お化粧をたしなむ

若くてピチピチした頃、美容もエステもファッションにも興味が薄かった。 投資の効率が悪い資本ボディだったのかもしれないが、女性としても、人間としても自己投資すべきだった。 今更のようだが、化粧や美容の自己投資を学ぼうとしている。 いや今更だから…

子供の頃の思い出は大人になる栄養

昔の湯たんぽは読んで字のごとく、お湯をいれる金属製の平らな蓋付きの入れ物で、熱湯を入れて寝る前に布団に入れておく。 湯たんぽを使うような寒い冬の日は穏やかな温かみがジンワリと体に広がって幸せに包まれながら眠れる。 幼いころ、母が毎晩お湯を沸…

師走にて

年末精神状態は毎年のことながら、せわしない。 忙しくないのにのんびり出来ないのは、師走という言葉の暗示のせいだろうか。 師走とは何時も泰然としているお坊様達が慌ただしく走りまわる季節という意味らしい。 何かやるべきことがあるような、切羽詰まっ…

無精者向きの観葉植物

夏の間、頂き物の観葉植物をベランダに出していたが、気温が低くなってきたので部屋の中に入れる事にした。 夏の間太陽を浴びて、去年より大きな葉を増やしたモンステラは狭い部屋の片隅に窮屈そうにしている。 大きな葉っぱの表面を拭いて、水をやる。 それ…

時代の連絡手段

忘れてしまっていたが、そういえば昔は電話といえば家の固定電話しかなかった。 緊急の連絡というのは固定電話のほかは電報ぐらいしかなかった。 電子メールもないのでお手紙を書いたり、電話で長々と話したり。 今考えてみれば、ついこの間まで随分呑気な時…

インディアン・サマーの日に出会った植木屋さん

11月も中旬を過ぎて汗ばむ日差しの日はインディアン・サマー、などとニューヨークでよく言っていたが、今日はインデアンサマーにふさわしい日だ。 自転車で遠出のお使いから帰る途中に植木屋さんが住宅の庭木を切っている場面に何度も出会った。 古い庭付き…

掃除魂

今日は寒く冷たい小雨がずっと降っていたので余程の用事がなければ外に出るのを止めておく。 こんな日は掃除をするのががピッタリだ。 換気扇の掃除をすることにきめて、部品を分解し風呂場で部品を洗う。 家の中は常時気づかないほど細かいホコリが舞ってい…

料理の計画と食材消費

19時にもなると生鮮食品食品店は値引きを始める。 昨日魚やでアサリが半額だったので、今日の晩ごはんはクラムチャウダーに決めてあった。 人参が１本必要だが、八百屋で６本で200円を買ったので、また人参の消費を考えなければならない。 消費を考えなけれ…

親離れ子離れ

どんな親でも必ずしも子どもの事を理解し応援してくれるわけではなく、逆に子どもの行手を邪魔したり、親の思い通りにしようとする人もいる。 最近は毒親などという言葉が頻繁に聞かれる様になった。 程度差はあれど、親が子どもに期待している方向に子ども…

記憶の中の小さな宝物

子どもの頃は可愛いものを少しづつ集めて棚に並べては眺めていた。 小さな小さなお人形や、縁日で買った小さなガラスの動物、母が作ってくれた千代紙の姉様人形、お土産の竹細工や、ブリキのバッチや、ガラスのおはじき。。 高価なものと言うよりも安価で、…

迷走するファッションコーディネート

二日前は11月も半ばというのに半袖シャツ一枚での初夏並の暑さだったが、翌日は打って変わって冬という寒さ。 ここ数日のコーディネートはアンバランスな組み合わせで、何を着たらよいのか迷走している。 生来お洒落は面倒くさがりで、毎日ハンで押したよう…

本当の天ぷら

そういえば今まで本当の天ぷら屋さんで食べたことが無かった。 私の本当の天ぷらというのはお寿司屋さんで職人さんと向かい合って握りたてのお寿司を頂くように、眼の前で揚げたての天ぷらを一つ一つ頂くもの。 天ぷらを自炊で作ることはもう何十年もしたこ…

人生の断片と悩み

人生の後半部になってくると同世代の人達は辿ってきた道がそれぞれ違ってくるので各々の物語も悩みも様々だ。 女性は分岐点が男性より多い。現れてくる。 就職後、結婚して、キャリアアップして、結婚して子どもも生まれれば、ママ友の世界、時間はどんどん…

お菓子作りは化学実験

冷蔵庫の人参が消費したくてあれこれ考えていたら、猛烈にキャロットケーキが食べたくなってきた。 お菓子を作るのは苦手だが、キャロットケーキはあまりお店で見つけられない。 料理上手な友人のキャロットケーキを食べたのが１年前だったか。 素朴でいて体…

漫画三昧

インターネットカフェに入り浸って久しぶりの漫画三昧をする。 漫画喫茶、通称まんきつと呼ばれていたが今はあまり聞かない。 そんなむかしはまんきつに入り浸って大好きな漫画作品を読み漁っていた。 現代漫画のジャンルも百花繚乱、昔々は漫画雑誌とコミッ…

