













本発明は、基地局を介さない端末間通信が可能な通信装置、当該通信装置における通信制御方法、および当該通信装置を制御するプログラムに関する。本出願は、2015年10月21日に出願した日本特許出願である特願2015-207115号に基づく優先権を主張し、当該日本特許出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。The present invention relates to a communication device capable of communication between terminals without using a base station, a communication control method in the communication device, and a program for controlling the communication device. This application claims priority based on Japanese Patent Application No. 2015-207115, which was filed on October 21, 2015, and incorporates all the contents described in the Japanese Patent Application. .
 従来、基地局(eNB:evolved NodeB)を介さずにダイレクトに移動体端末(UE:User Equipment)同士が通信を行なう端末間(D2D: device to device)通信が知られている。端末間通信は、D2D Proximity Services (ProSe)とも称される。Proximity Servicesは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のRelease 12において規格化されている。このような端末間通信においては、各端末は、オフネットワーク通信、グループコール通信を含むMCPTT(Mission Critical Push-To-Talk)等をサポートしている必要がある。Conventionally, communication between terminals (D2D: device to device) in which mobile terminals (UE: User Equipment) directly communicate with each other without using a base station (eNB: evolved NodeB) is known. Inter-terminal communication is also called D2D Proximity Services (ProSe). Proximity Services is standardized in
 なお、オフネットワーク通信と、MCPTT(Mission Critical Push-To-Talk)とは、3GPPのRelease 13の一部として継続している。また、Group Call System Enablers(GCSE)が、上記Release 12において規格化されている。Note that off-network communication and MCPTT (Mission Critical Push-To-Talk) continue as part of 3GPP Release 13. In addition, Group Call System Enablers (GCSE) has been standardized in
 特開2014-192694号公報(特許文献1)は、「基地局を介することなく無線端末同士で周波数割り当てを決定しても、干渉を回避することが可能な携帯端末」を開示している。詳しくは、特許文献1の無線端末は、他の無線端末と基地局を介して通信可能であり、かつ、基地局を介さずに直接通信可能であって、自機が通信相手の無線端末との直接通信に割り当てた周波数を報知する使用周波数報知部と、他の無線端末の使用周波数報知部から報知された周波数を記憶する記憶部とを備え、自機が直接通信を開始する際に記憶部を参照し、他の無線端末から報知された周波数を避けて自機が使用する周波数を割り当てる([要約]参照)。Japanese Unexamined Patent Application Publication No. 2014-192694 (Patent Document 1) discloses “a mobile terminal capable of avoiding interference even if frequency allocation is determined between wireless terminals without going through a base station”. Specifically, the wireless terminal disclosed in
 しかしながら、特許文献1の無線端末は、他の無線端末によって行われている直接通信(端末間通信)の周波数帯域等の情報を取得するためには、他の無線端末から報知されるグループコールに関する情報を常時監視し続けなければならない。However, in order to acquire information such as the frequency band of direct communication (inter-terminal communication) performed by other wireless terminals, the wireless terminal of
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、通信に関する情報を常時監視させる必要のない通信装置、当該通信装置における通信制御方法、および当該通信装置を制御するプログラムを提供することにある。The present invention has been made in view of the above problems, and its purpose is a communication device that does not need to constantly monitor information related to communication, a communication control method in the communication device, and a program for controlling the communication device Is to provide.
本発明のある局面に従うと、通信装置は、通信装置と同じグループの他の通信装置との通信を行なう通信部と、通信に関する情報を交換する情報交換期間を決定する決定部と、通信を制御する処理部とを備える。処理部は、他の通信装置との通信に関する第1の情報、または通信装置および他の通信装置とは異なるグループの別の通信装置が行なう通信に関する第2の情報を、情報交換期間中に通信部を介して受信する。According to an aspect of the present invention, the communication device controls communication with a communication unit that performs communication with another communication device in the same group as the communication device, a determination unit that determines an information exchange period for exchanging information related to communication, and the communication And a processing unit. The processing unit communicates, during the information exchange period, first information related to communication with another communication device, or second information related to communication performed by another communication device in a group different from the communication device and the other communication device. Receive via the part.
本発明によれば、通信に関する情報を他の通信装置に常時監視させる必要がなくなる。According to the present invention, it is not necessary for other communication devices to constantly monitor information relating to communication.
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る通信システムについて説明する。特に、以下では、通信システムを構成する移動体端末(以下、「UE」と称する)について説明する。また、以下の説明では、同一の部材には同一の参照符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。Hereinafter, a communication system according to each embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In particular, a mobile terminal (hereinafter referred to as “UE”) that constitutes a communication system will be described below. In the following description, the same reference numerals are assigned to the same members. Their names and functions are also the same. Therefore, detailed description thereof will not be repeated.
なお、UEとしては、スマートフォン、タブレット端末、ファブレット端末等の各種の移動体端末が挙げられる。ただし、UEは、これらの機器に限定されるものではなく、基地局を介さない端末間通信(D2D通信)によるグループコールが可能な通信機器であればよい。Note that examples of the UE include various mobile terminals such as a smartphone, a tablet terminal, and a fablet terminal. However, the UE is not limited to these devices, and may be any communication device that can perform a group call by inter-terminal communication (D2D communication) without using a base station.
 また、以下では、グループコールに使用する無線リソースを決定する場合の例として、周波数帯域を決定する構成(「実施の形態1」の構成)と、タイムスロットを決定する構成(「実施の形態2」の構成)と、周波数帯域およびタイムスロットを決定(具体的には、リソースブロックを決定)する構成(「実施の形態3」の構成)とについて説明する。  In the following, as an example of determining radio resources to be used for a group call, a configuration for determining a frequency band (configuration of “
 [実施の形態1]
 <1.システム構成>
 図1は、本実施の形態に係る通信システム1の概略構成を説明するための図である。図1を参照して、通信システム1は、複数のUE111,112,113,121,122,131,132を含んで構成される。各UEは、端末間通信、オフネットワーク通信、グループコール通信を含むMCPTT(Mission Critical Push-To-Talk)等をサポートしている。[Embodiment 1]
 <1. System configuration>
 FIG. 1 is a diagram for explaining a schematic configuration of a
図1の例では、UE111と、UE112と、UE113とが、第1のグループを形成している。UE111,112,113の各々は、基地局(図示せず)を介さずに、第1のグループ内の相手UEとグループ通信が可能である。また、UE121と、UE122とが、第2のグループを形成している。UE121,122の各々は、基地局を介さずに、第2のグループ内の相手UEとグループ通信が可能である。UE131と、UE132とが、第3のグループを形成している。UE131,132の各々は、基地局を介さずに、第3のグループ内の相手UEとグループ通信が可能である。In the example of FIG. 1, UE 111, UE 112, and UE 113 form a first group. Each of the UEs 111, 112, and 113 can perform group communication with a counterpart UE in the first group without going through a base station (not shown). Moreover, UE121 and UE122 form the 2nd group. Each of the UEs 121 and 122 can perform group communication with a counterpart UE in the second group without using a base station. The UE 131 and the UE 132 form a third group. Each of the UEs 131 and 132 can perform group communication with a counterpart UE in the third group without using a base station.
