














本開示は、管理システム、管理システムの制御方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。The present disclosure relates to a management system, a management system control method, an information processing device, and a program.
特許文献1は、物件ごとに設けられた空調機器について機器性能や電力消費量を比較可能に表示する情報処理システムを開示する。
本開示は、空気調和装置が設置された施設の管理性を向上できる管理システム、管理システムの制御方法、情報処理装置、及びプログラムを提供する。The present disclosure provides a management system, a management system control method, an information processing device, and a program that can improve the manageability of facilities in which air conditioners are installed.
本開示における管理システムは、空気調和装置と、前記空気調和装置が設置された施設を複数管理する管理者が使用する情報処理装置と、を備え、前記情報処理装置は、複数の前記施設の各々について、前記空気調和装置の使用態様を示す情報である使用態様情報を出力する。A management system according to the present disclosure includes an air conditioner, and an information processing device used by an administrator who manages a plurality of facilities in which the air conditioners are installed, and the information processing device is provided for each of the plurality of facilities. , output usage mode information, which is information indicating the usage mode of the air conditioner.
また、本開示における管理システムの制御方法は、空気調和装置と、前記空気調和装置が設置された施設を複数管理する管理者が使用する情報処理装置と、を備える管理システムの制御方法であって、前記情報処理装置は、複数の前記施設の各々について、前記空気調和装置の使用態様を示す情報である使用態様情報を出力する。Further, a control method for a management system according to the present disclosure is a control method for a management system including an air conditioner and an information processing device used by an administrator who manages a plurality of facilities in which the air conditioners are installed. , the information processing device outputs usage mode information, which is information indicating a usage mode of the air conditioner for each of the plurality of facilities.
また、本開示における情報処理装置は、空気調和装置が設置された施設を複数管理する管理者が使用する情報処理装置であって、複数の前記施設の各々について、前記空気調和装置の使用態様を示す情報である使用態様情報を出力する出力制御部を備える。Further, an information processing device according to the present disclosure is an information processing device used by an administrator who manages a plurality of facilities in which air conditioners are installed, and for each of the plurality of facilities, the usage mode of the air conditioner is An output control unit for outputting usage mode information, which is information to be displayed, is provided.
また、本開示におけるプログラムは、空気調和装置が設置された施設を複数管理する管理者が使用する情報処理装置のプロセッサを、複数の前記施設の各々について、前記空気調和装置の使用態様を示す情報である使用態様情報を出力する出力制御部として機能させる。
なお、この明細書には、2022年2月28日に出願された日本国特許出願・特願2022-030151号の全ての内容が含まれるものとする。Further, the program according to the present disclosure causes a processor of an information processing device used by an administrator who manages a plurality of facilities in which air conditioners are installed to provide information indicating the manner of use of the air conditioner for each of the plurality of facilities. function as an output control unit for outputting usage mode information.
This specification includes all the contents of Japanese Patent Application No. 2022-030151 filed on February 28, 2022.
本開示における管理システム、管理システムの制御方法、情報処理装置、及びプログラムは、空気調和装置がどのように使用されたかを管理者が施設ごとに認識できるようになるため、空気調和装置の使用について管理者が適切な改善指示を各施設に対して行える。そのため、空気調和装置が設置された施設の管理性を向上できる。The management system, the control method of the management system, the information processing device, and the program in the present disclosure allow the administrator to recognize how the air conditioner was used for each facility, so that the use of the air conditioner Managers can issue appropriate improvement instructions to each facility. Therefore, it is possible to improve the manageability of the facility in which the air conditioner is installed.
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、空気調和装置が設置された施設の管理性向上のため、上記特許文献1のように、当該施設の管理者に対して種々の情報を纏めて出力する技術があった。しかしながら、従来の技術では、空気調和装置がどのように使用されたかの情報を纏めて出力することまでは考慮されていなかった。そのため、空気調和装置が設置された施設の管理性向上に改善の余地があると言う課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、空気調和装置が設置された施設の管理性を向上できる管理システム、管理システムの制御方法、情報処理装置、及びプログラムを提供する。(Knowledge, etc. on which this disclosure is based)
At the time when the inventors came up with the present disclosure, in order to improve the manageability of the facility in which the air conditioner was installed, various information was summarized for the administrator of the facility, as in
Accordingly, the present disclosure provides a management system, a management system control method, an information processing device, and a program that can improve manageability of a facility in which an air conditioner is installed.
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。Hereinafter, embodiments will be described in detail with reference to the drawings. However, more detailed description than necessary may be omitted. For example, detailed descriptions of well-known matters or redundant descriptions of substantially the same configurations may be omitted.
It should be noted that the accompanying drawings and the following description are provided to allow those skilled in the art to fully understand the present disclosure and are not intended to limit the claimed subject matter thereby.
(実施の形態1)
[1-1.構成]
[1-1-1.管理システムの構成]
図1は、実施の形態1における管理システム100の構成を示す図である。
管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1を複数管理するシステムである。具体的には、管理システム100は、空気調和装置10が調和する被調和室の設定温度(以下、単に「設定温度」という)や、設定温度の変更回数、空気調和装置10の稼働率、空気調和装置10の除湿運転の稼働率などを管理する。ここで、空気調和装置10の稼働率とは、所定期間(例えば24時間)において空気調和装置10の電源がオンになっていた時間の割合を示す。また、空気調和装置10の除湿運転の稼働率とは、所定期間(例えば24時間)において空気調和装置10の除湿運転を行っていた時間の割合を示す。
なお、本実施の形態では、施設1として、商品やサービスなどを提供する店舗を例示するが、施設1は、店舗に限定されず、空気調和装置10が設置された建造物であればよい。(Embodiment 1)
[1-1. composition]
[1-1-1. Configuration of management system]
FIG. 1 is a diagram showing the configuration of a
The
In this embodiment,
管理システム100は、空気調和装置10を備える。図1では、管理システム100は、4つ以上の施設1を管理する場合を例示している。よって、本実施の形態の管理システム100は、4つ以上の空気調和装置10を備える。なお、空気調和装置10が備える空気調和装置10の数は、4つ以上に限定されず、4つ未満でもよい。空気調和装置10は、具備する室内機13及び室外機12によって空調運転し、室内機13が設置された施設1の被調和室を室内機13により空調する。空気調和装置10は、ネットワークNWに接続する。ネットワークNWは、公衆回線網や、専用線、その他の通信回路などで構成される通信ネットワークである。The
管理システム100は、管理者端末2を備える。管理者端末2は、施設1を複数管理する管理者Pが使用する端末装置である。なお、管理者Pは、人物に限定されず、施設1の管理権限を有する主体(例えば、施設1を運営する会社)でもよい。図1に示す管理者端末2は、ラップトップ型のコンピュータであるが、タブレット型のコンピュータでも、デスクトップ型のコンピュータでも、スマートフォンでもよい。管理者端末2は、ネットワークNWに接続する。管理者端末2は、複数の施設1の各々について、空気調和装置10の使用態様を示す情報(以下、「使用態様情報」という)を表示する。これにより、管理者Pは、空気調和装置10がどのような態様で使用されたか、すなわち、空気調和装置10の使われ方を、施設1ごとに認識できる。
管理者端末2は、本開示の「情報処理装置」に相当する。The
The
管理システム100は、管理サーバ3を備える。管理サーバ3は、施設1を管理するサーバ装置である。管理サーバ3は、ネットワークNWに接続し、空気調和装置10と管理者端末2とをクライアントとして情報処理を行う。なお、各図では、管理サーバ3を、1つのブロックによって表現するが、これは必ずしも管理サーバ3が単一の装置により構成されることを意味していない。例えば、管理サーバ3は、処理内容が異なる複数のサーバ装置を含んで構成されてもよい。なお、管理サーバ3は、管理者Pが所有するサーバ装置でもよく、管理者Pが所有しないサーバ装置でもよい。The
[1-1-2.空気調和装置の構成]
図1を参照して、空気調和装置10の構成について説明する。
空気調和装置10は、空調制御装置11と、室外機12と、室内機13と、リモコン14と、空調通信装置15とを備える。[1-1-2. Configuration of air conditioner]
The configuration of the
The
室外機12と室内機13とは、冷媒配管及び制御配線によって接続される。これにより、空気調和装置10においては、室内機13と室外機12とによってヒートポンプが構成される。The
リモコン14は、被調和室の壁面などに設置される。リモコン14は、空気調和装置10のユーザが、運転の開始又は停止操作、メニュー操作、カーソルキー操作などを行うための複数の操作ボタンを備える。また、リモコン14は、例えば、設定温度や、室内機13の運転状態などを表示する表示パネルを備える。The
空調通信装置15は、所定の通信規格に従った通信回路などの通信ハードウェアを備え、ネットワークNWに接続する機器と通信する。ネットワークNWは、公衆回線網や、専用線、その他の通信回路などで構成される通信ネットワークである。The air
空調制御装置11は、空気調和装置10の各部を制御する装置であり、室外機12、室内機13、リモコン14、及び空調通信装置15が接続される。空調制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)などのプロセッサと、メモリと、他の装置やセンサ類を接続するためのインターフェース回路とを備える。そして、空調制御装置11は、当該プロセッサがメモリに記憶されている制御プログラムを実行することで、空気調和装置10の各種の機能を実現する。The air
空調制御装置11は、管理サーバ3にアップロードするデータであるアップロードデータUDを生成し、生成したアップロードデータUDを、空調通信装置15を介して管理サーバ3に送信する。空調制御装置11は、第1アップロードデータUD1及び第2アップロードデータUD2の少なくともいずれかのアップロードデータUDを管理サーバ3に送信する。The air
第1アップロードデータUD1及び第2アップロードデータUD2は、共通して、施設ID(Identification)、空調機ID、アップロード日時を示す情報、空気調和装置10の稼働率を示す情報、空気調和装置10の除湿運転の稼働率を示す情報、及び設定温度関係情報を含む。
施設IDは、空気調和装置10が設置された施設1を一意に特定するIDである。
空調機IDは、空気調和装置10を一意に特定するIDである。
アップロード日時は、アップロードデータUDをアップロードする日時である。
設定温度関係情報は、設定温度と、当該設定温度に変更された変更日時とが対応付いた対応情報を、1又は複数含む情報である。設定温度関係情報には、前回にアップロードデータUDを送信してから今回にアップロードデータUDを送信するまでの期間における設定温度についての対応情報が含まれる。The first upload data UD1 and the second upload data UD2 commonly include a facility ID (Identification), an air conditioner ID, information indicating the upload date and time, information indicating the operation rate of the
The facility ID is an ID that uniquely identifies the
The air conditioner ID is an ID that uniquely identifies the
The upload date and time is the date and time when the upload data UD is uploaded.
