最近カナダで3社目の転職をした。
日本と比べて年収が2倍になった。
肩書は Senior Software Developer で1500万円くらい。
しかもこれは市場の平均くらい。
日本でも名が知られてるほど大きい会社だと2000万は超えるっぽい。
GAFAMだともっと高い。
自分が日本で働いたのは全部良い会社で、
かなり満足していた。
日本の平均と比べて給料は高く、福利厚生も充実して、残業もそれほどしないホワイトな環境。
「海外のエンジニアはもっと給料高いからそこを目指そう!」
って言う人は嫌いだった。
エンジニアという職自体が好きなので
「お金で人を煽ってビジネスをする嫌な奴らだなあ」
って感じ。
お金のためだけに面接対策するの馬鹿らしくない?
エンジニアとして本質的な事に時間使おうよ。
だったのだが、いざ自分がそんな状況に置かれるとモノの見方がかなり変わる。
そもそも職を得るために面接対策は必須で、年収を上げたいかは関係ない
=> どの会社でも対策が必要なら年収高い会社狙ったほうがコスパいい
同じレベルのポジションでも会社によって給料は3~4倍変わることも
=> どうせ同じレベルの仕事なら年収高い会社狙ったほうがコスパいい
一部の例外だけが年収3000万に到達できるのではなく、
普通に「優秀だな〜」って人がそういう会社に入っている
=> 手が届くなら普通に狙いたい
年収が高いとめちゃくちゃ忙しくてプライベートな時間がないのでは
=> 年収5000万とか行かなければ全然そんなことなさそう
転職して日本ではありえない給料を経験したのもそうだけど、
そういった会社で働く人と関わりが増えたのも見方が変わった原因かも。
環境が人をつくるとはこのことか。
日本でのキャリアはテックリードやマネージャーになる、
もしくは独立しないと収入上がらず厳しいなと考えていた。
北米でのキャリアは役職なしでもまだまだ収入増えそう。
なんなら大きい会社でマネージャーなどの役職をゲットするとさらに増える。
お金をめちゃくちゃ稼ぎたい!ってわけでもないが
日本に戻ると年収半分、なんなら1/3になってしまう現実が見えると
日本に帰って働けない気がしてきた。
収入が良いのは嬉しいが
「日本は良い国なのにこれほど差がついてしまうのか・・・」
と寂しい気持ちもある。
日本の将来、大丈夫なのか〜!?
(と思って経済系の本を読み始めたり)
お金で幸せは買えないが、お金がないと不幸を防げない。
海外に住んでいると日本より不安定なことは色々あるので、
現状に満足せずまた転職したいかもな〜って感じ。
まあカナダの永住権が無いと転職活動もしにくいし、
今の会社がかな〜〜り良い環境なので少なくとも数年は転職しなさそう。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。