Galaxy Active neo SC-01Hは、米国国防総省の軍用規格「MIL-STD-810G」の21項目に準拠したほか、メーカー独自試験4項目に準拠するタフネススマホで、これらの性能を日常生活にフォーカスすることで普段使いでも安心して使えることを強みとしている。今回は発表会展示会場のタッチ&トライコーナーでの実機レポートを行っていく。

Galaxy Active neo SC-01Hは約4.5インチ WVGA(480×800ドット)のディスプレイに、Qualcomm MSM8916(1.2GHz クアッドコア)を搭載した性能を抑えたモデルとなる。ターゲットはライトユーザーよりで、落としても壊れにくい、防水であることを訴求している。

画面とは独立したナビゲーションボタンを採用しているのでWVGAながら画面の広さは担保されている。手袋をしたままでも押しやすいという特徴もある。

ソリッドブラック(写真=左)とカモホワイト(写真=右)の背面の印象は大きく違う。MIL規格準拠のタフネススマホだが、横幅約70mmとコンパクトであるため女性でも持ちやすくデザインされている。また、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応している。

LEDライト付きの背面カメラは約800万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載、前面カメラは約200万画素の裏面照射型CMOSセンサーだ。
タフネスさを売りとするGalaxy Active neo SC-01Hは、このカメラ機能を「アクションカメラ」と呼ぶほど使い勝手にこだわっている。例えばゲレンデでグローブをしたままの撮影を楽に行えるよう、側面の「アクティブキー」で静止画撮影、「音量キー」で動画撮影を可能としている。

撮影モードには、高速シャッターで一瞬を切り取る「スポーツ」モードが用意されている。

また、撮影場所、気温、天気を写し込む「Tagging Shot」は、タフなGalaxy Active neo SC-01Hなら様々なシーンで活躍できそうだ。
Galaxy Active neo SC-01Hの外観
動画リンク:
https://youtu.be/b7rVTsquYrM
左側面(写真=上)には機能を割り当てできるアクティブキーと音量キーがある。右側面(写真=下)には、電源キーがある。

上面(写真=上)にはイヤフォンマイク端子、下面(写真=下)にはキャップレスのmicro USB端子がある。

青いアクティブキーには機能を割り当てることが可能で、カメラの起動なども割り当て可能だ。また長押しをすることでバッテリー温存モードとなり、たとえば会議中やスマホから離れる場合などこのモードにしておけばバッテリー消費を抑えることができる。アクティブキーの左に見えるのはストラップホールだ。

側面は樹脂製でバンパーデザインが特徴となっている。
硬いコンクリートに落下させるデモも行われていた展示会場では胸の高さからGalaxy Active neo SC-01Hを落下させるデモも行われていた。落下する先はコンクリートで条件としてはかなり悪いものだったが、ガラスが割れることなくそのまま普通に使用できていた。ちなみに、この日ずっと落下させていたGalaxy Active neo SC-01Hは角の塗装がはげる程度のダメージだった。
Galaxy Active neo SC-01Hを胸の高さから落とすデモンストレーション
動画リンク:
https://youtu.be/z0DuA6srWCc
話を本体に戻そう。ドコモnano UIMカード、micro SDカードはリアカバーを外して行う。バッテリーは取り外し可能だ。

落下の他に、誤って洗濯してしまったという状況のデモンストレーションも行われていた。あくまで"万が一"という体だが、洗剤まみれになってガタガタ洗濯槽の中で掻き回されたGalaxy Active neo SC-01Hだが、乾いたタオルで泡と水滴を拭き取るとそのまま使えていた。
洗濯機に落ちたらどうなる?
動画リンク:
https://youtu.be/JGhb9jNOudEアウトドア向けのスマホとしての申し分ない性能を誇るGalaxy Active neo SC-01Hだが説明員の話を聞いて、なるほど実際にこの性能が役立つのは水周りでの利用や、子どもが誤ってスマホを落とすこともあるママさんなのかも知れないと感じた。
◯主な仕様機種名 | Galaxy Actice Neo SC-01H |
寸法(高さ×幅×厚さ:mm) | 約133×70×10.1 |
質量(g) | 約154 |
OS | Android 5.1 |
CPU (チップ名、クロック) | MSM8916 1.2GHzクアッドコア |
内蔵メモリー (ROM/RAM) | 16GB/2GB |
外部メモリー (最大対応容量) | microSDXC(128GB) |
バッテリー容量 | 2200mAh |
連続待受時間(静止時[自動]) (LTE/3G/GSM:時間) | 約490/約580/約490 |
連続通話時間 (LTE/3G/GSM:分) | 約720/約730/約620 |
実使用時間(時間)※1 | 未定 |
ディスプレイ (サイズ:インチ、解像度:ドット、 方式、発色数) | 約4.5インチ WVGA 480×800 TFT液晶 1677万色 |
Xi(LTE、受信時最大/送信時最大) | 150Mbps/50Mbps |
VoLTE(◎は海外対応) | ◎ |
LTE対応周波数帯 (2GHz/1.7GHz/1.5GHz /800MHz/700MHz) | ○/○/ー/○/ー |
対応方式 (FDD-LTE/TD-LTE) | ○/ー |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 14Mbps/5.7Mbps |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約800万/約800万 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約200万/約200万 |
防水/防塵 | ○/○(IPX5、7/IP6X) |
Bluetooth | ○(4.1) |
ワンセグ/フルセグ (◎は録画対応) | ◎/ー |
ハイレゾオーディオ対応 | ー |
LTE/Wi-Fi同時接続による 高速ダウンロード | ○ |
LTE/Wi-Fi同時接続による スムーズな通信 | ー |
UIMカード | miniUIM |
色 | Camo White Solid Black |
製造メーカー | サムスン電子 |
※1 一般に想定されるスマートフォンの利用(Web閲覧、アプリの利用等、約80分間/日の利用)があった場合の電池の持ち時間です(NTTドコモ調べ)。実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によっては、それを下回る場合があります。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定。
※2 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要。
※3 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。
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