The set temperature related information is information including one or more pieces of correspondence information in which the set temperature is associated with the date and time when the set temperature was changed. The setting temperature related information includes corresponding information about the setting temperature in the period from the previous transmission of the upload data UD to the current transmission of the upload data UD.
第1アップロードデータUD1には、さらに、空気調和装置10の温度制御が第1温度制御であることを示す情報が含まれる。第1温度制御とは、設定温度が変更された場合、再度の設定温度の変更がなされるまで、被調和室の温度が変更後の設定温度となるように運転を行う制御である。
第2アップロードデータUD2には、さらに、空気調和装置10の温度制御が第2温度制御であることを示す情報が含まれる。第2温度制御とは、設定温度が第1温度となるように運転している際に設定温度が第1温度以外の第2温度に変更された場合、所定期間、設定温度が第2温度となるように運転し、当該所定期間が経過したことを条件に設定温度を第1温度に戻す制御である。第1温度は、管理者Pが設定温度として推奨する温度であり、予め定められている。The first upload data UD1 further includes information indicating that the temperature control of the
The second upload data UD2 further includes information indicating that the temperature control of the
空調制御装置11は、所定周期(例えば、1日周期)でアップロードデータUDを生成し、生成したアップロードデータUDを管理サーバ3に送信する。The air
[1-1-3.管理者端末の構成]
図2は、管理者端末2の構成を示す図である。
管理者端末2は、端末制御装置20、端末通信装置21、ディスプレイ22、及び入力インターフェース23を備える。[1-1-3. Configuration of administrator terminal]
FIG. 2 is a diagram showing the configuration of the
The
端末制御装置20は、管理者端末2の各部を制御する装置である。端末制御装置20は、CPUやMPUなどのプロセッサである端末プロセッサ200、端末メモリ210、及び他の装置やセンサ類が接続されるインターフェース回路を備える。
端末プロセッサ200は、本開示の「プロセッサ」に相当する。The
端末メモリ210は、端末プロセッサ200が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。端末メモリ210は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、端末メモリ210は、端末プロセッサ200のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。また、端末メモリ210は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置を含んでもよい。端末メモリ210は、端末プロセッサ200により処理されるデータや、端末プロセッサ200が実行する制御プログラム211を記憶する。
制御プログラム211は、本開示の「プログラム」に相当する。The
The
端末制御装置20には、端末通信装置21、ディスプレイ22、及び入力インターフェース23が接続する。
端末通信装置21は、所定の通信規格に従った通信回路などの通信ハードウェアを備え、管理サーバ3と通信する。
ディスプレイ22は、LED(Light Emitting Diode)やOLED(Organic LED)などで構成される。ディスプレイ22は、管理者端末2に接続する外部機器でもよい。
入力インターフェース23は、操作スイッチや、タッチ入力式のパネル、マウス、キーボードなどのデバイスと接続し、管理者Pの入力操作を検出し、検出結果を端末プロセッサ200に出力する。A
The
The
The
端末プロセッサ200は、端末メモリ210に記憶された制御プログラム211を読み出して実行することによって、端末通信制御部201、表示制御部202、及び受付部203として機能する。
表示制御部203は、本開示の「出力制御部」に相当する。The
The
端末通信制御部201は、端末通信装置21を介して管理サーバ3と通信する。
表示制御部202は、ディスプレイ22に情報を表示させる。
受付部203は、入力インターフェース23を介して、管理者Pから各種入力を受け付ける。The terminal
The
The
[1-1-4.管理サーバの構成]
図3は、管理サーバ3の構成を示す図である。
管理サーバ3は、サーバ制御装置30、及びサーバ通信装置31を備える。
サーバ制御装置30は、CPUやMPUなどのプロセッサであるサーバプロセッサ300、サーバメモリ310、及び他の装置やセンサ類が接続されるインターフェース回路を備える。[1-1-4. Management server configuration]
FIG. 3 is a diagram showing the configuration of the
The
The
サーバメモリ310は、サーバプロセッサ300が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。サーバメモリ310は、磁気的記憶装置、フラッシュROM等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、サーバメモリ310は、サーバプロセッサ300のワークエリアを構成するRAMを含んでもよい。また、サーバメモリ310は、HDD、SSD等の不揮発性の記憶装置を含んでもよい。サーバメモリ310は、サーバプロセッサ300により処理されるデータや、サーバプロセッサ300が実行する制御プログラム311、第1管理DB(database)312、及び第2管理DB313を記憶する。The
第1管理DB312は、アップロードデータUDを管理するデータベースである。第1管理DB312は、アップロードデータUDを格納する。The
第2管理DB313は、改善項目に関する情報を管理するデータベースである。改善項目とは、空気調和装置10の使用態様を改善するための項目である。第2管理DB313が格納する1件のレコードには、グループID、改善項目の情報、及び改善実施期間の情報が記録されている。グループIDは、後述するグルーピングによってグループ化されたグループを一意に特定するIDである。改善実施期間は、空気調和装置10の使用態様の改善を実施する期間である。The
サーバ通信装置31は、所定の通信規格に従った通信回路などの通信ハードウェアを備え、空気調和装置10及び管理者端末2と通信する。The
サーバプロセッサ300は、サーバメモリ310に記憶された制御プログラム311を読み出して実行することにより、サーバ通信制御部301、リスト生成部302、グラフ生成部303、実施結果生成部304、及びデータベース処理部305として機能する。The
サーバ通信制御部301は、サーバ通信装置31を介して、空気調和装置10及び管理者端末2と通信する。サーバ通信制御部301は、アップロードデータUDを空気調和装置10から受信する。サーバ通信制御部301は、管理者端末2から、リスト要求情報、グラフ要求情報、登録要求情報、及び実施結果要求情報を受信する。リスト要求情報は、施設リストSLの画像データを要求する情報である。施設リストSLについては後述する。グラフ要求情報は、グラフGFの画像データを要求する情報である。グラフGFの詳細についても後述する。登録要求情報は、改善項目に係わる情報の登録を要求する情報である。実施結果要求情報は、実施結果画像の画像データを要求する情報である。実施結果画像の詳細についても後述する。The server
リスト生成部302は、施設リストSLを生成する。施設リストSLは、第1施設リストSL1、第2施設リストSL2、第3施設リストSL3、及び第4施設リストSL4を含む。The
図4は、第1施設リストSL1の一例を示す図である。
第1施設リストSL1は、第1温度制御中において設定温度がどのような割合で設定されたかを、複数の施設1について一覧表示するリストである。すなわち、第1施設リストSL1は、第1温度制御中において設定された設定温度の内訳を、複数の施設1について示している。第1施設リストSL1は、使用態様情報としての設定割情報J1を施設1ごとに有する。図4では、第1施設リストSL1が5つの施設1について設定割合情報J1を有する場合を例示している。FIG. 4 is a diagram showing an example of the first facility list SL1.
The first facility list SL1 is a list displaying a list of a plurality of
設定割合情報J1は、空気調和装置10が設定可能な設定温度(以下、設定可能温度という)の各々に対する設定の割合を示す。図4の例では、設定可能温度は、16℃から30℃までの1℃刻みの各温度と、送風とである。送風とは空気調和装置10が熱交換せずに室内機13がファンを回転させる運転を示すが、本実施の形態では、送風を設定温度の概念に含める。設定割合情報J1は、設定可能温度の各々に対して数値表示欄Lが設けられ、当該数値表示欄Lには、設定の割合が表示される。
設定可能温度は、本開示の「所定の対象」に相当する。The setting ratio information J1 indicates a setting ratio for each of the setting temperatures that can be set by the air conditioner 10 (hereinafter referred to as settable temperatures). In the example of FIG. 4, the settable temperatures are each temperature from 16° C. to 30° C. in increments of 1° C. and ventilation. Blowing refers to an operation in which the
The settable temperature corresponds to the "predetermined target" of the present disclosure.
設定割合情報J1が有する数値表示欄Lの色は、数値表示欄Lが示す設定の割合に応じて異なる。図4の例では、5%以上15%未満の設定の割合を示す数値表示欄Lは、5%未満の設定の割合を示す数値表示欄Lより濃い色が呈される。また、図4の例では、15%以上35%未満の設定の割合を示す数値表示欄Lは、5%以上15%未満の設定の割合を示す数値表示欄Lより濃い色が呈される。また、図4の例では、35%以上50%未満の設定の割合を示す数値表示欄Lは、15%以上35%未満の設定の割合を示す数値表示欄Lより濃い色が呈される。また、図4の例では、50%以上の設定の割合を示す数値表示欄Lは、35%以上50%未満の設定の割合を示す数値表示欄Lより濃い色が呈される。
なお、数値表示欄Lの色を異ならせる段階的な閾値は、図4の例に限定されない。当該閾値は、さらに多段に設けられてよく、少なくてもよい。さらに、当該閾値の値は、図4の例に限定されず、管理者Pによって任意の値に設定可能でもよい。The color of the numerical value display field L included in the setting ratio information J1 differs according to the setting ratio indicated by the numerical value display field L. FIG. In the example of FIG. 4, the numerical value display field L indicating the setting ratio of 5% or more and less than 15% is colored darker than the numerical value display field L indicating the setting ratio of less than 5%. In addition, in the example of FIG. 4, the numerical value display column L indicating the setting ratio of 15% or more and less than 35% is darker than the numerical value display column L indicating the setting ratio of 5% or more and less than 15%. Further, in the example of FIG. 4, the numerical value display field L indicating the setting ratio of 35% or more and less than 50% is darker than the numerical value display field L indicating the setting ratio of 15% or more and less than 35%. In addition, in the example of FIG. 4, the numerical value display field L indicating the setting ratio of 50% or more is darker than the numerical value display field L indicating the setting ratio of 35% or more and less than 50%.
