外国株式インデックスファンド放浪記(その2)
前回の記事の続きです。
現在、アセットアロケーションにおける「外国株式」クラスの金融商品として、僕は主に「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」を使っています。
でも、最初からこのファンドを使っていたわけではありません。
かれこれ数年前。
日本株の個別株投資で痛い目を見た僕は、国際分散投資というものをしてみようと思っていました。それにはまず、外国株式インデックスファンドを探さなくてはいけませんでした。
モーニングスターで検索し、比較検討した結果、僕が最初に投資しようと決めた外国株式インデックスファンドは、「ダイワ投信倶楽部外国株式インデックス」というファンドでした。
このファンドは、MSCIコクサイ指数に連動する外国株式インデックスファンドで、販売手数料ゼロ(ノーロード)、信託報酬0.9975%、信託財産留保額ゼロという、低コストの外国株式インデックスファンドです。
どこで販売しているかを調べてみると、当時、証券会社ではなく、運用会社である大和証券投資信託委託自身が、このファンドを「直販」していました。
WEBサイトは一応ありましたが、掲載情報は必要最低限レベル。ファンド買い付け方法は電話のみという渋い方式でした。
運用会社のファンド直販は当時もあまり例がなく、規模も細々とやっているような感じで、長期的運用をする金融機関としては少々不安でしたが、なんといっても、インデックスファンドの「投信倶楽部」シリーズが、全て低コストで素晴らしかった。
外国株式インデックスだけでなく、外国債券インデックス、日本株式インデックス、日本債券インデックスというフルセットのポートフォリオをひとつの金融機関で揃えることができたのです。
WEBサイトには、同社がNIKKEI NETに掲載された時の記事が出ていました。そこでは社長自ら、「当社の特徴は、個人投資家の皆さまに低コストの各種インデックスファンドをご用意していることです」と言っていました。
そこで、少々の不安には目をつぶり、大和証券投資信託委託に直販口座を開き、そこで定期的に買い付けを始めました。
現在、アセットアロケーションにおける「外国株式」クラスの金融商品として、僕は主に「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」を使っています。
でも、最初からこのファンドを使っていたわけではありません。
かれこれ数年前。
日本株の個別株投資で痛い目を見た僕は、国際分散投資というものをしてみようと思っていました。それにはまず、外国株式インデックスファンドを探さなくてはいけませんでした。
モーニングスターで検索し、比較検討した結果、僕が最初に投資しようと決めた外国株式インデックスファンドは、「ダイワ投信倶楽部外国株式インデックス」というファンドでした。
このファンドは、MSCIコクサイ指数に連動する外国株式インデックスファンドで、販売手数料ゼロ(ノーロード)、信託報酬0.9975%、信託財産留保額ゼロという、低コストの外国株式インデックスファンドです。
どこで販売しているかを調べてみると、当時、証券会社ではなく、運用会社である大和証券投資信託委託自身が、このファンドを「直販」していました。
WEBサイトは一応ありましたが、掲載情報は必要最低限レベル。ファンド買い付け方法は電話のみという渋い方式でした。
運用会社のファンド直販は当時もあまり例がなく、規模も細々とやっているような感じで、長期的運用をする金融機関としては少々不安でしたが、なんといっても、インデックスファンドの「投信倶楽部」シリーズが、全て低コストで素晴らしかった。
外国株式インデックスだけでなく、外国債券インデックス、日本株式インデックス、日本債券インデックスというフルセットのポートフォリオをひとつの金融機関で揃えることができたのです。
WEBサイトには、同社がNIKKEI NETに掲載された時の記事が出ていました。そこでは社長自ら、「当社の特徴は、個人投資家の皆さまに低コストの各種インデックスファンドをご用意していることです」と言っていました。
そこで、少々の不安には目をつぶり、大和証券投資信託委託に直販口座を開き、そこで定期的に買い付けを始めました。
電話で買い注文を出すのは面倒くさいものの、それも月に1回のことです。慣れればどうってことありません。何故かオペレーターのお姉さんもいつも同じ人で、次第に馴染み感も出てきました。
僕は、ドルコスト平均法による、定期定額買い付けを、順調に行なっていました。
今までやっていた個別株投資がばかばかしくなるほど、インデックス投資は楽ちんでした。しかも、日々のニュースや株価の動きに一喜一憂する必要がありません。これは僕に向いているかもしれない。そう思いました。
ちなみに、その頃の相場環境は、米国主導で外国株式と日本株式がどんどん下げていく、株式総悲観状態でした。でも、ドルコスト平均法なら、将来のためにじっくり安くファンドを仕込んでいるんだと思えて、そんなに嫌ではありませんでした。逆に、世界的な金利低下により、外国債券はどんどん上げていきました。まことしやかに、「21世紀は債券の時代」などと言われていた。そんな相場環境でした。懐かしい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
すっかりインデックス投資に慣れ親しんだ、1年後のある日。
いつものように、大和証券投資信託委託のWEBサイトを見ると、お知らせ欄にこんなことが書いてありました。
―――都合によりファンドの直販事業をやめます。
いろいろ書いてありましたが、要約するとそんな内容だったと思います。僕は焦りました。
(次回に続く)
僕は、ドルコスト平均法による、定期定額買い付けを、順調に行なっていました。
今までやっていた個別株投資がばかばかしくなるほど、インデックス投資は楽ちんでした。しかも、日々のニュースや株価の動きに一喜一憂する必要がありません。これは僕に向いているかもしれない。そう思いました。
ちなみに、その頃の相場環境は、米国主導で外国株式と日本株式がどんどん下げていく、株式総悲観状態でした。でも、ドルコスト平均法なら、将来のためにじっくり安くファンドを仕込んでいるんだと思えて、そんなに嫌ではありませんでした。逆に、世界的な金利低下により、外国債券はどんどん上げていきました。まことしやかに、「21世紀は債券の時代」などと言われていた。そんな相場環境でした。懐かしい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
すっかりインデックス投資に慣れ親しんだ、1年後のある日。
いつものように、大和証券投資信託委託のWEBサイトを見ると、お知らせ欄にこんなことが書いてありました。
―――都合によりファンドの直販事業をやめます。
いろいろ書いてありましたが、要約するとそんな内容だったと思います。僕は焦りました。
(次回に続く)
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