【発明の詳細な説明】繊維ウェブ、及び該繊維ウェブ並びに該繊維ウェブを挿入して含む吸収製品の製法及びその装置関連出願 本出願は1993年11月８日に提出され、米国を指定した係属中の国際出願PCT/US93/10749の一部係属出願である。米国を指定した国際出願PCT/US93/10749は、1992年11月６日に提出された継続米国出願番号第07/973146号の一部係属出願であった。この出願はさらに1992年11月６日に提出された継続中の米国出願番号第07/973145にも関係する。発明の背景 本発明は概ね体液の吸収、分布及び保有のために用いる製品に使用するのに適した繊維ウェブ及び繊維ウェブラミネート、例えば使い捨ておむつ類、生理用ナプキン類及び失禁用衣料品などに関し、それらの製法及びその装置にも関係する。より詳細に述べるならば、本発明は、改良された液体分布及び処理及び空気循環特性並びに人の皮膚に接触させた場合に改善された心地よさ及びソフトさを有する不織ラミネート材料を含めた不織布に関係し、吸収製品の内部構造内に挿入したときに改良された液体透過性及び処理特性を示す不織布及び不織ラミネート材料にも関係する。 スパンボンデッド ウェブ及びカーデッドウェブのような不織布がこれまで使い捨て吸収製品の体側ライナーとして用いられてきた。普通は非常に目の粗い多孔性ライナー構造を用い、液体をそこを速やかに通過せしめ、それによって装着者の皮膚がライナーの下の濡れた吸収コアから離れるようにする。また、逆流を減らす目的でその他の材料層、例えば厚い、立ち上がった布構造をもつ材料層などがライナーと吸収パッドとの間に置かれている。 レリー(Raley)の米国特許第4761322号は、ソフトなテキスチャーをもつ繊維層に、より大きい構造的一体性をもつ隣接層を重ね合わせ、前記ソフトなテキスチャーが皮膚接触面として用いられ、それに重なる隣接層が機械的強度及び一体性をラミネートに与える、という繊維ウェブラミネートを開示している。この特許のラミネートは、第1の、間隔をあけた接着パターンにおいて型接着された第1繊維層と、第2の間隔をあけた接着パターンにおいてパターン接着された第2繊維層とを含んでなる；第1繊維層は、例えば第1層を第1加熱パターンロールと平らなロールとによって形成されるニップを通過させることによって形成され、第2繊維層は、例えば第1及び第2層を、第2加熱パターンロールと平らなロールとによって形成されるニップを通過させることによって形成される。第2接着パターンはさらに第1及び第2層の間に接着をおこすが、第1接着パターンはこれをしない。 マルサン(Marsan)らの米国特許第4392862号は、表面要素、支持要素、吸収コア及びバックシートを含む吸収デバイスを開示している。表面要素は、疎水性、熱可塑性繊維の液体透過性非接着性のカーデッドウェブである。表面要素を、間隔をおいた接着領域において不織ポリエステルまたはモノフィラメントスクリムの液体透過性支持要素に接着させる。 カンバーズ(Cumbers)らの米国特許第4088726号は不織布の製法を開示している。そこでは熱接着性材料の不織ウェブを、連携して動くカレンダーロール(その少なくとも1つは加熱されている)間のニップを通過させ、そのロールの少なくとも1つは加熱されており、1つのカレンダーロールは連続ランドからなる表面パターンをもち、他のカレンダーロールは孤立した突出部であるランドからなる表面パターンをもち、これら突出部の面積の面心は、同時にニップに入るときに最も近い連続ランド表面の縦方向軸から種々の距離になるように配置され、そのためニップにおいて互いに向き合うランドは種々の程度でオーバーラップする。 前記タイプの不織布の開発にもかかわらず、改良された液体吸込み及び分布並びに使い捨て吸収製品中の体と接触する層として用いる場合、より大きい表面乾燥性や装着者の皮膚の心地よさをもたらす改善された空気循環性を提供できる不織布がまだ必要とされている。装着者の皮膚と接触するときの改善されたソフトさ及び心地よさを与える不織布も必要とされている。その上、吸収製品の内部構造内に置かれたときに改善された液体透過性及び処理特性をあらわす不織布も必要とされている。発明の概要 本発明は、不織ラミネート材料を含めた不織布に関するものであり、その際1種類の熱可塑性材料の、多数のステープルファイバーまたは連続フィラメントからなる第1不織層と、2種類以上の熱可塑性材料の、多数のステープルファイバーまたは連続フィラメントからなる第2不織層を、孔が形成されている間隔をあけた接着パターンにおいて接着し、改良された液体分布及び処理特性、並びに人の皮膚と接触したときに高められた心地よさとソフトさとを提供する不織ラミネートを形成する。このような不織ラミネート、並びにこのような不織ラミネートを挿入せる吸収製品の製法及びその装置も開示されている。 本発明のその他の面では、1種類以上の熱可塑性材料の多数のステープルファイバーまたは連続フィラメントからなる1つの不織層を、孔があいている間隔をあけた接着パターンにおいて接着し、改良された液体分布及び処理特性並びに空気循環−及び透過特性を有する不織ウェブを形成する、という不織布が提供される。このような不織布及びこのような不織布を挿入した吸収製品の製法及びその装置も開示されている。図の簡単な説明 本発明の不織布は添付の図と組み合わせた下記の本発明の実施態様の説明によってよりよく理解される。 図1は、本発明による不織ラミネート材料の透視部分断面図である； 図2は、図1の線A−Aに沿って切った図1の不織ラミネート材料の断面立面図である； 図3は、本発明による不織ラミネート材料を形成するプロセス装置を示す略図である； 図3aは本発明による不織ラミネート材料を形成するための熱接着ロールの斜視図である； 図3b及び3cは図3aの熱接着ロールの外側表面の部分の拡大図である； 図4は、おむつの、乳児の体近くに置かれるはずの側に配置された本発明の不織ラミネート材料を含む使い捨ておむつの断面図である； 図5は、本発明の不織ラミネート材料の孔のあいた接着領域の1部の顕微鏡写真(倍率13.2、作動距離12mm、加速電圧5KV)である。観察者に見えるのは不織ラミネート材料の第1層である； 図6は、本発明の不織ラミネート材料の孔のあいた接着領域の1部分の顕微鏡写真(倍率28.7、作動距離12mm、加速電圧5KV)である。観察者に見えるのは不織ラミネート材料の第2層である； 図7は、ここに記載のタイプの不織ラミネート材料の液体吸込み及び逆流を検査するための試験装置の斜視図である； 図8は、図7の断面図である； 図9はここに記載のタイプの不織ラミネート材料を評価するために用いる液体逆流試験装置を示す斜視図である； 図10は図9の断面図である； 図11aは1対の押さえ込みフラップの付着端の間の、体側ライナーの内側表面に隣接する本発明の不織ラミネート材料を含む使い捨ておむつの部分切取、平面図である； 図11bは、図11aの使い捨ておむつを通過する断面図である、ここで封じ込めフラップの遠位端にある弾力メンバーは体側ライナーから離れたフラップ部分を、概して直立させるようにしている； 図11cは、図11aの使い捨ておむつの斜視図である、ここでは脚弾性部分とフラップ弾性部分が縮み、おむつの側方縁、及び封じ込めフラップの遠位端にギャザーを作っている； 図12は本発明による単層不織布の斜視図である； 図13は図12の線13−13に沿って切った図12の不織布の正面断面図である。詳細な説明 本発明は概して、間隔をあけた接着パターンにおいて接着し、その接着パターンの或る接着領域には孔が形成されているラミネート布または−材料を含めた繊維布または−材料を包含する。 本発明の特殊の実施態様においては、本発明によって形成される繊維ラミネートは1種類以上の熱可塑性材料の多数のステープルファイバーまたは連続フィラメントからなる第1繊維層と、2種類以上の熱可塑性材料の多数のステープルファイバーまたは連続フィラメントからなる第2繊維層を有する。第1層及び第2層(これらは不織ウェブであってもよい)は、間隔をあけた接着パターンによって、例えば1対の加熱エンボス間の熱接着により、または外面に隆起した接着パターンをもつ接着ロールによって1枚の繊維ラミネートになる。この間隔をあけた接着パターンは第1層のフレキシビリティーやソフトな表面テキスチャー、または生成した繊維ラミネートの loftiness を損なうことなく、第1及び第2層間の大きい構造的一体性をもたらす。この間隔をあけた接着領域に孔が形成され、繊維ラミネートのそれぞれの層を通る液体分布及び空気循環は良くなる。本発明により形成される繊維材料またはラミネートは改良された液体吸込み及び分布及び空気循環特性をあらわし、その結果人の皮膚に接して置かれたとき、より大きい表面乾燥性及び心地よさをもたらす。本発明の繊維材料またはラミネートはさらに、使用者に改善された柔らかさ及びクッションのような感じをも与える。本発明の繊維材料またはラミネートは吸収製品の内部構造に使われるとき、改良された液体透過性及び−処理をも提供する。本発明のその他の特徴及び利点は以下の説明及び添付のクレイムから明らかになるであろう。 ここに用いられる用語“不織ウェブ”及び“不織層”は、個々の繊維またはフィラメントがランダムに挿入された構造をもつ繊維ウェブまたは層を意味する。不織ウェブは熟練せる当業者には公知のように、過去において種々のプロセスによって、例えばメルトブロー成型、スパンボンディング、エアーレイイング、湿式レイイング、乾式レイイング、乾燥ステープル及びカーデッドウェブ法などによって生成した。不織ウェブが本発明の実施に用いられる一方、本発明は不織布に限られると考えるべきでなく、その他の適切な繊維構造も用いられる。 本発明の繊維材料をここに使い捨て吸収製品におけるその使用と関連づけて述べるつもりだが、本発明の潜在的利用はこのような使い捨て吸収製品に限る必要はない。ここに用いる用語“使い捨て吸収製品”は体浸出物を吸収し、保持するために用いられる製品を意味し、限られた使用期間後に捨てられるものとする。このような製品類は装着者のからだに接し、またはからだの近くに置かれ、体から放出される種々の浸出物を吸収し保持することができる。 図1により、本発明の実施態様の斜視部分断面図を示す。不織布10は第1不織層12と第2不織層22とを有する。第1層12は上の面14と下の面16とを有し、第2層22は上の面24と下の面26を有する。示した実施態様では、間隔をあけた接着パターン18における多数の熱融合結合は不織布10の厚さを通して延び、第1層12の繊維と第2層22の繊維とを、それらの層の界面20において熱的に融合または接着する。第1及び第2層の接着は、実質上接着領域18に限られる。すなわち接着パターン18の外側にある第1及び第2層の領域19ではそれぞれの層の繊維は熱エネルギーによる繊維融合によって互いに軽く結合するに過ぎない。こうして接着領域18は軽く接着した領域19によって分離し、または“間隔をおいて離れて”いる。同じくこの実施態様に示される孔30は接着領域18内に形成され、不織布10の液体分布速度及び空気循環を改良する。 本発明の第1及び第2繊維層それぞれはあらゆる適した天然−または合成繊維によっていかなる適切な構造に形成してもよい、ただし添付の図に示される実施態様ではこれらの繊維は不織層に形成されている。概して、本発明の各不織層は不連続繊維、連続フィラメントまたはそれらの組み合わせから作ることができる。示される実施態様の各層の製法は乾燥ステープル法を用いる、またはより詳細に述べるならば、熟練せる当業者には公知のカーデッドウェブ法を用いる。カーデッドウェブ法は本発明のそれぞれの層の形成に好都合に用いられるが、スパンボンディング、メルトブロー成形、エアーレイイング、及び熟練せる当業者には公知の不連続繊維及び連続フィラメントを製造するその他の方法も本発明の範囲内と考えられる。本発明の実施に用いるのに適したカーデッドウェブでは繊維が整列または非整列の形であってよい。熟練せる当業者には公知の従来のカーディング機械が本発明のそれぞれの層の生成に用いられる。 市販の熱可塑性重合材料は本発明のどちらの層にも好都合に用いられる。説明の目的のためだけであるが、このようなポリマーの例はポリオレフィン類、ポリアミド類、ポリエステル類などである。繊維はいかなる適した形態をもっていてもよく、中空またはコア繊維、成形繊維、二成分繊維または高吸収性粒子注入繊維を含んでもよい。 図1に示す実施態様では、不織布10の第1不織層12は熱可塑性ポリプロピレン繊維から作られる不織カーデッドウェブである。不織布の第2不織層22はポリプロピレン及びポリエステル繊維のブレンドから作られる実質上非接着、または非接着のカーデッドウェブである。ここに用いられる“実質上非接着”とは、公知の接着方法により、ウェブを取り扱うのに十分接着してはいるが、最終用途に使用するために必要な強度及び一体性を与えるには不十分に接着した繊維をもったウェブを意味する。ここに用いられる“非接着”とは機械的にも熱的にも化学的にも接着していない繊維をもつウェブを意味する。 第2層22の種々の熱可塑性繊維の比率は、不織布の意図する最終用途のために適するように変化させ得る。例えば、第2層22の総重量あたりのポリプロピレン 対 ポリエステル繊維の比率は約70：30ないし約25：75に変化し得る；示した実施態様ではその比率は約40：60である。 本発明の重要な利点は、種々の理由で不織ウェブには最適の特性をもたない材料でも、本発明では1種類以上の異なる材料から作られるウェブと組み合わせて、より良い特性の組み合わせを生み出すことができることである。例えばポリプロピレン及びポリエステル繊維の非接着性または実質上非接着性の不織層は或る不織ウェブ用途のためにはソフトで弱すぎると考えられる。しかし本発明の教示にしたがい、ポリプロピレン及びポリエステル繊維の適当なブレンドから作られる不織層をより強い不織ウェブ、例えばポリプロピレン繊維の接着層とブレンドし、それによってより好ましい不織ラミネートを作ることができる。 本発明の不織布10を構成する繊維層の繊維サイズ、基礎重量及び密度もウェブの意図する用途に応じて容易に変えることができる。例えば、本発明の1つの用途において、不織布はライナーと外側カバーとの間に置かれた吸収性コアを有する使い捨て吸収製品のための体に面する層として使用できる。このような使い捨て製品には(説明のためのみに)、おむつ、トレーニングパンツ、生理用ナプキン類、失禁用衣類などがある。この用途では、第1層12のポリプロピレン繊維類は約1.0デニール(12.5μm直径)のように細いものから約3.0デニール(21.6μm)もの太さのものまであり、約1.25in(31.75mm)から約2.5in(63.5mm)までのけん縮繊維長さを有することができる；ただし使用者の心地よさのためには繊維は約2デニール(17.6μm)から約2.2デニール(18.5μm)までで、けん縮繊維長さが約1.5in(38.1mm)であるのが所望である。（クリンピングは繊維の種類、直径及び密度の関数であることは当業者には公知である。） この用途では人の皮膚と接触し、ライナー層として機能する第1層12のポリプロピレン繊維の繊維サイズがより細ければ、第1層12の面テキスチャーはよりソフトになる。第2層22のポリプロピレン繊維は第1層12のポリプロピレン繊維と同一であってもよいが、同一である必要はない。第2層のポリエステル繊維は約3デニール(17.5μm)ないし約9デニール(30.4μm)で、約1.25in(31.75mm)ないし約3in(76.2mm)のけん縮繊維長さをもつことができ、けん縮繊維長さ約2inをもつ6デニール(24.8μm)のポリエステル繊維が適している。特定の理論によって束縛されたくはないが、現在、異なる種類の繊維の使用が第2層22の液体吸込み作用及び分布特性を高めると考えられている。同一直径をもつ第1層12の繊維が単一面に同じような大きさの気孔を形成しがちであるのに対し、第2層22の繊維は複数面に種々の大きさの気孔を形成する傾向がある。第2層22の複数面にある異なる気孔サイズは第2層22全体への液体吸込み及び第2層22への液体吸込み及び第2層を通っての分布を高めると考えられる。さらに現在は、ポリエステル繊維のレジリエンスが本発明の不織ラミネートの改良された液体処理及び空気循環特性に貢献する要因であると考えられている。したがって、この用途では第2層22は不織布10を通過して吸収製品の吸収性コアに行く液体のサージング層または一時的貯蔵所として機能する。 本発明の不織布10は基本重量約25g/m2(0.7oz/yd2)ないし約78g/m2(2.3oz/yd2)、厚さ約0.03in(0.76mm)ないし約0.08in(2.03mm)及び密度約0.020g/ccないし約0.050g/ccをもつことができる。密度は下記の等式を用いて決定した： 基礎重量(g/mm2)×0.0000394 ＝密度(g/cc) 厚さ(in)例えば、示した実施態様において、不織ウェブ10の基礎重量は約47g/m2(1.4oz/yd2)ないし約58g/m2(1.7oz/yd2)の範囲で、厚さは約0.04in(1.02mm)ないし約0.06in(1.52mm)の範囲、密度は約0.030g/ccないし約0.045g/ccの範囲である。 不織布10の基礎重量は、不織布のサンプルの重量を測定する器具を用いて測定した。各サンプルの大きさは 4in2(2580mm2)もあった。各サンプルをカットし、平らに延ばして折れ目やしわをなくし、分析秤で0.01gまで正確に測定した。それからサンプル重量をサンプル面積で割ることによって基礎重量を計算した。不織布10の厚さは不織布サンプルに0.05psi(35.15kg/m2)の一定の荷重圧をかけるデバイスを用いて測定した。各サンプルの大きさは少なくとも5×5in(127×127mm)であった。各サンプルを切り取り、平らにして折り目やしわを延ばし、直径3in(76.2mm)の円形プレキシグラス定盤(フート)の下に置き、できるだけ中心を決め、その後定盤を標本上に下げた。各サンプルの厚さを0.001in(0.0254)まで正確に記録した。 これに代わる実施態様において、第2層22に接着する前の第1層12の基礎重量及び密度は第2層22のそれに関連して変えることができるとはいえ、示された実施態様は第2層22よりも低い基礎重量とより高い密度をもつ第1層12を有する。第1層の基礎重量は約0.4oz/yd2(16g/m2)から約0.8oz/yd2(28g/m2)までの範囲で、約0.5oz/yd2(18g/m2)ないし約0.6oz/yd2(22g/m2)が所望である。第2層の基礎重量は約0.7oz/yd2(24g/m2)から約1.02oz/yd2(35g/m2)までの範囲で、約0.9oz/yd2(32g/m2)が所望である。第1層の密度は約0.050g/ccないし約0.065g/ccの範囲で、約0.055g/ccが所望であり、第2層の密度は約0.024g/ccから約0.045g/ccまでの範囲で、約0.035g/ccが所望である。 さて図2により、上記の本発明の、第1不織層12と第2不織層22を含んでなる不織布10の実施態様の断面図が示される。間隔をあけた接着パターン18を形成する一連の結合は、それぞれの層の厚さ全体に延び、接着領域の界面で第1層12を第2層22に結合させる。間隔をあけた接着パターン18を形成する方法をここで説明する。 間隔をあけた接着領域18は第1及び第2層それぞれをそれらの間の界面20において互いに接着させるいかなる適切な方法によっても形成され、それによりここに記載の液体処理、空気循環及びその他の特性を有する不織布12が与えられる。1対の加熱エンボス ロールの使用を含む加熱接着は、以下により詳細に述べるように、接着パターン18を形成する有用な方法と考えられる。 本発明は種々の配列でそれぞれの層を接着することを試みる。例えば、第1層12が第1の操作で形成され、接着され、第2層22は第2の操作で形成され、その後の操作で第1層12に結合する。別法として、第1層12が第1操作で形成され、第2層22が第2操作で形成され、それぞれの層がもう一つの別の操作で結合し合い、後者の操作は第1層12の繊維を同時に接着する。最初は非接着性だった、または実質上非接着性だった第2層22の熱可塑性繊維は、不織ラミネート材料10に形成されたときは、或る程度の熱接着性を有する。これは以下により詳しく述べる。 示される実施態様においては第1層12の繊維が第2層22の繊維に比べてより大きい接着度を有する。例えば、第1層12は270F(132℃)と300F(149℃)との間の温度、より好適には275F(135℃)と285F(141℃)との間の温度に加熱された一般的構造の1対の接着ロール(すなわち彫刻ロールと平滑ロール)の間の層12を通過することによって熱接着することができる。熱接着ロールを用いて層12を接着するための適切な温度は接着ロールの回転表面速度及び直径、そして使用する熱可塑性繊維によって変化する。この代わりに第1層12をその他の公知の接着法、例えばパターン接着(pattern adehsive bonding)、ニードリングまたは繊維の水−または空気噴射からみ合いなどによって接着することができる。この実施態様では第1層12は第2層22より高い密度をもつ。この方法で、第2層22より大きい構造一体性及び機械的強度をもつ第1層12は、第2層22のための基礎基質となり得る。 第1層12が第2層22に接着する程度は間隔をあけた接着パターンおいて、接着面積パーセントを変えることによって調節できる。接着面積とは接着領域内で接着がおきている、それぞれの層の間の界面の表面積である。こうして図1及び図2に示されるように、第1層12と第2層22の界面20には、その表面に全体に配置した間隔をあけた接着パターン18があり、界面20の全表面積に対する接着領域18が占める表面積の比率が界面20の接着面積パーセントである。示される実施態様では、不織ラミネートの接着面積パーセントは約1％から約6％までの範囲で、約2％ないし約4％が所望である。この実施態様では六角形(ハチの巣状)接着パターンが示されるが、本発明は、本発明の不織布への挿入に適しているその他の幾何学的、非幾何学的、反復−及び非反復接着パターンをも包含する。 図3は、本発明の不織ラミネート材料の前記の実施態様を実施するために用いられる装置の略図である。前記のように、米国特許第3604062号及び第3604475号に記載されているような従来のカーディング機械を本発明のそれぞれの層の製造に用いることができる。示されるように、第1カーディング機械42が動くベルト40上に第1層12を載せ、第2カーディング機械52が第1層12の上に第2層22を載せる。この方法で、2層が成形プロセスを通過するとき、第1層12は第2層22のための基礎基質として機能する。 任意にこれら2層を、繊維ウェブを軽く圧縮する1対の圧縮ロールを通過させ、それによってウェブの一体性を増加させ、その後の処理を助けることができる。これらの層の1つまたは両方を、繊維をなじませてウェブにする装置を通過させ、機械方向(MD)及び横方向(CD)の材料強度を最適化することもできる。ここに使用した機械方向(MD)とは、ウェブを敷していく方向(図3では左から右へ)、そして横方向(CD)とはウェブが敷かれる方向に垂直な軸を言う。本発明の不織ラミネートのMD強度は、おむつなどの使い捨て吸収製品の生産に用いる高速度製造プロセス中に不織布が破壊されないように、十分大きくなければならない(最低約900g/in(354g/cm)ないし約2700g/in(1062g/cm)、最低約1300g/cm(512g/cm)が所望である)。 2枚の不織層は次に2つの接着ロール60及び70を通過する。図3及び図3aに示されるように、両方の接着ロールは加熱され、その外側表面に隆起した(雄型)接着パターンをもつ。下方ロール60はその表面に間隔をあけた接着パターン62をもち、他方上方ロール70はその表面に隆起した接着点72をもつ。また別の実施態様では、接着ロールの位置を逆にすることができる。そこで、異なる雄型、または隆起した接着パターンを各々の外側表面に有する熱接着ロールを用いて、不織布のそれぞれの層を結合するための間隔をあけた接着パターンを作り出すことが本発明の特徴である。 2枚の不織層12及び22がこれら2つの加熱ロール60及び70の間を通過するとき、各層は、各不織層の厚さの大部分を通って延びる、熱によって繊維が接着している孤立した緻密な接着領域18の生成によって安定する。それぞれの層12及び22の厚さに応じて変化し得る緻密−または接着領域18の厚さは、約50μmから約150μmの範囲であり、ここに示される実施態様には約70μmないし約110μmが用いられる。不織布10の緻密接着領域は、2つの加熱ロール60及び70の隆起接着パターン間の接触点によって形成される接着パターン18に分布しており、それらの間には軽く接着した繊維スパン19がある。 孔30は、以下により詳細に述べるように、熱接着ロール60及び70上の隆起パターン間の接触点によって形成される接着領域18内に形成される。孔30の正確なサイズ及び形は重要でないと発明者は考える(図5及び6を参照)。本発明に好都合に用いることのできる孔の平均直径は約8μmないし約580μm以上の範囲で、孔の平均直径が約29μmから約277μmであるのが所望である。図5及び図6に示されるように、孔30は不織ラミネート材料10の厚さを通して繊維がほとんどなく、液体が不織布10を通過するための曲がりくねらない通路となる。そこで孔30によって、液体は速やかに第1層12から第2層22に、そして最後には吸収製品の吸収コアに速やかに吸込まれる。液体は主として不織布10との接触点から孔のあいた接着領域18に沿って流れ、この接着領域はその液体の通路としてはたらくことが認められる。孔30は、層12及び22の繊維間に形成される気孔とは区別すべきである；これはこのような速やかな液体吸込み及び分布を可能にするには十分には大きくなく、曲がりくねってもいる。そこで不織布10は、間隔があいた接着領域18と、それら領域間の軽く接着した領域19と、接着領域18に形成された孔30をもつことがわかる。 使用する接着ロール上の隆起したパターンの特異的組み合わせに関する重要な2つのパラメーターは接着ロールの隆起接着領域の大きさと、その接着領域を分離する距離または間隔である。これら2つのパラメーターは共に、上記のように、不織布10の接着面積パーセントに影響する。ウェブがその意図する使用目的のために十分な一体性を確実にもつように、接着面積パーセントが十分に大きいことが重要である。他方、接着面積パーセントが大き過ぎないことも重要である、なぜならば大き過ぎる接着面積パーセントはウェブのソフトさを減らすのが普通だからである。この実施態様の下方ロール60の接着面積パーセント(下方ロール60の外面の総表面積に対する隆起接着パターン62の表面積の比)は約9％から約20％の範囲であり、約18％ないし約19.5％が所望である。この実施態様の上方ロール70の接着面積パーセント(下方ロール70の外面の総表面積に対する隆起接着点72の表面積の比)は約10％から約30％までの範囲で、約11％ないし約20％が所望である。上で認められるように、不織ラミネート10の接着面積パーセント(これは上方ロール70及び下方ロール60の接着面積パーセントの数学的結果である)は約1％から約6％までの範囲で、約2％ないし約4％が所望である。さらに、2つの接着ロールの隆起接着パターンを組み合わせて、接着領域内の孔の数を最適化することも重要である。図3a、3b、及び3cに示される実施態様において、下方ロール60の外側表面64の隆起接着パターン62の幅は約0.04in(1.0mm)から約0.08in(2.0mm)までの範囲で、約0.07in(1.8mm)の幅が所望である。隆起接着パターン62の基部66の幅は約0.06i(1.6mm)から約0.12in(3.1mm)の範囲で、約0.11in(2.8mm)が所望である。この実施態様の下方ロール60の隆起接着パターン62は約0.04in(1.0mm)の彫刻深さをもち、それは隆起接着パターン62の外側表面64と基部66との距離である。下方ロール60の隆起接着パターン62の個々の六角形68は約0.65in(16.50mm)から約0.68in(17.33mm)の反復幅 W及び約1.10in(28mm)から約1.18in(30mm)の反復高さ Hをもつ、そして約45から約60のピッチ角度で約0.65in(16.50mm)ないし約0.68in(17.33mm)のピッチ Pを有する。図3a、3b及び3cにおいて、上方ロール70の外側表面の隆起接着点72の幅は約0.028in(0.70mm)から約0.031in(0.80mm)の範囲で、約0.030(0.75mm)の幅が適している。当業者には一般的であるが、隆起接着点72の基部76の幅は外側表面74の幅よりわずかに大きい。上方ロール70の隆起接着点72は約0.026in(0.65mm)の彫刻深さをもつことができる。この実施態様の個々の隆起接着点72は約218.0接着点/in2(33.8接着点/cm2)に配列されており、反復幅 W'約0.094in(2.4mm)ないし約0.118in(3.0mm)、反復高さ H'約0.068in(1.72mm)、ピッチ角度約30ないし約45で、ピッチ P'約0.068in(1.72mm)である。示された実施態様においては隆起接着点72の外側表面74は四角形であるが、その他の幾何学的及び非幾何学的形も上方ロール70の隆起接着点72として使用できる。 発明者は本発明の不織布10の最適化において下記の要因が相関していることを認めた：1)接着ロール60及び70の温度；2)成形プロセスの線速度；3)接着ロール間のニップ圧力；4)接着ロールの直径；5)層12及び22を生成するために使用する材料の種類。すなわち、上記要因の1つ以上の変更は残りの要因にも影響を与える傾向がある。例えば、成形プロセスの線速度を高めると、不織ラミネートの各層はより短時間で接着ロールと接触する。そこで、2層に要求される接着程度に達するためには接着ロールの温度を上げ、それによって線速度の変化を埋め合わせなければならない。 上で認められるように、2層の接着に関する重要な要因は、接着ロール60及び70に保たれる温度である。当然、各ポリマーで或る点より低い温度は接着をおこさず、或る別の点より高い温度はウェブを溶かし過ぎるであろう。また、接着ロールの温度が、生成する不織ラミネートの引張り強度及びソフトさ両方に影響を与え得ることも認められている。とりわけ、或る範囲内ではより高温の方がより大きい引張り強度をもったウェブを生成する。しかし、まさにこれらの比較的高い温度がソフトさの低いウェブを作り得る。これはこの温度範囲内で起こる比較的高い及び比較的低い接着程度によるらしい。すなわち、比較的高い温度はより大きいそしてより強いフィラメント間接着をおこし、それは引張り強度には良い影響を与えるが、ソフトさを若干損なう。それに加えて、比較的高温は比較的 less lofty な、ピロー構造を生ずるらしい、なぜならば熱可塑性繊維はより多く縮み、不織布10のソフトさ及びクッション性感触に悪影響を与えるからである。 ロールの温度がウェブの接着領域の孔の形成に影響し得ることがさらに認められた。加熱は単に接着領域に孔を形成するだけではなく、以下に述べるように熱接着はそれぞれの層を、機械的孔が生ずるのに十分な程度圧縮し得る。 示される実施態様において、下方ロール60の接着温度は約260F(127℃)から約285F(141℃)までの範囲であり、約265F(129℃)ないし約275F(135℃)の温度が所望である。上方ロール70の接着温度は約270F(132℃)から約320F(160℃)までの範囲で、約290F(143℃)ないし約315F(157℃)の温度が所望である。本実施態様では下方接着ロール60である、第1不織層12と接触する接着ロールが、本実施態様では上方ロール70である、第2不織層22と接触する接着ロールより低温であることが重要である。その結果第1層12のソフトさは著しくは減少せず、一方第2層22の熱可塑性繊維は十分に加熱されて第1層12の熱可塑性繊維と熱的に融合する。接着ロール60の温度を、第1層12が接着する温度より若干低い温度に維持する限り、その他のすべての作動パラメーターは上記の成形プロセスでは一定であると仮定して、層12のソフトさは著しくは変化しないであろう。 2層の接着並びに接着領域における孔の形成に関するその他の重要な要因は、それぞれの接着ロールが動く線速度である。示される実施態様では、それらのロールは約65feet/min(20m/min)ないし約328feet/min(100m/min)以上の線速度で動くことができる。接着領域内の孔形成は、2つの接着ロールについて異なる回転表面速度を用いることによって顕著に改善する。回転表面速度の差は、約4％から約20％までに変動し得るが、約5％ないし約15％が好適に用いられる。どちらの接着ロールを他の接着ロールより高い回転速度にしてもよい。特別の理論によって束縛されたくはないが、接着ロールを異なる回転速度で作動すると孔形成が改善されるのは、加熱により生成する圧縮された接着領域における接着ロール表面に正接(tangential)の剪断力が、不織布を、接着ロールの隆起した接着パターン間の接触点で引き裂く(機械的孔)からであると考えられる。 2層の接着に関するもう一つの重要な要因は各接着ロールの直径である。示される実施態様(及び下記の例)において、各接着ロールは直径が約12inchs(305mm)であるが、より小さいまたはより大きい直径をもつ接着ロールでも本発明の不織ラミネートの製造に適する。その上、接着ロールの直径が同じである必要はない。 2層の接着及び接着領域内の孔形成に関するもう一つの重要な要因は、接着ロール間のニップ圧力である。示される実施態様では、接着ロールは約60pli(10kg/1cm)から約400pli(67kg/1cm)までのニップ圧力を生ずる。より高いニップ圧力は多分 less lofty なピロー構造を生じ、不織布10のソフト特性に悪影響を与える。 示される実施態様では、不織ラミネート材料10の層12及び22が接着ロール60及び70によって結合した後に、不織布10は巻取りロール(ワインダー)78に巻き取られる。別法において、この装置が最終製品のための二次加工ラインと接触するように設計されるのが好ましい。巻取りロール78または二次加工ラインの比較的高い張力(引張り張力)が、本発明の不織布10の loftiness(立ち上がり)に不都合に影響するらしいもう一つの要因である。 図4は、おむつの、乳児の体近くに置かれる側にある本発明の不織布80を含む使い捨ておむつ100の断面図である。示される実施態様では、不織布80はポリプロピレン繊維から形成される接着カーデッドウェブを含む体に面する外側層12と、前記のようにポリプロピレンとポリエステル繊維のブレンドから形成される実質上非接着の、または非接着のカーデッドウェブを含む内側“サージ”層22とを形成する。このおむつはさらに、例えば不織スパンボンデッドまたは接着カーデッドウェブ材料から形成される液体透過性体側ライナー82と、例えば親水性セルロース性木材パルプ毛羽と高度に吸収性のゲル状粒子(例えば超吸収体)とのブレンドから形成される吸収コア84と、吸収コア84の少なくとも1部を取り巻くティシュー層92と、例えば薄いポリエチレンフィルムから形成されるフレキシブルな液体不透過性外側カバー86とを含む。ここに用いた用語“超吸収体”は、その重量の最低約10倍の液体を吸収またはゲル化することのできる天然または合成物質を意味する。 示される実施態様において、ライナー82に重なる不織布80は吸収コア84と実質上同一の広がりをもち、ライナー82の総面積は外側カバー86の総面積と実質上同一である。その代わりに、不織布80は外側カバー86と概ね同一の広がりをもつように設計してもよい。その他の形態では、不織布80が吸収コア84の最小幅より小さい幅をもっていてもよい。種々の任意の形態では、不織布80の長さは外側カバー86の長さに等しいか、それより短い；ただし示される実施態様では、不織布80及び外側カバー86の長さは実質上等しい。 図4にさらに示すように、不織布80はライナー82の体側表面に付着した2枚の任意の封じ込めフラップ88の間に位置する。封じ込めフラップの適した構造及び配置は例えば、1987年11月３日に発行されたエンロー(K.Enloe)の米国特許第4704116号に記載されている；この開示は引例によってここに挿入される。 吸収製品に任意に含まれる弾性メンバー90がおむつ100の各長さ方向の端に隣接して置かれる。弾性メンバー90はおむつ100の横側縁を装着者の肢に向かって引っ張り、保持するためのものである。それに加えて、弾性メンバー(示されていない)がおむつ100の末端のどちらかまたは両方に隣接して置かれ、伸縮性ウエストバンドとなる。 不織布80は実施可能の方法で、体側ライナー82または外側カバー86と結合し、または別の方法で組み合わせられる。ここで用いる“組み合わせられる”とは、不織布80の縁領域または中間領域を直接ライナー82に付着することによって不織布80が体側ライナー82に直接加わる形態、及び不織布80が外側カバー86に直接加わるか、または不織布80を中間成分−それはそれで外側カバー86に付着している−に付着することによって不織布80が外側カバー86に加わる形態を含む。不織布80は接着剤、音波接着、加熱接着または熟練せる当業者には公知のその他の付着手段(示されていない)によって体側ライナー82または外側カバー86に直接くっつけてもよい。このような接着手段はおむつ100のその他の構成部分を相互に連結させ、集合させるためにも用いられる。公知の構造をもつ締結手段(示されていない)をここに示すおむつ構造に任意に挿入することもできる。 図11bは、液体透過性体側ライナー146のおむつ側に位置する本発明の不織布128を含む使い捨ておむつ120の断面図である。この実施態様では不織布128は、ここに描かれているように、ポリプロピレン繊維からなる接着カーデッドウエブを含む補強層147と、ポリプロピレン及びポリエステル繊維のブレンドからなるサージ層149とを含む。この実施態様では、サージ層149が体側ライナー146の内側(おむつ側)表面に隣接し、補強層147が使い捨ておむつの内側吸収構造132に面するように、不織布128を置くことが好ましい；これについては以下でより詳細に説明する。サージ層149を体側ライナー146の内側表面に隣接して置くと、液体透過及び処理の目的のための繊維間気孔のサイズ分布及び配列は改善される。 使い捨ておむつ120をさらに詳細に考える。図11a及び11cに示されるように、おむつ120は、液体不透過性のバックシートまたは外側カバー130を有する。それは前ウエストバンド領域123と後ウエストバンド領域125と、前−及び後ウエストバンド部分を連結する中間の股領域131とを輪郭づける。吸収構造、例えば吸収コア132は、吸収コア132が不織布128と外側カバー130の間にサンドイッチされるように、外側カバー130に重ねられる。 示される実施態様では、不織布128のサージ層149は基礎重量約34g/m2をもち、3.0デニール ポリプロピレン繊維40％と6.0デニール ポリエステル繊維60％からなる。補強層147は基礎重量約16.0g/m2を有し、3.0デニールのポリプロピレン繊維100％からなる。不織布128をおむつ120などの吸収製品内に置く場合、主として改良されつつある機能的性能に基づいて、或る程度は若干の美的観点及び使用者の心地よさ特性、例えばソフトさ、に基づいて、不織布128の個々の層の基礎重量及び密度を変化させる。例えば、この実施態様においては、不織布128が内部にあり、使用者の体と直接接触しないから、比較的低い基礎重量の材料を用いることができ、サージ層149はさほどソフトでなくてよい。 図11aは、全開した、縮まっていない状態(すなわち弾性物質で生じるギャザー及び収縮をすべて取り除いた状態)のおむつ120の代表的平面図で、使用者に接触するおむつ120の部分が見えている。示される実施態様では、おむつ120は幅198と長さ199、前ウエストバンド領域123、後ウエストバンド領域125及び股領域131を有する。ウエストバンド領域は、装着したときに装着者のウエストまたは真中−下方胴部分を全部または一部カバーまたは取り巻くおむつ120の上方部分を構成する。中間股領域131はウエストバンド領域123及び125の間にあり、これらを連結し、装着したときに装着者の肢の間に位置するおむつ120の部分を構成する。こうして股領域131は、おむつ120またはその他の使い捨て吸収製品において一般的に液体が反復して押し寄せる領域である。 示される実施態様では、おむつ120は体側ライナー146と外側カバー130をもち、これらは実質上同一の広がりをもち、吸収コア132の寸法より概して大きい長さ及び幅を有する。体側ライナー146は外側カバー130と関連し、重なり合い、それによっておむつ120の周囲133を輪郭づける。おむつの周囲133は外側長さ方向に延びる側端137と横に延びる末端122によって輪郭づけられる。図11bに示されるように、側端137は曲線で、おむつの足の出口を輪郭づける。末端122はここに示すように直線であるが、任意に曲線でもよい。示した実施態様では体側ライナー146と外側カバー130が、概して対称的な周囲133を構成するとはいえ、適切な非対称的形態も用いられる。おむつ120にはさらに横方向の中心線124及び縦方向の中心線126がある。 体側ライナー146は種々の形態をもつことができる。例えば、体側ライナー146は外側カバーの真中部分の幅の少なくとも1部を覆う外側カバー130幅と同じ幅をもつことができる。その代わりに、体側ライナーの幅は、吸収コアの少なくとも股部分では吸収コア132の幅と同じ広がりをもってもよい。 体側ライナー146は装着者の皮膚になじみ、ソフトな感触を与え、非刺激性である、体に面する表面である。体側ライナー146は、装着者の皮膚を吸収コア132に保持される液体から分離させるために使うのが一般的である。体側ライナー146は、液体がライナー厚さを容易に通過する程十分多孔性である液体透過性材料からなる。適切な体側ライナー146は広範囲のウェブ材料、例えば多孔質または網目状フォーム、アパーチャード プラスチックフィルム、合成繊維類(例えばポリエステルまたはポリプロピレン繊維類)、天然繊維類(例えば木材−または綿繊維類)または天然−及び合成繊維類の組み合わせなど、から作られる。 種々の織物または不織布が体側ライナー146に用いられる。例えば体側ライナーはポリオレフィン繊維のメルトブローまたはスパンボンデッドウェブから作ることができる。体側ライナーはその他に、天然及び/または合成繊維の接着カーデッドウェブでもよい。 体側ライナー146は実質上疎水性の材料からなる。この材料を任意に表面活性剤で処理し、または加工して、所望レベルの湿潤性及び親水性を与えてもよい。例えば、体側ライナー146はポリプロピレン材料から製造した不織スパンボンドウェブから作ることができる。