It should be noted that the stepwise threshold value for differentiating the color of the numerical value display field L is not limited to the example of FIG. The thresholds may be provided in multiple stages, or may be fewer. Furthermore, the value of the threshold is not limited to the example in FIG. 4, and may be set by the administrator P to any value.
設定割合情報J1が特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す場合、第1施設リストSL1には、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す情報が含まれる。ここで、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す設定割合情報J1とは、例えば、所定の割合以上の設定の割合を所定数以上示す情報である。例えば、50%以上の設定の割合を1つ以上示す設定割合情報J1を、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す設定割合情報J1と定義するとする。この場合、第1施設リストSL1には、図4で示すように、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す情報として、「E店は、18℃に設定する傾向がある」との情報を含む。When the set ratio information J1 indicates a characteristic usage mode of the
リスト生成部302は、例えば、次のようにして第1施設リストSL1を生成する。
リスト生成部302は、所定期間においてアップロードされた第1アップロードデータUD1を第1管理DB312から全て取得する。リスト生成部302は、当該所定期間に該当するアップロード日時が記録された第1アップロードデータUD1を第1管理DB312から全て取得する。そして、リスト生成部302は、取得した第1アップロードデータUD1のうち施設IDが一致する第1アップロードデータUD1を対象にして、1つの設定割合情報J1を次のように生成する。すなわち、リスト生成部302は、対象の全ての第1アップロードデータUD1の設定温度関係情報を参照して、設定可能温度ごとに設定回数を算出する。次いで、リスト生成部302は、算出した設定回数の合計を算出する。次いで、リスト生成部302は、設定可能温度ごとに、「(算出した設定回数/算出した設定回数の合計)×100」を算出し、設定可能温度ごとに設定の割合を算出する。次いで、リスト生成部302は、設定可能温度ごとに、数値表示欄Lが表示する数値を算出した設定の割合に設定する。この設定の際に、リスト生成部302は、設定の割合に応じて、数値表示欄Lに色を呈する。
リスト生成部302は、他の施設IDについても同様に行い、他の施設1についても設定割合情報J1を生成する。
リスト生成部302は、全ての施設IDについて設定割合情報J1を生成すると、生成した設定割合情報J1が特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す場合に、その旨を示す情報を生成する。
そして、リスト生成部302は、生成した設定割合情報J1を施設1ごとに並べた第1施設リストSL1を生成する。なお、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す情報を生成した場合に、リスト生成部302は、この情報を含む第1施設リストSL1を生成する。The
The
The
After generating the setting ratio information J1 for all the facility IDs, if the generated setting ratio information J1 indicates a characteristic usage mode of the
The
図5は、第2施設リストSL2の一例を示す図である。
第2施設リストSL2は、第2温度制御中において設定温度がどのような割合で設定されたかを、複数の施設1について一覧表示するリストである。すなわち、第2施設リストSL2は、第2温度制御中において設定された設定温度の内訳を、複数の施設1について示している。第2施設リストSL2は、施設1ごとに設定割合情報J1を有する。図5の例では、第2施設リストSL2が5つの施設1について設定割合情報J1を有する。FIG. 5 is a diagram showing an example of the second facility list SL2.
The second facility list SL2 is a list displaying a list of a plurality of
設定割合情報J1は、設定可能温度の各々に対する設定の割合を示す。図5の例では、設定可能温度は、16℃から30℃までの1℃刻みの各温度と、送風とである。第2施設リストSL2が示す設定可能温度においても、送風を設定可能温度の概念に含める。第1施設リストSL1と同様、第2施設リストSL2においても、数値表示欄Lは、設定の割合に応じた色が呈される。The setting ratio information J1 indicates the setting ratio for each settable temperature. In the example of FIG. 5, the settable temperatures are temperatures from 16° C. to 30° C. in increments of 1° C. and ventilation. For the settable temperatures indicated by the second facility list SL2, air blowing is also included in the concept of settable temperatures. Similarly to the first facility list SL1, also in the second facility list SL2, the numerical value display field L is displayed in a color corresponding to the set ratio.
リスト生成部302は、例えば、次のようにして第2施設リストSL2を生成する。
リスト生成部302は、所定期間においてアップロードされた第2アップロードデータUD2を第1管理DB312から全て取得する。そして、リスト生成部302は、第1施設リストSL1と同様に、取得した第2アップロードデータUD2から施設1ごとに設定割合情報J1を生成し、生成した設定割合情報J1を並べた第2施設リストSL2を生成する。なお、リスト生成部302は、生成した設定割合情報J1が特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す場合、その旨を示す情報を含む第2施設リストSL2を生成する。The
The
図6は、第3施設リストSL3の一例を示す図である。
第3施設リストSL3は、1日の時間帯において第1温度制御中に設定温度が何回変更されたかを、複数の施設1について一覧表示するリストである。第3施設リストSL3は、使用態様情報としての変更回数情報J2を施設1毎に有する。図6の例では、第3施設リストSL3は、5つの施設1について変更回数情報J2を有する。FIG. 6 is a diagram showing an example of the third facility list SL3.
The third facility list SL3 is a list displaying, for a plurality of
変更回数情報J2は、0時から23時までの一時間刻みの各時間帯に対する設定温度の変更回数を示す。変更回数情報J2は、0時から23時までの一時間刻みの各時間帯に対して数値表示欄Lが設けられ、当該数値表示欄Lには変更回数が表示される。0時から23時までの一時間刻みの各時間帯は、本開示の「所定の対象」に相当する。
変更回数情報J2が有する数値表示欄Lの色は、数値表示欄Lが示す変更回数に応じて異なる。図6の例では、1回以上5回未満の変更回数を示す数値表示欄Lは、0回の変更回数を示す数値表示欄Lより濃い色に呈される。また、図6の例では、5回以上10回未満の変更回数を示す数値表示欄Lは、1回以上5回未満の変更回数を示す数値表示欄Lより濃い色に呈される。また、図6の例では、10回以上15回未満の変更回数を示す数値表示欄Lは、5回以上10回未満の変更回数を示す数値表示欄Lより濃い色に呈される。また、図6の例では、15回以上の変更回数を示す数値表示欄Lは、10回以上15回未満の変更回数を示す数値表示欄Lより濃い色に呈される。
なお、数値表示欄Lの色を異ならせる段階的な閾値は、図6の例に限定されない。当該閾値は、さらに多段に設けられてよく、少なくてもよい。さらに、当該閾値の値は、図6の例に限定されず、管理者Pによって任意の値に設定可能でもよい。The change frequency information J2 indicates the number of times the set temperature has been changed for each hour from 0:00 to 23:00. The number of changes information J2 is provided with a numerical value display column L for each hourly time period from 0:00 to 23:00, and the number of times of change is displayed in the numerical value display column L. Each hour-by-hour time period from 0:00 to 23:00 corresponds to the "predetermined target" of the present disclosure.
The color of the numerical value display column L included in the number of changes information J2 differs according to the number of times of change indicated by the numerical value display column L. FIG. In the example of FIG. 6, the numerical value display field L indicating the number of times of change from 1 time to less than 5 times is shown in a darker color than the numerical value display field L indicating the number of times of change of 0 times. In addition, in the example of FIG. 6, the numerical value display field L indicating the number of times of change from 5 times to less than 10 times is shown in a darker color than the numerical value display field L indicating the number of times of change from 1 time to less than 5 times. In addition, in the example of FIG. 6, the numerical value display field L indicating the number of times of change from 10 times to less than 15 times is displayed in a darker color than the numerical value display field L indicating the number of times of change from 5 times to less than 10 times. Further, in the example of FIG. 6, the numerical value display column L indicating the number of changes of 15 times or more is displayed in a darker color than the numerical value display column L indicating the number of times of change of 10 times or more and less than 15 times.
Note that the stepwise threshold values for differentiating the color of the numerical value display field L are not limited to the example of FIG. The thresholds may be provided in multiple stages, or may be fewer. Furthermore, the value of the threshold is not limited to the example in FIG. 6, and may be set by the administrator P to any value.
変更回数情報J2が特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す場合、第3施設リストSL3には、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す情報が含まれる。ここで、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す変更回数情報J2とは、例えば、所定の回数以上の変更回数が所定の時間帯において所定数以上を示す情報である。この特徴的な使用態様を示す変更回数情報J2の具体例については、図7を参照して説明する。When the change count information J2 indicates a characteristic usage mode of the
リスト生成部302は、次のようにして第3施設リストSL3を生成する。
リスト生成部302は、所定期間においてアップロードされた第1アップロードデータUD1を第1管理DB312から全て取得する。次いで、リスト生成部302は、取得した第1アップロードデータUD1のうち施設IDが一致する第1アップロードデータUD1を対象にして、1つの変更回数情報J2を次のように生成する。すなわち、リスト生成部302は、対象の全ての第1アップロードデータUD1について設定温度関係情報を参照し、0時から23時までの一時間刻みの時間帯ごとに、設定温度の変更回数の合計を算出する。次いで、リスト生成部302は、0時から23時までの一時間刻みの時間帯ごとに、数値表示欄Lが表示する数値を、算出した合計の数値に設定する。この設定の際に、リスト生成部302は、設定した変更回数に応じて数値表示欄Lに色を呈する。
リスト生成部302は、他の施設IDについても同様に行い、他の施設1についても変更回数情報J2を生成する。
リスト生成部302は、生成した変更回数情報J2が特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す場合、その旨を示す情報を生成する。
そして、リスト生成部302は、生成した変更回数情報J2を施設1ごとに並べた第3施設リストSL3を生成する。なお、リスト生成部302は、生成した変更回数情報J2が特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す場合、その旨を示す情報を含む第3施設リストSL3を生成する。The
The
The
When the generated change count information J2 indicates a characteristic usage mode of the
The
図7は、第4施設リストSL4の一例を示す図である。
第4施設リストSL4は、1日時間の時間帯において第2温度制御中に設定温度が何回変更されたかを、複数の施設1について一覧表示するリストである。第4施設リストSL4は、施設1ごとに変更回数情報J2を有する。図7の例では、第4施設リストSL4が5つの施設1について変更回数情報J2を有する。FIG. 7 is a diagram showing an example of the fourth facility list SL4.