また、図1の例では、たとえば、グループが互いに異なるUE111とUE121とUE131との間で通信が行われる。当該通信の詳細については、後述する。Further, in the example of FIG. 1, for example, communication is performed between UE 111, UE 121, and UE 131 in different groups. Details of the communication will be described later.
以下では、基地局を介さない端末間通信(詳しくは、オフネットワークでのダイレクト通信)でグループコールを行なう場合について説明する。また、グループコールは、複数の周波数帯(詳しくは、バンドクラス)のうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われるものとする。なお、以下では、UE111,112,113,121,122,131,132の各々を区別しないで表記する場合には、「UE100」と記載する。In the following, a case will be described in which a group call is performed by terminal-to-terminal communication (specifically, direct communication in an off-network) without using a base station. Further, it is assumed that the group call is performed selectively using at least one of a plurality of frequency bands (specifically, band classes). In the following, when each of the UEs 111, 112, 113, 121, 122, 131, and 132 is described without being distinguished, it is described as “UE100”.
また、以下の例では、各グループにおいて、複数のUEのうちの予め定められた1台のUE(アドミニストレータ端末)が、グループコールIDを含むグループコールに関する情報を報知するものとする。なお、これに限定されず、各グループにおいて全てのUE100がグループコールに関する情報を報知してもよい。Also, in the following example, in each group, it is assumed that one UE (administrator terminal) determined in advance among a plurality of UEs broadcasts information related to the group call including the group call ID. In addition, it is not limited to this, All UE100 in each group may alert | report the information regarding a group call.
 <2.機能的構成>
 図2は、UE100の機能的構成を説明するためのブロック図である。図2を参照して、UE100は、制御部10と、記憶部20と、通信部30と、表示部40と、送信用アンテナ51と、受信用アンテナ52と、GPS(Global Positioning System)信号受信部60と、放送波受信部70と、時報電波受信部80と、GPS信号用アンテナ53と、放送波用アンテナ54と、時報電波用アンテナ55とを備える。制御部10は、決定部11と、処理部12とを含む。記憶部20は、グループコールID記憶部21と、優先度記憶部22と、周波数帯域記憶部23とを含む。通信部30は、送信部31と受信部32とを含む。<2. Functional configuration>
 FIG. 2 is a block diagram for explaining a functional configuration of the
 制御部10は、UEのプロセッサに対応する。詳しくは、制御部10は、プロセッサが記憶部20に記憶された各種プログラムを実行することにより実現される。記憶部20は、メモリに対応する。通信部30は、通信IF(Interface)に対応する。The
 記憶部20は、オペレーティングシステム、各種のアプリケーションプログラム、および各種のデータを記憶している。The
 グループコールID記憶部21は、自端末が属するグループのグループコールIDを記憶している。また、グループコールID記憶部21には、他のグループのUE100から受信したグループコールIDが記憶される。なお、他のグループのグループコールIDについては、グループコールの実施状況に応じて逐次更新される。The group call
 優先度記憶部22は、自端末が属するグループのグループコールID(以下、「自端末のグループコールID」とも称する)についての優先度が記憶されている。また、優先度記憶部22には、他のグループのUE100から受信した優先度が記憶される。The
 周波数帯域記憶部23は、自端末が属するグループのグループコールに使用可能な周波数帯域を表した情報を記憶している。また、周波数帯域記憶部23は、他のグループのUE100から受信した、他のグループコールで用いられている周波数帯域を特定する情報が記憶される。The frequency
 表示部40は、制御部10からの指示に基づき各種の情報を表示する。表示部40における表示の詳細については、後述する変形例にて説明する。The
 GPS信号受信部60は、GPS信号用アンテナ53を介して、GPS信号を受信する。受信されたGPS信号は、制御部10に送られる。放送波受信部70は、放送波用アンテナ54を介して、テレビおよびラジオの放送波を受信する。受信された放送波は、制御部10に送られる。時報電波受信部80は、時報電波用アンテナ55を介して、標準時を受信する。受信された標準時の情報は、制御部10に送られる。GPS信号、放送波、標準時の情報の利用の仕方については、後述する。The GPS
 制御部10は、UE100の全体の動作を制御する。以下、制御部10の処理を説明する。The
 (1)データ受信について
 制御部10は、基地局を介さないオフネットワーク時の環境下の共通の仕様として、予め定められたタイミングで、グループコールに関する情報をモニタ(監視)する。つまり、制御部10は、他のUE100において既知のタイミングで、グループコールに関する情報(通信に関する情報を交換する情報交換期間)をモニタする。詳しくは、制御部10は、通信システム1において予め規定された区間をモニタする。典型的には、制御部10は、周期的に到来するディスカバリ区間(Discovery Period)をモニタする。(1) About data reception The
 より詳しく説明すると、制御部10の決定部11が、通信に関する情報を交換する情報交換期間(ディスカバリ区間)を決定する。処理部12は、上記通信を制御する。詳しくは、処理部12は、同じグループに属する他のUE100との通信に関する情報(第1の情報)、または自UE100および上記他のUE100とは異なるグループの別のUE100が行なう通信に関する情報(第2の情報)を、上記決定された情報交換期間中に通信部30を介して受信する。以下では、これらの処理について詳しく説明する。More specifically, the
 UE100は、上記区間を監視するため、各UE100で同期を取る必要がある。以下では、上記同期を取る方法の具体例を、図10~図14に基づき説明する。The
図10は、同期を取る方法の一例を説明するための図である。図11は、同期を取る方法の他の例を説明するための図である。図12は、同期を取る方法のさらに他の例を説明するための図である。図13は、同期補正を説明するための図である。図14は、同期信号を取得できない場合の処理方法を説明するための図である。FIG. 10 is a diagram for explaining an example of a synchronization method. FIG. 11 is a diagram for explaining another example of the synchronization method. FIG. 12 is a diagram for explaining still another example of the synchronization method. FIG. 13 is a diagram for explaining the synchronization correction. FIG. 14 is a diagram for explaining a processing method when the synchronization signal cannot be acquired.
