東京ビッグサイトにて10月18日~20日の間、展示会「ITpro EXPO 2010」が開かれています。PCだけでなくスマートフォンでも遠隔からのデータ消去ができる企業向けソリューション「トラストデリート」がワンビブースにて展示されていましたので、紹介してみます。
「トラストデリート」は盗難、紛失してしまったPCやスマートフォンの内部データを遠隔操作で消去・不可視化することで情報の漏えいを防ぐためのアプリケーションです。
特に、遠隔操作によるデータの“完全”な消去は、世界的にも機能実装しているメーカーは少なく世界でも現時点で3社しかないとのことです。

「トラストデリート」の仕組みオンライン上からの命令によるデータ消去だけでなく、オフラインでの時限消去によるデータ消去が可能で、決められた時間内にネットワークの接続がない場合にはメールやフォルダなど予め指定したデータのみを自動的に消去させることができます。

管理PC側の画面当然、複数台のPCや端末を一度に設定することもできます。

消去命令結果レポート。データを消去した端末が確認されると写真のようなレポートが作成されます。

PCの他、各スマートフォンOSにも対応スマートフォン向けにもアプリケーションを用意しており、仕事などでスマートフォンを持ち歩く人も安心です。
対応OSは以下の通りです。
管理サーバー側 -Microsoft-
WindowsServer2008(含む2008R2)
MicrosoftSQL Server
SQL Server Wxpress
(32bit&64bit両対応)
-Linux-
Redhat Linux
Turbo Linux
Cent OS
(Kemel 2.6対応)
クライアント側 -Microsoft-
WindowsXP
WindowsVista
Windows7
WindowsPhone(WindowsMobile)
-Apple-
iPad
iPhone
-Google-
Android
現在、検討の段階だそうですがiPhone向けの「トラストデリート」も無償配布を考えているそうです。
仕事などでスマートフォンやPCを持ち歩くことの多い方は導入を考えてみてはいかがでしょうか?
記事執筆:河童丸
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