マーサ・スチュワートの波乱の人生

1990年代ぐらいにアメリカでマーサ・スチュワートという女性の提案するライフスタイルの雑誌が出版されていた。 生活空間の作り方、食事やパーティーのアイデア、庭造りなど、アメリカの一軒家の暮らしが美しい写真で彩られており、毎日の家事が楽しくなるよ…

銀ぶらノスタルジア

銀ブラという言葉はまだ有効だろうか？ １０年ぶりぐらいの久しぶりで銀座を歩く。 鳩居堂、和光、三越などは変わらぬ風情だが、取り巻く町並みはいつの間にか時につれて違ったイメージに変化していた。 小さな間口の老舗風の個人店はこの場所で事業を継承し…

ヨガの実践から学ぶ自己分析

ヨガのレッスンを通じ、自分がどんな体なのか詳細が理解出来るようになってきた。 以前は無自覚のまま自分の身体を、ひどく雑に使ってきたことが恐ろしくなるぐらい。 自分の身体は自分のものという思い込み、傲慢さがあった。 誰かの体を借りて動いて頂いて…

言葉の旅

言葉を学びながら文化習慣を学ぶというネパール語の講座に通っている。 先生は言語の専門というより、日本語の流暢な日本で働いているネパール人の女性。 先日は家族・親族の呼び方、お祖父さん、お祖母さん、叔父さん、叔母さん、お父さん、お母さん、など…

自分の顔を知る化粧

幾つぐらいから化粧をし始めたか覚えていない。 親や誰かから化粧をしなさいと言われたこともないし、なんとなく廻りをみてTPOで化粧をし始めたように思う。 なので、どんな化粧品が必要なのか、どうやって化粧するのか見よう見まねで始まった。 高校の時に…

お鍋の季節

秋の陽は釣瓶おとし、夕方になると急ぐ用もないのに気も気もそぞろになって早く家に帰りたくなる。 陽が落ちてだんだん冷え込んで来ると温かい鍋物が恋しくなるのだが、鍋の具材は賑やかでないとなんだか寂しい。 豆腐、きのこ、白菜、春菊、葱、しらたき、…

車椅子バディ

９４歳で一人暮らしをする伯母の家に行く。 伯母の家方面に出かける用事があれば顔を出すようにしている。 足も悪いし家の中に日がな一日籠もっているので、たまに変人の姪が顔を見せるのも退屈しのぎになるかと思って。 今日は秋晴れの気持ち良い日なので、…

シーズン外れの墓参り

お盆の墓参りは殺人的な天候下で行くのが危険だったので、心の中で済ませてしまった。 お盆のお墓地には人が集まるのでお盆に誰も来ないお墓はひがんでしまうと、誰かから聞いたような気がする。 クリスマスで一人ぼっちな感じに似ているのだろうか？ 仏様が…

今日の楽しみ

ヨガレッスンを終えて、今日はお楽しみガレットをひとり食べに行く。 レッスンで汗を流した直後は満たされた気持ちになり意外とお腹は減らない。 我を忘れた心を取り戻すまで朗らかな日差しの中を散歩する。 １１月は家にいるのが勿体ないぐらい、優しさに包…

明日のお楽しみ

食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、実りの秋、紅葉の秋、秋刀魚の秋、祭りの秋、秋にふさわしい食べのもや行いは盛りたくさんである。 何と言っても美味しいものが沢山収穫されて、美味しく頂けるのが嬉しい。 明日の楽しみはクレープ屋さんに行って素敵なガレ…

空間の重要性

できる限り毎日ヨガのレッスンに行けるように時間を調節している。 集中して動くこと以外の事を一切考えない一時間がその日一日を良い日にしてくれる。 無我夢中になる時間があれば晴れ晴れとして明るい自分に気づくことができるから。 レッスンに行けない日…

化粧技術のアップデート

化粧にも流行があって、強調する箇所や、色や、化粧品の種類も時代時代によって特徴があった。 ２０年も前のドラマなど観るとこんな化粧でこんなファッションだったんだな～と時代の遍歴を感じる。 ご妙齢の御婦人で今も昔のままの化粧デザインでしっかりお…

久しぶりの喪服を出して

親類の葬儀でクローゼットの奥から喪服をひっぱり出す。 カバーの掛かった夫のスーツやジャケットあれこれ点検してみる。 カバーにはホコリが被っていて、これを前回着たのは何時だったか思い出せない。 礼服はいつもスタンバイさせて置かなければならないと…

寒い日のカムジャタン

昨日は一日冷たい雨が降り、ダウンジャケットを着ても丁度良さそうなぐらいだった。 夕暮れの帰宅時間、街ではシャツ一枚、半袖のTシャツ一枚の人や素足の女子高生なども沢山いて、風邪をひいてしまうのではないか余計な心配をしてしまう。 こんな日は久しぶ…

依存症状からの脱却：１１月からの新たなスタート

とうとう１１月になった。 １０月の反省としては木村拓哉さんのドラマの沼にハマってしまい、毎日２～３時間もドラマに費やしていた。 なんという贅沢な呆けぶり。 やはりドラマは中毒性があるに違いない。 ９月まではドラマなど全く観なかったのは夫がプロ…