このようなウェブは約2.5デニール繊維から成り、基礎重量 約17−51g/m2 及び密度 約0.032ないし0.043g/ccである。体側ライナー146は約0.11−0.43重量パーセントの適した表面活性剤、例えばローム＆ハース(Rohm ＆ Haas)(オフィス：フィラデルフィア、PA)から提供されるトリトンX−102表面活性剤など、を含むこともできる。 示される実施態様では、おむつ120は外側カバー130の総面積と実質上同一の広がりをもち、不織、湿潤性ポリプロピレンスパンボンドウェブから作られる体側ライナー146を含む。前記ウェブは約0.7oz/yd2(約24g/m2)の基礎重量をもつ。この実施態様において、体側ライナーはさらに、ウェブの少なくとも股部分内ではライナー材料の厚さを通して延びる多数の孔を含む。 示される実施態様では、封じ込みフラップ162がそのフラップの固定端164に沿って、体側ライナー146の体側表面に結合する。（適切な構造及び配置については上記の米国特許第4704116号を参照。）各封じ込めフラップ162の可動端166は、弾性材料からなる1本以上の個々のストランドからなるフラップ弾性メンバー168を含む。例えば、それらの弾性ストランドは、分離した、概して平行する配列をとる。弾性的収縮可能状態の封じ込めフラップ162の可動端には弾性メンバー192が結合し、その可動成分が収縮すると封じ込めフラップの端にはギャザーが寄り、前記端は短くなり、それによって各封じ込めフラップの可動端は概して直立する形になって、体側ライナー146の表面には間隙ができる。封じ込めフラップは体側ライナー146を構成する材料と同じかまたは異なる材料から作られ、液体透過性であっても液体不透過性であってもよい。例えば示されるおむつ120の実施態様では、封じ込めフラップ162は、ここに引例によって挿入されるブロック(Brock)らの米国特許第4041203号に記載されているような、液体不透過性または液体透過性スパンボンド−メルトブロー−スパンボンド繊維の不織ラミネート材料から形成される。 外側カバー130は実質上液体不透過性の材料からなり、普通は薄いプラスチックフィルムまたはその他のフレキシブル液体不透過性材料から作られる。ここに用いられる用語“フレキシブル”とは、しなやかで、使用者の体の一般的形及び輪郭になじみやすい材料を形容する。外側カバー130は、吸収コアに含まれている浸出物がおむつ120と接触するベッドシーツや上着などの製品を濡らさないようにする。例えば、外側カバー130は厚さ約0.012mm(0.5mil)から0.051mm(2.0mil)までのポリエチレンフィルムである。費用の制約及び強度の要求によって、典型的ポリエチレンフィルムは約1.0milないし約1.25milの厚さをもつ。これに代わる外側カバーの構造は、所望レベルの液体不透過性を与えるように作られ、または処理された織物−または不織繊維ウェブ層からなる。 外側カバー130に適した材料は、例えばエジソン プラスチックス(Edison Plastics)(オフィス：サウスプレンフィールド、ニュージャージー)から提供されるポリエチレンフィルムのような、ポリマーフィルムを含める。そのポリマーフィルム外側カバーを型押し及び/または艶消仕上げして、美的により好ましい外観にすることもできる。 外側カバー130は任意に、蒸気またはガスを吸収コア132から逃げさせ、その間液体浸出物の外側カバー130通過を実質上防ぐ蒸気またはガス透過性、“通気性”材料から形成することもできる。例えば外側カバー130は、液体不透過性及び蒸気またはガス透過性の所望レベル及び所望組み合わせを与えるようにコーティングまたはその他の処理をした微孔質のポリマーフィルムまたは不織布からなることができる。 外側カバー130の形及びサイズは吸収コア132のサイズ及び輪郭によって、及び選択した特殊の吸収製品デザインによって決まる。外側カバー130は、例えば概ねT型、I型または変形砂時計型をもち、吸収コア132の末端から、選択した距離、例えば1.3cmないし2.5cm(0.5ないし1.0inch)だけ延びてもよい。 体側ライナー146と外側カバー130とはここに明確にするように実施可能な方法で結合し、またはその他のやり方で組み合わせられる。体側ライナー146と外側カバー130はおむつ周囲において、付着手段(示されていない)、例えば接着剤、音波接着、加熱接着または当業者には公知のその他の付着手段によって互いに直接付着することができる。例えば、接着剤の一様な連続層、接着剤のパターン層、または、構造接着剤の一連の分離ライン、スワールまたはスポットを用いて体側ライナー146を外側カバー130に付着させる。上記の付着手段はおむつのその他の構成部分を相互に連結させ、集合させるためにも同様に用いられる。 締結手段、例えば接着テープ タブ ファスナー136などがおむつ120の後ウエストバンド領域125に一般的に用いられ、おむつを使用者に保持するためのメカニズムとなる。テープ タブ ファスナー136(内側に畳まれてしまい込まれた位置が示されている)は当業者に公知のいかなるものでもよく、典型的には図11a及び11cに示すようにおむつ120のコーナーに取り付けらる。接着テープ系は再締結できるような形になっており、1つ以上の補助的ランディングゾーンパッチを含んでもよい(示されていない)。テープランディングゾーン材料、例えばポリプロピレンフィルム、は型押表面をもち、外側カバーの内側または外側表面のどちらかに結合する。例えば、パザーニク(Pazdernik)の米国特許第4753649号及びウーン(Woon)らの米国特許第4296750号を参照。別法として、例えばベルト、フック−ループ ファスナー、マッシュルーム−ループ ファスナー、スナップ、ピンまたはバックルなどの機械的ファスナーが接着物及びその他の手段以外に、またはこれらと組み合わせて用いられる。さらに、或る吸収製品デザインでは締結手段を省略することができる。特定の製品に含まれる弾性メンバー134及び135は、おむつ120の周囲133に隣接して置かれる。弾性メンバー196は各縦方向側端137に沿って配置され、おむつ120の側方縁を、使用者の肢に対して引っ張り、支える。その他に弾性メンバー135もおむつ120の末端122のどちらかまたは両方に隣接して配設され、弾性ウエストバンドとなる。弾性レッグギャザー及びウエストギャザーを一般的おむつに用い、一般的吸収構造及び材料の不適合によって生ずる漏れを減らすのが普通である。よって本発明の吸収製品は、液体を封じ込める目的の弾性ギャザーに対する依存性を減らすように好都合な形に作られている。 弾性メンバー134及び135は弾性的に収縮可能な状態でおむつ120に取り付けられ、そこで図11cに示すような通常の、ひずみのある形において、弾性メンバーはおむつ120のいくつかの部分を効果的に収縮し、効果的にギャザーを寄せる。弾性メンバーは最低2つの方法で、弾性的に収縮可能の状態で固定される。例えば弾性メンバーを引張って伸ばし、おむつ120が収縮していない状態にあるうちに固定する。または、おむつ120を例えばプリーティングによって縮ませ、弾性メンバーが弛緩していないかまたは伸びていない状態のうちに、その弾性メンバーを固定し、結合する。また別の手段、例えば熱収縮性弾性材料、または米国特許第4720415号(この開示はここに挿入される)に記載のストレッチボンデッド不織繊維ラミネート材料を用いておむつにギャザーを寄せてもよい。弾性メンバー134は、この実施態様に示されるように、実質上おむつ120の股領域131の全長にわたって延びているかも知れない。或いは弾性メンバー134はおむつ120の全長、または特殊のおむつ、またはその他の吸収製品デザインに所望の弾性的収縮性ラインを配置するのに適したその他のいかなる長さにわたっていてもよい。 弾性メンバー134は多くの形態のうちのいかなる形態でもよい。例えば個々の弾性メンバー134の幅は0.25mm(0.01inch)から25mm(1.0inch)以上まで変化し得る。弾性メンバー134は弾性材料の1本のストランドからなってもよいし、弾性材料の数本の平行または非平行のストランドからなってもよい。弾性メンバー134は直線的または曲線的配置で適用される。弾性メンバー134は当業者には公知の数種の方法のいずれの方法でおむつに結合してもよい。例えば弾性メンバー134は、種々の接着パターンを用いて超音波接着、加熱−及び加圧シールし、または接着剤を用いておむつ120に接着させることもできる。 示される実施態様では、レッグ弾性メンバー134は、多数の個々に分離した弾性ストランドからなる1組になった弾性ゴムが付着したキャリヤーシートを含んでなる。例えば、キャリヤーシートは、0.75mil厚さのポリプロピレンフィルム片から成ることができ、弾性ストランドはスパンデックス弾性繊維、例えばドュポン(オフィス：ウィルミントン、DE)から提供されるリクラR(LycraR)など、からなる。示される実施態様では、各弾性ストランドは約940 decitexである；ただしより太い、及びより細いストランドも適する。個々の弾性ストランドは約2−4mm離され、公知の手段によって、例えばホットメルト接着剤のスワールパターンで、キャリヤーシートに付着させることができる。 吸収コア132は普通は外側カバー130に隣接して置かれ、おむつ120の種々の所望の形態を形成する。吸収コアは概して圧縮可能、柔軟性で、使用者の皮膚には非刺激性であり、液体−体浸出物を吸収し保持することができる。本発明の目的のためには、吸収コアは1つの一体性材料片からなり、または多数の個々に分離した材料片からなることができる。 吸収コア132は多種多様のサイズ及び形で(例えば、矩形、台形、T型、I型、砂時計型など)、種々の材料から作られる。吸収コア132のサイズ及び吸収能力は、意図する使用者の大きさ及び吸収製品の意図する用途によって与えられる液体負荷量に適合しなければならない。さらに吸収コア132のサイズ及び吸収能力は、乳児から成人までの範囲の使用者に適応するように変化させ得る。それに加えて、本発明では吸収コア132の密度及び/または基礎重量、並びにそれらの相対比も変えられることがわかった。 種々のタイプの湿潤性、親水性繊維材料が吸収コア132の構成部分に用いられる。適した繊維の例は、本質的に湿潤性の材料からなる天然に生成する有機繊維類、例えばセルロース繊維類；セルロースまたはセルロース誘導体からなる合成繊維類、例えばレーヨン繊維類；固有の湿潤性材料からなる無機繊維類、例えばガラス繊維；固有の湿潤性熱可塑性ポリマー類から作られる合成繊維類、例えば特殊のポリエステル−またはポリアミド繊維類；及び適当な手段によって親水性にした、非湿潤性熱可塑性ポリマーからなる合成繊維類、例えばポリプロピレン繊維類などである。非湿潤性繊維類は、例えばシリカによる処理によって、または適した親水性部分をもち、繊維から容易には除去されない物質による処理によって、または非湿潤性、疎水性繊維をその繊維の形成中または形成後に親水性ポリマーで被覆する(sheathing)ことによって親水性にすることができる。本発明の目的のためには、上記の種々のタイプの繊維の選ばれたブレンドも使用できると考えられる。 ここに使用する用語“親水性”は概して、繊維と接触する水性液体によって濡れる繊維または繊維表面を説明する。材料の湿潤度はそれはそれで、関係する液体及び材料の接触角及び表面張力によって説明される。特定の繊維または繊維ブレンドの湿潤性を測定するための機器及び方法は、Cahn SFA-222表面力分析器システムによって提供される。このシステムを用い以下に詳細に説明する方法によって測定するとき、90度以下の接触角をもつ繊維は“湿潤性”とされ、90度以上の接触角をもつ繊維は“非湿潤性”とされる。 一般に“超吸収体”と呼ばれる適切な吸収性ゲル化剤は、シリカゲルのような無機化合物、または架橋ポリマー類のような有機化合物である。架橋は共有−、イオン−、ファンデルワールス−または水素結合による。吸収性ゲル化ポリマー材料の例は、ポリアクリルアミド類、ポリビニールアルコール、エチレン 無水マレイン酸コポリマー類、ポリビニールエーテル類、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシマル メチルセルロース、ポリビニールモルフォリノン、ビニールスルホン酸のポリマー類及びコポリマー類、ポリアクリレート類、ポリアクリルアミド類、ポリビニールピロリドンなどである。吸収コアに使用するのに適したその他のポリマー類は、加水分解した、アクリロニトリロ グラフト澱粉、アクリル酸グラフト澱粉、ポリアクリレート類及びイソブチレン無水マレイン酸コポリマー類またはこれらの混合物などである。その他の適切なヒドロゲル生成ポリマー類は、アサーソン(Assarson)らの米国特許第3902236号に開示されている。ヒドロゲル形成ポリマー類を製造する方法はマスダらの米国特許第4076663号及びツバキモトらの米国特許第4286082号に開示されている。 吸収性ゲル化剤は概してばらばらの粒子の形である。その粒子はどんな所望の形であってもよい。約20ミクロンから約1ミリメーターまでの平均サイズをもつ粒子が好適に用いられる。ここに用いられる“粒子サイズ”とは、個々の粒子の最小寸法の重みづけ平均値である。 適した市販の超吸収性ゲル化剤の例は、ダウケミカル カンパニー(Dow Chemical Company)から提供されるDOW535；ヘキスト セラネース カンパニー(Hoechst Celanese Company)から提供されるSANWET IM 5000P；ストックハウゼン(Stockhausen)によって提供されるFAVOR SAB835、836、または870などである。 吸収コア132は、少なくとも部分的に吸収コアを上包みするラップシート層を含むことができる。ラップシートは例えば親水性高湿潤強度の包囲ウェブ、例えば高湿潤強度ティシューまたは合成繊維ウェブなどであり、吸収性ゲル化剤粒子の吸収コア132からの移動を最小にするのに役立つ。このような上包みウェブは吸収コアの使用中の一体性を増加させることもできる。前記ウェブを吸収コア、及び吸収製品構造のその他の成分に接着させることもできる。 不織布128は、吸収コア132の液体処理及び−吸収の要求に応じたいかなる所望の形であってもよい。適切な形としては例えば、円形、矩形、三角形、台形、長方形、ドッグ−ボーン形、砂時計形または楕円形などがある。不織布128は、不織布128と吸収コアとの間の接触する液体連絡表面積を最大にするために好都合の大きさである。例えば、おむつ120の示される実施態様では、不織布128は矩形であり、約24.0ないし56.0in2(約154.8ないし361.2cm2)の範囲の上面積をもつ。 不織布128は取り扱い可能レベルの密度及び基礎重量をもち、押寄せる液体を速やかに集め、一時的に保持し、その液体を速やかにおむつ120の最初の流入点から吸収ゴア132に運搬しなければならない。このような形態は、液体が体側ライナー146に溜まり、集まることを阻止するために役立ち、それによって使用者の湿潤感は減少する。 不織布128は吸収コア132及びおむつ120の全長に沿って置いてもよい。或いは不織布128はおむつ長さの1部のみに沿って、または吸収コア132の長さの1部のみに沿って好都合に置くこともできる。同様に不織布128はおむつ幅の1部のみに、または吸収コアの幅の1部のみに広がっていてもよい。例えば不織布128は約4.0インチまでの長さだけ吸収コア132より短くてよく、おむつの前部分内で横方向の中心に置かれるが、(不織布は)おむつの前ウエストバンドの方向にずれて、不織布128の前方端が約0.5インチないし約1.5インチだけ、吸収コアの前方端よりもおむつの横断中心線に近く置かれる。 小さい嵩と最小のコストが重要である使い捨て吸収製品に関しては、不織布128は吸収製品の形全体に重ねなくても好都合に使用できる。むしろ、不織布を切り、それが概ね使用者の陰部部分にのみあるように置くことができる。 不織布128のサージ層149は体側ライナー146と液体連絡接触するように置かれる。不織布128は公知の取り付け手段、例えば体側ライナー146の内側(おむつ側)の長さに沿って及び/または体側ライナー146に面するサージ層149表面に、接着剤スワールラインを塗布することによって体側ライナー146に適切に付着または接着することができる。不織布128と体側ライナー146を結合する付着手段は、不織布128の嵩高の、lofty またはピロー様性質を保つような形にすべきである。例えば約0.5ないし0.7インチの全体的幅をもつ接着剤スワールラインを、不織布128の長さに沿って延びるサージ層149の両側端のみに塗布し、サージ層149の中心部分または末端に沿っては塗布しない。こうすることによって不織布128はその要求される機能性を得るために必要な嵩高さを保つことができる。 本発明によって作られる不織布128は、実際的使用中におきる種々のレベルの性能要求にしたがうように仕立てられ、調節されることが考えられる。例えば軽度の尿失禁及び月経用パッドは乳児尿とりおむつとは異なるデリバリー速度、容量及びタイミングに関係する。その上、サージ中の液体は液体粘度、表面張力、温度及びその他の物理的特性−これらは種々の実際的製品最終用途において布の性能に影響を与える−が種々様々である。 おむつ120の不織布128はレジリエントな繊維構造を含んでなる。不織布は負荷下でも十分空隙があり、その布の空隙率を維持し、濡れたときにつぶれに対して抵抗し、液体をよりよく放出し、濡れた後はその布から脱着させ、その布を再生させ、続いておきる排尿(1回から複数回)のための空隙率を保つ。不織布128の圧縮抵抗特性により、複数回の排尿液を溜める機能が可能になる。さらに不織布128のキルト構造が使用中の空気循環を可能にする。 おむつ100及び120の構成部分の特殊の形態を図4及び11a−cにそれぞれ示す。これらの構成成分が組み立てられて種々の公知のおむつの形態を形成する。しかし、おむつ以外の使い捨て吸収製品においては個々の成分は、それらの意図する最終使用に応じて任意である。 本発明の不織布は、その他に、これまでに述べた繊維ラミネートでなく、むしろ1層の繊維層からなることもできる。このような実施態様では、図1に示される不織布10の第1繊維層12(または図11bに示される不織布128の補強層147)は必要ない。この第1繊維層がなくなるため、この実施態様の不織布のいくつかのプロセスパラメーター及び特性を変えて、所望の液体処理及び分布、並びに、使い捨て吸収製品の高速度商業加工に必要な構造的一体性を与えなければならない。本発明の本実施態様は図11A−11Cに示され、添付の本文に説明される使い捨ておむつのような吸収製品に特別の用途を見いだす；ここでは本発明の不織布は体側ライナー146の内側(おむつ側)表面に隣接して置かれる、ただしその機能はこのような吸収製品または吸収製品構造に限定されるものではない。 図12は本発明のこの実施態様の斜視図であり、図13は図12の不織布の断面図である。不織布200は、上面204と下面206を有する単一の不織布202からなる。この実施態様では多数の加熱融合接着が間隔があいた接着パターン208の形で、不織布200の厚さを通して延び、接着領域208内の繊維を熱により1つに融合または接着している。不織布200の繊維の接着は実質上は接着領域208に限られる。接着領域208の外側で個々の繊維は熱エネルギーによる繊維融合によって互いにただ軽く結合するに過ぎない、そして軽く結合した繊維空間または領域212によって分離された、または“間隔があいた”接着領域208が生成する。孔210が接着領域208内に形成され、布200の液体分布及び処理特性を改善する。 この実施態様の単一繊維層202はいかなる適切な天然または合成繊維によって、またはそれらの均質なブレンドによって、適したいかなる構造に形成されてもよい；ただしここに示され、説明されるように、これらの繊維は不織層に形成される。不織層202は不連続繊維、連続フィラメントまたはそれらの組み合わせから作ることができる。適した繊維の例は、本質的に湿潤性の、天然に生ずる有機繊維類、例えばセルロース繊維類；セルロースまたはセルロース誘導体からなる合成繊維類、例えばレーヨン繊維類；固有の湿潤性物質からなる無機繊維類、例えばガラス繊維類；固有の湿潤性熱可塑性ポリマーから作られる合成繊維類、例えば特殊のポリエステルまたはポリアミド繊維類；及び非湿潤性熱可塑性ポリマーからなる合成繊維類、例えば、適当な手段によって加水分解されたポリプロピレン繊維などである。上記の種々のタイプの繊維のブレンドまたは混合物も用いられる。 従来のカーデッドウェブ法が不織層202を形成するために好都合に用いられるが、スパンボンディング、メルトブローイング、エアーレイイング、及び熟練せる当業者に公知のその他の方法も用いられる。図12及び図13に示される実施態様において、従来のカーディング機械を用いて繊維カーデッドウェブを作ることができる。カーデッドウェブの繊維は整列していても非整列でもよい。 適した繊維形態をもつ市販の熱可塑性重合材料(前記)を不織布200の生成に用いることができる。特に、二成分繊維、例えばポリエチレン−ポリエステルシース−コア繊維、ポリエチレン−ポリプロピレン シース−コア繊維、及び低メルト−ポリエステル シース−コア繊維などが本発明のこの実施態様の生成に好都合に用いられる。適したポリエチレン−ポリエステル シース−コア二成分繊維が、BASF Corp.繊維部(オフィス：エンカ(Enka)、ノースカロライナ)から提供される。適したポリエチレン−ポリプロピレン シース−コア二成分繊維が窒素コーポレーション(オフィス：日本、大阪)から市販されている。適した低メルト−ポリエステル シース−コア二成分繊維はSam Yang Co.Ltd.(オフィス：ソウル、韓国)から提供される。 不織布200のこの実施態様は、概して、ステープル熱可塑性繊維から作られるカーデッドウェブとして説明できる。より詳細に述べるならば、不織布200はポリプロピレン−及びポリエステル単成分繊維のブレンドのカーデッドウェブである。本発明のこの実施態様を詳細に説明するつもりだが、単一熱可塑性繊維タイプから形成される不織布は本発明の範囲内と考えられる。 不織布200における熱可塑性繊維類の比率はその布の意図する最終使用目的によって変化し得る。例えば、不織布200の総重量あたりのポリプロピレン 対ポリエステル繊維の比率は、約70：30から約25：75までの範囲であり、約50：50がここに示される実施態様における比率である。 本発明のこの実施態様に適した繊維タイプ組み合わせのその他の例には、編織布の用途に用いられる標準ポリエステル単成分繊維とポリエステル シース−コア二成分繊維とのブレンドがある、後者においてはポリエステルシース材料は、ポリエステルコア材料より低い軟化温度をもつポリマーで、例としてSam Yang Co.Ltd.から提供されるLM−51二成分繊維などがある。この前後の文に使われる用語“低−メルト”は、392F(200℃)以下、典型的には266F(130℃)と302F(150℃)との間のの軟化温度をもつ熱可塑性材料または繊維を指すものとする。或いは、ポリプロピレンとポリエステルを、不織布の総重量の約10％ないし約20％のセルロースまたは天然繊維と共に含む3種類繊維の組み合わせを用いることもできる。 不織布200の繊維サイズ、基礎重量及び密度もその布の最終使用用途によって容易に変えることができる。例えば、不織布200が使い捨ておむつの内部吸収構造内に置かれる、図11A−Cに示されるおむつ120のような使い捨ておむつでは、ポリプロピレン繊維の直径は約1.0デニール(12.5ミクロン直径)から約10.0デニール(39.4ミクロン)までの範囲で、繊維サイズは約2.0デニール(17.6ミクロン)ないし約6.0デニール(30.5ミクロン)までが所望である。約3.0デニール(21.6ミクロン)ないし約10.0デニール(39.4ミクロン)の範囲の、より大きい繊維直径をもつポリプロピレン繊維は、生理用ナプキンなどの製品に用いる場合(この場合不織布に接触する液の粘度、表面張力、及びその他の物理的特性が異なる)の不織布200の生成に、より適すると考えられる。 不織布200のポリエステル繊維は、約1.0デニール(10.1ミクロン)ないし約9.0デニール(30.4ミクロン)範囲の直径をもち、約6.0デニール(24.8ミクロン)が適する。 この実施態様の不織布200は20g/m2(0.6oz/yd2)ないし約100g/m2(2.9oz/yd2)の基礎重量をもち、約40g/m2(1.2oz/yd2)ないし約70g/m2(2.0oz/yd2)が所望である。不織布200は約0.030in.(0.762mm)から約0.065in.(1.651mm)までの範囲の概して均一な厚さをもち、約0.035in.(0.889mm)ないし約0.040in.(1.016mm)の厚さが所望である。不織布200の密度は約0.030g/ccないし約0.080g/ccの範囲で、約0.050g/ccないし約0.060g/ccが所望である。 再び図12において、不織布200のこの実施態様は、不織布の厚さを通して延び、接着領域208内の個々の熱可塑性繊維を1つに接着する、間隔をあけた接着パターン208を形成する一連の結合を含む。間隔をあけた接着領域208は、不織布200を形成する繊維を接着し、液体の処理及び分布及びここに記載のその他の特性を有する不織布を与える適したいかなる方法によっても作ることができる。本質的に上に記載したような熱接着は本発明のこの実施態様においても間隔をあけた接着パターン208を形成する有用な方法であると考えられる。 本発明のこの実施態様において、第1繊維層12(補強層)がないことは、形成プロセスのいくつかの面を変えることによって埋め合わせられる。これは、その後の加工のために十分な構造的一体性と機械的強度をもち、一方所望の最終使用用途に必要な液体分布及び−処理及びその他の特性を保持する、不織布200のような単一層不織布を与える。 このような形成条件の1つは、不織布の接着面積パーセントである；それは不織布200の上面204または下面206において、接着領域208内の接着によって占められる表面積に関するものである。図12に示されるように、不織布200には、その外側表面全体に間隔をあけた接着パターンが配置され、上または下面の総表面積に対する、接着領域208によって占められる表面積(上または下)の比が不織布200の接着面積パーセントである。示される実施態様では、接着面積パーセントは約4％から約35％の範囲で、約6％以上ないし約15％が好ましい。上記のように、六角形(ハチの巣状)接着パターンが示されているが、その他の適した接着パターンを用いて不織布200を形成してもよい。 不織布200の示される実施態様を生成する場合、接着面積パーセントの変更は、1つまたは両方の熱接着ロールの隆起した接着パターンを変えて、不織布の所望接着面積パーセントを得るという方法で行うことができる。例えば、1つの接着ロール、例えば図3及び3Aに示される接着ロール60など、または両接着ロールの接着面積パーセント(接着ロールの外側総面積に対する隆起した接着パターンの表面積の比)を高めることによって、不織布200の接着面積パーセントは十分増加し、不織布の所望の loftiness 及びソフトさを完全に犠牲にすることなく、不織布のその後の加工及びその意図する最終使用のために十分な一体性が保証される。本発明の不織布200の形成に用いられる接着ロールの代表として再び図3及び3Aに示す熱接着ロールを参照すると、下方ロールの接着面積パーセントは約9％から約70％までの範囲で、約33％ないし約45％が所望であり、上方ロールの接着面積パーセントは約10％から約50％の範囲で、約18％ないし約24％が所望である。 本発明のこれまでに述べた不織ラミネート材料の生成におけるように、2つの接着ロールの隆起した接着パターンを組み合わせて、不織布200の接着領域208内の孔の数及び位置を最適にすることができる。もしも例えば1つまたは両方の接着ロールの接着面積パーセントが、それらの外側表面にある隆起した接着パターン208のサイズまたは間隔を減らすことによって増加するならば、接着領域208内に形成される孔210の増加した数は平方面積単位あたり、より多数の孔をもつ不織布200を生成する。孔数を増加すると、不織布200の厚さを通して延びるチャンネルがより多く形成され、それは液体透過性及び空気の透過性及び循環に影響を与える。 同様に、その他の加工条件は本発明のこの実施態様の最適化に影響を与え得る。例えば、熱接着ロールに保たれる接着温度は不織布200の生成において重要な要因である。図3及び3Aに示すような熱接着ロールを用いて不織布200を生成する場合、下方ロール60の接着温度は約260F(127℃)から約450F(232℃)までの範囲でよいが、約275F(135℃)ないし約400F(204℃)の温度が所望である。上方ロール70の接着温度は約270F(132℃)から約450F(232℃)の範囲でよいが、約275F(135℃)ないし約400F(204℃)の温度が所望である。 不織布200を形成する繊維の接着並びに接着領域208内の孔の形成にとって重要なもう一つの要因は、不織布200が熱接着ロールを通過する線速度である。示される実施態様では、不織布200は約55フィート/min(17メートル/min)から約328フィート/min(100メートル/min)までの間で変化する線速度、好ましくは約98フィート/min(30メートル/min)から約230フィート/min(70メートル/min)までの線速度で、単一のカーディング機械から作ることができる。線速度は与えられた基礎重量をもつカーデッドウェブを作るためのカーディング機械の繊維処理量の関数であり、前記処理量によって制限されることはカーデッドウェブを生成する当業者には当然のことである。そこで付加的カーディング機械を使用すれば、与えられた基礎重量に対して繊維処理量、したがって繊維ウェブの線速度を高めることができる。 上記のように、この実施態様の不織布200の接着領域208における孔の形成も、熱接着ロールの相対的回転速度などのいくつかのプロセス条件に依存する。2つの接着ロールの回転速度の、約4％から約50％までの範囲、特に約8％から約20％までの差は、不織布200の接着領域208内の孔の形成の著しい改善をもたらす。 熱接着ロール間に生じるニップ圧力も、不織布200を形成する繊維の接着並びに接着領域内の孔形成に影響を与え得る。この実施態様では、例えば図3及び3Aに示されるような接着ロールは約100pli(17.5kg/1cm)から約418pli(70kg/1cm)までのニップ圧力を生じ、286pli(50kg/1cm)ないし343pli(60kg/1cm)の範囲が好適に用いられる。 本発明のこの実施態様にしたがって形成される単一層不織布は、予備接着した繊維性補強層がないにもかかわらず、使い捨て吸収製品の製造に用いられる高速製造プロセス中のウェブの破壊を避けるための十分な一体性及び機械的強度を有する。このような補強層の省略に直接関係するコスト節約の他に、この実施態様の不織布は改良された液体処理及び分布特性をもたらす。 予備接着した第1繊維層を、実質上接着していない第2繊維層に接着する前記の本発明の実施態様とは異なり、この実施態様の不織布200は単一繊維層である。予備接着した第1繊維層がないと、より空隙の多い繊維構造をもつ不織布200ができる。本発明のこの実施態様にしたがって作られる不織布の多孔度は約480cfmから約700cfmまでの範囲と測定された。このような空隙の多い繊維構造は繊維層を形成する個々の繊維間により大きい空隙率を、そして液体が充満するためのより大きい繊維間スペースを与える。不織布200の空隙の多い繊維構造はその改善された液体吸込み特性に貢献する。同様に本発明のこの実施態様の空隙の多い繊維構造は空気透過性及び循環特性を改善し、その結果不織布200を挿入した吸収製品の使用者に、発疹の減少などの著しい皮膚ケア効果をもたらし得る。 本発明のこの実施態様のこれらの及びその他の特性は、本発明をより良く理解するために用意した下記の例によってより詳細に説明される。特殊の組成、特性、材料及びパラメーターは例証的なものであり、本発明の範囲を特に制限するものではない。 例 例A 単一繊維層を、50％ポリプロピレン繊維(ウィルミントン、DEにオフィスをもつハーキュルズ社(Hercules Inc.)製の3.0デニールPP−196)と50％ポリエステル繊維(ソウル、韓国、にオフィスをもつ Sam Yang Co.Ltd.によって製造された6.0デニールのSD−10)とを一般的カーディング機械でブレンドすることによって生成した。この繊維ウェブは平均基礎重量52.10g/m2であった。この繊維層の繊維を熱接着ロール −下方ロールはその外側表面に間隔をあけた接着パターンを接着面積パーセント 約37％で有し、上方ロールはその外側表面に隆起した接着点を接着面積パーセント 約19％で有する− によって接着させた。下方ロールは約288F(142℃)の接着温度に保ち、上方ロールは約292F(144℃)の接着温度に保った。両接着ロールによって形成されるニップを通過する繊維層の線速度は約75フィート/min(23m/min)であった。両接着ロール間の回転速度差は約16％に保たれた。接着ロール間のニップ圧力は約375pli(63kg/1cm)であった。この熱接着プロセスにより、接着領域に孔が形成された間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約7％である不織布が生成した。 例B 単一繊維層を、50％ポリプロピレン繊維(3.0デニールPP−196)と50％ポリエステル繊維(6.0デニールSD−10)とを一般的カーディング機械でブレンドすることによって作った。この繊維ウェブは平均基礎重量56.64g/m2であった。この繊維層の繊維を例Aと同じ加工条件で接着した。この熱接着プロセスにより、接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約7％である不織布が生成した。 例C 単一繊維層を、50％ポリプロピレン繊維(2.2デニールPP−196)と50％ポリエステル繊維(6.0デニールSD−10)とを一般的カーディング機械でブレンドすることによって作った。この繊維ウェブは平均基礎重量55.80g/m2であった。この繊維層の繊維を例Aと同じ加工条件下で接着した。この熱接着プロセスにより接着領域内に孔が形成されている間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約7％である不織布が生成した。 例D 単一繊維層を、50％ポリプロピレン繊維(2.2デニールPP−196)と50％ポリエステル繊維(6.0デニールSD−10)とを一般的カーディング機械でブレンドすることによって作った。この繊維ウェブは平均基礎重量68.94g/m2であった。この繊維層の繊維を例Aと同じ加工条件下で接着した。この熱接着プロセスにより接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約7％である不織布が生成した。 例E 単一繊維層を、50％ポリプロピレン繊維(2.2デニールT−107、ハーキュルズ社によって製造された非売品の実験用繊維で、PP−196繊維より高い湿潤性をもつ)と50％ポリエステル繊維(6.0デニールSD−10)とを一般的カーディング機械でブレンドすることによって作った。この繊維ウェブは平均基礎重量59.63g/m2であった。この繊維層の繊維を例Aと同じ加工条件下で接着した。この熱接着プロセスにより接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約7％である不織布が生成した。 例F 単一繊維層を、50％ポリプロピレン繊維(2.2デニールT−108、ハーキュルズ社によって製造された非売品の実験用繊維で、上の例Eに記載したT−107繊維の2倍の湿潤性をもつ)と50％ポリエステル繊維(6.0デニールSD−10)とを一般的カーディング機械でブレンドすることによって作った。この繊維ウェブは平均基礎重量65.95g/m2 であった。この繊維層の繊維を熱接着ロールによって接着した；その際下方ロールはその外側表面に間隔をあけた接着パターンを接着面積パーセント約37％の割合でもち、上方ロールはその外側表面に隆起した接着点を接着面積パーセント約19％の割合でもっていた。下方ロールは約300F(149℃)の接着温度に保たれ、上方ロールは約295F(146℃)の接着温度に保たれた。両接着ロールによって形成されるニップを通過する繊維層の線速度は約75フィート/min(23m/min)であった。約16％の回転速度差が両接着ロール間に維持された。接着ロール間のニップ圧力は約375pli(63kg/1cm)であった。この熱接着プロセスにより、接着領域に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約7％である不織布が生成した。 例G 単一繊維層を、50％ポリプロピレン繊維(2.2デニールT−186、ハーキュルズ社によって製造され、耐久親水性加工がしてある)と50％ポリエステル繊維(6.0デニールSD−10)とを一般的カーディング機械でブレンドすることによって作った。この繊維ウェブは平均基礎重量64.33g/m2 であった。この繊維層の繊維を例Fと同じ加工条件下で接着した。この熱接着プロセスにより接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約7％である不織布が生成した。 例H 単一繊維層を、50％ポリプロピレン繊維(2.0デニールT−1001、ソウル、韓国、にオフィスをもつコロンメラク(Kolon Merak)によって製造された)と50％ポリエステル繊維(6.0デニールSD−10)とを一般的カーディング機械でブレンドすることによって作った。この繊維ウェブは平均基礎重量 55.8g/m2 であった。この繊維層の繊維を熱接着ロールによって接着した；その際下方ロールはその外側表面に間隔をあけた接着パターンを接着面積パーセント約42.7％の割合でもち、上方ロールはその外側表面に隆起した接着点を接着面積パーセント約19％の割合でもっていた。下方ロールは約361F(183℃)の接着温度に保たれ、上方ロールは約367F(186℃)の接着温度に保たれた。両接着ロールによって形成されるニップを通過する繊維層の線速度は約115フィート/min(35m/min)であった。約16.5％の回転速度差が両接着ロール間に維持された。接着ロール間のニップ圧力は約314pli(56kg/1cm)であった。この熱接着プロセスにより、接着領域に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約8％である不織布が生成した。 例I 単一繊維層を、50％ポリプロピレン繊維(2.2デニールPP−196)と50％ポリエステル繊維(6.0デニールSD−10)とを一般的カーディング機械でブレンドすることによって作った。この繊維ウェブは平均基礎重量 58.7g/m2 であった。この繊維層の繊維を熱接着ロールによって接着した；その際下方ロールはその外側表面に間隔をあけた接着パターンを接着面積パーセント約42.7％の割合でもち、上方ロールはその外側表面に隆起した接着点を接着面積パーセント約19％の割合でもっていた。下方ロールは約340F(171℃)の接着温度に保たれ、上方ロールは約349F(176℃)の接着温度に保たれた。両接着ロールによって形成されるニップを通過する繊維層の線速度は約115フィート/min(35m/min)であった。約16.5％の回転速度差が両接着ロール間に維持された。接着ロール間のニップ圧力は約314pli(56kg/1cm)であった。この熱接着プロセスにより、接着領域に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約8％である不織布が生成した。 上の諸例で生成した不織布は下表に示す特性をもっていた： 逆流−及び液体吸込み時間値(概ね、以下に詳細に説明する試験法により測定した)も前記例の単一層不織布で測定したものである。液体吸込み及び逆流評価(FIFE)試験を用いて試験したサンプルおむつには、分離−または積層ライナー層または−材料は用いられていなかった。よって逆流データは、例A−Iの単一層不織布と約13.6gの木材パルプ及び約8.5gの超吸収体材料、例えばヘキストセラネース社(Hoechst celanese Co.)のIM3900など、を含む吸収コアを組み込んだおむつサンプルの吸収度/透過時間、逆流量及び液体貯留量を示す。これらのサンプルおむつは下表に示される逆流及び液体吸込み時間値をもっていた。 この実施態様の単一層不織布のいくつかの特殊の例に関する上記の“液体吸い込み及び逆流評価試験”結果は、本発明のこの実施態様の空隙の多い(open)多孔性繊維構造 −それはより多量の液体を貯留し、その結果逆流値は増加する−を示唆すると考えられる。以上に述べたように、予備的接着したライナー層が存在しないので、改良された液体及び空気透過特性をもつより空隙の多い繊維構造をもつこの実施態様の不織布が生成する。 再び図4に示される本発明の実施態様において、体側ライナー材料の重要な特性はそのソフトさである。特に、乳児の触感を考慮すると、そのライナーが極めて柔軟でソフトなタッチをもつことが重要である。本発明者は、本発明の不織布80の体に面する層12がすばらしくソフトであるという特徴を示すことを認めた。 不織ライナー及び不織布のもう一つの重要な特性は概して引張り強度、すなわち引裂き抵抗、と裂ける前の伸び率パーセントである。これらの特性は本発明者によってインストロンTM1000型(インストロン社(オフィス：カントン、MA)製)のような装置で測定した。この装置は不織布サンプル(約1×6インチ(25.4×1524mm))をサンプルの幅全体に延びる1対のジョーで掴み、それを一定の伸長速度で引き離す。その布をちぎるのに必要な力を引張り強度として記録し、元の布の長さに比較したちぎれる前の布の長さから伸び率パーセントが得られる。これらの試験は、力が布に機械方向(MD)にかかるような方向に布をジョーに取り付けるか、または力が横方向(CD)にかかるように布を取り付けるかどちらでも行うことができる。本発明によって作られる不織布(その数例は以下に述べられる)は十分な引張り強度及び伸び率パーセント特性を示した。 使い捨ておむつなどの吸収製品のライナーにとって特に重要なもう一つの特性はライナーの湿潤性である。吸収製品のデザインによって、ライナーが少なくとも部分的には湿潤性で、吸収コアへの液体通過を容易にすることが所望されるのが普通である。それに加えてさらに望ましいのは、液体を吸い取って装着者から離すことができるライナーに湿潤勾配を与えて、心地良さと皮膚の健康とを高めることである。