 図10に示すように、各UE100は、GPS信号用アンテナ53およびGPS受信部60を用いて受信した、GPS衛星910からのGPS信号を用いて同期を取ってもよい。この場合、決定部11は、GPS信号受信部60が受信するGPS信号に基づいて、情報交換期間(ディスカバリ区間)を決定する。なお、これに限定されず、UE100は、他の基準を用いてもよい。As shown in FIG. 10, each
 たとえば、各UE100は、GPS衛星910からのGPS信号ではなく、時報電波用アンテナ55および時報電波受信部80を用いて受信した、標準時を報知するための標準周波数報時電波を利用してもよい。この場合、決定部11が、時報電波受信部80が受信する信号(標準時の情報)に基づいて、情報交換期間(ディスカバリ区間)を決定する。For example, each
 また、図11に示すように、テレビ放送用アンテナ920から送信されるテレビ放送信号を放送波用アンテナ54および放送波受信部70によって受信し、当該受信された放送信号に含まれるTOT(Time Offset Table)と呼ばれる時刻情報を利用してもよい。あるいは、各UE100は、ラジオ放送のFM多重信号に含まれる時刻情報を使用してもよい。この場合、決定部11が、放送波受信部70が受信する放送波に基づいて、情報交換期間(ディスカバリ区間)を決定する。Also, as shown in FIG. 11, a television broadcast signal transmitted from the
 また、3GPPにおいて、V2X(Vehicle-to-X)のユースケースで検討されているRSU(Road Side Unit)を、図12のように街中に多数ある建造物(たとえば、信号機931,932、電柱941,942,943,944)に設置することで、RSUから同期信号だけを送信することにより、基地局がなくても各UE100間で同期を取ることが可能である。建造物間の同期については、通常時はRSUがネットワークと通信しておくことにより同期を取ることが可能である。In addition, in 3GPP, RSU (Road Side Unit), which is being studied in V2X (Vehicle-to-X) use cases, has many buildings (for example,
仮に天災等によりオフネットワーク環境下になったとしても、オフネットワーク環境下になるまでは同期が取れていたことにより、ある程度の同期が確保できている。多少同期のずれたとしても、図13のように、シンボルとシンボルとの間にガードインターバル(G.I.:Guard Interval)が設けてあることにより同期補正が可能である。Even if the network is in an off-network environment due to a natural disaster or the like, a certain degree of synchronization can be ensured by the fact that the synchronization was established until the network was in the off-network environment. Even if the synchronization is slightly shifted, synchronization correction is possible by providing a guard interval (GI: Guard Interval) between symbols as shown in FIG.
 また、近くに建造物等がなく、同期信号が取得できない場合は、図14のように優先度が高いグループコールIDを持ち、アドミニストレータとして動作しているUE100(図14においては、IDが“001”のUE100)が同期信号を送信してもよい。他のUE100はこの同期信号を受信することにより、各UE100間は同期して動作することができる。Further, when there is no building or the like nearby and a synchronization signal cannot be acquired, the
 制御部10は、上記モニタによって、受信部32および受信用アンテナ52を介して、他のグループコールを行なっている他のUE100から、当該他のグループコールのグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度の情報と、当該他のグループコールで使用されている周波数帯域を特定するための情報とを受信する。この場合、受信部32は、受信されたグループコールIDと、優先度の情報と、周波数帯域を特定するための情報とを、制御部10に送る。制御部10は、グループコールIDと、優先度の情報と、周波数帯域を特定するための情報とを、それぞれ、グループコールID記憶部21と、優先度記憶部22と、周波数帯域記憶部23とに書き込む。The
 (2)データ送信について
 UE100がアドミニストレータとして動作している場合、制御部10は、自グループのグループコールが開始されたことに基づき、送信部31および送信用アンテナ51を介して、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されている周波数帯域を特定するための情報とを、他のUE100に対して、他のUE100において既知のタイミングで報知する。(2) Regarding data transmission When the
 典型的には、制御部10は、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されている周波数帯域を特定するための情報とを、ディスカバリ区間にてアナウンスするための制御を行なう。なお、「ディスカバリ区間」とは、ディスカバリ信号を送信するための割り当てられた無線リソースである。当該割り当ては、基地局によって予め行われてもよいし、UE100が行ってもよい。Typically, the
 詳しくは、アドミニストレータとして動作しているUE100の制御部10は、ディスカバリ信号の無線リソースを用いて、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されている周波数帯域を特定するための情報とを報知する。さらに詳しくは、UE100の制御部10は、ディスカバリ区間が到来する度に、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されている周波数帯域を特定するための情報とを報知する。Specifically, the
 なお、アドスミストレータのUE100は、ディスカバリ区間以外の区間を設定し、当該設定された区間にてアナウンスを行なってもよい。It should be noted that the
 さらに詳しくは、制御部10の処理部12が、同じグループに属する他のUE100との通信に関する情報(第1の情報)を、決定部11によって決定された情報交換期間中(ディスカバリ区間)に通信部30を介して送信する。More specifically, the
 また、処理部12は、通信に利用するリソースを、情報交換期間中に受信した、自UE100および上記他のUE100とは異なるグループの別のUE100が行なう通信に関する情報(第2の情報)に基づいて決定する。処理部12は、上記リソースの情報を、情報交換期間(ディスカバリ区間)中、または情報交換期間(ディスカバリ区間)とは異なる情報交換期間(ディスカバリ区間)中に、通信部30を介して送信する。Further, the
 (3)周波数帯域の決定
 制御部10は、受信された情報(グループコールID,優先度,周波数帯域を特定するための情報)に基づいて、自端末が属するグループのグループコールに使用可能な周波数帯域のうちから、当該グループコールに使用する周波数帯域を決定する。(3) Determination of frequency band Based on the received information (group call ID, priority, information for specifying the frequency band), the
 具体的には、制御部10は、他のグループがグループコールに使用している周波数帯域以外の周波数帯域(空いている周波数帯域)を、自グループのグループコールで使用する周波数帯域とする。詳しくは、制御部10は、当該空いている周波数帯域のうち、自グループンのグループコールIDの優先度に基づいた周波数帯域を、自グループのグループコールに用いる周波数帯域とする。Specifically, the
 <3.制御構造>
 図3は、アドミニストレータとして機能しているUE100における処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。図3を参照して、UE100は、ステップS2において、他のグループのグループコールをモニタする。具体的には、周期的なディスカバリ区間で送信されてくる、他のグループのグループコールIDと、当該他のグループコールIDの優先度と、当該他のグループコールで使用されている周波数帯域を特定するための情報とをモニタする。<3. Control structure>
 FIG. 3 is a flowchart for explaining an example of a processing flow in the
 ステップS4において、UE100は、自グループのグループコールを開始するためのユーザ操作を受け付けたか否かを判断する。UE100は、受け付けていないと判断された場合(ステップS4においてNO)、処理をステップS2に戻す。UE100は、受け付けたと判断された場合(ステップS4においてYES)、ステップS6において、周波数帯域記憶部23に記憶された、自端末が属するグループのグループコールに使用可能な周波数帯域と、受信された他のグループコールで使用されている周波数帯域を特定するための情報とに基づいて、自グループのグループコールに使用可能な周波数帯域を判定する。つまり、UE100は、グループコールに使用されていない周波数帯域を判定する。In step S4, the
 ステップS8において、UE100は、使用可能な周波数帯域から、自グループのグループコールIDの優先度に基づいて、自グループコールに使用する周波数帯域を決定する。ステップS10において、UE100は、決定された周波数帯域で自グループのグループコールを開始する。In step S8, the
 ステップS12において、UE100は、自グループのグループコールを停止(中止)するためのユーザ操作を受け付けたか否かを判断する。UE100は、受け付けたと判断された場合(ステップS12においてYES)、処理をステップS2に戻す。UE100は、受け付けていないと判断された場合(ステップS12においてNO)、ステップS14において、自グループのグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、当該グループコールに使用している周波数帯域を特定するための情報とを、周期的に到来するディスカバリ区間にて、他のグループのUE100に報知する。詳しくは、UE100は、ディスカバリ区間が到来する度に、上記報知を行なう。In step S12, the
なお、アドミニストレータとして機能していないUE100は、ステップS14以外の処理を実行する。In addition, UE100 which is not functioning as an administrator performs processes other than step S14.
