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アップルの新しいiPad Airが発表!13インチ(M3)と11インチ(M3)の2機種

Appleは4日(現地時間)、同社が展開するタブレット「iPad」の薄型モデル「iPad Air」シリーズの新商品として「13インチiPad Air(M3)」および「11インチiPad Air(M3)」を発表しています。日本を含む29の1次販売国・地域では2025年3月12日(水)に発売され、価格はアメリカでは13インチiPad Air(M3)が799ドル(約119,000円)から、11インチiPad Air(M3)が599ドル(約89,000円)からとなっています。

すでに同社の公式Webストア(公式Webサイト「Apple.com」および公式アプリ「Apple Store」)では予約販売が開始されており、日本での価格(金額はすべて税込)はAppleの公式Webストアでは13インチiPad Air(M3)のWi-Fiモデルの128GBが128,800円、256GBが144,800円、512GBが180,800円、1TBが216,800円、Wi-Fi+Cellularモデルの128Bが154,800円、256GBが170,800円、512GBが206,800円、1TBが242,800円。

また11インチiPad Air(M3)のWi-Fiモデルの128GBが98,800円、256GBが114,800円、512GBが150,800円、1TBが186,800円、Wi-Fi+Cellularモデルの128GBが124,800円、256GBが140,800円、512GBが176,800円、1TBが212,800円。補償サービス「Apple Care+ for iPad」は13インチiPad Air(M3)が分割払いで850円/月(24カ月で総額20,400円)または一括払いで16,800円(2年間)、11インチiPad Air(M3)が分割払いで650円/月(24カ月で総額15,600円)または一括払いで12,800円(2年間)とのこと。

その他、ペン入力「Apple Pencil」は「Apple Pencil(USB-C)」および「Apple Pencil Pro」に対応しており、価格はApple Pencil(USB-C)が13,800円、Apple Pencil Proが21,800円で、またiPad Air用の「Magic Keyboard」(ホワイト)や「Smart Folio」(チャコールグレイ、ライトバイオレット、デニム、セージ)も販売され、Magic Keyboardは13インチ向けが49,800円、11インチ向けが46,800円、Smart Folioは13インチ向けが17,800円、11インチ向けが13,800円。

なお、Wi-FiモデルはApple以外からも量販店やソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」より販売され、Wi-Fi+Cellularモデルはオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)となり、こちらはApple以外からはヨドバシカメラやビックカメラなどの「Apple Premium Reseller」の一部店舗およびECサイトなどのほか、NTTドコモやKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」、SoftBankといった移動体通信事業者(MNO)より販売され、MNOではそれぞれAppleとは異なる価格となります。

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13インチiPad Air(M3)および11インチiPad Air(M3)はiPad Airシリーズとしては初めてひと世代ごとに2モデルとなった前機種「13インチiPad Air(M2)」および「11インチiPad Air(M2)」に続いて同様に商品名の命名規則も揃えられてチップセット(SoC)を冠した商品名となり、新たにSoCは「Apple Silicon」の「M3」を搭載し、先進的なグラフィックスアーキテクチャーをもたらして電力効率に優れた驚異的なパフォーマンスと持ち運びやすさの組み合わせを新しいレベルに引き上げているということです。

そのため、基本的にはそれぞれ13インチiPad Air(M2)および11インチiPad Air(M2)の仕様をほとんど継承しており、画面の周りの縁(ベゼル)が狭くなっているものの、顔認証「Face ID」には対応せず、本体側面の電源キー(トップボタン)部分に指紋認証「Touch ID」を搭載し、充電・外部接続端子はUSB-Cを採用しています。各部位はこれまでのiPad Proと同様にトップボタンや音量調節ボタン、デュアルスピーカー、デュアルマイク、USB-C端子、磁気コネクター、Smart Connectorで、同梱品はiPad Air本体のほか、USB-C充電ケーブル(1m)と20W USB-C電源アダプタです。

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サイズは13インチiPad Air(M3)が約280.6×214.9×6.1mm、11インチiPad Air(M3)が約247.6×178.5×6.1mmとM2モデルとまったく一緒で、質量は13インチiPad Air(M3)のWi-Fiモデルが約616g、Wi-Fi+Cellularモデルが約617g、11インチiPad Air(M3)のWi-Fiモデルが約460g、Wi-Fi+Cellularモデルが約460gと微妙に軽くなっており、本体色も同様に両機種ともにスターライトおよびスペースグレイ、ブルー、パープルの4色展開です。

画面は13インチモデルが約12.9インチ2732×2048ドットIPS液晶「Liquid Retinaディスプレイ」(約264ppi)、11インチモデルが約10.86インチ2360×1640ドットIPS液晶「Liquid Retinaディスプレイ」(約264ppi)を搭載し、広色域(P3)やTrue Tone、耐指紋性撥油コーティング、フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、1.8%の反射率に対応し、明るさは13インチモデルが600nit、11インチモデルが500nitsの輝度に対応。

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13インチiPad Air(M3)


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11インチiPad Air(M3)