The fourth facility list SL4 is a list displaying, for a plurality of
変更回数情報J2は、0時から23時までの一時間刻みの各時間帯に対する設定温度の変更回数を示す。第3施設リストSL3と同様に、第4施設リストSL4においても、数値表示欄Lは、設定された変更回数に応じた色に呈される。The number of changes information J2 indicates the number of times the set temperature has been changed for each one-hour period from 0:00 to 23:00. Similarly to the third facility list SL3, also in the fourth facility list SL4, the numerical value display field L is displayed in a color corresponding to the set number of changes.
第3施設リストSL3と同様、変更回数情報J2が特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す場合、第4施設リストSL4には、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す情報が含まれる。例えば、16時から0時までの間で10回以上の変更回数を3回以上示す変更回数情報J2を、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す変更回数情報J2と定義したとする。この場合、第4施設リストSL4には、図7で示すように、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す情報として、「C店は、夜間に設定温度を変更する傾向にある」との情報を含む。As with the third facility list SL3, when the change count information J2 indicates a characteristic usage mode of the
リスト生成部は302、次のようにして第4施設リストSL4を生成する。
リスト生成部302は、所定期間においてアップロードされた第2アップロードデータUD2を第1管理DB312から全て取得する。そして、リスト生成部302は、第3施設リストSL3と同様に、取得した第2アップロードデータUD2から施設1ごとに変更回数情報J2を生成し、生成した変更回数情報J2を並べた第4施設リストSL4を生成する。なお、リスト生成部302は、生成した変更回数情報J2が特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す場合、その旨を示す情報を含む第4施設リストSL4を生成する。The
The
図3の説明に戻り、グラフ生成部303は、第1グラフGF1又は第2グラフGF2のいずれかのグラフGFを生成する。第1グラフGF1及び第2グラフGF2は、施設1ごとの点がプロットされ、且つ、空気調和装置10の使用態様の類似度に基づいてプロットされた点がグループ化されている。第1グラフGF1と第2グラフGF2との違いは、第2グラフGF1は、管理者Pが指定する施設1について空気調和装置10の使用態様の経時変化を示すが、第1グラフGF1は当該経時変化を示さない。Returning to the description of FIG. 3, the
図8は、第1グラフGF1の一例を示す図である。
第1グラフGF1は、2次元グラフである。第1グラフGF1の縦軸及び横軸は、互いに相関を有するパラメータでなくても良いが、互いに相関を有するパラメータに設定されることが好ましい。互いに相関を有するパラメータを設定することで、管理者Pは、各施設1がどの運転を優先して空気調和装置10を使用しているか、という傾向を把握できる。図8の例では、縦軸が設定温度に対応するパラメータに設定され、横軸が空気調和装置10の稼働率に対応するパラメータに設定されている。なお、設定温度と空気調和装置10の稼働率とには、相関がある。相関関係を示す例としては、短期間で温度を低下させるために、ユーザが設定温度を低くする一方で空気調和装置10を短期間で運転させる場合が挙げられる。FIG. 8 is a diagram showing an example of the first graph GF1.
The first graph GF1 is a two-dimensional graph. The vertical and horizontal axes of the first graph GF1 may not be mutually correlated parameters, but are preferably set to mutually correlated parameters. By setting mutually correlated parameters, the administrator P can grasp the tendency of which operation is prioritized in using the
第1グラフGF1が有する点は、例えば多変量解析などのグルーピング手法によってグループ化されている。本実施形態において、第1グラフGF1が有する点は、グループ分けされたグループごとに点の種類が異なる。例えば、図8に示すように、5つの点の種類(白丸、白三角、白四角、黒丸、黒三角)によりプロットされることで、第1グラフGF1が有する点は、5つのグループにグループ分けされている。なお、グループ分けの態様は、点の種類を異ならせることに限定されず、点の色を異ならせる態様でもよい。
縦軸は、本開示の「第1軸」に相当する。横軸は、本開示の「第2軸」に相当する。The points of the first graph GF1 are grouped by a grouping method such as multivariate analysis. In the present embodiment, the points of the first graph GF1 are of different types for each group. For example, as shown in FIG. 8, by plotting five types of points (white circle, white triangle, white square, black circle, black triangle), the points of the first graph GF1 are grouped into five groups. It is Note that the manner of grouping is not limited to differentiating the types of points, and may be the manner of differentiating the colors of the points.
The vertical axis corresponds to the "first axis" of the present disclosure. The horizontal axis corresponds to the "second axis" of the present disclosure.
グラフ生成部303は、例えば、次のようにして第1グラフGF1を生成する。
グラフ生成部303は、第1管理DB312から、アップロード日時が最も新しいアップロードデータUDを施設1ごとに1つ取得する。次いで、グラフ生成部303は、取得したアップロードデータUDごとに1つの点を次のようにプロットしていく。すなわち、グラフ生成部303は、縦軸を設定温度とし横軸を空気調和装置10の稼働率とした座標に、アップロードデータUDに基づく設定温度と空気調和装置10の稼働率とを示す点をプロットする。設定温度と空気調和装置10の稼働率とは、空気調和装置10の使用態様を示しているため、プロットされる点は、空気調和装置10の使用態様を示す使用態様情報である。ここで、アップロードデータIDに基づく設定温度とは、アップロードデータUDの設定温度関係情報に記述された設定温度のいずれかでもよく、アップロードデータUDの設定温度関係情報に記述された設定温度の平均でもよく、アップロードデータUDの設定温度関係情報に記述された設定温度うち最も温度が高いものでもよい。
グラフ生成部303は、取得した全てのアップロードデータUDについて点をプロットすると、プロットした点をグループ分けする。
次いで、グラフ生成部303は、グループ分けされたグループごとに、グループIDを割り当て、プロットした点の種類と割り当てたグループIDとの対応関係を示す表Hを生成する。
そして、グラフ生成部303は、プロットされ且つグループ分けされた点と、生成した表Hと、を有する第1グラフGF1を生成する。For example, the
The
After plotting the points for all the acquired upload data UD, the
Next, the
The
図9は、第2グラフGF2の一例を示す図である。
第2グラフGF2は、2次元グラフである。第1グラフGF1の縦軸及び横軸は、互いに相関を有するパラメータでなくても良いが、互いに相関を有するパラメータに設定されることが好ましい。互いに相関を有するパラメータを設定することで、管理者Pは、各施設1がどの運転を優先して空気調和装置10を使用しているか、という傾向を把握できる。図9の例では、縦軸が設定温度に対応するパラメータに設定され、横軸が空気調和装置10の稼働率に対応するパラメータに設定されている。第2グラフGF2が有する点は、第1グラフGF1と同様にグループ化されている。第2グラフGF2は、変化情報J3を有する。変化情報J3は、管理者端末2が指定した施設1について、空気調和装置10の使用態様の経時変化を示す。図9では、変化情報J3は矢印である。FIG. 9 is a diagram showing an example of the second graph GF2.