 <4.小括>
 (1)UE100は、基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能である。当該グループコールは、複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われる。UE100は、プロセッサ(制御部10)と、グループコールID(グループコールの識別情報)と、当該グループコールに使用されている周波数帯域を特定するための情報とを記憶するように構成されたメモリ(記憶部20)と、通信インターフェイス(通信部30)とを備える。<4. Summary>
 (1) The
 アドミニストレータとして機能しているUE100のプロセッサは、自グループのグループコールが開始されたことに基づき、他のグループコールを行なっている他のUE100に対して、グループコールIDと、自グループのグループコールに使用されている周波数帯域を特定するための情報とを、通信インターフェイスを介して、他のUE100において既知のタイミング(典型的にはディスカバリ区間)で報知する(図3のステップS14に対応)。Based on the start of the group call of the own group, the processor of the
 上記の構成によれば、他のグループのUE100は、上記のタイミングにおいて、グループコールIDと周波数帯域を特定するための情報とを監視すればよい。したがって、UE100によれば、グループコールに関する報知情報を、他のグループのUE100に常時監視させる必要がなくなる。According to the above configuration, the
 (2)UE100は、基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能である。当該グループコールは、複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われる。UE100は、プロセッサ(制御部10)と、グループコールに使用可能な周波数帯域を特定するための情報を記憶するように構成されたメモリ(記憶部20)と、通信インターフェイス(通信部30)とを備える。(2) The
 プロセッサは、他のグループコールを行なっている他のUE100から自端末において既知のタイミング(典型的にはディスカバリ区間)で報知された、当該他のグループコールで使用されている周波数帯域を特定するための情報を、通信インターフェイスを介して受信する。プロセッサは、上記受信された情報に基づいて、グループコールに使用可能な周波数帯域のうちから、グループコールに使用する周波数帯域を決定する(図3のステップS6およびS8に対応)。The processor specifies the frequency band used in the other group call, which is broadcast at a known timing (typically a discovery section) in the own terminal from another
上記の構成によれば、自グループ以外にグループコールをしているグループをモニタによって発見した場合に自グループのグループコールに使用する周波数帯域を決定することにより、複数のグループコール同士の間での混信を防ぐことが可能となる。さらに、無線リソースを効率的に利用することが可能となる。つまり、電波の利用効率を高めることが可能となる。According to the above configuration, when a group that is making a group call other than the own group is found by monitoring, the frequency band to be used for the group call of the own group is determined. Interference can be prevented. Furthermore, it is possible to efficiently use radio resources. That is, it is possible to increase the use efficiency of radio waves.
 <5.変形例>
 上記においては、UE100の制御部10が自動的に、自グループのグループコールに使用する周波数帯域を決定する構成を例に挙げて説明した。以下では、ユーザが、自グループのグループコールに使用する周波数帯域を決定する構成を説明する。<5. Modification>
 In the above description, the configuration in which the
 図4は、アドミニストレータとして機能しているUE100における処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。図4を参照して、図4に示した一連の処理の流れは、図3に示したステップS8およびステップS10の代わりに、ステップS52とステップS54とステップS56との各処理を含む点において、図3に示した一連の処理とは異なる。FIG. 4 is a flowchart for explaining an example of a processing flow in the
 ステップS52において、UE100は、自グループのグループコールに使用可能な周波数帯域を表した情報を、表示部40に表示する。ステップS54において、UE100は、グループコールに使用する周波数帯域を選択するためのユーザ操作を受け付ける。ステップS56において、UE100は、選択された周波数帯域でグループコールを開始する。In step S52, the
なお、図4におけるステップS52,S54,S56以外の各ステップの処理については、既に説明したため、ここでは説明を繰り返さない。In addition, since the processing of each step other than steps S52, S54, and S56 in FIG. 4 has already been described, description thereof will not be repeated here.
 図5は、ユーザが周波数帯域を選択するときに表示されるユーザインターフェイスの典型例を表した図である。図5を参照して、UE100は、表示部40に、使用可能と判定された複数のバンドクラスを表示する。また、UE100は、各バンドクラスを周波数に基づき複数に区分けし、各々の区分(High,Middle,Low)を表示する。さらに、UE100は、同図に示したとおり、各区分の利用状況を段階的に表示してもよい。FIG. 5 is a diagram showing a typical example of a user interface displayed when the user selects a frequency band. Referring to FIG. 5,
 また、使用可能な周波数帯域のみならず、他のグループに既に使用されている周波数帯域を表示するように、UE100を構成してもよい。Further, the
 ここでは、周波数帯域に関する情報のみを表示することを記載したが、表示する内容はこれに限定されない。たとえば、グループコールIDの優先度の低いグループ(たとえば、個人のプライベートセル)対してループコールを終了するように要請する情報を、ディスカバリ区間に追加してもよい。このような構成の場合において、UE100は、ディスカバリ区間に当該情報を発見した場合には、表示部40にグループコールを終話させるよう促す表示を行なってもよい。あるいは、UE100は、グループコールに使用する帯域幅を縮小するようにユーザに促してもよい。Here, it is described that only information related to the frequency band is displayed, but the displayed content is not limited to this. For example, information for requesting a group call ID having a low priority (for example, an individual private cell) to end a loop call may be added to the discovery section. In the case of such a configuration, when the
 [実施の形態2]
 実施の形態1では、グループコールに使用する周波数帯域を決定する構成について説明した。本実施の形態では、周波数帯域の代わりに、グループコールに使用するタイムスロットを決定する構成について説明する。なお、本実施の形態に係る通信システム1の概略構成は、実施の形態1(図1参照)と同じであるため、ここでは繰り返し説明しない。[Embodiment 2]
 In the first embodiment, the configuration for determining the frequency band used for the group call has been described. In the present embodiment, a configuration for determining a time slot used for a group call instead of a frequency band will be described. Note that the schematic configuration of the