特に、本発明のように、“サージ”層22、すなわち吸収材料に最も近い層より湿潤性の小さい“体に面する層”12を作ることが所望である。この方法で液体は容易に −それが装着者に逆流するよりも容易に− 吸収コア材料に流れる。 不織ウェブを作るのに適したポリマーの多くは疎水性である。特に、ポリオレフィン繊維類は完全に疎水性である。その結果、これらのポリマーで作られた不織ウェブには所望レベルの湿潤性及び親水性を与えるのが所望である。疎水性繊維、例えばポリプロピレンなど、の湿潤性は、このような疎水性繊維の表面に通常約0.3％から約0.6％までの範囲の水溶性仕上材料を塗付することによって高めることができ、それによって最終使用用途におけるこれら繊維の液体処理特性を改善することができる。ここに記載の実施態様において、用いられるポリプロピレン繊維は、その繊維を不織層12及び22に形成する前に水溶性仕上げ材料で処理することによって湿潤性にすることができる。 前記の湿潤勾配を生み出すもう一つの貢献要因は、所望量のポリエステル繊維をポリプロピレン繊維とブレンドして第2不織層22を形成することである。上記のように、ポリプロピレンとポリエステル繊維の均質ブレンドに、よりきめの粗い、よりレジリエントなポリエステル繊維を使用することによって生ずる不織層22の異なる孔サイズが、第1層12と第2層22との間に必要な湿潤勾配を生み出す。 下記の例は本発明をより詳細に理解するためのものである。特別な組成、比率、材料及びパラメーターは例示的なものであり、本発明の範囲を特別に制限するものではない。 例 例1 第1層は、100％ポリプロピレン(ハーキュルズ社(オフィス：ウィルミントン、DE)が製造したPP−196)を前記のように従来のカーディング機械でブレンドすることによって製造した。第1層の基礎重量は約18g/m2(0.5oz/yd2)であった。第2層は60％ポリエステル(SD−10、Sam Yang.(オフィス：ソウル、韓国)によって製造された)と40％PP−196ポリプロピレンとを従来のカーディング機械でブレンドすることによって作った。第2層の基礎重量は約32g/m2(0.9oz/yd2)であった。第1及び第2層を図3及び3Aに示すような熱接着ロールによって熱接着した。第1層に接触する接着ロールは約272F(133℃)の温度に保たれ、第2層に接触する接着ロールは約315F(157℃)の温度に保たれた。接着ロールの線速度は約80ft/min(24m/min)で、両接着ロール間のニップ圧力は約300pliであった。この熱接着プロセスは、接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約2％である不織ラミネート材料を与えた。 例2 第1層を、100％PP−196ポリプロピレンから前記のように従来のカーディング機械でブレンドすることによって作った。この第1層は基礎重量が約18g/m2(0.5oz/yd2)であった。第2層は60％ポリエステル(PET−295、ヘキストセラネース社(オフィス：グリーンヴィル、SC)によって製造される)及び40％PP−196ポリプロピレンから、従来のカーディング機械でブレンドすることによって作った。第2層は基礎重量が約32g/m2(0.9oz/yd2)であった。第1及び第2層を図3及び3Aに示すような熱接着ロールによって熱接着した。第1層に接触する接着ロールは約272F(133℃)の温度に保たれ、第2層に接触する接着ロールは約315F(157℃)の温度に保たれた。接着ロールの線速度は約80ft/min(24m/min)で、両接着ロール間のニップ圧力は約300pliであった。この熱接着プロセスは、接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約2パーセントである不織ラミネート材料を与えた。 例3 第1層を100％ポリプロピレン繊維(PT110−20、Lohman GmbH ＆ Co.KG(オフィス：Neuwied, Germany)によって供給される)から作った。この第1層は基礎重量が約20g/m2(0.5oz/yd2)であった。第2層は60％ポリエステル(PET−295、ヘキスト/AG(オフィス：フランクフルト、ドイツ)によって製造される)及び40％ポリプロピレン(PP−71“SOFT−71”、ダナクロンA/S社(オフィス；ヴァード、デンマーク))から、前記のように従来のカーディング機械でブレンドすることによって作った。第2層は基礎重量 約32g/m2(0.9oz/yd2)であった。第1及び第2層を図3及び3Aに示すような熱接着ロールによって熱接着した。第1層に接触する接着ロールは約272F(133℃)の温度に保たれ、第2層に接触する接着ロールは約315F(157℃)の温度に保たれた。接着ロールの線速度は約80ft/min(24m/min)で、両接着ロール間のニップ圧力は約300pliであった。この熱接着プロセスは、接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約2パーセントである不織ラミネート材料を与えた。 例4 第1層を、100％PP−71ポリプロピレンから、従来のスパンボンディング形成プロセスを用いて作った。この第1層は基礎重量が約22g/m2(0.6oz/yd2)であった。第2層は60％ポリエステル PET−292及び40％PP−71ポリプロピレンから、従来のカーディング機械でブレンドすることによって作った。第2層は基礎重量が約32g/m2(0.9oz/yd2)であった。第1及び第2層を図3及び3Aに示すような熱接着ロールによって熱接着した。第1層に接触する接着ロールは約272F(133℃)の温度に保たれ、第2層に接触する接着ロールは約315F(157℃)の温度に保たれた。接着ロールの線速度は約80ft/min(24m/min)で、両接着ロール間のニップ圧力は約300pliであった。この熱接着プロセスは、接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約2パーセントである不織ラミネート材料を与えた。 例5 第1層を、100％ポリプロピレン(75％PP−196及び25％PP−196、両方共ハーキュルズ社(オフィス：ウィルミントン、DE)によって製造された)から、前記のように従来のカーディング機械でブレンドすることによって作った。この第1層は基礎重量 約18g/m2(0.5oz/yd2)であった。第2層は60％PET−292ポリエステル及び40％PP−71ポリプロピレンから、従来のカーディング機械でブレンドすることによって作った。第2層は基礎重量が約32g/m2(0.9oz/yd2)であった。第1及び第2層を図3及び3aに示すような熱接着ロールによって熱接着した。第1層に接触する接着ロールは約272F(133℃)の温度に保たれ、第2層に接触する接着ロールは約315F(157℃)の温度に保たれた。接着ロールの線速度は約80ft/min(24m/min)で、両接着ロール間のニップ圧力は約300pliであった。この熱接着プロセスは、接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約2パーセントである不織ラミネート材料を与えた。 例6 第1層を、100％PP−196ポリプロピレンから、前記のように従来のカーディング機械でブレンドすることによって作った。この第1層は基礎重量約18g/m2(0.5oz/yd2)であった。第2層は60％PET−295ポリエステル PET−292及び40％PP−71ポリプロピレンから、従来のカーディング機械でブレンドすることによって作った。第2層は基礎重量が約32g/m2(0.9oz/yd2)であった。第1及び第2層を図3及び3Aに示すような熱接着ロールによって熱接着した。第1層に接触する接着ロールは約272F(133℃)の温度に保たれ、第2層に接触する接着ロールは約315F(157℃)の温度に保たれた。接着ロールの線速度は約80ft/min(24m/min)で、両接着ロール間のニップ圧力は約300pliであった。この熱接着プロセスは、接着領域内に形成された孔をもつ間隔をあけた接着パターンをもち、接着面積パーセントが約2パーセントである不織ラミネート材料を与えた。 上の諸例で生成した不織ラミネート材料は下表に示される特性をもっていた： 本開示の目的のために、下記の試験法を用いて本発明の不織布10の特殊のパラメーターを決定することができる。 使い捨て吸収製品のライナーの吸収度/透過時間、逆流量及び液体貯留量を測定するために液体吸込み及び逆流評価(FIFE)試験が計画された。吸収度/透過時間(秒)を、ストップウォッチを用い、刺激した尿放出を吸収するために必要な時間の長さを目で確認することによって測定した。逆流試験は、吸収製品が3回の液体放出分を各々吸収し、加圧した後に、吸収製品の“使用者側”から出る液体量をグラムで測定する。 図7及び8に示す装置をこの試験に用いる。図4に示され、図7では模型102であらわされる試験すべきサンプルおむつを0.1gまで正確に秤量する。サンプル102は肢及びウエストの弾性メンバー及び封じ込めフラップ(示されていない)をそれらの長さに沿って切り、サンプルを平らにする。確実な結果を得るために、サンプル102のサンプル寸法、重量及び密度、及び吸収コアの組成を適切に調節しなければならない。ここに報告するデータは、前記の例4、5及び6に記載の不織布10と；約10gの木材プルプ毛羽と約12グラムの超吸収体材料とを含む、例えばDOW DRYTECH835などの吸収コア；とを含む12in.×12in.(305mm×305mm)の方形サンプルから得たものである。 サンプル102は880gのシリンダープレートアセンブリー104の下に平らに、なめらかに置かれる；その際内径5.1cmのシリンダー106が最後には指定の位置108にくるようにする。例えば、指定位置108はサンプル102の端から、試験すべき吸収製品の大きさ(例えば小(s)、中(m)、大(l)または特大(xl))によって、約4 1/2インチ(114.3mm)から約5 3/4インチ(146.1mm)までの範囲である。サンプル102の下には隆起したプラットフォーム110があり、それは高さ(d)1/2インチ(12.7mm)×長さ(e)6インチ(152.4mm)×幅(f)3インチ(76.2mm)である。またシリンダー106は約1/32インチ(0.8mm)の距離(g)だけシリンダープレートアセンブリー104の下に出ている。 シリンダー106のてっぺんにある漏斗112はサンプル102に対して直立で、中心が指定位置108にある。指定された量の合成尿(例えば、小、中、大、特大のおむつでそれぞれ50ml、80mlまたは100ml)を漏斗112から注ぐ。（適した合成尿の1例は、PPGインダストリーズ(オフィス：アプレトン、WI)から提供されるNo.K−C399105である。）最初に液体がサンプル102と接触した時と、液体がサンプル102の表面にもう見えなくなった時との間に経過した時間をストップウォッチで測定する。最初の液体放出分が吸い込まれてから1分後に、同量の2回目の放出を行う。2回目の放出液体を吸い込む時間を第1回の放出時のように測定する。 今度は図9及び10により、2回目の放出が吸い込まれてから1分後にサンプル102を真空装置114上に置き、吸い取り紙116で覆い、同時に液体不透過ラテックスシート118で覆った。35000dyne/cm2(約0.5psi)の真空圧をかけて、不透過性ラテックスシート118を吸い取り紙116及びサンプル102上に2分間吸引する。圧力を外した後、濡れている吸い取り紙116を秤量する。吸い取り紙116の重量増加(グラム)が逆流分である。 サンプル102から圧力を外した後1分以内に、3回目の液体放出を行い、前記のように時間をはかる。その後の液体吸込み時間は、処方量の液体(ここに記載の結果では80ml)がサンプル102に入るための秒数である。 上の例4、5及び6の不織ラミネート材料を含むサンプル102は下表に示される逆流及び液体吸込み時間値を示す： “液体吸込み及び逆流評価試験”結果をいくつかの例について上に記載したが、ここに記載の不織布10を挿入した吸収製品は約11秒から約38秒までの液体吸込み時間と、約1.0グラムから約9.0グラムの逆流値を示すことができる。 本発明によって作られる不織布10は、熟練せる同業者によって、実際の使用中におきる種々のレベルの性能要求に合わせて調節できると考えられる。 例えば軽度の尿失禁及び月経血流パッドは、乳児尿放出とは異なるデリバリー速度、容量及びタイミングもつ。その上、サージ中の液体は液体粘度、表面張力、温度、及び種々の実際的製品使用用途において不織布10の性能に影響を与え得るその他の物理的特性が変わることがある。よって、本発明を前記の実施態様及び例によって説明したが、本発明がさらに変更可能であることは当然である。したがってこの出願は、本発明が関係する技術における公知のまたは習慣的実用に供せられしかも添付のクレイムの範囲内にあるような本発明からの逸脱を含め、本発明の一般的原理にしたがう本発明のあらゆる変形物、使用または適応を包含するものとする。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION Fibrous web, and inserting the fibrous web and the fibrous web For producing absorbent products includingRelated application This application is filed on November 8, 1993, and is pending PCT / US93/10749 is a partially pending application. International application PCT / US93 / 10749 designating the United StatesNo. 07/973146, filed November 6, 1992.Was. This application is also a pending US application Ser. No. 07, filed Nov. 6, 1992.Also related to / 973145.Background of the Invention The invention is generally suitable for use in products used for absorption, distribution and retention of bodily fluids.Fibrous webs and fibrous web laminates, such as disposable diapers,Regarding pukins and incontinence clothing, etc.. More specifically, the present invention provides improved liquid distribution and treatment and air circulation.Has ring characteristics and improved comfort and softness when contacted with human skinRelated to non-woven fabrics, including non-woven laminate materials, which are inserted into the internal structure of the absorbent productWoven and nonwoven laminates exhibiting improved liquid permeability and processing properties when appliedIt also relates to the material. Non-woven fabrics such as spunbonded webs and carded webs haveIt has been used as a bodyside liner for disposable absorbent products. Usually very coarseUses a porous liner structure to allow the liquid to pass through it quickly, thereby mountingThe skin of the patient away from the wet absorbent core under the liner. In addition,Other material layers for the purpose of reduction, e.g. material layers with thick, raised fabric structuresThe throat is located between the liner and the absorbent pad. U.S. Pat.No. 4,761,322 to Raley describes a soft textured fiber layer.Overlying adjacent layers with greater structural integrity,The stur is used as the skin contact surface, and the overlying adjacent layer provides mechanical strength and integrity.It discloses a fibrous web laminate that imparts physical properties to the laminate. thisPatent laminate is mold bonded in a first, spaced adhesive patternThe first fiber layer and the second pattern bonded in the second spaced bonding patternThe first fiber layer, for example, the first layer and the first heating pattern rollFormed by passing through a nip formed by a flat roll andThe second fiber layer, for example, the first and second layers, a second heating pattern roll and a flat rollFormed by passing through a nip formed by Second adhesive putterThe layer further creates a bond between the first and second layers, and the first bond pattern does this.Absent. U.S. Pat.No. 4,392,862 to Marsan et al. Discloses surface elements, support elements, and absorbent cores.And an absorbent device including a backsheet. The surface element is hydrophobic,Liquid permeable non-adhesive carded web of thermoplastic fibers. Between surface elements,Non-woven polyester or monofilament scrims at spaced adhesive areasTo a liquid permeable support element. U.S. Pat.No. 4,088,726 to Cumbers et al. Discloses a method for making nonwovens.. There, a non-woven web of thermo-adhesive material is linked to a calendar roll (At least one is heated) through the nip, and at leastOne is heated and one calender roll is a surface pattern consisting of a continuous land.Other calender rolls have a surface consisting of lands that are isolated protrusionsWith a pattern, the area center of these protrusions is the mostLocated at various distances from the longitudinal axis of the nearby continuous land surface,The lands facing each other in the nip overlap to varying degrees. Despite the development of nonwovens of the type mentioned above, improved liquid suction and distributionLarger surface dry weight when used as a body contact layer in disposable absorbent products.Inability to provide improved air circulation, resulting in dryness and comfort of the wearer's skinWoven fabric is still needed. Improved softness when in contact with the wearer's skinThere is also a need for non-woven fabrics that provide comfort and comfort. In addition, the internal structure of the absorbent productNonwovens that exhibit improved liquid permeability and processing properties when placed inIt is important.Summary of the Invention The present invention relates to a nonwoven fabric including a nonwoven laminate material,Multiple staple fibers or continuous filaments of any kind of thermoplasticNumerous staple fibers of a first nonwoven layer consisting of two or more thermoplastic materialsOr place a second non-woven layer of continuous filaments at intervals where holes are formed.Adhered in an improved adhesive pattern, improved liquid distribution and processing properties, andNon-woven laminate that offers enhanced comfort and softness when in contact with skinTo form Such nonwoven laminates, as well as such nonwoven laminatesA method and apparatus for making an absorbent product for insertion is also disclosed. In another aspect of the invention, multiple staple fibers of one or more thermoplastic materials are provided.One non-woven layer of fibers or continuous filamentsGlue in an open glue pattern to improve liquid distribution and processing characteristics andA nonwoven fabric is provided that forms a nonwoven web having air circulation and permeation properties.You. Manufacturing method of such nonwoven fabric and absorbent product into which such nonwoven fabric is insertedAn apparatus is also disclosed.Brief description of figures The nonwoven fabric of the present invention is described in the following description of embodiments of the present invention in combination with the accompanying drawings.Is better understood. FIG. 1 is a perspective partial cross-sectional view of a nonwoven laminate material according to the present invention; FIG. 2 is a cross-sectional elevation view of the nonwoven laminate material of FIG. 1 taken along line AA of FIG.is there; FIG. 3 is a schematic diagram illustrating a process apparatus for forming a nonwoven laminate material according to the present invention.Is; FIG. 3a is a perspective view of a heat bonding roll for forming a nonwoven laminate material according to the present invention.It is a diagram; Figures 3b and 3c are enlarged views of a portion of the outer surface of the heat bonding roll of Figure 3a; FIG. 4 shows an embodiment of the present invention positioned on the side of the diaper which is to be placed near the baby's body.1 is a cross-sectional view of a disposable diaper including a woven laminate material; FIG. 5 is a micrograph of a portion of the perforated bonded area of the nonwoven laminate material of the present invention.(Magnification 13.2, working distance 12mm, acceleration voltage 5KV). Nonwoven lami is visible to the observerA first layer of silicate material; FIG. 6 is a micrograph of a portion of the perforated bonded area of the nonwoven laminate material of the present invention.True (magnification 28.7, working distance 12mm, acceleration voltage 5KV). Non-woven fabric is visible to the observerA second layer of minate material; FIG. 7 illustrates liquid suction and backflow of a nonwoven laminate material of the type described herein.Figure 2 is a perspective view of a test device for inspecting; FIG. 8 is a cross-sectional view of FIG. 7; FIG. 9 shows a liquid used to evaluate a nonwoven laminate material of the type described herein.Figure 2 is a perspective view showing a backflow test device; FIG. 10 is a sectional view of FIG. 9; FIG.11a shows the inner surface of the bodyside liner between the attached ends of a pair of presser flaps.Partial cutaway, plan view of a disposable diaper comprising an adjacent nonwoven laminate material of the present inventionIs; FIG. 11b is a cross-sectional view through the disposable diaper of FIG.The resilient member at the distal end of the wrap has a flap portion away from the bodyside liner,Generally upright; FIG. 11c is a perspective view of the disposable diaper of FIG.The elastic portion shrinks and gathers on the side edges of the diaper and the distal end of the containment flap-Making FIG. 12 is a perspective view of a single-layer nonwoven fabric according to the present invention; FIG. 13 is a front cross-sectional view of the nonwoven fabric of FIG. 12 taken along line 13-13 of FIG.Detailed description The present invention generally adheres in a spaced adhesive pattern, and the adhesive patternSome adhesive areas of the fabric include laminated fabrics or fabrics with perforated holes.Weave or-material. In a special embodiment of the invention, the fiber laminates formed according to the inventionCan be made up of multiple staple fibers or continuous fillers of one or more thermoplastic materials.The first fibrous layer consisting of a plurality of thermoplastic materialsIt has a second fiber layer made of var or continuous filaments. The first and second layers (this(These may be non-woven webs).Adhesive pattern, for example, by thermal bonding between a pair of heated embossings or on the outer surfaceInto a single fiber laminate with an adhesive roll with Adhesion with this gapThe pattern can be flexible or soft surface texture of the first layer or rawThe size between the first and second layers is maintained without impairing the loftiness of the resulting fiber laminate.Results in high structural integrity. A hole is formed in the adhesive area at this interval, and the fiberThe liquid distribution and air circulation through each layer of minate is better. By the present inventionThe fibrous material or laminate formed has improved liquid suction and distribution and airExhibits circulatory properties and consequently a larger surface when placed against human skinProvides dryness and comfort. The fiber material or laminate of the present invention further comprises:It also gives the user an improved softness and cushion-like feel. Of the present inventionFiber materials or laminates can be used to improve the liquidIt also provides body permeability and treatment. Other features and advantages of the present invention are described below.And the accompanying claims. As used herein, the terms “nonwoven web” and “nonwoven layer” refer to individual fibers or fibers.A fibrous web or layer having a structure in which the filaments are randomly inserted.Nonwoven webs have been subjected to various processes in the past, as is known to the skilled artisan.Therefore, for example, melt blow molding, spun bonding, air laying, wetFor laying, dry laying, dry staple and carded web methodThus generated. While nonwoven webs are used in the practice of the present invention, the present inventionIt should be understood that other suitable fiber structures may be used. The fiber material of the present invention is described herein in connection with its use in disposable absorbent products.I will, but potential use of the invention should be limited to such disposable absorbent productsThere is no. As used herein, the term "disposable absorbent product" absorbs and retains body exudatesProduct used for a limited period of time.Such products may be placed on or near the wearer's body,The various exudates released from it can be absorbed and retained. FIG. 1 shows a perspective partial sectional view of an embodiment of the present invention. Non-woven fabric 10 is the first non-woven layer12 and a second nonwoven layer 22. The first layer 12 has an upper surface 14 and a lower surface 16 and a second layer 22Has an upper surface 24 and a lower surface 26. In the embodiment shown, spaced adhesive putters are used.The multiple heat-fusion bonds in the web 18 extend through the thickness of the nonwoven 10 and the fibers of the first layer 12And the fibers of the second layer 22 are thermally fused or bonded at the interface 20 of those layers. The bonding of the first and second layers is substantially limited to the bonding area 18. Ie bonding patternIn regions 19 of the first and second layers, outside of 18, the fibers of each layer are exposed to heat energy.They are only lightly bonded to each other by fiber fusion. Thus, the bonding area 18 is light.Separated or "separated" by well-adhered regions 19. SameThe holes 30 shown in this embodiment are formed in the bonding area 18 and the liquid distribution speed of the nonwoven fabric 10Improve degree and air circulation. Each of the first and second fiber layers of the present invention can be any suitable natural or synthetic fiber.Therefore, it may be formed in any suitable structure, except for the embodiment shown in the accompanying figures.In some embodiments, these fibers are formed in a nonwoven layer. Generally, each nonwoven layer of the present invention is non-woven.It can be made from continuous fibers, continuous filaments, or combinations thereof.The method of making each layer of the illustrated embodiment uses a dry staple method, or more