なお、シャープでは日本向けメーカー版については価格がオープンながらも市場想定価格として3万円台となると案内しています。また本体色はNTTドコモ版がブルーとホワイト、ブラックの3色展開、Y!mobile版がブルーとホワイト、ブラック、ピンク(Y!mobile限定カラー)の3色展開となっており、プリインストールアプリは違うものの、NTTドコモ版の背面も「docomo」ロゴがなくなり、両モデルともにリアカメラモジュール部分に「AQUOS」ロゴのみとなっています。
AQUOS wish4はシャープが2021年12月より展開している“シンプルで飾らないスマホ”をコンセプトに開発したエントリー向け「AQUOS wish」シリーズの第4弾で、画面が大型化しながらも割れにくくなり、電池持ちも大幅に向上したほか、新たに今季よりAQUOSブランドを刷新して同時に発表されたエントリースマホ「
AQUOS R9」とともにデザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」監修によるデザインに一新し、外観はリアカメラを囲う円でも四角でもない“自由曲線”と不揃いなレイアウトが印象的なシンプルさと存在感を併せ持つ独創的なデザインとなっています。
またさらりとした心地よい手触りの質感で、ナチュラルな風合いのカラーを採用し、引き続いて本体筐体に再生プラスチック材を約60%使用しているほか、サイドキーには再生アルミ材を100%使用し、本体の塗装には大気汚染の原因となる揮発性有機溶剤(Volatile Organic Compounds)の含有量を抑えた低VOC塗料を使用したことによって塗装剤を削減しており、シャープでは持続可能な社会を見据えてできることから取り組んでいるとしています。サイズや質量は測定中。
防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に加えて耐衝撃をはじめとする米国国防総省基準(MIL-STD-810H、MIL-STD-810H)の18項目にも準拠して高温・低温環境や衝撃にも強く、汚れてもハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでの拭く取りが可能なため、日常生活で気兼ねなく使えるようになっています。さらに新たに画面がコンクリート路面上への落下想定試験をクリアした強化ガラスで覆われており、外出先で不意に落としてしまっても割れにくい強度を実現しています。
ディスプレイは上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20.15の縦長な約6.6インチHD+(720×1612ドット)TFT液晶(約1677万色表示)を搭載し、大きく見やすい表示で学習や調べものにもより便利に使えるようになり、リッチカラーテクノロジーモバイルやアウトドアビュー、リラックスビュー、最大90Hzリフレッシュレートに対応しています。またノッチ部分には約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、焦点距離26mm相当、画角78°)を内蔵し、マスクをしたままでも使える顔認証に対応したほか、生体認証としては側面指紋センサーを搭載しています。
スペック的には前機種「
AQUOS wish3」と同様にチップセット(SoC)としてMediaTek製「Dimensity 700(型番:MT6761)」(オクタコアCPU「2.2GHz×2+2.0GHz×6」)を採用し、内蔵メモリー(RAM)が4GB(LPDDR4X)、内蔵ストレージが64GB(UFS 2.1)、外部ストレージがmicroSDXCカードスロット(最大1TB)で、AQUOS wishシリーズで最大容量となる5000mAhバッテリー(取外不可)を搭載し、充電が難しい外出先でも安心して使え、フル充電から1日1時間の利用なら1週間使用することが可能です。
リアカメラはAQUOS wish3と比べて約31%集光量がアップした約5010万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、焦点距離25mm相当、画角79°)で、独自の画質エンジン「ProPix lite」と合わせて夜景や人物の背景をぼかしたポートレートも美しく撮影でき、被写体やシーンに合わせて自動で撮影モードを選択する「AIオート」や暗所でも素早くピントを合わせる位相差AFにも対応しました。またフロントカメラもHDR撮影に対応し、シャッターボタンを画面内の押しやすい位置に動かせる「フローティングシャッター」と組み合わせて自撮りもこれまで以上に撮影しやすく綺麗な画質で楽しめるとのこと。
その他の仕様はおサイフケータイ(FeliCa)やNFC Type A/B、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.3、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、FMラジオ(ラジスマ対応)、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSSなど)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなど。ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電には非対応。
OSはAndroid 14をプリインストールしており、子供のスマホの使い過ぎを抑制できる「Google ファミリー リンク」に対応した「ジュニアモード」やシニア世代向けに文字を大きく太く表示できる「かんたんモード」への切り替えが可能なほか、迷惑電話対策機能にも対応して電話帳に登録されていない番号から着信があった場合に応答する前に自動音声で名前と用件を確認します。
また引き続いて決済アプリを一瞬で起動する「Payトリガー」機能を搭載ているため、指紋センサーを長タッチするだけでロック画面からすぐに電子決済アプリを起動することもでき、日々の買い物もスマートに支払いが可能です。携帯電話ネットワークは5G NR方式のSub6に対応し、対応周波数帯は以下の通りとなっており、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。
5G NR: n3, n28, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 8, 12, 17, 18, 19, 38, 39, 41
3G W-CDMA: Band I, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
<AQUOS wish4の主な仕様>製品名 | AQUOS wish4 |
サイズ | 測定中 |
質量 | 測定中 |
本体色 | NTTドコモ:ブルー、ホワイト、ブラック Y!mobile:ブルー、ホワイト、ブラック、ピンク |
ディスプレイ | 約6.6インチHD+(720×1612ドット) TFT液晶 |
HDR表示 | ー |
チップセット(SoC) | MediaTek Dimensity 700 |
CPU | オクタコア(2.2GHz Arm Cortex-A76×2+2.0GHz Arm Cortex-A55×6) |
GPU | 950MHz Arm Mali-G57 MC2 |
内蔵メモリー(RAM) | 4GB(LPDDR4X) |
内蔵ストレージ | 64GB(UFS 2.1) |
外部ストレージ | microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB) |
リアカメラ | 約5010万画素CMOS/広角カメラ(F1.8) |
フロントカメラ | 約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0) |
バッテリー容量 | 5000mAh(取外不可) |
接続端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | ー |
生体認証 | 指紋、顔 |
防水/防塵/耐衝撃 | ○/○/○ |
おサイフケータイ(FeliCa/NFC) | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ー/ー |
ハイレゾ音源 | ー |
テザリング同時接続数[Wi-Fi/USB/Bluetooth] | 10台/1台/4台 |
無線LAN(Wi-Fi) | IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠 |
Bluetooth | Version 5.3 |
最大通信速度(5G)[受信時/送信時] | 1.9Gbps/218Mbps |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ |
SIM | nanoSIMカード×1+eSIM(デュアルSIM) |
OS | Android 14 |
メーカー | シャープ |
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