最新のQualcomm製ハイエンド向けチップセット(SoC)「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」(以下、Snapdragon 8 Elite)と同様なものの、Snapdragon 8 EliteならMotherboardが「sun」となっているはずですが、motorola razr ultra (2025)では「leap」となっており、スコアもSnapdragon 8 Eliteを搭載した製品と比べて若干低くなっています。
さらに前機種となる現行の「
motorola razr 50 ultra」がSoCにQualcomm製「Snapdragon 8s Gen 3 Mobile Platform」を搭載していることなどからSoCには未発表なSnapdragon 8 Eliteの廉価版となる「Snapdragon 8s Elite Mobile Platform」が採用されるのではないかと予想されます。なお、GPU はSnapdragon 8 Eliteと同じ「Adreno 830」ですが、最大クロック数などが異なる場合があり、内蔵メモリー(RAM)は実行容量が10.92GBとなっているため、少なくとも12GBモデルが存在するようです。
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