specifically.To state, the carded web method known to those skilled in the art is used. KadeThe web method is advantageously used to form each layer of the present invention,Ing, melt blow molding, air laying, and the skilledOther methods for producing known discontinuous fibers and continuous filaments are within the scope of the invention.it is conceivable that. Carded webs suitable for use in the practice of the present invention have fibers that areIt may be in a row or non-aligned form. Conventional cardin known to those skilled in the artA logging machine is used to create each layer of the present invention. Commercially available thermoplastic polymeric materials are advantageously used in both layers of the present invention. ExplanationExamples of such polymers are merely for the purpose ofAmides, polyesters and the like. The fiber can have any suitable formAlso, hollow or core fibers, molded fibers, bicomponent fibers or superabsorbent particle infused fibersMay contain fibers. In the embodiment shown in FIG. 1, the first nonwoven layer 12 of the nonwoven fabric 10 is a thermoplastic polypropylene fiber.It is a non-woven carded web made from fiber. The second non-woven layer 22 of non-wovenSubstantially non-adhesive or non-adhesive made from a blend of pyrene and polyester fibersIt is a wearing carded web. As used herein, "substantially non-adhesive"Adhesive method is sufficient to handle web, but used for end useA fiber with insufficiently bonded fibers to provide the necessary strength and integrity toMeans web. As used herein, "non-adhesive" refers to both mechanical and thermalAlso means webs with unbonded fibers. The proportions of the various thermoplastic fibers in the second layer 22 may vary depending on the intended end use of the nonwoven.It can be varied as appropriate. For example, polypropylene per total weight of the second layer 22 The ratio of polyester fiber to polyester fiber can vary from about 70:30 to about 25:75;In an embodiment, the ratio is about 40:60. An important advantage of the present invention is that non-woven webs do not have optimal properties for various reasons.In the present invention, in combination with a web made from one or more different materials,, Can produce a better combination of properties. For example, polypsNon-adhesive or substantially non-adhesive nonwoven layers of propylene and polyester fibersIt is considered soft and too weak for nonwoven web applications. But the teaching of the present inventionMade from a suitable blend of polypropylene and polyester fibers according toBlends a non-woven layer with a stronger non-woven web, such as an adhesive layer of polypropylene fibersThus, a more favorable nonwoven laminate can be made. The fiber size, basis weight and density of the fiber layer constituting the nonwoven fabric 10 of the present invention are also webCan be easily changed depending on the intended use of the device. For example, one application of the present inventionIn some cases, the nonwoven has an absorbent core placed between the liner and the outer coverCan be used as a body facing layer for disposable absorbent products. Such disposableProducts include (for illustration only) diapers, training pants, sanitary napkinsAnd incontinence clothing. In this application, the polypropylene fibers of the first layer 12Is about 1. 0 denier (12. (3 μm diameter) to about 3. 0 denier (21. 6 μm)Of about 1. 25in (31. 75mm) to about 2. 5in (63. 5mm)It can have a length; however, for user comfort, the fiber is about 2Neil (17. 6 μm) to about 2. 2 denier (18. 5μm) and the crimped fiber length is about 1. 5in(38. 1 mm). (Crimping is based on fiber type, diameter and density.It is known to those skilled in the art that it is a function. This application comes in contact with human skin,The fiber size of the polypropylene fibers of the first layer 12 functioning as the liner layer is smaller.If so, the surface texture of the first layer 12 will be softer. Polypropylene of the second layer 22The fibers may be the same as the polypropylene fibers of the first layer 12, but must be the same.No need. The polyester fiber of the second layer is about 3 denier (17. 5 μm) to about 9 denier(30. 4 μm), about 1. 25in (31. 75mm) to about 3in (76. 2mm) crimped fiber length6 denier with crimped fiber length about 2in (24. 8μm) polyester fiberWei is suitable. I don't want to be bound by a particular theory, but now different typesIt is believed that the use of fibers increases the liquid suction and distribution characteristics of the second layer 22.You. The fibers of the first layer 12 having the same diameter form pores of similar size on a single surface.In contrast, the fibers of the second layer 22 form pores of various sizes on multiple surfaces.Tend. Different pore sizes on multiple surfaces of the second layer 22 may cause liquid absorption throughout the second layer 22.It is thought to enhance the penetration and penetration of liquid into the second layer 22 and the distribution through the second layer. Furthermore, at present, the resilience of polyester fibers isIt is believed to be a factor contributing to improved liquid handling and air circulation characteristics.Thus, in this application, the second layer 22 is passed through the nonwoven fabric 10 and the absorbent core of the absorbent productActs as a surging layer or temporary reservoir for liquid going to. The nonwoven fabric 10 of the present invention has a basis weight of about 25 g / m (0. 7oz / yd2) to about 78g / m2 (2. 3oz / yd2), About 0. 03in (0. 76mm) to about 0. 08in (2. 03mm) and density about 0. 020g / cc to about 0. Can have 050g / cc. Density was determined using the following equation: Base weight (g / mm2) x 0. 0000394 = Density (g / cc) Thickness (in)For example, in the embodiment shown, the basis weight of the nonwoven web 10 is about 47 g / m (1. 4oz /yd2) to about 58g / m2 (1. 7 oz / yd2), and the thickness is about 0. 04in (1. 02mm) to about 0. 06in (1. (52mm) range, density is about 0. 030g / cc to about 0. It is in the range of 045g / cc. The basis weight of the nonwoven fabric 10 is measured using an instrument for measuring the weight of the nonwoven fabric sampledid. The size of each sample was 4in2 (2580mm2). Cut each sampleSpread flat to eliminate folds and wrinkles. It was accurately measured up to 01g.The basis weight was then calculated by dividing the sample weight by the sample area.The thickness of nonwoven fabric 10 is 0. 05psi (35. 15kg / m2)The measurement was performed using a device. Each sample should be at least 5 x 5 in (127 x 127 mm). Cut each sample, flatten it to remove creases and wrinkles, and3in (76. 2mm) under a circular plexiglass platen (foot)Decided, then lowered the platen onto the specimen. Set the thickness of each sample to 0. 001in (0. 0254)Accurately recorded. In an alternative embodiment, the basis weight and weight of the first layer 12 before bonding to the second layer 22Although the density and density can be varied relative to that of the second layer 22, the implementation shownThe embodiment has a first layer 12 having a lower basis weight and a higher density than the second layer 22. FirstThe basis weight of the layer is about 0. From 4oz / yd2 (16g / m2) to approx. Up to 8oz / yd2 (28g / m2), approx.0. 5oz / yd2 (18g / m2) to approx. 6 oz / yd2 (22 g / m2) is desired. Second layer basis weightIs about 0. From 7oz / yd2 (24g / m2) to about 1. In the range up to 02oz / yd2 (35g / m2), approx. 9oz / yd2 (32 g / m2) is desired. The density of the first layer is about 0. 050g / cc to about 0. 065g / cc rangeAbout 0. 055 g / cc is desired and the density of the second layer is about 0.5. From 024g / cc to about 0. Range up to 045g / ccApproximately 0. 035 g / cc is desired. Now, referring to FIG. 2, the non-woven fabric including the first non-woven layer 12 and the second non-woven layer 22 of the present invention described above.A cross-sectional view of an embodiment of a woven fabric 10 is shown. Forming Adhesive Pattern 18 with SpacingA series of bonds extends through the entire thickness of each layer, joining the first layer 12 to the second at the interface of the bonding area.Bond to layer 22. The method of forming the spaced adhesive patterns 18 will now be described.You. The spaced adhesive area 18 places each of the first and second layers at the interface 20 between them.Formed by any suitable method of bonding togetherA non-woven fabric 12 having liquid treatment, air circulation and other properties as described above is provided.Heat bonding, including the use of a pair of heated embossing rolls, is described in more detail below.Thus, it is considered a useful method of forming the adhesive pattern 18. The present invention attempts to bond each layer in various arrangements. For example, the first layer 12 is formed in a first operation and glued, the second layer 22 is formed in a second operation and thenIt is connected to the first layer 12 by an operation. Alternatively, the first layer 12 is formed in a first operation and the second layer 22Are formed in a second operation, and the layers are joined in another operationThis operation simultaneously bonds the fibers of the first layer 12. Initially non-adhesive or realThe thermoplastic fibers of the second layer 22, which were non-adhesive on top, are formed into the nonwoven laminate material 10.Has a certain degree of thermal adhesion. This is described in more detail below. In the embodiment shown, the fibers of the first layer 12 are larger than the fibers of the second layer 22.Has a high degree of adhesion. For example, the first layer 12 has a temperature between 270F (132 ° C) and 300F (149 ° C).And more preferably a general structure heated to a temperature between 275F (135 ° C) and 285F (141 ° C)Through a layer 12 between a pair of adhesive rolls (i.e., an engraving roll and a smoothing roll).And can be thermally bonded. For bonding layer 12 using a thermal bonding rollThe appropriate temperature is determined by the rotating surface speed and diameter of the adhesive roll and the thermoplastic fiber used.It changes with the fiber. Instead, the first layer 12 may be bonded to other known bonding methods, for example,Pattern adehsive bonding, needling or fiber water-orIt can be adhered by air entanglement or the like. In this embodiment, the firstLayer 12 has a higher density than second layer 22. In this way, greater structural integrity than the second layer 22And the first layer 12 having mechanical strength can be a base substrate for the second layer 22. The first layer 12 is adhered to the second layer 22 by an adhesive pattern with a space between the first layer 12 and the second layer 22.It can be adjusted by changing the product percentage. Adhesion area is adhesion within the adhesion areaWhere is the surface area of the interface between the respective layers. 1 and 2As shown, the interface 20 between the first layer 12 and the second layer 22 has aThere is an adhesive pattern 18 that is spaced apart and the adhesive area 18 occupies the entire surface area of the interface 20The ratio of the surface area of the interface 20 is the bonding area percentage of the interface 20. Illustrated embodimentIn the non-woven laminate, the bonding area percent ranges from about 1% to about 6%,2% to about 4% is desired. In this embodiment, a hexagonal (honeycomb) adhesive putter is used.Are shown, but the invention is not limited to other geometries suitable for insertion into the nonwovens of the invention.Also encompasses geometric, non-geometric, repeat- and non-repeat adhesion patterns. FIG. 3 is used to practice the above embodiment of the nonwoven laminate material of the present invention.1 is a schematic diagram of an apparatus to be used. As noted above, U.S. Pat.Nos. 3,600,462 and 3,604,475Conventional carding machines as described inCan be used. As shown, the belt 4 on which the first carding machine 42 movesThe first layer 12 is placed on the first layer 12, and the second carding machine 52 places the second layer 22 on the first layer 12.. In this way, as the two layers pass through the molding process, the first layer 12Functions as a basic substrate. Optionally, passing these two layers through a pair of compression rolls that lightly compress the fibrous web,This can increase the integrity of the web and aid in subsequent processing.One or both of these layers are passed through a device that breaks the fibers into a web.The material strength in the machine direction (MD) and in the cross direction (CD) can also be optimized. Use hereThe machine direction (MD) used is the direction in which the web is laid (from left to right in Figure 3), andThe transverse direction (CD) refers to the axis perpendicular to the direction in which the web is laid. Nonwoven Lamine of the InventionThe MD strength of the high-speed manufacturing process used for the production of disposable absorbent products such as diapersMust be large enough so that the nonwoven fabric is not broken duringg / in (354 g / cm) to about 2700 g / in (1062 g / cm), preferably at least about 1300 g / cm (512 g / cm)is there). The two nonwoven layers then pass through two adhesive rolls 60 and 70. As shown in FIGS. 3 and 3aAs both adhesive rolls are heated, the raised (male) adhesive on its outer surfaceWith a pattern. The lower roll 60 has a spaced adhesive pattern 62 on its surface.On the other hand, the upper roll 70 has raised adhesion points 72 on its surface. In another embodimentCan reverse the position of the adhesive roll. So different males, or ridgesUsing a heat bonding roll having the raised bonding pattern on each outer surface,It is essential to create an adhesive pattern with a space to join each layerIt is a feature of Ming. As the two nonwoven layers 12 and 22 pass between these two heating rolls 60 and 70,Each layer has a thermally bonded fiber that extends through most of the thickness of each nonwoven layer.It is stabilized by the formation of an isolated dense bonding region 18. Of each layer 12 and 22The thickness of the dense or adhesive region 18, which can vary with thickness, is from about 50 μm to about 150 μm.m and about 70 μm to about 110 μm is used in the embodiment shown here.You. The dense bonding area of the nonwoven fabric 10 is formed by a raised bonding pattern of two heating rolls 60 and 70.Are distributed in the adhesive pattern 18 formed by the contact points between them, between themThere is a lightly bonded fiber span 19. The holes 30 are provided with raised patterns on the thermal bonding rolls 60 and 70, as described in more detail below.Formed in the adhesive area 18 formed by the contact points between the layers. The exact size of the hole 30The inventors consider that the size and shape are not important (see FIGS. 5 and 6). Advantageously to the inventionThe average diameter of the holes that can be used ranges from about 8 μm to about 580 μm or more,Desirably, the average diameter is from about 29 μm to about 277 μm. As shown in FIG. 5 and FIG.As such, the holes 30 have little fiber through the thickness of the nonwoven laminate material 10 and liquidIt is a non-twisted passage for passing through the nonwoven fabric 10. So by the hole 30The liquid quickly flows from the first layer 12 to the second layer 22, and finally to the absorbent core of the absorbent product.Gently sucked. The liquid is mainly in the adhesive area with a hole from the point of contact with the nonwoven fabric 10.Flowing along 18, this area of adhesion is found to serve as a passage for the liquid.You. The pores 30 should be distinguished from the pores formed between the fibers of the layers 12 and 22;Is not large enough to allow such rapid liquid suction and distribution, Even winding. Therefore, the nonwoven fabric 10 is separated from the adhesive area 18 with a gap byIt can be seen that there is a lightly bonded region 19 between the regions, and a hole 30 formed in the bonded region 18.Call Important for Specific Combination of Raised Pattern on Adhesive Roll UsedTwo parameters separate the size of the raised adhesive area of the adhesive roll and the adhesive area.The distance or spacing apart. Both of these two parameters areAffects the bonding area percentage of the nonwoven fabric 10. The web isTo ensure that there is sufficient integrity for theAnd is important. On the other hand, it is also important that the bonded area percent is not too large,Because too large an adhesive area percentage usually reduces the softness of the webThat's why. In this embodiment, the adhesive area percentage of the lower roll 60 (lower roll 6The ratio of the surface area of the raised adhesive pattern 62 to the total surface area of the outer surface of 0 is about 9% to about 20%%, From about 18% to about 19. 5% is desired. Upper row of this embodiment70 (the total area of the outer surface of the lower roll 70 is2 is between about 10% and about 30%, with about 11% to about 20% being desired.is there. As can be seen above, the bonded area percent of nonwoven laminate 10 (this is(The mathematical result of the percent adhesive area of upper roll 70 and lower roll 60) is about 1From about 2% to about 4%, ranging from about 6% to about 6%, is desired.In addition, the raised adhesive pattern of the two adhesive rolls is combined to create holes in the adhesive areaIt is also important to optimize the number of. 3a, 3b, and 3c.The width of the raised adhesive pattern 62 on the outer surface 64 of the lower roll 60 is about 0. 04in (1. 0mm)From about 0. 08in (2. 0 mm), approx. 07in (1. A width of 8 mm) is desired. BumpThe width of the base 66 of the wearing pattern 62 is about 0. 06i (1. 6mm) to about 0. 12in (3. 1 mm), about 0. 11in (2. 8mm) is desired. The raised adhesive pattern 62 of the lower roll 60 of this embodimentIs about 0. 04in (1. 0 mm), which is the outer surface 64 of the raised adhesive pattern 62And the distance between the base 66. Individual hexagons 68 of raised adhesive pattern 62 of lower roll 60Is about 0. 65in (16. 50mm) to about 0. 68in (17. 33mm) repeat width W and about 1. From 10in (28mm)About 1. It has a repetition height H of 18in (30mm), and is approximately 0 at a pitch angle of about 45 to about 60. 65in (16. 50mm) to about 0. 68in (17. 33mm).3a, 3b and 3c, the width of the raised bond point 72 on the outer surface of the upper roll 70 is about 0. 028in (0. 70mm) to about 0. 031in (0. (80mm), approx. 030 (0. 75mm) is suitableYou. As is common to those skilled in the art, the width of the base 76 of the raised bond point 72 is less than the width of the outer surface 74.Slightly larger. The raised bonding point 72 of the upper roll 70 is about 0. 