The second graph GF2 is a two-dimensional graph. The vertical and horizontal axes of the first graph GF1 may not be mutually correlated parameters, but are preferably set to mutually correlated parameters. By setting mutually correlated parameters, the administrator P can grasp the tendency of which operation is prioritized in using the
グラフ生成部303は、例えば、次のようにして第2グラフGF2を生成する。
グラフ生成部303は、第1管理DB312から、アップロード日時が最も新しいアップロードデータUDを施設1ごとに1つ取得する。次いで、グラフ生成部303は、管理者端末2が指定した施設1の施設IDを有するアップロードデータのうち、アップロード日時が2番目に新しいアップロードデータUDを、第1管理DB312から取得する。グラフ生成部303は、アップロード日時が最も新しいアップロードデータを用いて、第1グラフGF1と同様に、点のプロット及びグループ分けを行う。次いで、グラフ生成部303は、管理者端末2に指定された施設1のアップロードデータUDのうち、2番目に新しいアップロードデータUDについて、点のプロットを行う。そして、グラフ生成部303は、2番目に新しいアップロードデータUDに対応する点から、最も新しいアップロードデータUDに対応する点に向かう矢印を示す変化情報J3を座標系に重畳させる。For example, the
The
なお、図8及び図9に示す横軸は、空気調和装置10の稼働率であるが、他のパラメータでもよい。例えば、グラフGFの横軸は、空気調和装置10の除湿運転の稼働率としてもよい。また、グラフGFの横軸は、冷房を使う機関においては空気調和装置10の全運転時間に対する除湿運転の稼働率としてもよい。また、図8及び図9の縦軸及び横軸は、上述したパラメータ以外のパラメータが設定されてもよい。但し、図8及び図9の縦軸及び横軸は、互いに相関を有するパラメータである。なお、設定温度と除湿運転の稼働率とには、相関がある。相関関係を示す例としては、湿度を優先させるために、設定温度を高くする一方で除湿運転を頻繁に行うといった場合が挙げられる。The horizontal axis shown in FIGS. 8 and 9 is the operation rate of the
図3の説明に戻り、実施結果生成部304は、実施結果を示す画像である実施結果画像を生成する。実施結果は、改善項目の実施の結果を示す。実施結果画像が示す実施結果は、グラフGFにおいてグループ分けされたグループごとに、空気調和装置10の使用の改善により得られた省エネルギー効果を示す情報を含む。ここで、省エネルギー効果は、削減できた消費電力(以下、「削減消費電力」という)である。また、実施結果画像が示す実施結果は、グループごとに割り当てられた改善項目のうち所定の基準以上の削減消費電力が得られた改善項目を示す情報をさらに含む。Returning to the description of FIG. 3, the implementation
実施結果生成部304は、例えば、次のようにして実施結果画像を生成する。
まず、実施結果生成部304は、第2管理DB313に格納されるレコードごとに次の処理を行って、グラフGFにおいてグループ分けされたグループごとに、削減消費電力を求める。具体的には、実施結果生成部304は、グループに属する施設1の削減消費電力の平均を求めることで、その平均をグループの削減消費電力とする。なお、グループとグループに属する施設1との対応関係は、ID管理などによって適切に管理サーバ4が管理している。ここで、実施結果生成部304は、施設1ごとの削減消費電力を次のように求める。実施結果生成部304は、改善実施期間に該当するアップロード日時であって且つ最も古いアップロード日時が記録されたアップロードデータUDと、改善実施期間に該当するアップロード日時であって且つ最も新しいアップロード日時が記録されたアップロードデータUDとを第1管理DB312から取得する。次いで、実施結果生成部304は、取得した2つのアップロードデータUDの各々について、アップロードデータUDに記録された設定温度や2種の稼働率に基づいて消費電力を求め、求めた消費電力の差分を施設1の削減消費電力として求める。
実施結果生成部304は、上記のようにグループごとに削減消費電力を求めると、所定の基準以上の削減消費電力が得られたグループを特定し、特定したグループに割り当てられた改善項目を認識する。
そして、実施結果生成部304は、グループごとに求めた削減消費電力を示す情報と、認識した改善項目を示す情報とを含む実施結果を示す実施結果画像を生成する。The implementation
First, the implementation
After obtaining the reduced power consumption for each group as described above, the implementation
Then, the implementation
データベース処理部305は、サーバ通信制御部301がアップロードデータUDを受信した場合、アップロードデータUDを第1管理DB312に格納する。データベース処理部305は、登録要求情報を管理者端末2から受信した場合、受信された登録要求情報に含まれる各種情報を含むレコードを第2管理DB313に格納する。When the server
[1-2.動作]
次に、管理システム100の各装置の動作について説明する。
[1-2-1.施設リストの表示に係わる動作]
まず、施設リストSLの表示に係わる管理システム100の各装置の動作について説明する。
図10は、管理者端末2、及び管理サーバ3の動作を示すフローチャートである。図10において、フローチャートFAは管理者端末2の動作を示し、フローチャートFBは管理サーバ3の動作を示す。[1-2. motion]
Next, operation of each device of the
[1-2-1. Operation Related to Facility List Display]
First, the operation of each device of the
FIG. 10 is a flow chart showing operations of the
フローチャートFAで示すように、受付部203は、管理サーバ3に要求する施設リストSLの種類の入力を受け付ける(ステップSA1)。受付部203は、ステップSA1において、第1施設リストSL1、第2施設リストSL2、第3施設リストSL3、及び第4施設リストSL4の少なくともいずれかを指定する入力を受け付ける。As shown in the flowchart FA, the
端末通信制御部201は、リスト要求情報を管理サーバ3に送信する(ステップSA2)。ステップSA2で送信されるリスト要求情報には、ステップSA1で受け付けた施設リストSLの種類が記録されている。The terminal
フローチャートFBで示すように、サーバ通信制御部301は、管理者端末2からリスト要求情報を受信する(ステップSB1)。As shown in a flowchart FB, the server
次いで、リスト生成部302は、ステップSA1で受信されたリスト要求情報に記述された種類の施設リストSLを生成する(ステップSB2)。例えば、ステップSA1で受信されたリスト要求情報に、施設リストSLの種類として第1施設リストSL1と第2施設リストSL2とが記録されていた場合、リスト生成部302は、第1施設リストSL1と第2施設リストSL2とを生成する。Next,
次いで、サーバ通信制御部301は、ステップSB2で生成された施設リストSLの画像データを管理者端末2に送信する(ステップSB3)。ステップSB2においてリスト生成部302が複数の施設リストSLを生成した場合、サーバ通信制御部301は、生成された施設リストSLの各々について、施設リストSLの画像データを管理者端末2に送信する。Next, the server
フローチャートFAで示すように、端末通信制御部201は、施設リストSLの画像データを管理サーバ3から受信する(ステップSA3)。As shown in the flowchart FA, the terminal
次いで、表示制御部202は、ステップSA4で受信された画像データが示す施設リストSLをディスプレイ22に表示させる(ステップSA4)。ステップSA4において、管理サーバ3が複数の画像データを送信した場合、表示制御部202は、複数の施設リストSLを表示する。Next, the
ステップSA4で第1施設リストSL1を表示させることにより、次の効果を奏する。すなわち、第1施設リストSL1を表示させることで、管理者Pは、第1温度制御においてどの設定温度がどのくらいの割合で設定されているのかを施設1ごとに認識できる。よって、管理者Pは、第1温度制御における設定温度について、適切な改善指示を施設1ごとに行うことができる。Displaying the first facility list SL1 in step SA4 has the following effects. In other words, by displaying the first facility list SL1, the manager P can recognize for each
また、ステップSA4で第2施設リストSL2が表示されることにより、次の効果を奏する。すなわち、第2施設リストSL2を表示させることで、管理者Pは、第2温度制御においてどの設定温度がどのくらい設定されているのかを施設1ごとに認識できる。よって、管理者Pは、第2温度制御における設定温度について、適切な改善指示を施設1ごとに行うことができる。Also, displaying the second facility list SL2 in step SA4 has the following effects. In other words, by displaying the second facility list SL2, the administrator P can recognize for each
ステップSA4で第3施設リストSL3を表示させることにより、次の効果を奏する。すなわち、第3施設リストSL3を表示させることで、管理者Pは、第1温度制御においてどの時間帯で設定温度がどのくらい変更されたかを施設1ごとに認識できる。よって、管理者Pは、第1温度制御における設定温度について、適切な改善指示を施設1ごとに行うことができる。Displaying the third facility list SL3 in step SA4 has the following effects. That is, by displaying the third facility list SL3, the manager P can recognize how much the set temperature was changed in which time zone in the first temperature control for each
また、ステップSA4で第4施設リストSL4が表示されることにより、次の効果を奏する。すなわち、第4施設リストSL4を表示させることで、管理者Pは、第2温度制御においてどの時間帯で設定温度がどのくらい変更されたかを施設1ごとに認識できる。よって、管理者Pは、第2温度制御における設定温度について、適切な改善指示を施設1ごとに行うことができる。
また、ステップSA4で第4施設リストSL4が表示されることにより第3施設リストSL3と比べて、管理者Pは、空気調和装置10のユーザが感じる冷温感を正確に認識できる。詳述すると、第1温度制御で空気調和装置10が運転している場合、設定温度は、空気調和装置10のユーザが設定した設定温度から変更される可能性が低い。これは、例えば冬場の明け方は設定温度を高めに設定され、日中も多少暑いと感じても服の着脱などによって不快感を解消されることがあるためである。
そのため、第3施設リストSL3は、空気調和装置10のユーザが感じる冷温感が適切に反映されていない可能性がある。しかしながら、第2温度制御においては、設定温度が変更されても推奨設定温度に戻るため、ユーザが何度も設定温度を変更する可能性が高い。そのため、第4施設リストSL4は、空気調和装置10のユーザが感じる冷温感を適切に反映されている可能性が高い。したがって、管理者Pは、空気調和装置10のユーザが感じる冷温感を正確に認識でき、空気調和装置10のユーザが感じる冷温感を反映させた適切な改善指示を施設1ごとに行うことができる。Displaying the fourth facility list SL4 in step SA4 has the following effects. That is, by displaying the fourth facility list SL4, the administrator P can recognize for each
Further, by displaying the fourth facility list SL4 in step SA4, the administrator P can more accurately recognize the coolness and warmth felt by the user of the
Therefore, there is a possibility that the third facility list SL3 does not appropriately reflect the feeling of coolness that the user of the
[1-2-2.グラフの表示に係わる動作]
次に、グラフGFの表示に係わる管理システム100の各装置の動作について説明する。
図11は、管理者端末2、及び管理サーバ3の動作を示すフローチャートである。図11において、フローチャートFCは管理者端末2の動作を示し、フローチャートFDは管理サーバ3の動作を示す。[1-2-2. Operations Related to Graph Display]
Next, the operation of each device of the
FIG. 11 is a flowchart showing operations of the
フローチャートFCで示すように、受付部203は、施設1を指定する入力を受け付けたか否かを判定する(ステップSC1)。As shown in flowchart FC, the