 <1.機能的構成>
 図6は、本実施の形態に係るUE100の機能的構成を説明するためのブロック図である。図6を参照して、UE100は、制御部10Aと、記憶部20Aと、通信部30と、表示部40と、送信用アンテナ51と、受信用アンテナ52と、GPS信号受信部60と、放送波受信部70と、時報電波受信部80と、GPS信号用アンテナ53と、放送波用アンテナ54と、時報電波用アンテナ55とを備える。制御部10Aは、決定部11と、処理部12とを含む。記憶部20Aは、グループコールID記憶部21と、優先度記憶部22と、タイムスロット記憶部24とを含む。なお、制御部10Aは、プロセッサに対応する。<1. Functional configuration>
 FIG. 6 is a block diagram for explaining a functional configuration of
 本実施の形態に係るUE100は、制御部10Aおよび記憶部20Aを備える点において、制御部10および記憶部20を備える構成の実施の形態1のUE100(図2参照)と異なる。より詳しくは、本実施の形態に係るUE100の記憶部20Aは、周波数帯域記憶部23の代わりにタイムスロット記憶部24を備える点で、実施の形態1に係るUE100の記憶部20とは異なる。The
 タイムスロット記憶部24は、自端末が属するグループのグループコールに使用可能なタイムスロットを表した情報を記憶している。また、タイムスロット記憶部24は、他のグループのUE100から受信した、他のグループコールで用いられているタイムスロットを特定する情報が記憶される。The time
 制御部10Aは、UE100の全体の動作を制御する。以下、制御部10Aの処理を説明する。The
 (1)データ受信について
 制御部10Aは、制御部10と同様に、基地局を介さないオフネットワーク時の環境下の共通の仕様として、予め定められたタイミングで、グループコールに関する情報をモニタ(監視)する。つまり、制御部10Aは、他のUE100において既知のタイミングで、グループコールに関する情報をモニタする。詳しくは、制御部10Aは、通信システム1において予め規定された区間をモニタする。典型的には、制御部10Aは、周期的に到来するディスカバリ区間をモニタする。(1) Data reception As with the
 制御部10Aは、上記モニタによって、受信部32および受信用アンテナ52を介して、他のグループコールを行なっている他のUE100から、当該他のグループコールのグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度の情報と、当該他のグループコールで使用されているタイムスロットを特定するための情報とを受信する。この場合、受信部32は、受信されたグループコールIDと、優先度の情報と、タイムスロットを特定するための情報とを、制御部10Aに送る。制御部10Aは、グループコールIDと、優先度の情報と、タイムスロットを特定するための情報とを、それぞれ、グループコールID記憶部21と、優先度記憶部22と、タイムスロット記憶部24とに書き込む。The
 (2)データ送信について
 UE100がアドミニストレータとして動作している場合、制御部10Aは、自グループのグループコールが開始されたことに基づき、送信部31および送信用アンテナ51を介して、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されているタイムスロットを特定するための情報とを、他のUE100に対して、他のUE100において既知のタイミングで報知する。(2) Regarding data transmission When the
 典型的には、制御部10Aは、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されているタイムスロットを特定するための情報とを、ディスカバリ区間にてアナウンスするための制御を行なう。Typically, the
 詳しくは、アドミニストレータとして動作しているUE100の制御部10Aは、ディスカバリ信号の無線リソースを用いて、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されているタイムスロットを特定するための情報とを報知する。さらに詳しくは、UE100の制御部10Aは、ディスカバリ区間が到来する度に、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されているタイムスロットを特定するための情報とを報知する。Specifically, the
 なお、実施の形態1と同様に、アドスミストレータのUE100は、ディスカバリ区間以外の区間を設定し、当該設定された区間にてアナウンスを行なってもよい。Note that, similarly to the first embodiment, the
 (3)タイムスロットの決定
 制御部10Aは、受信された情報(グループコールID,優先度,タイムスロットを特定するための情報)に基づいて、自端末が属するグループのグループコールに使用可能なタイムスロットのうちから、当該グループコールに使用するタイムスロットを決定する。(3) Determination of Time Slot Based on the received information (group call ID, priority, information for specifying the time slot), the
 具体的には、制御部10Aは、他のグループがグループコールに使用しているタイムスロット以外のタイムスロット(空いているタイムスロット)を、自グループのグループコールで使用するタイムスロットとする。詳しくは、制御部10Aは、当該空いているタイムスロットのうち、自グループンのグループコールIDの優先度に基づいたタイムスロットを、自グループのグループコールに用いるタイムスロットとする。Specifically, the
 <2.制御構造>
 図7は、アドミニストレータとして機能しているUE100における処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。図7を参照して、UE100は、ステップS102において、他のグループのグループコールをモニタする。具体的には、周期的なディスカバリ区間で送信されてくる、他のグループのグループコールIDと、当該他のグループコールIDの優先度と、当該他のグループコールで使用されているタイムスロットを特定するための情報とをモニタする。<2. Control structure>
 FIG. 7 is a flowchart for explaining an example of a process flow in the
 ステップS104において、UE100は、自グループのグループコールを開始するためのユーザ操作を受け付けたか否かを判断する。UE100は、受け付けていないと判断された場合(ステップS104においてNO)、処理をステップS102に戻す。UE100は、受け付けたと判断された場合(ステップS104においてYES)、ステップS106において、タイムスロット記憶部24に記憶された、自端末が属するグループのグループコールに使用可能な周波数帯域と、受信された他のグループコールで使用されているタイムスロットを特定するための情報とに基づいて、自グループのグループコールに使用可能なタイムスロットを判定する。つまり、UE100は、グループコールに使用されていないタイムスロットを判定する。In step S104, the
 ステップS108において、UE100は、使用可能なタイムスロットから、自グループのグループコールIDの優先度に基づいて、自グループコールに使用するタイムスロットを決定する。ステップS110において、UE100は、決定された周波数帯域で自グループのグループコールを開始する。In step S108, the
 ステップS112において、UE100は、自グループのグループコールを停止(中止)するためのユーザ操作を受け付けたか否かを判断する。UE100は、受け付けたと判断された場合(ステップS112においてYES)、処理をステップS102に戻す。UE100は、受け付けていないと判断された場合(ステップS112においてNO)、ステップS114において、自グループのグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、当該グループコールに使用しているタイムスロットを特定するための情報とを、周期的に到来するディスカバリ区間にて、他のグループのUE100に報知する。詳しくは、UE100は、ディスカバリ区間が到来する度に、上記報知を行なう。In step S112, the
なお、アドミニストレータとして機能していないUE100は、ステップS114以外の処理を実行する。In addition, UE100 which is not functioning as an administrator performs processes other than step S114.