026in (0. 65mm) engraving depthYou can have. The individual raised attachment points 72 in this embodiment are about 218. 0 adhesion point / in2 (33. 8 adhesion points / cm2), and the repeat width W 'is about 0. 094in (2. 4mm) to about 0. 118in (3. 0mm), repeat height H 'about 0. 068in (1. 72mm), pitch angle of about 30 to about 45,Switch P 'about 0. 068in (1. 72 mm). In the embodiment shown, the raised adhesive points 72The outer surface 74 is square, but other geometric and non-geometric shapesCan also be used as raised bond points 72 on the upper roll 70. The inventor has confirmed that the following factors are correlated in the optimization of the nonwoven fabric 10 of the present invention.Admitted:1) the temperature of the adhesive rolls 60 and 70;2) the linear velocity of the molding process;3) Nip pressure between adhesive rolls;4) diameter of the adhesive roll;5) Type of material used to create layers 12 and 22.That is, changing one or more of the above factors tends to affect the remaining factors. For example, increasing the linear speed of the molding process will cause each layer of the nonwoven laminate toIn contact with the adhesive roll. Therefore, in order to reach the degree of adhesion required for two layersMust increase the temperature of the adhesive roll, thereby compensating for changes in linear velocity.No. As can be seen above, an important factor in the bonding of the two layers is the bonding rolls 60 and 7It is the temperature that is kept at zero. Naturally, temperatures below a certain point for each polymer will cause adhesion.Rather, temperatures above some other point will melt the web too much. In addition,Temperature affects both the tensile strength and softness of the resulting nonwoven laminate.It is recognized that it can be given. In particular, the higher the temperature, the moreProduces a web with high tensile strength. But just these relatively highHigh temperatures can produce soft webs. This is a comparison that occurs within this temperature rangeApparently due to high and relatively low adhesion. That is, relatively high temperatures are moreCauses large and stronger interfilament adhesion, which is good for tensile strengthAffects, but slightly impairs softness. In addition, relatively high temperatures are relatively lseems to produce ess lofty, pillow structure, because more thermoplastic fibersThis is because shrinkage adversely affects the softness and cushioning feel of the nonwoven fabric 10. It was further observed that the temperature of the roll could affect the formation of holes in the bonded area of the web.Was. Heating does not merely create a hole in the bond area,The bonding may compress each layer sufficiently to create mechanical porosity. In the embodiment shown, the bonding temperature of the lower roll 60 is from about 260F (127 ° C) to aboutUp to 285F (141 ° C), at temperatures between about 265F (129 ° C) and about 275F (135 ° C).Hope. The bonding temperature of the upper roll 70 ranges from about 270F (132 ° C) to about 320F (160 ° C).At ambient temperatures of about 290F (143 ° C) to about 315F (157 ° C) are desired. In this embodiment,An adhesive roll that is in contact with the first nonwoven layer 12, which is the lower adhesive roll 60, is used in the present embodiment.Is lower than the adhesive roll that contacts the second nonwoven layer 22, which is the upper roll 70is important. As a result, the softness of the first layer 12 does not decrease significantly, while the softness of the second layer 22The thermoplastic fibers are sufficiently heated to thermally fuse with the thermoplastic fibers of the first layer 12. ContactAs long as the temperature of the application roll 60 is maintained at a temperature slightly lower than the temperature at which the first layer 12 adheres., All other operating parameters are assumed to be constant in the molding process described above.By definition, the softness of layer 12 will not change significantly. Other important factors relating to the bonding of the two layers and the formation of holes in the bonding area are:The linear speed at which each adhesive roll moves. In the embodiment shown, thoseAt a linear speed of about 65 feet / min (20 m / min) to about 328 feet / min (100 m / min) or more.Can be The formation of holes in the bonding area has different rotations for the two bonding rollsSignificant improvement is achieved by using surface velocities. Is the difference in the rotating surface speed about 4%From about 5% to about 15%, with about 5% to about 20% being preferred. WhichMay be set to a higher rotation speed than the other adhesive rolls. According to a special theoryDo not want to be restrained, but when the adhesive rolls are operated at different rotational speeds,What is improved is the adhesive roll table in the compressed adhesive area created by heating.The tangential shear force on the surface causes the nonwoven fabric to beThis is thought to be due to tearing (mechanical holes) at the contact points between the two. Another important factor for the bonding of the two layers is the diameter of each bonding roll. ShowIn some embodiments (and examples below), each adhesive roll has a diameter of about 12 inches (305 mm).However, adhesive rolls having smaller or larger diameters are also suitable for the nonwoven fabric of the present invention.Suitable for manufacturing laminates. Besides, the diameters of the bonding rolls do not need to be the same. Another important factor in the bonding of the two layers and the formation of holes in the bonding area is the bondingNip pressure between tools. In the embodiment shown, the adhesive roll is about 60 pli (10 kg/ 1 cm) to about 400 pli (67 kg / 1 cm). Higher nip pressureMay result in a less lofty pillow structure, adversely affecting the soft properties of the nonwoven fabric 10.You. In the embodiment shown, layers 12 and 22 of nonwoven laminate material 10 are bonded to adhesive rolls 60 and 60.And the nonwoven fabric 10 is wound on a take-up roll (winder) 78.It is. Alternatively, the device may contact the secondary processing line for the final product.Preferably, it is designed to be Relatively high take-up roll 78 or secondary processing lineHigh tension (tensile tension) disadvantageously affects the loftiness (rise) of the nonwoven fabric 10 of the present invention.Another factor that seems to influence. FIG. 4 includes the nonwoven fabric 80 of the present invention on the side of the diaper that will be placed near the baby's bodyFIG. 1 is a cross-sectional view of a disposable diaper 100. In the embodiment shown, the nonwoven 80 is a polyp.A body-facing outer layer 12 including an adhesive carded web formed from ropylene fibers;A product formed from a blend of polypropylene and polyester fibers as described above.An inner "surge" layer 22 containing a qualitatively non-adhesive or non-adhesive carded webForm. The diaper may also be nonwoven spunbonded or glued cardboard, for example.Liquid permeable body side liner 82 formed from a web material, for example, a hydrophilic cellLoose wood pulp fluff and highly absorbent gel-like particles (e.g. superabsorbent)Core 84 formed of a cable and a tee surrounding at least a portion of the absorbent core 84.Shoe layer 92 and a flexible, for example, formed from a thin polyethylene filmA liquid impermeable outer cover 86. The term “superabsorbent” as used herein refers to its weightNatural or synthetic substances that can absorb or gel at least about 10 times the volume of liquidMeans In the embodiment shown, the nonwoven 80 overlying the liner 82 is substantiallyThe total area of the liner 82 is substantially the same as the total area of the outer cover 86One. Instead, the non-woven fabric 80 has approximately the same extent as the outer cover 86.It may be designed as follows. In other embodiments, the nonwoven fabric 80 is smaller than the minimum width of the absorbent core 84.It may have a small width. In various optional configurations, the length of the nonwoven 80 is-86 less than or equal to the length of the nonwoven fabric 80 in the embodiment shown.And the length of the outer cover 86 is substantially equal. As further shown in FIG. 4, the nonwoven fabric 80 has two sheets attached to the body side surface of the liner 82.Located between any containment flaps 88. Suitable structure of containment flap andThe arrangement can be found, for example, in Enro (K. Enloe) U.S. Patent No. 470No. 4116; this disclosure is incorporated herein by reference. An elastic member 90 optionally included in the absorbent product is adjacent to each longitudinal end of the diaper 100Placed in contact. The elastic member 90 moves the side edge of the diaper 100 toward the wearer's limb.It is for pulling and holding. In addition, elastic members (shownIs located adjacent to one or both ends of the diaper 100,Become a strike band. The nonwoven fabric 80 is bonded to the bodyside liner 82 or the outer cover 86 in a feasible manner,Or combined in another way. As used herein, "combined"Non-woven by attaching the edge or middle area of non-woven fabric 80 directly to liner 82The fabric 80 is directly applied to the body side liner 82, and the nonwoven fabric 80 is directly applied to the outer cover 86.Or the non-woven fabric 80 is an intermediate component-it is then attached to the outer cover 86-The form in which the nonwoven fabric 80 is added to the outer cover 86 by adhering to the outer cover 86. Non-woven80 is adhesive, sonic bonding, heat bonding or other adhesion known to those skilled in the artBy means (not shown) directly to the bodyside liner 82 or the outer cover 86You may ask. Such a bonding means interconnects the other components of the diaper 100It is also used for letting and gathering. Fastening means of known construction (not shownCan be optionally inserted into the diaper structure shown here. FIG.11b shows the nonwoven fabric 12 of the present invention located on the diaper side of the liquid permeable body side liner 146.FIG. 2 is a cross-sectional view of the disposable diaper 120 including FIG. In this embodiment, the nonwoven fabric 128 isAs depicted here, an adhesive carded web made of polypropylene fiberA reinforcing layer 147 containing a blend of polypropylene and polyester fibers.Page 149. In this embodiment, the surge layer 149 is located inside the bodyside liner 146 ((Diaper side) Adjacent to the surface, the reinforcing layer 147 faces the inner absorbent structure 132 of the disposable diaperAs such, it is preferable to place the nonwoven 128; this is described in more detail below.explain. When the surge layer 149 is placed adjacent to the inner surface of the bodyside liner 146, the liquidThe size distribution and arrangement of interfibrous pores for sieving and treatment purposes is improved. Consider the disposable diaper 120 in more detail. As shown in FIGS. 11a and 11c,Diaper 120 has a liquid-impermeable backsheet or outer cover 130. ItIs the front waistband area 123, the rear waistband area 125, and the front and rear waistbands.The middle crotch region 131 connecting the band portions is contoured. Absorbing structure, eg absorptionThe core 132 is such that the absorbent core 132 is sandwiched between the nonwoven fabric 128 and the outer cover 130So that it is overlaid on the outer cover 130. In the embodiment shown, the surge layer 149 of the nonwoven 128 has a basis weight of about 34 g / m,3. 0 Denier 40% polypropylene fiber and 6. 0 denier 60% polyester fiberBecome. The reinforcing layer 147 has a basis weight of about 16. 0 g / m2, 3. 0 denier polypropyleneConsists of 100% fiber. When placing non-woven fabric 128 in absorbent products such as diaper 120,To some extent, based on the functional performance being improved, someBased on the comfort properties of the user, e.g. softness, the basis of the individual layers of the nonwoven 128Change the foundation weight and density. For example, in this embodiment, the nonwoven fabric 128Because it is inside and does not come into direct contact with the user's body, use a material with a relatively low basis weight.And the surge layer 149 need not be very soft. Figure 11a shows a fully openAlso, make sure that any unshrinked condition (i.e.FIG. 2 is a representative plan view of the diaper 120 in a state in which the diaper 120 is in contact with a user.Part is visible. In the embodiment shown, the diaper 120 has a width 198 and a length 199, and the front diaper.An est band region 123, a rear waist band region 125, and a crotch region 131 are provided. UeThe strobing area is used to attach the wearer's waist or mid-lower torso when worn.All or part of the cover or upper portion of the surrounding diaper 120 is configured. Middle crotchRegion 131 is between waistband regions 123 and 125, connecting and attaching them.The diaper 120 constitutes a portion of the diaper 120 located between the legs of the wearer. In this wayZone 131 is generally a liquid barrier in diaper 120 or other disposable absorbent products.This is the area that is coming back. In the embodiment shown, the diaper 120 has a bodyside liner 146 and an outer cover 130., They are substantially coextensive and have a length generally greater than the dimensions of the absorbent core 132.It has a width and a width. The bodyside liner 146 is associated with, overlaps, andThis outlines the periphery 133 of the diaper 120. Diaper circumference 133 is outside lengthIt is outlined by a laterally extending end 137 and a laterally extending end 122. Shown in FIG.As shown, the side edges 137 are curved and outline the exit of the diaper foot. End 122Although it is a straight line as shown here, it may be an arbitrary curve. In the illustrated embodiment, the bodysideAlthough the inner 146 and the outer cover 130 define a generally symmetrical perimeter 133,A sharp asymmetric configuration is also used. The diaper 120 has a horizontal center line 124 and a verticalThere is a center line 126 in the direction. The bodyside liner 146 can have various forms. For example, body side liner 146Is the same width as the outer cover 130 that covers at least part of the width of the middle part of the outer cover.You can have. Instead, the width of the bodyside liner should be at leastThe crotch portion may have the same width as the width of the absorbent core 132. Body side liner 146 fits the wearer's skin, gives a soft feel, is non-irritatingThere is a body-facing surface. The body side liner 146 absorbs the wearer's skinIt is generally used to separate it from the liquid held in it. Body side liner 146 is a liquid permeable material that is porous enough for liquid to easily pass through the liner thicknessConsists of Suitable bodyside liners 146 can be made of a wide variety of web materials, such as porous orReticulated foam, apertured plastic film, synthetic fibers (e.g.Polyester or polypropylene fibers), natural fibers (e.g., wood or cotton)Fibers) or a combination of natural and synthetic fibers. Various woven or nonwoven fabrics may be used for the bodyside liner 146. For example, body side liner-Made from meltblown or spunbonded web of polyolefin fiberbe able to. The body side liner is also made of natural and / or synthetic fiber adhesive carIt may be a dead web. The body side liner 146 is made of a substantially hydrophobic material. Optional surface activation of this materialAgents may be treated or processed to provide desired levels of wettability and hydrophilicity.For example, the bodyside liner 146 is a non-woven spunbond made from a polypropylene materialCan be made from the web. Such a web is about 2. Made of 5 denier fiber, Basis weight about 17-51g / m2 and density about 0. 032 to 0. 043 g / cc. Body side lieGnar 146 is about 0. 11-0. 43% by weight of a suitable surfactant such as ROHM & HABirds provided by Rohm & Haas (office: Philadelphia, PA)Ton X-102 surfactant, and the like. In the embodiment shown, the diaper 120 has a wide area substantially the same as the total area of the outer cover 130.Body side made from a moist, non-woven, wettable polypropylene spunbond webIncludes liner 146. The web is about 0. It has a basis weight of 7oz / yd2 (about 24g / m2). ThisIn embodiments, the bodyside liner further comprises at least a crotch portion of the web.Includes a number of holes extending through the thickness of the liner material. In the embodiment shown, the containment flap 162 is along the fixed end 164 of the flap.Thus, the body-side liner 146 is bonded to the body-side surface. (About appropriate structure and arrangementSee U.S. Pat. No. 4,704,116 mentioned above. The movable end 166 of each containment flap 162A flap elastic member 1 consisting of one or more individual strands of elastic materialIncluding 68. For example, their elastic strands may be in a separate, generally parallel arrangementTake. An elastic member 1 is provided at the movable end of the containment flap 162 in the elastically contractible state.When the movable components contract, the gathers close to the end of the containment flap.The ends of the containment flaps are generally upright.As a result, a gap is formed on the surface of the body side liner 146. Containment flapIs made of the same or different material as the material making upIt may be permeable or liquid impermeable. For example, the diaper 120 fruit shownIn an embodiment, the containment flap 162 has a block () inserted therein by reference.Brock) et al., US Pat.Liquid permeable spunbond-meltblown-spunbond fiber nonwoven laminateFormed from ingredients. The outer cover 130 is made of a substantially liquid impermeable material and is usually a thin plastic.Made from film or other flexible liquid impermeable material. hereThe term “flexible” as used shall mean supple, the general shape of the user's body andDescribe materials that fit easily into the contour. Outer cover 130 is included in the absorbent coreLeachables do not wet products such as bed sheets and outerwear that come into contact with the diaper 120To do. For example, the outer cover 130 has a thickness of about 0. 012mm (0. 5mil) to 0. 051mm (2. 0mil). Due to cost constraints and strength requirements,A typical polyethylene film is about 1. 