施設1を指定する入力を受け付けていないと受付部203が判定した場合(ステップSC1:NO)、端末通信制御部201は、第1グラフ要求情報を管理サーバ3に送信する(ステップSC2)。第1グラフ要求情報は、第1グラフGF1を要求するグラフ要求情報である。When the
一方、施設1を指定する入力を受け付けたと受付部203が判定した場合(ステップSC1:YES)、端末通信制御部201は、第2グラフ要求情報を管理サーバ3に送信する(ステップSC3)。第2グラフ要求情報は、第2グラフGF2を要求する情報であり、受付部203が受け付けた施設1の施設IDを含む。On the other hand, if the
フローチャートFDで示すように、サーバ通信制御部301は、第1グラフ要求情報又は第2グラフ要求情報を管理者端末2から受信する(ステップSD1)。As shown in the flowchart FD, the server
次いで、グラフ生成部303は、グラフGFを生成する(ステップSD2)。ステップSD1において第1グラフ要求情報が受信された場合、グラフ生成部303は、第1グラフGF1を生成する。ステップSD2において第2グラフ要求情報が受信された場合、グラフ生成部303は、第2グラフGF2を生成する。なお、ステップSD2で生成される第2グラフGF2は、第2グラフ要求情報に含まれる施設IDが示す施設1の変化情報J3を有する。Next, the
次いで、サーバ通信制御部301は、ステップSB2で生成されたグラフGFの画像データを管理者端末2に送信する(ステップSD3)。Next, the server
フローチャートFCで示すように、端末通信制御部201は、グラフGFの画像データを管理サーバ3から受信する(ステップSC4)。As shown in the flowchart FC, the terminal
次いで、表示制御部202は、ステップSC4で受信された画像データが示すグラフGFをディスプレイ33に表示させる(ステップSC5)。Next, the
ステップSA4で第1グラフGF1が表示させることにより、次の効果を奏する。すなわち、第1グラフGF1を表示させることで、管理者Pは、空気調和装置10の使用態様が類似する施設1を認識できる。そのため、管理者Pは、施設1が多数存在する場合でも、空気調和装置10の使用態様が類似するグループ単位で、空気調和装置10の使用について適切な改善指示を行える。例えば、図8の例の第1グラフGF1が表示されることにより、管理者Pは、設定温度を低くする改善指示、設定温度を高くする改善指示、及び空気調和装置10の稼働率を下げる改善指示をグループ単位で行うことができる。By displaying the first graph GF1 in step SA4, the following effects are obtained. In other words, by displaying the first graph GF1, the manager P can recognize
ステップSA4で第2グラフGF1が表示されることにより、第1グラフGF1の効果に加えて、さらに次の効果を奏する。すなわち、変化情報J3が表示されるため、管理者Pは、指定した施設1における空気調和装置10の使用態様が、どのように変化したのかを認識できる。よって、管理者Pは、施設1ごとに空気調和装置10の使用態様の経時変化を認識でき、さらなる改善指示などを施設1ごとに行うことができる。By displaying the second graph GF1 in step SA4, the following effects are obtained in addition to the effects of the first graph GF1. In other words, since the change information J3 is displayed, the manager P can recognize how the usage of the
[1-2-3.改善項目及び改善実施期間の登録に係わる動作]
管理者Pは、グラフGFでグループ化されたグループごとに改善項目を割り当てた後に、管理者端末2によって、割り当てた改善項目の登録及び改善実施期間の登録を行える。次に、改善項目及び改善実施期間の登録に係わる管理システム100の各装置の動作について説明する。[1-2-3. Operations related to registration of improvement items and improvement implementation period]
After assigning improvement items to each group grouped by the graph GF, the administrator P can register the assigned improvement items and the improvement implementation period using the
図12は、管理者端末2、及び管理サーバ3の動作を示すフローチャートである。図12において、フローチャートFEは管理者端末2の動作を示すフローチャートであり、フローチャートFFは管理サーバ3の動作を示すフローチャートである。FIG. 12 is a flow chart showing the operations of the
フローチャートFEで示すように、受付部203は、グループごとに、改善項目及び改善実施期間の入力を管理者Pから受け付ける(ステップSE1)。As shown in the flowchart FE, the
次いで、端末通信制御部201は、登録要求情報を管理サーバ3に送信する(ステップSE2)。登録要求情報には、グループごとに、グループIDと、入力された改善項目の情報と、入力された改善実施期間の情報とが紐付いて記録されている。Next, the terminal
フローチャートFFで示すように、サーバ通信制御部301は、登録要求情報を管理者端末2から受信する(ステップSF1)。As shown in flowchart FF, the server
次いで、データベース処理部305は、第2管理DB313に格納するレコードを生成する(ステップSF2)。ステップSF2において、データベース処理部305は、ステップSF1で受信された登録要求情報が含むグループIDごとに、レコードを生成する。Next, the
次いで、データベース処理部305は、ステップSF2で生成したレコードを第2管理DB313に格納する(ステップSF2)。Next, the
[1-2-4.実施結果の表示に係わる動作]
管理者Pは、管理者端末2において改善項目の実施結果を表示させることができる。
次に、実施結果の表示に係わる管理システム100の各装置の動作について説明する。
図13は、管理者端末2、及び管理サーバ3の動作を示すフローチャートである。図13において、フローチャートFGは管理者端末2の動作を示し、フローチャートFHは管理サーバ3の動作を示す。[1-2-4. Operation related to display of execution result]
The administrator P can cause the
Next, the operation of each device of the
FIG. 13 is a flowchart showing operations of the
フローチャートFGで示すように、受付部203は、実施結果を要求する実施結果要求情報を管理サーバ3に送信する(ステップSG1)。As shown in the flowchart FG, the receiving
フローチャートFHで示すように、サーバ通信制御部301は、実施結果要求情報を管理者端末2から受信する(ステップSH1)。As shown in flowchart FH, the server
次いで、実施結果生成部304は、実施結果画像を生成する(ステップSH2)。Next, the implementation
次いで、サーバ通信制御部301は、ステップSH2で生成された実施結果画像の画像データを管理者端末2に送信する(ステップSH3)。Next, the server
次いで、端末通信制御部201は、実施結果画像の画像データを管理サーバ3から受信する(ステップSG2)。Next, the terminal
次いで、表示制御部201は、ステップSG2で受信された画像データが示す実施結果画像をディスプレイ33に表示させる(ステップSG3)。Next, the
[1-3.効果等]
以上、説明したように、管理システム100は、空気調和装置10と、空気調和装置10が設置された施設1を複数管理する管理者Pが使用する管理者端末2と、を備える。管理者端末2は、複数の施設1の各々について、空気調和装置10の使用態様を示す情報である使用態様情報を表示する。[1-3. effects, etc.]
As described above, the
これによれば、空気調和装置10がどのように使用されたかを管理者Pが施設1ごとに認識できるようになるため、空気調和装置10の使用について管理者Pが適切な改善指示を施設1ごとに行える。そのため、管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1の管理性を向上できる。According to this, since the manager P can recognize how the
管理者端末2は、使用態様情報を複数まとめて表示する。The
これによれば、管理者Pが空気調和装置10の使用態様を複数の施設1で比較できるようになるため、空気調和装置10の使用について管理者Pがより適切な改善指示を各施設1に行える。そのため、管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1の管理性をより向上できる。According to this, since the manager P can compare the usage modes of the
管理者端末2は、所定の対象に対する空気調和装置10の使用態様を示す使用態様情報を表示する。The
これによれば、管理者Pが、所定の対象に対して空気調和装置10がどのように使用されたかを認識できるようになるため、空気調和装置10の使用について管理者Pがより適切な改善指示を施設1ごとに行える。そのため、管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1の管理性をより向上できる。According to this, since the manager P can recognize how the
管理者端末2は、使用態様情報が特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す場合、特徴的な空気調和装置10の使用態様を示す情報を使用態様情報と共に表示する。When the usage mode information indicates a characteristic usage mode of the
これによれば、どのような改善指示を行えばよいかを管理者Pが容易に行えるようになるため、管理者Pがより適切な改善指示を施設1ごとに行える。そのため、管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1の管理性をより向上できる。According to this, since the manager P can easily decide what kind of improvement instructions should be given, the manager P can give more appropriate improvement instructions for each facility. Therefore, the
空気調和装置10は、被調和室の設定温度が変更された後に所定時間経過したことを条件として前記設定温度を変更前に戻す第2温度制御を行う。使用態様情報は、第2温度制御において被調和室の設定温度が変更された変更回数を示す。The
これによれば、空気調和装置10のユーザが感じる冷温感を管理者Pが正確に認識できるようになるため、空気調和装置10の使用について管理者Pがより適切な改善指示を施設1ごとに行える。そのため、管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1の管理性をより向上できる。According to this, since the manager P can accurately recognize the coolness and warmth felt by the user of the
管理者端末2は、施設1ごとに使用態様情報が点としてプロットされ、且つ、空気調和装置10の使用態様の類似度に基づいて点がグループ化されたグラフを表示する。The
これによれば、管理者Pは、空気調和装置10の使用態様が類似する施設1を認識できる。そのため、管理者Pは、空気調和装置10の使用態様が類似するグループ単位で、空気調和装置10の使用について改善指示を行うことができる。よって、管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1の管理性を向上できる。According to this, the manager P can recognize
グラフGFは、2次元グラフである。グラフGFの縦軸のパラメータと、グラフGFの横軸のパラメータとは、空気調和装置10の運転において互いに相関を有するパラメータである。Graph GF is a two-dimensional graph. The parameters on the vertical axis of the graph GF and the parameters on the horizontal axis of the graph GF are parameters that correlate with each other in the operation of the
これによれば、縦軸と横軸とに設定されるパラメータを相関のあるパラメータに設定することで、管理者Pは、施設1においてどのような空気調和装置10の使用態様が優先されているのかを施設1ごとに認識できるようになる。よって、管理者Pは、空気調和装置10の使用態様が類似するグループ単位で、空気調和装置10の使用について適切な改善指示を行うことができる。よって、管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1の管理性をより向上できる。According to this, by setting the parameters set on the vertical axis and the horizontal axis to correlated parameters, the administrator P can determine which mode of use of the