 <3.小括>
 (1)UE100は、基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能である。当該グループコールは、複数のタイムスロットのうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われる。UE100は、プロセッサ(制御部10A)と、グループコールID(グループコールの識別情報)と、当該グループコールに使用されているタイムスロットを特定するための情報とを記憶するように構成されたメモリ(記憶部20A)と、通信インターフェイス(通信部30)とを備える。<3. Summary>
 (1) The
 アドミニストレータとして機能しているUE100のプロセッサは、自グループのグループコールが開始されたことに基づき、他のグループコールを行なっている他のUE100に対して、グループコールIDと、自グループのグループコールに使用されているタイムスロットを特定するための情報とを、通信インターフェイスを介して、他のUE100において既知のタイミング(典型的にはディスカバリ区間)で報知する(図7のステップS114に対応)。Based on the start of the group call of the own group, the processor of the
 上記の構成によれば、他のグループのUE100は、上記のタイミングにおいて、グループコールIDとタイムスロットを特定するための情報とを監視すればよい。したがって、UE100によれば、グループコールに関する報知情報を、他のグループのUE100に常時監視させる必要がなくなる。According to the above configuration, the
 (2)UE100は、基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能である。当該グループコールは、複数のタイムスロットのうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われる。UE100は、プロセッサ(制御部10A)と、グループコールに使用可能なタイムスロットを特定するための情報を記憶するように構成されたメモリ(記憶部20A)と、通信インターフェイス(通信部30)とを備える。(2) The
 プロセッサは、他のグループコールを行なっている他のUE100から自端末において既知のタイミング(典型的にはディスカバリ区間)で報知された、当該他のグループコールで使用されているタイムスロットを特定するための情報を、通信インターフェイスを介して受信する。プロセッサは、上記受信された情報に基づいて、グループコールに使用可能なタイムスロットのうちから、グループコールに使用するタイムスロットを決定する(図7のステップS106およびS108に対応)。The processor specifies a time slot used in the other group call, which is broadcast at a known timing (typically a discovery period) in the own terminal from another
上記の構成によれば、自グループ以外にグループコールをしているグループをモニタによって発見した場合に自グループのグループコールに使用するタイムスロットを決定することにより、複数のグループコール同士の間での混信を防ぐことが可能となる。さらに、無線リソースを効率的に利用することが可能となる。つまり、電波の利用効率を高めることが可能となる。According to the above configuration, when a group that is making a group call other than the own group is found by monitoring, the time slot used for the group call of the own group is determined. Interference can be prevented. Furthermore, it is possible to efficiently use radio resources. That is, it is possible to increase the use efficiency of radio waves.
 [実施の形態3]
 実施の形態1では、グループコールに使用する周波数帯域を決定する構成について説明した。また、実施の形態2では、グループコールに使用するタイムスロットを決定する構成について説明した。本実施の形態では、グループコールに使用する、周波数帯域およびタイムスロット(すなわち、リソースブロック)を決定する構成について説明する。なお、本実施の形態に係る通信システム1の概略構成は、実施の形態1(図1参照)と同じであるため、ここでは繰り返し説明しない。[Embodiment 3]
 In the first embodiment, the configuration for determining the frequency band used for the group call has been described. In the second embodiment, the configuration for determining the time slot used for the group call has been described. In this embodiment, a configuration for determining a frequency band and a time slot (that is, a resource block) used for a group call will be described. Note that the schematic configuration of the
 <1.機能的構成>
 図8は、本実施の形態に係るUE100の機能的構成を説明するためのブロック図である。図8を参照して、UE100は、制御部10Bと、記憶部20Bと、通信部30と、表示部40と、送信用アンテナ51と、受信用アンテナ52と、GPS信号受信部60と、放送波受信部70と、時報電波受信部80と、GPS信号用アンテナ53と、放送波用アンテナ54と、時報電波用アンテナ55とを備える。制御部10Bは、決定部11と、処理部12とを含む。記憶部20Bは、グループコールID記憶部21と、優先度記憶部22と、周波数帯域記憶部23と、タイムスロット記憶部24とを含む。なお、制御部10Bは、プロセッサに対応する。<1. Functional configuration>
 FIG. 8 is a block diagram for explaining a functional configuration of
 本実施の形態に係るUE100は、制御部10Bおよび記憶部20Bを備える点において、制御部10および記憶部20を備える構成の実施の形態1のUE100(図2参照)と異なる。より詳しくは、本実施の形態に係るUE100の記憶部20Bは、タイムスロット記憶部24をさらに備える点において、実施の形態1に係るUE100の記憶部20とは異なる。The
 制御部10Bは、UE100の全体の動作を制御する。以下、制御部10Bの処理を説明する。The
 (1)データ受信について
 制御部10Bは、制御部10,10Aと同様に、基地局を介さないオフネットワーク時の環境下の共通の仕様として、予め定められたタイミングで、グループコールに関する情報をモニタ(監視)する。つまり、制御部10Bは、他のUE100において既知のタイミングで、グループコールに関する情報をモニタする。詳しくは、制御部10Bは、通信システム1において予め規定された区間をモニタする。典型的には、制御部10Bは、周期的に到来するディスカバリ区間をモニタする。(1) About data reception As with the
 制御部10Bは、上記モニタによって、受信部32および受信用アンテナ52を介して、他のグループコールを行なっている他のUE100から、当該他のグループコールのグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度の情報と、当該他のグループコールで使用されている周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報とを受信する。この場合、受信部32は、受信されたグループコールIDと、優先度の情報と、周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報とを、制御部10Bに送る。制御部10Bは、グループコールIDと、優先度の情報と、周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報とを、それぞれ、グループコールID記憶部21と、優先度記憶部22と、タイムスロット記憶部24とに書き込む。The
 (2)データ送信について
 UE100がアドミニストレータとして動作している場合、制御部10Bは、自グループのグループコールが開始されたことに基づき、送信部31および送信用アンテナ51を介して、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されている周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報とを、他のUE100に対して、他のUE100において既知のタイミングで報知する。(2) Regarding data transmission When the
 典型的には、制御部10Bは、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されている周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報とを、ディスカバリ区間にてアナウンスするための制御を行なう。Typically, the
 詳しくは、アドミニストレータとして動作しているUE100の制御部10Bは、ディスカバリ信号の無線リソースを用いて、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されている周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報とを報知する。さらに詳しくは、UE100の制御部10Bは、ディスカバリ区間が到来する度に、自端末のグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、自分の属するグループのグループコールで使用されている周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報とを報知する。Specifically, the
 なお、実施の形態1と同様に、アドスミストレータのUE100は、ディスカバリ区間以外の区間を設定し、当該設定された区間にてアナウンスを行なってもよい。Note that, similarly to the first embodiment, the
 (3)タイムスロットの決定
 制御部10Bは、受信された情報(グループコールID,優先度,周波数帯域を特定するための情報,タイムスロットを特定するための情報)に基づいて、自端末が属するグループのグループコールに使用可能なリソースブロックのうちから、当該グループコールに使用するリソースブロックを決定する。(3) Determination of time slot The
 具体的には、制御部10Bは、他のグループがグループコールに使用している周波数帯域(空いている周波数帯域)と、他のグループがグループコールに使用しているタイムスロット以外のタイムスロット(空いているタイムスロット)とで特定される無線リソースを、自グループのグループコールで使用する、周波数帯域およびタイムスロットとする。Specifically, the
 <2.制御構造>
 図9は、アドミニストレータとして機能しているUE100における処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。図9を参照して、UE100は、ステップS202において、他のグループのグループコールをモニタする。具体的には、周期的なディスカバリ区間で送信されてくる、他のグループのグループコールIDと、当該他のグループコールIDの優先度と、当該他のグループコールで使用されている周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報とをモニタする。<2. Control structure>
 FIG. 9 is a flowchart for explaining an example of a process flow in the
 ステップS204において、UE100は、自グループのグループコールを開始するためのユーザ操作を受け付けたか否かを判断する。UE100は、受け付けていないと判断された場合(ステップS204においてNO)、処理をステップS202に戻す。UE100は、受け付けたと判断された場合(ステップS204においてYES)、ステップS206において、自端末が属するグループのグループコールに使用可能な周波数帯域およびタイムスロットと、受信された他のグループコールで使用されている周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報とに基づいて、自グループのグループコールに使用可能なリソースブロックを判定する。つまり、UE100は、グループコールに使用されていないリソースブロックを判定する。In step S204, the