またApple M3(4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU、9コアGPU、16コアNeural Engine)になったことで前機種と比べて性能の大きな飛躍をもたらし、より高速なメモリー帯域幅の組み合わせによって新しいiPad Airは幅広い生産性タスクやクリエイティブなタスクにおいてApple M1を搭載した2世代前の「iPad Air(第5世代)」よりもCPU性能で最大35%、グラフィックス性能でで最大40%も向上しており、全体的に2倍近く高速なほか、グラフィックスを駆使するレンダリングワークフローでは最大4倍高速な性能を備えているとのこと。なお、内蔵メモリー(RAM)は8GBを搭載し、USB-C端子はUSB 3(最大毎秒10Gb)やDisplayPortをサポート。

加えてより高速な「Neural Engine」となったため、iPadOSでAIの機能をさらに満喫でき、Apple M1と比べてApple M3のNeural EngineはAIベースの作業が最大60%高速で、他にもAシリーズチップを搭載したiPadモデルと比べて有用で関連性のあるインテリジェンスを提供するパーソナルインテリジェンスシステムである「Apple Intelligence」を11インチと13インチのサイズでの提供、新しいMagic KeyboardやApple Pencil Proなど先進的なアクセサリーへの対応などの点でも向上しています。これにより、例えば、Apple Pencilでスケッチを円で囲むだけでラフなスケッチを美しい画像に作り変えてメモを視覚的に一段と魅力的なものにできるなどするとしています。

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カメラは前面に約1200万画素CMOS/超広角レンズ(F2.0、画角122°)の「FaceTime HDカメラ」が横の縁に配置され、FaceTimeで友人や家族とつながる場合でも、キーボードを取りつけてiPad Airを使ってビデオ会議に参加する場合でも最も良く使う向きになっていて最適なほか、機械学習(ML)を使って自動的に全員が視野に収まるようにするセンターフレームを提供します。また背面には約1200万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、5P)を搭載し、Focus PixelsやLive Photos、スマートHDR4、4K動画撮影(60fps)、1080pスローモーション動画撮影(240fps)などに対応。

さらにデュアルマイクはカメラと同調して機能するよう設計されており、使われているカメラから音を拾って気が散る周囲の雑音を最小限にし、空間オーディオに対応した横向きのステレオスピーカー(横向き)も備えており、特に13インチモデルは音楽や映像といったコンテンツを楽しむのに最適な2倍の低音を響かせて一段と優れた音質をもたらします。

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加えてMagic Keyboardはまったく新しくなり、色はホワイトの1色のみですが、より大きな内蔵トラックパッドは細かい作業のための精度が一段と向上し、新しい14のファンクションキー列により、画面の明るさや音量の調節などの機能に簡単にアクセスできるだけでなく、価格も安くなりました。またMagic Keyboardはマグネットで取りつけられ、Smart ConnectorによってBluetoothを必要とせずに瞬時に電源やデータにつながり、機械加工されたアルミニウム製のヒンジには充電用のUSB-C端子も搭載されています。

その他の仕様では、Wi-Fi 6EやMIMO、HT80に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(同時デュアルバンド2.4GHz/5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.3、電子コンパス、iBeacon、3軸ジャイロセンサー、加速度センサー、気圧センサー、環境光センサーに対応。またWi-Fi+Cellularモデルでは位置情報取得(A-GNSS:GPS・GLONASS・Galileo・QZSS・BDS)に対応。OSはiPadOS 18がプリインストール。

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Wi-Fi+CellularモデルではSIMとしてeSIMに対応し、nanoSIM(4FF)カードなどのSIMカードスロットは非搭載で、日本向け製品は13インチiPad Air(M3)が「A3269」、11インチiPad Air(M3)が「A3267」で、それぞれの対応周波数帯は以下の通り。バッテリーはともにリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵で、容量は13インチiPad Air(M3)が36.59Wh、11インチiPad Air(M3)が28.93Whとなっており、それぞれWi-Fiでの利用で最大10時間、携帯電話ネットワークでの利用で最大9時間。

5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n66、n70、n71、n75、n76、n77、n78、n79)4
FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、48)
UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)

Apple Pencil ProはApple Pencilの体験を一段と向上させるさらに多くの魔法のような機能やパワフルな新しい操作を備えており、軸に内蔵された新しいセンサーはスクイーズ(指で強く押した状態)を感知してツールパレットを表示できるため、創作活動を妨げることなくツールや線の太さ、色のすべてを素早く切り替えられ、独自の触覚エンジンはスクイーズやダブルタップ、図形認識でスナップしたりすると、確認として軽いタップを返して直感的な体験をもたらしてくれます。

またジャイロスコープによってApple Pencil Proを回転させて、使用しているツールを正確にコントロールでき、軸を回転させると、ペンと紙のように形の異なるペンツールとブラシツールの向きを変えることが可能で、Apple Pencilのホバー機能を使うと、ペン先がディスプレイに触れる前にツールの正確な向きを見ることができます。さらにApple Pencil ProはApple Pencilで初めて「探す」に対応し、Apple Pencil Proを置き忘れた場合に見つけられるようになり、新しいマグネットのインターフェイスを通じてiPad Proの側面でペアリングや充電、保管ができます。

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記事執筆:memn0ck


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