0mil to about 1. It has a thickness of 25mil. to thisAn alternative outer cover construction is made to provide the desired level of liquid impermeability,Or a treated woven or non-woven fibrous web layer. Suitable materials for the outer cover 130 include, for example, Edison Plasstics) (office: South Plainfield, NJ)Include polymer films, such as polyethylene films. The polymer filterThe alum outer cover is embossed and / or matt to provide a more aesthetically pleasing appearanceYou can also Outer cover 130 optionally allows vapor or gas to escape from absorbent core 132, whileVapor or gas permeable, substantially breathable, to substantially prevent liquid exudates from passing through the outer cover 130For example, the outer cover 130 may be made of a liquid-impermeable andCoating to give the desired level and combination of vapor or gas permeabilityConsist of microporous polymer film or non-woven treated or coatedbe able to. The shape and size of the outer cover 130 depends on the size and contour of the absorbent core 132, andDepends on the specific absorbent product design selected. The outer cover 130 is, for example, roughlyIt has a T-shaped, I-shaped or modified hourglass shape and is at a selected distance from the end of the absorbent core 132, For example 1. 3cm or 2. 5cm (0. 5 to 1. 0 inch). The bodyside liner 146 and the outer cover 130 may be implemented in a manner that can be implemented herein.Or otherwise combined. Body side liner 146 and outsideThe cover 130 may be attached around the diaper by attaching means (not shown), such as an adhesive,Direct bonding to each other by sonic bonding, heat bonding or other bonding means known to those skilled in the art.Can be attached. For example, a uniform continuous layer of adhesive, a patterned layer of adhesiveOr using a series of separation lines, swirls or spots of structural adhesiveThe side liner 146 is attached to the outer cover 130. The above attachment means are diapers and othersAre similarly used to interconnect and assemble the components of Fastening means, for example, adhesive tape tab fasteners 136, etc.A mechanism commonly used for the band area 125 to hold the diaper to the user.It becomes nysm. Tape tab fasteners 136 (folded inside(Shown in place) can be any known to those of skill in the art, typicallyAttached to the corner of the diaper 120 as shown in a and 11c. Adhesive tape systemOne or more auxiliary landing zone patches that are configured for fastening(Not shown). Tape landing zone material, for example polyPropylene film, which has an embossed surface, such as the inside or outside surface of the outer coverCombine in a bit. For example, U.S. Pat.No. 4,753,649 to Pazdernik andSee US Patent No. 4,296,750 to Woon et al. Alternatively, for example, belts,Cook-loop fastener, mushroom-loop fastener, snap,Mechanical fasteners such as pins or buckles, besides adhesives and other means,Alternatively, they are used in combination with these. In addition, certain absorbent product designsThe tying means can be omitted. Elastic members 134 and 135 included in certain productsIs placed adjacent to the perimeter 133 of the diaper 120. Elastic members 196 are each longitudinal end 137, pull the side edges of the diaper 120 against the user's limbI can. In addition, the elastic member 135 is also provided on one or both ends 122 of the diaper 120.Arranged adjacently to form an elastic waistband. Elastic leg gathers and ragsTogather is used for general diapers and may be caused by incompatible general absorbent structures and materials.It is common to reduce shear leaks. Therefore, the absorbent product of the present invention contains liquidShaped to reduce reliance on elastic gathers for certain purposes. The elastic members 134 and 135 are attached to the diaper 120 in an elastically contractible state.Where the elastic member is in a normal, strained configuration as shown in FIG.Effectively shrinks and effectively gathers some parts of the diaper 120.The elastic member is secured in an elastically contractible manner in at least two ways. exampleIf the elastic member is pulled and stretched while the diaper 120 is notFixed to. Alternatively, the diaper 120 can be shrunk by, for example,While the member is not relaxed or stretched, the elastic memberAnd fix them. Other means, such as heat shrinkable elastic material, or USNo stretch bonded described in No. 4720415 (the disclosure of which is incorporated herein).The diaper may be gathered using a woven fiber laminate material.The elastic members 134 substantially extend the groin of the diaper 120, as shown in this embodiment.It may extend the entire length of area 131. Or the elastic member 134One 120 full length, or special diapers, or any otherOver any other length suitable for placing the elastic contractile lineIs also good. Resilient member 134 may be in any of a number of forms. For example individualThe width of the elastic member 134 is 0. 25mm (0. 01inch) to 25mm (1. 0 inch) or more. The elastic member 134 may consist of a single strand of elastic material,May consist of several parallel or non-parallel strands. The elastic member 134Applied in a linear or curvilinear configuration. The number of elastic members 134 is known to those skilled in the artThe diaper may be attached in any of a variety of ways. For example, the elastic member 134Ultrasonic bonding using various bonding patterns, heat and pressure sealing, or contactThe adhesive may be adhered to the diaper 120 by using an adhesive. In the embodiment shown, the leg resilient members 134 include a number of individually separated bullets.Includes a carrier sheet to which a set of elastic strands is attached with elastic rubberIt becomes. For example, the carrier sheet is 0. 75 mil thick polypropylene filmThe elastic strands can be composed of strips and the elastic strands are spandex elastic fibers, e.g.Such as Lycra® provided by Pom (office: Wilmington, DE)Become. In the embodiment shown, each elastic strand is about 940 decitex;However, thicker and thinner strands are also suitable. Each elastic strand has about 2−4 mm apart, by known means, e.g. swirl pattern of hot melt adhesiveOn the carrier sheet. The absorbent core 132 is usually located adjacent to the outer cover 130, and is located at various locations on the diaper 120.Form the form you want. Absorbent cores are generally compressible, flexible, and provideIt is non-irritating and capable of absorbing and retaining liquid-body exudates. Object of the present inventionThe absorbent core consists of one piece of integral material, or a number of individually separatedCan be made of a piece of material. The absorbent core 132 can be of various sizes and shapes (e.g., rectangular, trapezoidal, T-shaped, I-shaped, sandWatches, etc.), made from various materials. The size and absorption capacity of the absorbent core 132 areLiquids given by the intended user size and intended use of the absorbent productMust match body load. Furthermore, the size and absorption capacity of the absorbent core 132Can be varied to accommodate users ranging from infants to adults. PlusIn the present invention, the density and / or basis weight of the absorbent core 132 and their relativeIt turns out that the ratio can also be changed. Various types of wettable, hydrophilic fiber materials are used for the components of the absorbent core 132.You. Examples of suitable fibers are naturally occurring organic fibers consisting essentially of wettable materials, Eg cellulose fibers; synthesis comprising cellulose or cellulose derivativesFibers, such as rayon fibers; inorganic fibers made of an inherent wettable material, such asGlass fibers; synthetic fibers made from inherent wettable thermoplastic polymers, such asSpecial polyester or polyamide fibers; and hydrophilic by suitable meansSynthetic fibers made of non-wetting thermoplastic polymers, such as polypropyleneFibers and the like. Non-wetting fibers are treated, for example, by treatment with silica,Is treated with a substance that has a suitable hydrophilic portion and is not easily removed from the fiber.The non-wetting, hydrophobic fibers during or after the formation of the fibers.It can be made hydrophilic by sheathing with a rimer. The present inventionSelected blends of the various types of fibers described above can also be used for the purpose ofit is conceivable that. As used herein, the term “hydrophilic” generally refers to the wetting by aqueous liquids that come into contact with fibers.The fiber or fiber surface to be used will be described. The wetness of the material isIt is described by body and material contact angles and surface tensions. Specific fiber or fiberAn instrument and method for measuring the wettability of renders is described in the Cahn SFA-222 Surface Force Analyzer.Provided by the system. The method described in detail below using this systemTherefore, when measured, fibers with a contact angle of 90 degrees or less are considered "wettable" andFibers having the above contact angles are considered "non-wetting". Suitable absorbent gelling agents, commonly referred to as "superabsorbers", include silica gels such as silica gel.Inorganic compounds or organic compounds such as crosslinked polymers. Crosslinking is shared-,By ion-, van der Waals- or hydrogen bonding. Absorbable gelling polymerExamples of materials are polyacrylamides, polyvinyl alcohol, ethylene anhydrousMaleic acid copolymers, polyvinyl ethers, hydroxypropyl celluloseBase, carboxymal methylcellulose, polyvinyl morpholinone, vinylSulfonic acid polymers and copolymers, polyacrylates,Examples include rilamides and polyvinylpyrrolidone. Suitable for use in absorbent coresOther polymers that were hydrolyzed include acrylonitrilo-grafted starch,Acrylic acid-grafted starch, polyacrylates and isobutylene maleic anhydrideCopolymers or mixtures thereof. Other suitable hydrogel formationPolymers are disclosed in U.S. Pat.No. 3,902,236 to Assarson et al.You. A method for making hydrogel-forming polymers is disclosed in Masda et al., US Pat.And U.S. Pat. No. 4,286,082 to Tsubakimoto et al. Absorbent gelling agents are generally in the form of discrete particles. The particles can be any desiredIt may be in the form. Has an average size from about 20 microns to about 1 millimeterParticles are preferably used. As used herein, “particle size” refers to the size of an individual particle.This is the weighted average value of the minimum dimensions. Examples of suitable commercially available superabsorbent gelling agents are Dow Chemical Companycal Company) provided by DOW535; Hoechst Seranes Company (HoechSANWET IM 5000P provided by st Celanese Company; Stockhausen (StFAVOR SAB835, 836, or 870 provided by ockhausen). The absorbent core 132 includes a wrap sheet layer that at least partially overlies the absorbent core.Can be included. The wrap sheet may be, for example, a hydrophilic high wet strength surrounding web, e.g.Such as high wet strength tissue or synthetic fiber webs, and absorbent gelling agent particles.To minimize movement from the absorbent core 132. Such an overwrap webThe in-use integrity of the absorbent core can also be increased. An absorbent core for the web,And may be adhered to other components of the absorbent product structure. The non-woven fabric 128 can be made of any desired liquid treatment and absorption requirements of the absorbent core 132.It may be in the form of Suitable shapes are, for example, circular, rectangular, triangular, trapezoidal, longExamples include square, dog-bone, hourglass, or oval. Non-woven fabric 128Convenient to maximize the contacting liquid contact surface area between the woven fabric 128 and the absorbent coreIs the size of For example, in the illustrated embodiment of the diaper 120, the nonwoven fabric 128 is rectangular.And about 24. 0 to 56. 0in2 (about 154. 8 to 361. 2cm2)Have. The nonwoven fabric 128 has a density and basis weight that can be handled, andCollect quickly, hold temporarily, and immediately transfer the liquid to the first entry point of the diaper 120Must be transported to absorption gore 132 from In such a configuration, the liquid isHelps to collect and deter gathering in the inner 146, thereby allowing the userIs less moist. The nonwoven fabric 128 may be placed along the entire length of the absorbent core 132 and the diaper 120. OrNon-woven fabric 128 is only along one part of diaper length or only one part of length of absorbent core 132Can also be conveniently placed along. Similarly, the nonwoven fabric 128 is only one part of the diaper width,Alternatively, it may extend to only a part of the width of the absorbent core. For example, non-woven fabric 128 is about 4. 0It can be shorter than the absorbent core 132 by up to an inch in length and laterally within the front part of the diaperCenter of the diaper, but shifted in the direction of the waistband in front of the diaper,The front end of the woven fabric 128 is approximately 0. 5 inches to about 1. Only 5 inches from the front end of the absorbent coreThe diaper is placed close to the transverse center line. For disposable absorbent products where small bulk and minimum cost are important, nonwoven fabrics8 can be conveniently used without overlapping the entire shape of the absorbent product. Rather, cut the nonwovenAnd can be placed so that it is generally only in the genital area of the user. The surge layer 149 of the nonwoven 128 is placed in fluid communication with the bodyside liner 146.You. The nonwoven fabric 128 is a known attachment means, for example, the inside of the body side liner 146 (diaper side).Adheres along the length of and / or to the surface of surge layer 149 facing bodyside liner 146To the bodyside liner 146 by applying the agent swirl line orCan be glued. The attachment means for joining the nonwoven fabric 128 and the body side liner 146 is notThe woven fabric 128 should be shaped to retain the bulky, lofty or pillow-like nature.For example, about 0. 5 to 0. Adhesive swirl lines with an overall width of 7 inches are wovenApply only to both sides of the surge layer 149 extending along the length of 128,Do not apply along core or end. By doing so, the nonwoven fabric 128 isRequired to obtain the required functionality can be maintained. Nonwoven fabrics 128 made in accordance with the present invention can be used at various levels during practical use.It can be tailored and adjusted to meet performance requirements. For example, lightUrinary incontinence and menstrual pads have different delivery rates and volumes than infant urine diapers.Related to quantity and timing. In addition, the liquid under surge will have liquid viscosity, surface tension,Temperature and other physical properties-these are the characteristics of fabrics in various practical product end uses.A variety of factors can affect performance. The nonwoven fabric 128 of the diaper 120 comprises a resilient fiber structure. Non-woven is loadThere is enough space even underneath, maintaining the porosity of the cloth, against crushing when wetResists, releases liquid better, detaches from the fabric after wetting, regenerates the fabricAllow porosity for subsequent urination (one or more times). Non-woven fabric 128 pressureThe contraction resistance characteristic allows a function of collecting urine fluid a plurality of times. Further non-woven fabric 12Eight quilt structures allow air circulation during use. Special configurations of the components of the diapers 100 and 120 are shown in FIGS. 4 and 11a-c, respectively.These components are assembled to form various known diaper configurations. OnlyIn disposable absorbent products other than diapers, the individual componentsOptional depending on end use. The nonwoven fabric of the present invention is not a fiber laminate described above,The filter may be composed of one fiber layer. In such an embodiment, shown in FIG.The first fibrous layer 12 of the nonwoven fabric 10 (or the reinforcing layer 147 of the nonwoven fabric 128 shown in FIG.No. Due to the elimination of this first fibrous layer, some processing of the nonwoven fabric of this embodimentThe desired liquid treatment and distribution, and disposable, by changing the parameters and propertiesIt must provide the structural integrity required for high speed commercial processing of absorbent products. DepartureThis embodiment of the invention is shown in FIGS. 11A-11C and is described in the accompanying text.It finds particular use in absorbent products such as;The inner (diaper side) surface of the nailer 146 is placed adjacent to its surface, but its function isIt is not limited to any absorbent product or absorbent product structure. FIG. 12 is a perspective view of this embodiment of the present invention, and FIG. 13 is a cross-sectional view of the nonwoven fabric of FIG.is there. Nonwoven fabric 200 comprises a single nonwoven fabric 202 having an upper surface 204 and a lower surface 206. thisIn an embodiment, a number of heat fusion adhesives are non-woven in the form of a spaced adhesive pattern 208.Extending through the thickness of the cloth 200, the fibers in the bonding area 208 are fused together by heat.Or glued. The bonding of the fibers of the nonwoven fabric 200 is substantially limited to the bonding area 208.Outside the bonding area 208, the individual fibers are fused together by thermal energy fiber fusion.Only lightly bonded and due to the lightly bonded fiber space or region 212Thus, a separate or "spaced" bond area 208 is created. Hole 210 gluedFormed within region 208 to improve the liquid distribution and processing characteristics of fabric 200. The single fiber layer 202 of this embodiment may be made of any suitable natural or synthetic fiber., Or their homogeneous blend, into any suitable structureGood; however, as shown and described herein, these fibers are formed into a nonwoven layer.It is. Is nonwoven layer 202 a discontinuous fiber, a continuous filament, or a combination thereofCan be made. Examples of suitable fibers are naturally wettable, naturally occurring organicFibers, such as cellulose fibers; consisting of cellulose or cellulose derivativesSynthetic fibers, such as rayon fibers; inorganic fibers of inherent wettability, egGlass fibers; synthetic fibers made from inherently wettable thermoplastic polymers, egEg special polyester or polyamide fibers; and non-wetting thermoplastic polymersSynthetic fibers, such as polypropylene hydrolyzed by suitable means.Len fiber and the like. Also use blends or mixtures of the various types of fibers mentioned aboveCan be Conventional carded web methods are advantageously used to form nonwoven layer 202But spun bonding, melt blowing, air laying, and skillfulOther methods known to those skilled in the art may also be used. Embodiment shown in FIGS. 12 and 13In the field, it is possible to make a fiber carded web using a conventional carding machine.it can. The fibers of the carded web may be aligned or non-aligned. A commercially available thermoplastic polymer material (described above) having a suitable fiber form is used for forming the nonwoven fabric 200.Can be. In particular, bicomponent fibers such as polyethylene-polyesterS-core fiber, polyethylene-polypropylene sheath-core fiber, and low-melTri-polyester sheath-core fibers and the like are convenient for producing this embodiment of the invention.Used when Suitable polyethylene-polyester sheath-core bicomponent fiberBut BASF Corp. Provided by Textile Department (Office: Enka, North Carolina)Is done. Suitable polyethylene-polypropylene sheath-core two-componentFibers are commercially available from Nitrogen Corporation (office: Osaka, Japan). SuitableLow melt-polyester sheath-core bicomponent fiber was obtained from Sam Yang Co. Ltd. (offIS: Seoul, Korea). This embodiment of nonwoven 200 is generally made from staple thermoplastic fibers.Can be described as a carded web. More specifically, the nonwoven fabric 200 isA carded web of a blend of propylene- and polyester monocomponent fibers.You. This embodiment of the present invention will be described in detail, however, a single thermoplastic fiber tieNonwoven fabrics formed from the wrap are considered to be within the scope of the present invention. The proportion of thermoplastic fibers in nonwoven fabric 200 depends on the intended end use of the fabric.So it can change. For example, polypropylene vs. po per total weight of nonwoven fabric 200The ratio of ester fibers ranges from about 70:30 to about 25:75, with about 50:50It is a ratio in the embodiment shown here. Other examples of fiber type combinations suitable for this embodiment of the invention include knittingStandard polyester monocomponent fiber and polyester sheath-co for fabric applicationsThere is a blend with bicomponent fibers, in the latter the polyester sheath material isA polymer with a lower softening temperature than the polyester core material, such as Sam Yang Co. Ltd. And LM-51 bicomponent fibers. Used in the sentence before and after thisThe term "low-melt" refers to 392F (200C) or less, typically 266F (130C) and 302F (150C).Shall refer to a thermoplastic material or fiber having a softening temperature between Or,Polypropylene and polyester, about 10% to about 20% of the total weight of the nonwoven cellYou can also use a combination of 3 types of fiber including with loin or natural fiber. The fiber size, basis weight and density of the nonwoven fabric 200 also depend on the end use of the fabric.Can be changed easily. For example, the nonwoven fabric 200 has an internal absorption structure for disposable diapers.In disposable diapers, such as the diaper 120 shown in FIGS.The diameter of polypropylene fiber is about 1. 