縦軸のパラメータは、空気調和装置10が調和する被調和室の設定温度を示すパラメータである。横軸のパラメータは、空気調和装置10の除湿運転の稼働率を示すパラメータである。The parameter on the vertical axis indicates the set temperature of the room to be conditioned by the
例えば夏場、温度を優先し設定温度を低くする一方で除湿運転を頻繁に行う施設1も存在すれば、湿度を優先して除湿運転を頻繁に行う一方で設定温度を高くする施設1も存在することが想定される。本発明のように、設定温度に対する除湿運転の稼働率がどのような態様であるかを、管理者Pは、施設1ごとに認識することで、管理者Pは、各施設1がどの運転を優先しているか管理できる。そのため、管理者Pは、設定温度及び除湿運転の稼働率について適切な改善指示を施設1ごとに行うことができる。For example, in the summer, if there is a
縦軸のパラメータは、空気調和装置10が調和する被調和室の設定温度を示すパラメータである。横軸のパラメータは、空気調和装置10の稼働率を示すパラメータである。The parameter on the vertical axis indicates the set temperature of the room to be conditioned by the
強めの空調設定で短時間運転する施設1や、弱めの空調設定で長時間運転する施設1が存在することが想定される。本発明によれば、設定温度に対する空気調和装置10の稼働率がどのような態様であるかを、管理者Pは、施設1ごとに認識することで各施設1がどの運転を優先しているか管理できる。そのため、管理者Pは、設定温度及び空気調和装置10の稼働率について適切な改善指示を行うことができる。It is assumed that there are
グラフGFは、空気調和装置10の使用態様の経時変化を示す。Graph GF shows changes over time in the usage of the
これによれば、管理者Pは、空気調和装置10の使用態様がどのように変化したのかを認識できる。よって、管理者Pは、さらなる改善指示などを施設1ごとに行うことができる。According to this, the administrator P can recognize how the mode of use of the
グラフGFにおいてグループ化されたグループの各々には、空気調和装置10の使用の改善項目が割り当てられる。管理者端末2は、グループごとに、割り当てられた改善項目の実施により得られた省エネルギー効果を示す情報を表示する。An improvement item for use of the
これによれば、管理者Pは、グループごとに、改善項目の実施によってどのくらいの省エネルギー効果が得られたのかを認識できるため、管理者Pはグループ単位での有効な改善策を講じることができる。よって、管理システム100は、施設1の管理性を向上できる。According to this, the administrator P can recognize how much energy saving effect is obtained by implementing the improvement items for each group, so the administrator P can take effective improvement measures for each group. . Therefore, the
管理者端末2は、グループに割り当てられた改善項目のうち所定の基準以上の省エネルギー効果が得られた改善項目を示す情報を表示する。The
これによれば、管理者Pは、どのような改善項目が有効であったかを認識できる。よって、管理者Pがさらなる改善指示などを施設1ごとに行うことができるため、管理システム100は、施設1の管理性を向上できる。According to this, administrator P can recognize what improvement items were effective. Therefore, since the administrator P can issue further improvement instructions for each
空気調和装置10と、空気調和装置10が設置された施設1を複数管理する管理者Pが使用する管理者端末2と、を備える管理システム100の制御方法において、管理者端末2は、複数の施設1の各々について、空気調和装置10の使用態様を示す情報である使用態様情報を表示する。In a control method for a
これによれば、上述した管理システム100の効果と同様の効果を奏する。According to this, the same effects as those of the
空気調和装置10が設置された施設1を複数管理する管理者Pが使用する管理者端末2は、複数の施設1の各々について、空気調和装置10の使用態様を示す情報である使用態様情報を表示する表示制御部201を備える。An
これによれば、上述した管理システム100の効果と同様の効果を奏する。According to this, the same effects as those of the
制御プログラム211は、空気調和装置10が設置された施設1を複数管理する管理者Pが使用する管理者端末2の端末プロセッサ200を、複数の施設1の各々について、空気調和装置10の使用態様を示す情報である使用態様情報を表示する表示制御部202として機能させる。The
これによれば、上述した管理システム100の効果と同様の効果を奏する。According to this, the same effects as those of the
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2の説明では、実施の形態1の各部の構成要素と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳細な説明を適宜に省略する。
実施の形態2の管理者端末2は、第3グラフGF3、及び第4グラブGF4を表示する。(Embodiment 2)
Next,
The
図14は、第3グラフGF3の一例を示す図である。
第3グラフGF3は、1日の時間帯において第1温度制御中に設定温度がどのタイミングで変更されたかを示すグラフである。
第3グラフGF3の横軸は、1日の時間帯を1時間刻みで示す。第3グラフGF3の第1縦軸は、温度を示す。第3グラフGF3の第2縦軸は、消費電力を示す。FIG. 14 is a diagram showing an example of the third graph GF3.
A third graph GF3 is a graph showing at what timing the set temperature was changed during the first temperature control in the time zone of one day.
The horizontal axis of the third graph GF3 indicates the time zone of one day in increments of one hour. A first vertical axis of the third graph GF3 indicates temperature. A second vertical axis of the third graph GF3 indicates power consumption.
第3グラフGF3は、1日の時間帯における気象庁外気温度を示す。気象庁外気温度は、気象庁が発表した外気の温度である。
第3グラフGF3は、1日の時間帯における店内温度を示す。店内温度は、空気調和装置10が検出した施設1内の温度の平均である。例えば、施設1に2台の空気調和装置10が設置されている場合、店内温度は、2台の空気調和装置10が検出した施設1内の温度の平均である。
第3グラフGF3は、1日の時間帯における吸い込み温度を示す。吸い込み温度は、空気調和装置10が検出した施設1内の温度である。
第3グラフGF3は、1日の時間帯における空気調和装置10の消費電力を示す。A third graph GF3 shows the JMA outside air temperature in a time zone of one day. The Meteorological Agency outside temperature is the outside air temperature announced by the Meteorological Agency.
A third graph GF3 indicates the temperature inside the store during the time period of the day. The in-store temperature is the average temperature in the
A third graph GF3 shows the intake temperature during the time period of the day. The suction temperature is the temperature inside the
A third graph GF3 indicates the power consumption of the
第3グラフGF3は、アイコンICを含む。アイコンICは、設定温度が変更されたタイミングを示すアイコンである。図14では、アイコンICとして手を模したアイコンを例示しているが、アイコンICの絵柄は手に限定されない。アイコンICは、第3グラフGF3において、設定温度が変更された時間に対応する位置に表示される。図3に示す第3グラフGF3では、1日において、8回、設定温度が変更されていることが分かる。The third graph GF3 includes icons IC. Icon IC is an icon that indicates the timing at which the set temperature is changed. In FIG. 14, an icon resembling a hand is exemplified as the icon IC, but the pattern of the icon IC is not limited to a hand. The icon IC is displayed at the position corresponding to the time when the set temperature was changed in the third graph GF3. It can be seen from the third graph GF3 shown in FIG. 3 that the set temperature is changed eight times in one day.
図15は、第4グラフGF4の一例を示す図である。
第4グラフGF4は、1日の時間帯において第2温度制御中に設定温度がどのタイミングで変更されたかを示すグラフである。
第4グラフGF4の横軸は、1日の時間帯を1時間刻みで示す。第4グラフGF4の第1縦軸は、温度を示す。第4グラフGF4の第2縦軸は、消費電力を示す。FIG. 15 is a diagram showing an example of the fourth graph GF4.
A fourth graph GF4 is a graph showing at what timing the set temperature was changed during the second temperature control in the time zone of one day.
The horizontal axis of the fourth graph GF4 indicates the time zone of one day in increments of one hour. A first vertical axis of the fourth graph GF4 indicates temperature. A second vertical axis of the fourth graph GF4 indicates power consumption.
第4グラフGF4は、第3グラフGF3と同様、1日の時間帯における気象庁外気温度、1日の時間帯における店内温度、1日の時間帯における吸い込み温度、及び、1日の時間帯における空気調和装置10の消費電力を示す。Similarly to the third graph GF3, the fourth graph GF4 shows the JMA outside air temperature during the time period of the day, the indoor temperature during the time period of the day, the intake temperature during the time period of the day, and the air temperature during the time period of the day. The power consumption of the
また、第4グラフGF4は、アイコンICを含む。アイコンICは、設定温度が変更されたタイミングを示すアイコンである。アイコンICは、第4グラフGF4において、設定温度が変更された時間に対応する位置に表示される。図4に示す第4グラフGF4では、1日において、2回、設定温度が変更されていることが分かる。Also, the fourth graph GF4 includes icons IC. Icon IC is an icon that indicates the timing at which the set temperature is changed. The icon IC is displayed at the position corresponding to the time when the set temperature was changed in the fourth graph GF4. It can be seen from the fourth graph GF4 shown in FIG. 4 that the set temperature is changed twice in one day.