 ステップS208において、UE100は、使用可能なリソースブロックから、自グループのグループコールIDの優先度に基づいて、自グループコールに使用するリソースブロックを決定する。ステップS210において、UE100は、決定されたリソースブロックで自グループのグループコールを開始する。In step S208, the
 ステップS212において、UE100は、自グループのグループコールを停止(中止)するためのユーザ操作を受け付けたか否かを判断する。UE100は、受け付けたと判断された場合(ステップS212においてYES)、処理をステップS202に戻す。UE100は、受け付けていないと判断された場合(ステップS212においてNO)、ステップS214において、自グループのグループコールIDと、当該グループコールIDの優先度と、当該グループコールに使用している周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報(すなわち、リソースブロックを特定するための情報)とを、周期的に到来するディスカバリ区間にて、他のグループのUE100に報知する。詳しくは、UE100は、ディスカバリ区間が到来する度に、上記報知を行なう。In step S212, the
なお、アドミニストレータとして機能していないUE100は、ステップS214以外の処理を実行する。In addition, UE100 which is not functioning as an administrator performs processes other than step S214.
 <3.小括>
 (1)UE100は、基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能である。当該グループコールは、複数のリソースブロックのうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われる。UE100は、プロセッサ(制御部10B)と、グループコールID(グループコールの識別情報)と、当該グループコールに使用されているリソースブロックを特定するための情報(すなわち、周波数帯域およびタイムスロットを特定するための情報)とを記憶するように構成されたメモリ(記憶部20B)と、通信インターフェイス(通信部30)とを備える。<3. Summary>
 (1) The
 アドミニストレータとして機能しているUE100のプロセッサは、自グループのグループコールが開始されたことに基づき、他のグループコールを行なっている他のUE100に対して、グループコールIDとリソースブロックを特定するための情報とを、通信インターフェイスを介して、他のUE100において既知のタイミング(典型的にはディスカバリ区間)で報知する(図7のステップS114に対応)。The processor of the
 上記の構成によれば、他のグループのUE100は、上記のタイミングにおいて、グループコールIDと、リソースブロックを特定するための情報とを監視すればよい。したがって、UE100によれば、グループコールに関する報知情報を、他のグループのUE100に常時監視させる必要がなくなる。According to the above configuration, the
 (2)UE100は、基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能である。当該グループコールは、複数のリソースブロックのうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われる。UE100は、プロセッサ(制御部10A)と、グループコールに使用可能なリソースブロックを特定するための情報を記憶するように構成されたメモリ(記憶部20A)と、通信インターフェイス(通信部30)とを備える。(2) The
 プロセッサは、他のグループコールを行なっている他のUE100から自端末において既知のタイミング(典型的にはディスカバリ区間)で報知された、当該他のグループコールで使用されているリソースブロックを特定するための情報を、通信インターフェイスを介して受信する。プロセッサは、上記受信された情報に基づいて、グループコールに使用可能なリソースブロックのうちから、グループコールに使用するリソースブロックを決定する(図7のステップS106およびS108に対応)。The processor specifies a resource block used in the other group call, which is broadcasted at a known timing (typically a discovery section) from the
上記の構成によれば、自グループ以外にグループコールをしているグループをモニタによって発見した場合に自グループのグループコールに使用するリソースブロックを決定することにより、複数のグループコール同士の間での混信を防ぐことが可能となる。さらに、無線リソースを効率的に利用することが可能となる。つまり、電波の利用効率を高めることが可能となる。According to the above configuration, when a group that is making a group call other than the own group is discovered by monitoring, the resource block used for the group call of the own group is determined, so that the group calls between the group calls can be determined. Interference can be prevented. Furthermore, it is possible to efficiently use radio resources. That is, it is possible to increase the use efficiency of radio waves.
 <<まとめ>>
 以上のように、実施の形態1では、無線リソースとして、周波数帯域のみに着目した。また、実施の形態2では、無線リソースとして、タイムスロットにみに着目した。さらに、実施の形態3では、無線リソースとして、リソースブロックに着目した。すなわち、実施の形態3では、周波数帯域とタイムスロットとに着目した。<< Summary >>
 As described above,
 無線リソースといった観点に基づけば、UE100は、以下の構成を有すると言える。
 (1)UE100は、基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能である。グループコールは、複数の無線リソースのうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われる。UE100は、プロセッサと、グループコールID(グループコールの識別情報)と、当該グループコールに使用されている無線リソースを特定するための情報とを記憶するように構成されたメモリと、通信インターフェイス(通信部30)とを備える。From the viewpoint of radio resources, it can be said that the
 (1) The
 アドミニストレータとして機能しているUE100のプロセッサは、自グループのグループコールが開始されたことに基づき、他のグループコールを行なっている他のUE100に対して、グループコールIDと無線リソースを特定するための情報とを、通信インターフェイスを介して、他のUE100において既知のタイミング(典型的にはディスカバリ区間)で報知する。The processor of the
 (2)UE100は、基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能である。当該グループコールは、複数の無線リソースの少なくとも1つを選択的に利用して行われる。UE100は、プロセッサと、グループコールに使用可能な周波数帯域を特定するための情報を記憶するように構成されたメモリと、通信インターフェイス(通信部30)とを備える。(2) The
 プロセッサは、他のグループコールを行なっている他のUE100から自端末において既知のタイミング(典型的にはディスカバリ区間)で報知された、当該他のグループコールで使用されている無線リソースを特定するための情報を、通信インターフェイスを介して受信する。プロセッサは、上記受信された情報に基づいて、グループコールに使用可能な無線リソースのうちから、グループコールに使用する無線リソースを決定する。The processor specifies a radio resource used in the other group call, which is broadcast at a known timing (typically a discovery period) in the own terminal from another
 ところで、上記の各実施の形態1~3におけるUE100における処理は、各ハードウェアおよびプロセッサ(制御部10,10A,10Bに対応)により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ(記憶部20,20A,20Bに対応)に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、図示しない読取装置により当該記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF(通信部30に対応)等を介してダウンロードされた後、メモリに一旦格納される。そのソフトウェアは、プロセッサによって、実行可能なプログラムの形式でメモリ格納される。プロセッサは、そのプログラムを実行する。図2等に示されるUE100を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、メモリまたは記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。By the way, the processing in the
 <付記>
 (1)基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能な通信装置(端末装置)であって、
 前記グループコールは、複数の無線リソースのうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われ、
 前記通信装置は、
 プロセッサと、
 前記グループコールの識別情報と、前記グループコールに使用されている無線リソースを特定するための情報とを記憶するように構成されたメモリと、
 通信インターフェイスとを備え、
 前記プロセッサは、前記グループコールが開始されたことに基づき、他のグループコールを行なっている他の通信装置に対して、前記識別情報と前記グループコールに使用されている無線リソースを特定するための情報とを、前記通信インターフェイスを介して、前記他の通信装置において既知のタイミングで報知する、通信装置。<Appendix>
 (1) A communication device (terminal device) capable of a group call by inter-terminal communication not via a base station,
 The group call is performed selectively using at least one of a plurality of radio resources,
 The communication device
 A processor;
 A memory configured to store identification information of the group call and information for identifying a radio resource used for the group call;
 A communication interface,
 The processor is configured to identify the identification information and a radio resource used for the group call with respect to another communication device performing another group call based on the start of the group call. A communication device that broadcasts information at a known timing in the other communication device via the communication interface.