0 denier (12. (5 micron diameter) to about 10. 0 deni(39. The fiber size is about 2. 0 denier (17. (6 microns)Or about 6. 0 denier (30. Up to 5 microns) is desired. About 3. 0 denier (21. 6 mi(Clon) or about 10. 0 denier (39. (4 microns) largerPolypropylene fiber with a large fiber diameter is suitable for products such as sanitary napkins.(In this case, the viscosity, surface tension, and other physical properties ofIt is believed that it is more suitable for producing the non-woven fabric 200). The polyester fiber of the nonwoven fabric 200 is approximately 1. 0 denier (10. 1 micron) to about 9. 0Denier (30. (4 microns) range, about 6. 0 denier (24. 8 microns)I do. The nonwoven fabric 200 of this embodiment has a thickness of 20 g / m (0. 6oz / yd2) to about 100g / m2 (2. 9oz / yd2)Approximately 40 g / m2 (1. 2oz / yd2) to about 70g / m2 (2. 0 oz / yd2) is desired. Non-woven fabric 200 is approx. 030in. (0. (762mm) to about 0. 065in. (1. 651mm)It has a uniform thickness and is approximately 0. 035in. (0. 889mm) to about 0. 040in. (1. 016mm)Desired. The density of the nonwoven fabric 200 is about 0. 030g / cc to about 0. In the range of 080g / cc, approx. 050g / cc to about 0. 060 g / cc is desired. Referring again to FIG. 12, this embodiment of the nonwoven 200 extends through the thickness of the nonwoven., A separate adhesive pattern that bonds the individual thermoplastic fibers in the bonding area 208 togetherA series of bonds that form the chain 208. The spaced adhesive areas 208 areGlue the fibers to form a liquid treatment and distribution and other properties described hereinIt can be made by any suitable method of providing a nonwoven having. EssentialThermal bonding as described above in this embodiment of the invention also providesThis is considered to be a useful method for forming the landing pattern 208. In this embodiment of the present invention, the absence of the first fiber layer 12 (reinforcement layer) isMade up by changing some aspects of the process. This is thenHas sufficient structural integrity and mechanical strength for the processing ofLike the nonwoven 200, which retains the required liquid distribution and processing and other propertiesGives a single layer nonwoven fabric. One such forming condition is the percent bonded area of the nonwoven;On the upper surface 204 or lower surface 206 of the woven fabric 200 occupied by the adhesive in the adhesive area 208The surface area is As shown in FIG. 12, the nonwoven fabric 200 hasAdhesive patterns spaced across the outer surface and the total surface area of the upper or lower surfaceThe ratio of the surface area (top or bottom) occupied by the adhesive area 208 to theThis is the bonding area percentage of the woven fabric 200. In the embodiment shown, the adhesive area percentageIn the range of about 4% to about 35%, preferably about 6% or more to about 15%. AboveA hexagonal (honeycomb) bonding pattern is shown, but other suitable bondingThe nonwoven fabric 200 may be formed using a pattern. When producing the illustrated embodiment of nonwoven fabric 200, the change in bonded area percent isChange the raised bonding pattern on one or both heat bonding rolls toThis can be done in such a way as to obtain the desired adhesive area percent. For example, one connectionWear roll, such as the adhesive roll 60 shown in FIGS. 3 and 3A, or both adhesive rollsOf the adhesive area (the raised adhesive pattern relative to the total area outside the adhesive roll)By increasing the surface area ratio of the nonwoven fabric 200, the bonding area percent of the nonwoven fabric 200 can be sufficiently increased.Without sacrificing the desired loftiness and softness of the nonwoven fabric,Ensuring sufficient integrity for subsequent processing of the nonwoven and its intended end useIt is. As a representative of the adhesive roll used to form the nonwoven fabric 200 of the present invention, FIG.Referring to the heat bonding rolls shown in FIGS. 3A and 3A, the bonding area percent of the lower roll is about 9%.% To about 70%, from about 33% to about 45% is desired and the upper roll contactThe area coverage percentage ranges from about 10% to about 50%, with about 18% to about 24% being desired.You. As in the previously described nonwoven laminate material production of the present invention, twoCombining the raised bonding pattern of the bonding rolls within the bonding area 208 of the nonwoven fabric 200The number and position of the holes can be optimized. If for example one or both contactsThe adhesive area percentage of the applicator rolls is on the raised adhesive pattern on their outer surface.If increased by reducing the size or spacing of theThe increased number of holes 210 formed inA woven fabric 200 is generated. Increasing the number of holes will result in a channel extending through the thickness of the nonwoven 200.More cells are formed, which affect liquid permeability and air permeability and circulation.give. Similarly, other processing conditions may affect the optimization of this embodiment of the invention.. For example, the bonding temperature maintained on the heat bonding roll is important in forming the nonwoven fabric 200.Is a factor. The nonwoven fabric 200 is produced using a heat bonding roll as shown in FIGS. 3 and 3A.In this case, the bonding temperature of the lower roll 60 ranges from about 260F (127 ° C) to about 450F (232 ° C).Good, but temperatures from about 275F (135 ° C) to about 400F (204 ° C) are desired. Upper roll 70The bonding temperature can range from about 270 F (132 ° C.) to about 450 F (232 ° C.), but is about 275 F (135 ° C.)Temperatures from about 400F (204 ° C) are desired. Important for bonding fibers forming nonwoven fabric 200 and forming pores in bonding area 208Another factor is the linear velocity at which the nonwoven fabric 200 passes through the heat bonding roll. ShowIn some embodiments, the nonwoven fabric 200 is between about 55 feet / min (17 meters / min) and about 328 feet / min.Linear speed varying up to 100 m / min (100 meters / min), preferably about 98 feetLinear speed from 30 m / min (30 m / min) to about 230 ft / min (70 m / min)In degrees, it can be made from a single carding machine. Linear velocity is given basisA function of the fiber throughput of a carding machine for making carded webs with weight.What is limited by the throughput is the industry that produces the carded web.Of course. So if you use an additional carding machine,Increasing the fiber throughput and thus the linear velocity of the fibrous web for a given basis weightCan be. As described above, the formation of holes in the bonding region 208 of the nonwoven fabric 200 of this embodiment also includesDepends on several process conditions, such as the relative rotational speed of the thermal bonding roll. TwoAbout 4% to about 50% of the rotation speed of the adhesive roll, especially about 8% to about 20%The difference up to provides a significant improvement in the formation of pores in the bonded area 208 of the nonwoven 200. The nip pressure generated between the heat bonding rolls also affects the bonding and bonding of the fibers forming the nonwoven fabric 200.Can affect the formation of pores in the bonding area. In this embodiment, for example, FIGS. 3 and 3AAdhesive roll as shown in about 100 pli (17. 5kg / 1cm) to about 418pli (70kg / 1cm)Nip pressure at 286 pli (50 kg / 1 cm) to 343 pli (60 kg / 1 cm)Used for The single layer nonwoven formed according to this embodiment of the present invention has a pre-bondedHigh speed used in the manufacture of disposable absorbent products despite the absence of a fibrous reinforcement layerHas sufficient integrity and mechanical strength to avoid web breakage during the manufacturing processI do. In addition to the cost savings directly related to the elimination of such reinforcing layers, this embodimentProvides improved liquid handling and distribution characteristics. Adhering the pre-adhered first fiber layer to a substantially non-adhered second fiber layer;Unlike embodiments of the present invention, the nonwoven fabric 200 of this embodiment is a single fiber layer.Without the pre-adhered first fibrous layer, a nonwoven fabric 200 with a fibrous structure with more voids would result.Wear. Non-woven fabrics made according to this embodiment of the invention have a porosity of about 480 cfm.Measured up to about 700 cfm. Such a fiber structure with many voids forms a fiber layer.Greater porosity between individual fibers forming, and more for liquid fillingGives a large inter-fiber space. The voided fiber structure of nonwoven fabric 200 is an improvementContributes to improved liquid suction characteristics. Similarly, the porous fibers of this embodiment of the inventionThe structure has improved air permeability and circulation characteristics, resulting in an absorbentThe product user can have significant skin care benefits, such as reduced rash. These and other features of this embodiment of the invention provide a better understanding of the invention.This will be explained in more detail by the following examples prepared for Special composition, characteristics, Materials and parameters are illustrative and may not particularly limit the scope of the invention.Not. An example Example A Single fiber layer, 50% polypropylene fiber (Wilmington, DE also has officesHercules Inc. ) 3. 0 denier PP-196) and 50% polyesterTextile (Sam Yang Co. with offices in Seoul and South Korea) Ltd. 6.Manufactured by 0 denier SD-10) with a common carding machine.Done. This fiber web has an average basis weight of 52. It was 10 g / m2. The fibers in this fiber layerThermal bonding roll-The lower roll applies a spaced adhesive pattern to its outer surface.The upper roll has a raised bonding point on its outer surface with about 37%Having a bonded area percent of about 19%. Lower rollMaintain an adhesion temperature of about 288F (142 ° C) and the upper roll maintain an adhesion temperature of about 292F (144 ° C).Was. The linear velocity of the fiber layer passing through the nip formed by both adhesive rolls is about 75 fps.The rate was 23 ft / min (23 m / min). The rotation speed difference between both adhesive rolls is kept at about 16%Was. The nip pressure between the adhesive rolls was about 375 pli (63 kg / 1 cm). This heat bonding professionalProcess to form a spaced adhesive pattern with holes in the adhesive area.That is, a nonwoven fabric having an adhesion area percentage of about 7% was produced. Example B Use a single fiber layer with 50% polypropylene fiber (3. 0 denier PP-196) and 50% polyesTell fiber (6. 0 denier SD-10) with a common carding machineMade by This fiber web has an average basis weight of 56. It was 64 g / m2. This fiberThe fibers of the layer were bonded under the same processing conditions as in Example A. This thermal bonding process allows the bonding areaIt has an adhesive pattern with holes formed in the area and has an adhesive area percentage.A non-woven fabric having a thickness of about 7% was formed. Example C Use a single fiber layer with 50% polypropylene fiber (2. 2 denier PP-196) and 50% polyesTell fiber (6. 0 denier SD-10) with a common carding machineMade by This fiber web has an average basis weight of 55. It was 80 g / m2. This fiberThe fibers of the layer were bonded under the same processing conditions as in Example A. This thermal bonding process allowsIt has an adhesive pattern with a gap in which holes are formed in the area, andA non-woven fabric having a thickness of about 7% was formed. Example D Use a single fiber layer with 50% polypropylene fiber (2. 2 denier PP-196) and 50% polyesTell fiber (6. 0 denier SD-10) with a common carding machineMade by This fiber web has an average basis weight of 68. It was 94 g / m2. This fiberThe fibers of the layer were bonded under the same processing conditions as in Example A. This thermal bonding process allowsIt has an adhesive pattern with holes formed in the area and has an adhesive area percentage.A non-woven fabric having a thickness of about 7% was formed. Example E Use a single fiber layer with 50% polypropylene fiber (2. 2 denier T-107, Hercules(Not for sale experimental fiber manufactured by PP-196 fiber with higher wettability than PP-196 fiber.)And 50% polyester fiber (6. 0 denier SD-10) with a general carding machine.Made by rendering. This fiber web has an average basis weight of 59. 63g / m2Was. The fibers of this fiber layer were bonded under the same processing conditions as in Example A. This heat bonding processWith a spaced adhesive pattern with holes formed in the adhesive area byA nonwoven fabric with a bonded area percent of about 7% was produced. Example F Use a single fiber layer with 50% polypropylene fiber (2. 2 denier T-108, HerculesA commercial fiber manufactured for sale by the company, twice the T-107 fiber described in Example E above.50% polyester fiber (6. 0 denier SD-10)It was made by blending with a cutting machine. This fiber web has an average basis weight65. It was 95 g / m2. The fibers of this fibrous layer were bonded by a heat bonding roll;When the lower roll has a bonded pattern spaced on its outer surface, the bonding area percentThe upper roll has a raised bonding point on its outer surface with a bonding area pattern of about 37%.About 19%. Lower roll has a bonding temperature of about 300F (149 ° C)The upper roll was kept at an adhesion temperature of about 295F (146 ° C). By both adhesive rollsThe linear velocity of the fiber layer passing through the formed nip is about 75 feet / min (23m / min)Met. A rotation speed difference of about 16% was maintained between the two adhesive rolls. Between the adhesive rollsThe nip pressure was about 375 pli (63 kg / 1 cm). This thermal bonding process allows the bonding areaIt has an adhesive pattern spaced with holes formed in the area, the adhesive area percentWas about 7%. Example G Use a single fiber layer with 50% polypropylene fiber (2. 2 Denier T-186, HerculesManufactured by durable hydrophilic processing) and 50% polyester fiber (6. 0 deMade by blending Neil SD-10) with a common carding machine. This fiber web has an average basis weight of 64. It was 33 g / m2. Example of fiber of this fiber layerBonded under the same processing conditions. Formed in the bonding area by this thermal bonding processIt has a spaced adhesive pattern with perforated holes and an adhesive area percent of about 7%.A non-woven fabric was formed. Example H Use a single fiber layer with 50% polypropylene fiber (2. 0 Denier T-1001, Seoul, KoreaManufactured by Kolon Merak, with offices in and 50% polyEster fiber (6. 0 denier SD-10) with a common carding machineMade by things. This fiber web has an average basis weight of 55. It was 8 g / m2. ThisThe fibers of the fibrous layer are glued together by means of a heat-bonding roll;A bonding pattern with a space on the surface is about 42. At a 7% rate,The upper roll has a raised bonding point on its outer surface, the bonding area percentage of about 19%I was carrying. The lower roll is maintained at a bonding temperature of about 361F (183 ° C), while the upper roll isAn adhesion temperature of about 367F (186 ° C) was maintained. Nip formed by both adhesive rollsThe linear velocity of the fiber layer passing through was about 115 ft / min (35 m / min). About 16. 5%A rotational speed difference was maintained between the two adhesive rolls. Nip pressure between adhesive rolls is about 314pli (56 kg / 1 cm). This thermal bonding process removes the holes formed in the bonding area.Non-woven fabric with an adhesive pattern with a gap and a bonding area percentage of about 8%Cloth produced. Example I Use a single fiber layer with 50% polypropylene fiber (2. 2 denier PP-196) and 50% polyesTell fiber (6. 