本実施の形態の管理システム1000では、管理者端末2がサーバ装置3に第3グラフGF3及び第4グラフGF4の少なくともいずれかを要求し、サーバ装置3のグラフ生成部303が要求に対応するグラフを生成する。そして、本実施の形態の管理システム1000は、サーバ装置3が、グラフ生成部303が生成したグラフのデータを管理者端末2に送信し、管理者端末2が第3グラフGF3及び第4グラフGF4の少なくともいずれかを表示する。In the management system 1000 of this embodiment, the
本実施の形態の第1アップロードデータD1には、空気調和装置10が検出した1日における施設1内の温度と、この温度の検出日時と、の組み合わせが更に記録されている。そして、本実施の形態のグラフ生成部303は、例えば、次のようにして第3グラフGF3を生成する。The first upload data D1 of the present embodiment further records a combination of the temperature in the
管理者端末2からの要求には、管理者Pが指定した日にちと、管理者Pが指定した施設1の施設IDが記録されている。グラフ生成部303は、管理者端末2からの要求に記録されている日にちに該当するアップロード日時が記録された第1アップロードデータD1であって、管理者端末2からの要求に記録されている施設IDが記録された第1アップロードデータD1を第1管理DB312から全て取得する。
また、グラフ生成部303は、気象庁のデータベースにアクセスして、管理者端末2からの要求に記録されている日にちの気象庁外気温度及び気象庁外気湿度のデータを、気象庁のデータベースから取得する。The date designated by the manager P and the facility ID of the
In addition, the
グラフ生成部303は、取得した第1アップロードデータD1に記録されている施設1内の温度と検出日時との組み合わせから、1日における店内温度と吸い込み温度とのグラフを生成する。
また、グラフ生成部303は、取得した気象庁外気温度及び気象庁外気湿度のデータから、1日における気象庁外気温度と気象庁外気湿度とのグラフを生成する。
また、グラフ生成部303は、取得した第1アップロードデータD1に記録されている設定温度や2種の稼働率に基づいて、1日における1時間ごとの消費電力を求める。
そして、グラフ生成部303は、店内温度のグラフ、吸い込み温度のグラフ、気象庁外気温度のグラフ、気象庁外気温度のグラフ、及び、求めた消費電力を示すグラフを含み、且つ、取得した第1アップロードデータD1に記録されている変更日時に対応する時間にアイコンICを表示した第3グラフGF3を生成する。The
Further, the
Further, the
Then, the
なお、グラフ生成部303は、第4グラフGF4の生成では、管理者端末2からの要求に記録されている日にちに該当するアップロード日時が記録された第2アップロードデータD2であって、管理者端末2からの要求に記録されている施設IDが記録された第2アップロードデータD2を第2管理DB313から全て取得する。そして、グラフ生成部303は、第3グラフGF3と同様にして、第4グラフGF4を生成する。Note that, in generating the fourth graph GF4, the
このように、実施の形態2では、1日の時間帯においてどのタイミングで設定温度を変更したかを管理者Pが容易に把握できるため、空気調和装置10の使用について管理者Pが適切な改善指示を施設1ごとに行える。そのため、管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1の管理性を向上できる。特に、第3画面G3と第4画面G4とを比較できるため、どの温度制御が施設1にとって好適であるかを管理者Pが施設1ごとに把握できるため、空気調和装置10が設置された施設1の管理性をより向上できる。As described above, in
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について説明する。実施の形態3の説明では、実施の形態1の各部の構成要素と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳細な説明を適宜に省略する。
実施の形態3の管理者端末2は、所定期間(例えば、1週間)における単位期間(例えば、1日)あたりの設定温度の変更頻度を、第1温度制御及び第2温度制御の各々について表示する。(Embodiment 3)
Next,
The
本実施の形態の管理システム1000では、レポートを管理者端末2がサーバ装置3に要求し、サーバ装置3が当該レポートを生成する。なお、このレポートは、第1温度制御及び第2温度制御の各々について、所定期間における単位期間あたりの設定温度の変更頻度が記録されたドキュメントである。本実施の形態の管理システム1000は、サーバ装置3が生成したレポートのデータを管理者端末2に送信し、管理者端末2がレポートを表示することで、所定期間における単位期間あたりの設定温度の変更頻度を表示する。In the management system 1000 of this embodiment, the
管理者端末2からのレポートの要求には、管理者Pが指定した施設1の施設IDが記録されている。サーバプロセッサ300は、管理者端末2からの要求に記録されている施設IDが記録された第1アップロードデータD1を第1管理DB312から全て取得する。また、サーバプロセッサ300は、管理者端末2からの要求に記録されている施設IDが記録された第2アップロードデータD2を第2管理DB313から全て取得する。そして、サーバプロセッサ300は、所定期間における単位期間あたりの設定温度の変更頻度を算出し、算出した変更頻度が記録されたレポートを生成する。The facility ID of
このように、実施の形態3では、第1温度制御及び第2温度制御の各々について、所定期間における単位期間あたりの設定温度の変更頻度を管理者端末2が表示する。これにより、単位期間あたりでどのくらいの設定温度の変更が行われているかを管理者Pが容易に把握できるため、空気調和装置10の使用について管理者Pが適切な改善指示を施設1ごとに行える。そのため、管理システム100は、空気調和装置10が設置された施設1の管理性を向上できる。特に、第1温度制御の場合と第2温度制御の場合とで比較できるため、どの温度制御が施設1にとって好適な制御であるかを管理者Pが施設1ごとに把握できる。よって、空気調和装置10が設置された施設1の管理性をより向上できる。Thus, in
なお、実施の形態3で表示されるレポートには、施設1における快適度を示す情報が記録されてもよい。施設1における快適度とは、施設1がどのくらい快適であるかを示す指標である。レポートに記録されてる快適度を示す情報は、レポートに記録されている設定温度の変更頻度に応じて数値や絵柄が異なる情報でもよい。It should be noted that the report displayed in the third embodiment may record information indicating the degree of comfort in the
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する例示として、上記実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。(Other embodiments)
As described above, the first embodiment has been described as an example disclosed in the present application. However, the technology in the present disclosure is not limited to this, and can also be applied to embodiments with modifications, replacements, additions, omissions, and the like. Also, it is possible to combine the constituent elements described in the first embodiment to form a new embodiment. Therefore, other embodiments will be exemplified below.
上述した実施の形態1では、本開示の「出力制御部」として表示制御部202を例示した。すなわち、上述した実施の形態1では、管理者Pに対する情報の出力態様として表示を例示した。しかしながら、管理者Pに対する情報の出力態様は、表示に限定されず、印刷などの他の態様でもよい。例えば、出力態様が印刷の場合、本開示の「情報処理装置」は、印刷装置としてもよい。In the first embodiment described above, the
上述した実施の形態1では、管理サーバ3が、施設リストSL、グラフGF、及び実施結果画像を生成する構成である。しかしながら、他の実施の形態では、管理者端末2が、施設リストSL、グラフGF、及び実施結果画像を生成してもよい。この他の実施の形態の場合、管理者端末2の端末プロセッサ200は、リスト生成部302、グラフ生成部303、及び実施結果生成部304として機能する。また、この他の実施の形態の場合、端末プロセッサ200の端末通信制御部201は、管理サーバ3から各生成部が生成に必要な情報やデータを受信する。そして、端末プロセッサ200が機能するリスト生成部302、グラフ生成部303、及び実施結果生成部304は、受信されたデータから各画像を生成する。In
上述した実施の形態1では、管理システム100が管理サーバ3を具備する構成である。しかしながら、他の実施の形態では、管理システム100は、管理サーバ3を具備しなくてもよい。この他の実施の形態の場合、空気調和装置10は、管理者端末2にアップロードデータUDを送信する。また、この他の実施の形態の場合、端末メモリ210は、第1管理DB312及び第2管理DB313を記憶する。また、この他の実施の形態の場合、端末プロセッサ200は、さらに、リスト生成部302、グラフ生成部303、実施結果生成部304、及びデータベース処理部305としてさらに機能する。これにより、管理システム100の構成を簡易にできる。
上述した実施の形態1では、図6は、1日時間の時間帯において第1温度制御中に設定温度が何回変更されたかを示し、図7は、1日時間の時間帯において第2温度制御中に設定温度が何回変更されたかを示したが、本発明はこの構成に限られず、所定の条件毎における第1温度制御や第2温度制御中に設定温度が何回変更されたかを示すことが出来れば良い。例えば、外気温毎において第1温度制御や第2温度制御中に設定温度が何回変更されたかを示しても良いし、日にち毎において第1温度制御や第2温度制御中に設定温度が何回変更されたかを示しても良い。また、曜日毎において第1温度制御や第2温度制御中に設定温度が何回変更されたかを示しても良い。
外気温毎において外気温毎において第1温度制御や第2温度制御中に設定温度が何回変更されたかを示すことで、管理者Pは外気温毎における各拠点1の冷温感を推定できるので、適切な対策を講じることができる。
また、各拠点1のアルバイトスタッフは、特定の曜日と時間帯でシフトが割り当てられることが多いので、曜日毎において第1温度制御や第2温度制御中に設定温度が何回変更されたかを示す情報と、1日時間の時間帯において第1温度制御や第2温度制御中に設定温度が何回変更されたかを示す情報と、に基づき、各アルバイトスタッフにおける空気調和装置10の使用態様を推定できるので、適切な対策を講じることができる。In
In
By showing how many times the set temperature was changed during the first temperature control and the second temperature control for each outside temperature, the manager P can estimate the feeling of coldness at each
In addition, since part-time staff at each
上述した実施の形態1では、アップロードデータUDに2種の稼働率が含まれる構成である。他の実施の形態では、管理サーバ3がこの2種の稼働率を求めても良い。この場合、アップロードデータUDには、例えば、空気調和装置10の電源がオンであった時間、及び、空気調和装置10が除湿運転を行った時間が記録される。In the first embodiment described above, the upload data UD includes two types of operation rates. In another embodiment, the
空調制御装置のプロセッサ、端末プロセッサ200、及びサーバプロセッサ300は、単一のプロセッサにより構成されてもよいし、複数のプロセッサにより構成されていてもよい。これらプロセッサは、対応する機能部を実現するようプログラムされたハードウェアでもよい。すなわち、これらプロセッサは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成されてもよい。The processor of the air conditioning control device, the
図1、図2、及び図3に示した管理システム100の各装置の構成は一例であって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサがプログラムを実行することで各部の機能を実現する構成とすることも可能である。また、上述した実施の形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。The configuration of each device of the
図10-図13に示す動作のステップ単位は、動作の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、動作が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本開示の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。The operation step units shown in FIGS. 10 to 13 are divided according to the main processing content in order to facilitate understanding of the operation, and the operation is limited depending on how the processing unit is divided and the name. never It may be divided into more steps depending on the processing contents. Also, one step unit may be divided to include more processes. Also, the order of the steps may be changed as appropriate within the scope of the present disclosure.
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。It should be noted that the above-described embodiments are intended to illustrate the technology of the present disclosure, and various modifications, replacements, additions, omissions, etc. can be made within the scope of the claims or equivalents thereof.
以上のように、本発明に係る管理システム、管理システムの制御方法、情報処理装置、及びプログラムは、空気調和装置の使用態様を、空気調和装置が設置された施設の管理者に出力する用途に利用可能である。INDUSTRIAL APPLICABILITY As described above, the management system, the control method of the management system, the information processing device, and the program according to the present invention are used for outputting the mode of use of the air conditioner to the administrator of the facility in which the air conditioner is installed. Available.
1 施設
2 管理者端末(情報処理装置)
3 管理サーバ
10 空気調和装置
100 管理システム
200 端末プロセッサ(プロセッサ)
202 表示制御部(出力制御部)
211 制御プログラム(プログラム)
GF グラフ
GF1 第1グラフ
GF2 第2グラフ
J1 設定割合情報(使用態様情報)
J2 変更回数情報(使用態様情報)
P 管理者
SL 施設リスト
SL1 第1施設リスト
SL2 第2施設リスト
SL3 第3施設リスト
SL4 第4施設リスト1
3
202 display control unit (output control unit)
211 control program (program)
GF Graph GF1 1st Graph GF2 2nd Graph J1 Setting Ratio Information (Usage Manner Information)
J2 Change frequency information (Usage mode information)
P Administrator SL Facility list SL1 First facility list SL2 Second facility list SL3 Third facility list SL4 Fourth facility list
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