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GoogleがPixel向け新機能「Feature Drop」の2025年3月分を提供開始! |
Googleは4日(現地時間)、同社が開発・販売する「
Pixel」ブランドのスマートフォン(スマホ)やスマートウォッチに提供する新機能「
Pixel Feature Drop」の2025年3月分を提供開始したとお知らせしています。おおよそ3カ月ごとにリリースおよび案内されるPixel Feature Dropsですが、今回は昨年12月の提供に続いてとなり、新機能はそれぞれすでに同日より順次提供が開始されており、今後数週間に渡って段階的に提供されるとのこと。
新機能はAIサービス「
Gemini」を会話形式で利用できる「Gemini Live」がアップグレードされ、Gemini 2.0 FlashによってAIの理解力と多言語対応が向上し、言語設定を変更しなくても45を超える言語を自由に組み合わせて話しかけることができるようになり、話しかけるだけで後はGemini Liveが引き受けてくれます。また今年1月に発表した「Pixel 9」シリーズ向けにリリースしたGemini Liveのマルチモーダル機能が「Pixel Fold」を含む「Pixel 6」以降に展開されています。
これにより、会話に画像やYouTubeなどの動画などのファイルを追加して探している内容や理解しようとしている内容についてより詳しいコンテキストを提供できるようになります。これらの機能は今後数週間以内にGemini Advancedを使用したライブビデオと画面共有を通じてGemini Liveとやり取りできるようになります。さらにスクリーンショットにおいて新しく提案機能が追加され、コレクションに追加するスクリーンショットを自動的に提案してくれるので負担が軽減され、Pixel Screenshotsアプリを仕事用のプロフィールで使用できるようになり、クライアントとの会食の領収書や経費報告書なども簡単に整理できます。
また日本やドイツで「天気」アプリがPixel ScreenshotsやPixel Studio、Pixel AI 天気予報、花粉トラッカーなどが利用できるようになり、さらに日本語で「レコーダー」アプリにおけるAIによる要約も可能となるため、授業のノートや会議の議事録を要約するのに最適です。またPixel Studioでも友達や家族と共有できるユニークな人物画像を作成し、見たい人物やシーンの説明を入力するだけで想像力を現実にしてくれるとのこと。他にも「Gemini Nano」を搭載した電話詐欺検出機能は製品上のAIで詐欺から保護しながら会話のプライバシーを維持します。
この独自機能は詐欺師が良く使用する通話の会話パターンをリアルタイムで検出して疑わしい点を感知すると通知してくれるとのこと。さらにGoogleの「メッセージ」アプリでも詐欺検出が利用できるようになり、製品上のAIを使って詐欺に関連する会話のテキストパターンにフラグを立てて一見無害に見えても時間が経つにつれて危険になるメッセージを識別できるようになり、リアルタイムの警告が表示されるため、会話を簡単にブロックして報告できます。加えて衛星SOSをハワイやアラスカ、ヨーロッパ、カナダに拡大して携帯電話ネットワークや無線LAN(Wi-Fi)がない場合でも緊急サービスに接続できるようになります。
一方、Pixel WatchではPixel Watch 3の脈拍喪失検出機能がアメリカのFDAの認可を受けて今月末からアメリカでこの初めての機能が利用可能になり、肺心停止などの事象により人の心臓が突然停止したことを検知でき、11呼吸不全や循環不全、過剰摂取や中毒などの状態を警告して反応がない場合には自動的に緊急サービスに通報して命を救う可能性のある治療を促してくれるようになります。またPixel Watch 3には製品上での月経追跡機能が追加され、手首から「Fitbit」アプリで月経を記録したり、周期の状態を確認したり、次の月経を予測したりできるようになったということです。
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