0 denier SD-10) with a common carding machineMade by This fiber web has an average basis weight of 58. It was 7 g / m2. This fiberThe fibers of the weave layer were bonded by a heat-bonding roll; the lower roll was the outer surfaceThe adhesive pattern spaced at approximately 42. Up to 7%The roll has a raised bonding point on its outer surface with a bonding area percentage of about 19%I was The lower roll is maintained at a bonding temperature of about 340F (171 ° C) and the upper roll is about 349F.The adhesion temperature was maintained at F (176 ° C.). Passes through the nip formed by both adhesive rollsThe linear velocity of the fibrous layer was about 115 ft / min (35 m / min). About 16. 5% rotation speedThe stagger was maintained between the two adhesive rolls. The nip pressure between the adhesive rolls is about 314 pli (56 kg / 1 cm). Due to this thermal bonding process, while holding the holes formed in the bonding areaA non-woven fabric with an adhesive pattern with a gap and an adhesive area percentage of about 8%Done. The nonwovens produced in the above examples had the properties shown in the table below: Reflux-and liquid suction time values (generally determined by the test methods described in detail below)) Was also measured on the single-layer nonwoven fabric of the above example. Liquid suction and backflow evaluation (Sample diapers tested using the (FIFE) test include a separate or laminated liner layer.Or-no material was used. Therefore, the backflow data is not the single layer of Example AI.Woven fabric and about 13.6 g of wood pulp and about 8.5 g of superabsorbent material, such as Hoechst SerraneDiaper incorporating an absorbent core including, for example, IM3900 of Hoechst celanese Co.2 shows the absorbance / permeation time, reverse flow rate, and liquid storage amount of each sample. These sumpsThe diaper had the reflux and liquid suction time values shown in the table below. The "liquid suction" described above for some specific examples of the single layer nonwoven fabric of this embodiment.Inset and backflow evaluation test "results indicate that the open porosity of this embodiment of the invention isPermeable fiber structure-it stores more liquid and consequently the reflux value increases-It seems to suggest. As mentioned above, there is a pre-bonded liner layerA more porous fiber structure with improved liquid and air permeability propertiesA nonwoven fabric of this embodiment is produced. In the embodiment of the invention, shown again in FIG. 4, important features of the bodyside liner material are illustrated.Sex is its softness. Especially, considering the tactile sensation of the baby, the liner is extremelyIt is important to have a flexible and soft touch. The present inventor has proposed the nonwoven fabric of the present invention.It was noted that 80 body-facing layers 12 exhibited the characteristic of being wonderfully soft. Another important property of nonwoven liners and nonwovens is that tensile strength,Tear resistance, and percent elongation before tearing. These properties wereOf Instron TM1000 (made by Instron (office: Canton, MA))It was measured with such an apparatus. This device is used for non-woven fabric samples (about 1 x 6 inches (25.4 x 1524 mm)) With a pair of jaws extending across the width of the sample and pulling it at a constant extension rate.Separate. Record the force required to tear off the fabric as tensile strength and the length of the original fabric.The percent elongation is obtained from the length of the fabric before breaking. These trialsThe test is to attach the fabric to the jaws in a direction where the force is applied to the fabric in the machine direction (MD), orOr you can attach the cloth so that the force is applied in the cross direction (CD).Wear. Nonwoven fabrics made according to the present invention (several examples are described below)Tensile strength and percent elongation characteristics were exhibited. Another property that is particularly important for liners in absorbent products such as disposable diapersIs the wettability of the liner. Absorbent product design reduces linerIt is also desirable to be partially wettable to facilitate liquid passage through the absorbent core.Is common. In addition to that, it is even more desirable thatProvides a wetting gradient to the releasable liner to increase comfort and skin healthIs Rukoto. In particular, as in the present invention, the "surge" layer 22, i.It is desirable to create a "body facing layer" 12 that is less wettable than the closest layer. thisIn a way the liquid is easier-more easily than it flows back to the wearer-to the absorbent core materialFlows. Many polymers suitable for making nonwoven webs are hydrophobic. In particular, PolyoleThe fin fibers are completely hydrophobic. As a result, failures made with these polymersIt is desirable to provide the woven web with the desired levels of wettability and hydrophilicity. Hydrophobic fiberThe wettability of fibers, such as polypropylene, can penetrate the surface of such hydrophobic fibers.Always enhanced by applying a water-soluble finishing material in the range of about 0.3% to about 0.6%To improve the liquid handling properties of these fibers in end-use applications.Can be improved. In the embodiment described herein, the polypropylene usedWren fibers are treated with a water-soluble finishing material before forming the fibers into nonwoven layers 12 and 22Can be made wettable. Another contributing factor to the wetting gradient is the desired amount of polyester fiber.Is blended with polypropylene fibers to form the second nonwoven layer 22. the aboveTo a homogeneous blend of polypropylene and polyester fibers.Non-woven layers created by using more resilient polyester fibersThe 22 different pore sizes create the necessary wetting gradient between the first layer 12 and the second layer 22. The following examples are for a more detailed understanding of the invention. Special composition, ratio, Materials and parameters are exemplary and specifically limit the scope of the inventionNot something. An example Example 1 The first layer is 100% polypropylene (Hercules (Office: Wilmington,Blend PP-196) produced by DE) with conventional carding machine as described aboveManufactured by: The basis weight of the first layer was about 18 g / m2 (0.5 oz / yd2). No. 2The layers are made of 60% polyester (SD-10, Sam Yang., Office: Seoul, Korea)) And 40% PP-196 polypropylene with conventional carding machineMade by doing. The basis weight of the second layer is about 32g / m2 (0.9oz / yd2)Met. The first and second layers are heat bonded by a heat bonding roll as shown in FIGS. 3 and 3A.did. The adhesive roll contacting the first layer is maintained at a temperature of about 272F (133 ° C) and contacts the second layer.The contacting adhesive roll was maintained at a temperature of about 315F (157 ° C). Adhesive roll linear speed is about 8At 0 ft / min (24 m / min), the nip pressure between both adhesive rolls was about 300 pli. This heatThe bonding process creates a spaced bond pattern with holes formed in the bond area.A nonwoven laminate material having a glue area percent of about 2% was provided. Example 2 The first layer is made from 100% PP-196 polypropylene by conventional carding as described above.Made by mechanical blending. This first layer has a basis weight of about 18 g / m2 (0.5 oz / yd2). The second layer is 60% polyester (PET-295, Hoechst Celanese)Office: manufactured by Greenville, SC) and 40% PP-196 PolypropyleneMade from pyrene by blending on a conventional carding machine. No. 2The layer had a basis weight of about 32 g / m2 (0.9 oz / yd2). The first and second layers are shown in FIGS. 3 and 3AThermal bonding was performed by such a thermal bonding roll. The adhesive roll that contacts the first layer is about 272F ((133 ° C) and the adhesive roll that contacts the second layer is maintained at a temperature of about 315F (157 ° C).I was drunk. The linear speed of the adhesive roll is about 80 ft / min (24 m / min), and the nip betweenThe pump pressure was about 300 pli. This thermal bonding process involves the formation of holes in the bonding areaWith an adhesive pattern spaced at approximately 2%A nonwoven laminate material. Example 3 The first layer is made of 100% polypropylene fiber (PT110-20, Lohman GmbH & Co.KG (Official)(Supplied by Neuwied, Germany). This first layer is the basis weightWas about 20 g / m2 (0.5 oz / yd2). The second layer is made of 60% polyester (PET-295, hex/ AG (office: manufactured by Frankfurt, Germany) and 40% polypsLopylene (PP-71 “SOFT-71”, Danaclon A / S (office; Vard, Denma)By blending with a conventional carding machine as described above.Had made. The second layer had a basis weight of about 32 g / m2 (0.9 oz / yd2). Figure 3 shows the first and second layersAnd a heat bonding roll as shown in FIG. 3A. Adhesive contact with the first layerThe roll is kept at a temperature of about 272F (133 ° C) and the adhesive roll contacts the second layer.The temperature was maintained at a temperature of about 315F (157 ° C). The linear speed of the adhesive roll is about 80ft / min (24m /min), the nip pressure between the two adhesive rolls was about 300 pli. This heat bonding processHas a spaced bond pattern with holes formed in the bond area, the bond surfaceA nonwoven laminate material having a volume percent of about 2 percent was provided. Example 4 The first layer is made from 100% PP-71 polypropylene, using a conventional spunbond forming process.Made with Roses. This first layer had a basis weight of about 22 g / m2 (0.6 oz / yd2).The second layer is made of 60% polyester PET-292 and 40% PP-71 polypropylene,Made by blending with a carding machine. The second layer has a basis weight of about 3It was 2 g / m2 (0.9 oz / yd2). The first and second layers are thermally bonded as shown in FIGS. 3 and 3A.Heat bonded. The adhesive roll that contacts the first layer is maintained at a temperature of about 272F (133 ° C).The adhesive roll contacting the second layer was maintained at a temperature of about 315F (157 ° C). Glue lowLinear speed is about 80ft / min (24m / min), and nip pressure between both adhesive rolls is about 300pliMet. This thermal bonding process is spaced with holes formed in the bonding areaNonwoven laminating with an adhesive pattern of about 2%The ingredients were given. Example 5 The first layer is made of 100% polypropylene (75% PP-196 and 25% PP-196, bothFrom Wools (office: manufactured by Wilmington, DE)It was made by blending with a conventional carding machine. This first layerThe basis weight was about 18 g / m2 (0.5 oz / yd2). The second layer is made of 60% PET-292 polyester andAnd 40% PP-71 polypropylene blended with conventional carding machinesMade by The second layer had a basis weight of about 32 g / m2 (0.9 oz / yd2). 1st and 2ndThe layers were heat bonded by a heat bonding roll as shown in FIGS. 3 and 3a. Contact the first layerThe adhesive roll is maintained at a temperature of about 272F (133 ° C) and the adhesive roll contacting the second layer is about 31 ° C.The temperature was kept at 5F (157 ° C). The linear speed of the adhesive roll is about 80 ft / min (24 m / min).The nip pressure between the bonding rolls was about 300 pli. This thermal bonding processIt has an adhesive pattern with holes formed in the area and has an adhesive area percentage.To give a nonwoven laminate material with about 2 percent. Example 6 The first layer is made from 100% PP-196 polypropylene, as described above, using conventional cardin.Made by blending with a mechanical machine. This first layer has a basis weight of about 18 g / m2 (0.5 oz / yd2). The second layer is 60% PET-295 polyester PET-292 and 40% PP-71Made from polypropylene by blending with a conventional carding machineWas. The second layer had a basis weight of about 32 g / m2 (0.9 oz / yd2). The first and second layers are shown in FIGS. 3 and 3.A thermal bonding was performed using a thermal bonding roll as shown in A. The adhesive roll that contacts the first layerMaintained at a temperature of about 272F (133 ° C), the adhesive roll in contact with the second layer has a temperature of about 315F (157 ° C).Kept at temperature. The linear speed of the adhesive roll is about 80 ft / min (24 m / min).The nip pressure during was about 300 pli. This thermal bonding process forms in the bonding areaIt has a spaced adhesive pattern with preformed holes and an adhesive area percent of about 2To provide a nonwoven laminate material that is a non-woven laminate material. The nonwoven laminate materials produced in the above examples had the properties shown in the table below: For the purposes of the present disclosure, the following parameters are used to determine the specific parameters of the nonwoven fabric 10 of the present invention.The meter can be determined. Measure absorbency / permeation time, backflow and liquid storage of liners for disposable absorbent productsA liquid suction and reflux assessment (FIFE) test was designed to determine. Absorption / TransmissionTime (seconds) when needed to absorb the stimulated urine release using a stopwatchThe length between them was determined by visual inspection. In the backflow test, three times for the absorbent productLiquid that comes out of the "user side" of the absorbent product after absorbing and pressurizingBody weight is measured in grams. The apparatus shown in FIGS. 7 and 8 is used for this test. This is shown in FIG. 4 and in FIG.Weigh accurately the sample diaper to be tested to 0.1 g. Sample 102Remove elastic members and containment flaps (not shown) on limbs and waistCut along the length and flatten the sample. To get reliable results,Do not properly adjust the sample size, weight and density of pull 102, and the composition of the absorbent core.I have to. The data reported here isThe nonwoven fabric 10 according to the above Examples 4, 5 and 6;Including about 10 g of wood pull fuzz and about 12 g of superabsorbent material, e.g. DOW DRYTAbsorption cores such as ECH835;This was obtained from a square sample of 12 in. × 12 in. (305 mm × 305 mm) containing Sample 102 is licked flat under 880 g cylinder plate assembly 104The cylinder 106 with an inner diameter of 5.1 cm is finally placed in the designated position 108Make it go. For example, the designated location 108 is the absorption to be tested from the end of the sample 102.Depending on the size of the product (e.g. small (s), medium (m), large (l) or extra large (xl)), about 4 1/2It ranges from inches (114.3mm) to about 53/4 inches (146.1mm). Sample 102Below is a raised platform 110, which is 1/2 inch (12.7 mm) high (d)) × length (e) 6 inches (152.4 mm) × width (f) 3 inches (76.2 mm). Also cylinder 106 is under the cylinder plate assembly 104 by a distance (g) of about 1/32 inch (0.8 mm)It is out in A funnel 112 at the top of the cylinder 106 is upright with respect to the sample 102 and has a centerIs at the designated position 108. Specified amount of synthetic urine (e.g., small, medium, large, oversizedPour 50 ml, 80 ml or 100 ml each from funnel 112. (A case of suitable synthetic urineIs No.K-C39 provided by PPG Industries (Office: Appleton, WI)9105. ) When liquid first contacts sample 102 and when liquidUse a stopwatch to measure the time elapsed between when it is no longer visible on the surface.You. One minute after the first liquid release has been aspirated, a second release of the same volume is made.Measure the time to draw in the second release liquid as for the first release.Set. This time, according to FIGS. 9 and 10, one minute after the second release was aspirated, the sample 102Is placed on a vacuum device 114 and covered with blotting paper 116 while simultaneouslyCovered with 118. Apply a vacuum of 35000 dyne / cm2 (approximately 0.5 psi) toThe worksheet 118 is sucked onto the blotting paper 116 and the sample 102 for 2 minutes. Release pressureAfter that, the wet blotting paper 116 is weighed. Weight increase of blotting paper 116 (gram)Is the backflow component. Within one minute after the pressure was removed from sample 102, a third liquid release was performed, as described above.Take the time. Subsequent liquid draw times are based on the prescribed volume of liquid (as described here).The result (80 ml) is the number of seconds to enter sample 102. Sample 102 containing the non-woven laminate material of Examples 4, 5, and 6 above is the reverse shown in the table below.Show the flow and liquid suction time values: The "Liquid Suction and Reflux Evaluation Test" results are described above for some examples.The absorbent product with the non-woven fabric 10 described here can absorb liquid from about 11 seconds to about 38 seconds.It can exhibit a run time and a reflux value of about 1.0 to about 9.0 grams. Nonwoven fabric 10 made according to the present invention may be used byCan be adjusted to meet different levels of performance requirements. For example, mild urinary incontinence and menstrual flow pads may deliver differently than infantile urineHas speed, capacity and timing. In addition, the liquid under surge has liquid viscosity, surface tensionTemperature, and can affect the performance of nonwoven 10 in various practical product applicationsOther physical properties may change. Therefore, the present invention is not limited to the above-described embodiment and embodiment.Although described by way of examples and examples, it is obvious that the present invention can be further modified. IWasThis application is therefore subject to known or customary practice in the art to which this invention pertains.Including, but not limited to, those departed from the present invention as set forth in the appended claims.Includes any variations, uses, or adaptations of the invention in accordance with the general principles of the invention.Shall be.
─────────────────────────────────────────────────────フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｄ０４Ｈ 13/00 Ａ６１Ｆ 13/18 ３１０Ｚ (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ(72)発明者 プロクスミア デボラ リン アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54957 ラーセン カウンティー エムエ ム 7915(72)発明者 リクター エドワード ブルース アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54914 アップルトン サニーヴィュー サークル 2535──────────────────────────────────────────────────の Continued on the front page (51) Int.Cl.6 Identification symbol FI D04H 13/00 A61F 13/18 310Z (81) Designated country EP (AT, BE, CH, DE, DK, ES, FR, GB, GR, IE, IT, LU, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, TD, TG), AP (KE, MW, SD, SZ, UG), AM, AT, AU, BB, BG, BR, BY, CA, CH, CN, CZ, DE, DK, EE, ES, FI, GB, GE, HU , IS, JP, KE, KG, KP, KR, KZ, LK, LR, LT, LU, LV, MD, MG, MN, MW, MX, NO, NZ, PL, PT, R O, RU, SD, SE, SG, SI, SK, TJ, TM, TT, UA, UG, UZ, VN (72) Inventor Proxmia Deborah Lin, Wisconsin, USA 54957 Larsen County M.M. 7915 (72) Inventor Rictor Edward Bruce United States of America Wisconsin 54914 Appleton Sunnyview Circle 2535