 (2)前記グループコールは、複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われ、
 前記メモリは、前記グループコールに使用されている無線リソースを特定するための情報として、前記グループコールに使用されている周波数帯域を特定するための情報を記憶しており、
 前記プロセッサは、前記グループコールに使用されている無線リソースを特定するための情報として、前記グループコールに使用されている周波数帯域を特定するための情報を、前記他の通信装置において既知のタイミングで報知する、上記(1)に記載の通信装置。(2) The group call is performed selectively using at least one of a plurality of frequency bands,
 The memory stores information for specifying a frequency band used for the group call as information for specifying a radio resource used for the group call,
 The processor, as information for specifying a radio resource used for the group call, information for specifying a frequency band used for the group call at a known timing in the other communication device. The communication device according to (1), which performs notification.
 (3)前記グループコールは、複数のタイムスロットのうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われ、
 前記メモリは、前記グループコールに使用されている無線リソースを特定するための情報として、前記グループコールに使用されているタイムスロットを特定するための情報を記憶しており、
 前記プロセッサは、前記グループコールに使用されている無線リソースを特定するための情報として、前記グループコールに使用されているタイムスロットを特定するための情報を、前記他の通信装置において既知のタイミングで報知する、上記(1)に記載の通信装置。(3) The group call is performed selectively using at least one of a plurality of time slots,
 The memory stores information for specifying a time slot used for the group call as information for specifying a radio resource used for the group call,
 The processor uses information for identifying a time slot used for the group call as information for identifying a radio resource used for the group call at a known timing in the other communication device. The communication device according to (1), which performs notification.
 (4)基地局を介さない端末間通信によるグループコールが可能な通信装置であって、
 前記グループコールは、複数の無線リソースのうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われ、
 前記通信装置は、
 プロセッサと、
 前記グループコールに使用可能な無線リソースを特定するための情報を記憶するように構成されたメモリと、
 通信インターフェイスとを備え、
 前記プロセッサは、
  前記通信装置において既知のタイミングで他のグループコールを行なっている他の通信装置から報知された、前記他のグループコールで使用されている無線リソースを特定するための情報を、前記通信インターフェイスを介して受信し、
  前記受信された情報に基づいて、前記グループコールに使用可能な無線リソースのうちから、前記グループコールに使用する無線リソースを決定する、通信装置。(4) A communication device capable of making a group call by inter-terminal communication not via a base station,
 The group call is performed selectively using at least one of a plurality of radio resources,
 The communication device
 A processor;
 A memory configured to store information for identifying radio resources available for the group call;
 A communication interface,
 The processor is
 Information for identifying a radio resource used in the other group call, notified from another communication device making another group call at a known timing in the communication device, via the communication interface. Receive
 A communication device that determines a radio resource to be used for the group call from radio resources that can be used for the group call based on the received information.
 (5)前記グループコールは、複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われ、
 前記メモリは、前記グループコールに使用可能な無線リソースを特定するための情報として、前記グループコールに使用可能な周波数帯域を特定するための情報を記憶しており、
 前記プロセッサは、
  前記他のグループコールで使用されている無線リソースを特定するための情報として、前記他のグループコールで使用されている周波数帯域を特定するための情報を受信し、
  前記グループコールに使用する無線リソースとして、前記グループコールに使用する周波数帯域を決定する、上記(4)に記載の通信装置。(5) The group call is performed selectively using at least one of a plurality of frequency bands,
 The memory stores information for specifying a frequency band that can be used for the group call as information for specifying a radio resource that can be used for the group call.
 The processor is
 Receiving information for specifying a frequency band used in the other group call as information for specifying a radio resource used in the other group call;
 The communication apparatus according to (4), wherein a frequency band used for the group call is determined as a radio resource used for the group call.
 (6)前記グループコールは、複数の周波数帯域のうちの少なくとも1つを選択的に利用して行われ、
 前記メモリは、前記グループコールに使用可能な無線リソースを特定するための情報として、前記グループコールに使用可能なタイムスロットを特定するための情報を記憶しており、
 前記プロセッサは、
  前記他のグループコールで使用されている無線リソースを特定するための情報として、前記他のグループコールで使用されているタイムスロットを特定するための情報を受信し、
  前記グループコールに使用する無線リソースとして、前記グループコールに使用するタイムスロットを決定する、上記(4)に記載の通信装置。(6) The group call is performed selectively using at least one of a plurality of frequency bands,
 The memory stores information for identifying a time slot usable for the group call as information for identifying a radio resource usable for the group call,
 The processor is
 Receiving information for specifying a time slot used in the other group call as information for specifying a radio resource used in the other group call;
 The communication apparatus according to (4), wherein a time slot used for the group call is determined as a radio resource used for the group call.
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。The embodiment disclosed this time is an example, and is not limited to the above contents. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
 1 通信システム、10,10A,10B 制御部、11 決定部、12 処理部、20,20A,20B 記憶部、21 グループコールID記憶部、22 優先度記憶部、23 周波数帯域記憶部、24 タイムスロット記憶部、30 通信部、31 送信部、32 受信部、40 表示部、51 送信用アンテナ、52 受信用アンテナ、53 GPS信号用アンテナ、54 放送波用アンテナ、55 時報電波用アンテナ、60 GPS信号受信部、70 放送波受信部、80 時報電波受信部。1
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| SAMSUNG: "Off-network - Group call setup with late call entry and passive join", CL-153660, 3GPP, 9 October 2015 (2015-10-09), XP051017796* | 
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