JPH10504944A - ソース識別データをビデオ信号に挿入する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】ソース識別データ（識別特徴）は、ビデオ信号の見え方を妨害することなく、ビデオ信号の活性画像領域に挿入され、そのデータは、識別特徴読み取り器と称するデータ読み取り器により得られる。データ挿入又は“識別特徴書込み”処理は、データ挿入ユニットの出力から作成されたあらゆるビデオテープから読み返される情報を伝搬させるためビデオペデスタルを動的にオフセットさせることにより行われる。特に、識別特徴は、使用されるユニットのＩＤ番号及び現在の日付を伝搬する。上記のオフセットは、１個の完全なフィールドに亘って持続し、約０．５ＩＲＥの振幅を有し、即ち、所定のフィールドは公称セットアップ、又は、公称値から０．５ＩＲＥだけ差があるセットアップ値を有する。上記データは、ソース識別データを検出及び表示する読み取り器に十分なサンプルを提供するため１２８フィールド毎に繰り返される。

Description

【発明の詳細な説明】 ソース識別データをビデオ信号に挿入する方法及び装置 本願特許明細書の開示の一部は、著作権保護を受ける素材を含む。著作権所有者は、特許商標局のファイル又は記録において明らかであるので、この特許の開示者による複製の作成に異議を唱えないか、それ以外の場合には、全ての著作権の権利を留保する。発明の背景 ビデオの著作権侵害行為が日増しに激しくなるのに伴って、ビデオ録画又はビデオ伝送が許可されたソースから発生させられたかどうかを識別する方法を持ちたいという要望が高まる。垂直期間のデータ伝送能力を用いたソース又はテープ識別処理は当業者に周知である。しかし、かかるシステムは、帰線消去及び再書込み技術によりソース識別データを除去する場合に問題を生じる。従来のソース識別又は“識別特徴(fingerprint)”システムは、ビデオ信号の活性時間の間にデータを伝送しない。 ビデオ著作権侵害行為の一形態は、映画を上映する劇場内のスクリーン及びスピーカから画像及び音声を記録するためビデオカメラを使用している。一般的に、この方法は非常に質の悪いコピーを生成する。しかし、概して米国以外の世界の中には、かかるコピーが許容され得る地域がある。劇場におけるビデオ映画映写システムの使用は普及し始めている。一般的に言うと、上記システムは、映写の前に電子ビデオ信号を保護するためビデオスクランブルの形式を組み込む。しかし、垂直期間のソース識別及びビデオスクランブルは、一旦信号がスクランブル解除されると、映写された画像を保護しない。 映画及びその他の素材のソース識別の方法は、不法な複製の可能性を低下させ、かかる複製が行われた場合に複製物の劇場又はソースを識別するためにソースコードを提供することが必要である。発明の概要 本発明は、データ（識別特徴）を、ビデオ信号の見え方と、データ読み取り器、即ち、識別特徴読み取り器によるデータの取得とを妨害することなくビデオ信号の活性画像領域に挿入する方法及び装置に関する。データ挿入又は“識別特徴書込み(fingerprinting)”処理は、データ挿入ユニットの出力から作成されたあらゆるビデオテープから読み返される情報を伝搬させるためビデオペデスタルを動的にオフセットさせることにより行われる。特に、識別特徴は、使用されるユニットのＩＤ番号及び現在の日付を伝搬する。上記のオフセットは、１個の完全なフィールドに亘って持続し、約０．５ＩＲＥ単位の振幅を有する。所定のフィールドは公称セットアップ、又は、公称値から０．５ＩＲＥ単位だけ差があるセットアップ値を有する。 読み取り器は、ビデオ信号から識別特徴を検出し、表示用のデータを処理する。データはビデオ素材が再生された特定の劇場及び日付のようなビデオ情報のソースをこのデータから判定することができる。他の応用は、ビデオが記録されたかかるソースデータを含む。図面の簡単な説明 図１はデータ挿入装置のブロック図であり、 図２ａ−２ｅは、同期ワードを表わす波形の系列であり、 図３は識別特徴読み取り器のブロック図である。発明の詳細な説明 データ挿入又は“識別特徴書込み”処理は、データ挿入ユニットの出力から作成されたあらゆるビデオテープから読み返される情報を伝搬させるためビデオペデスタルを動的にオフセットさせることにより行われる。特に、識別特徴は、使用されるユニットのＩＤ番号及び現在の日付を伝搬する。上記のオフセットは、１個の完全なフィールドに亘って持続し、約０．５ＩＲＥ単位の振幅を有する。所定のフィールドは公称セットアップ、又は、公称値から０．５ＩＲＥ単位だけ差があるセットアップ値を有する。 識別特徴が書き込まれるべきビデオ信号１２は、ビデオプロセッサ１４に入力される。ビデオプロセッサ１４は、同期分離器１６と水平及び垂直帰線消去器１８とにビデオ信号１２を供給する。識別特徴データ２０はデータ変調器２２に入力される。識別特徴データ２０は直列又は並列の何れの形式でも構わない。 識別特徴データフォーマットは６４ビットブロックである。先頭の１６ビットは同期ワード発生器２１により発生させられた（データ）フレーム同期ワードであり、次の１６ビットはソースＩＤ番号であり、最後の３２ビットは日付コードである。典型的な同期ワードは図２ａに示される。ブロックは無限に繰り返される。信号フォーマットは、２進マンチャスター形であり、“０”は０−１の遷移により表わされ、“１”は１−０の遷移により表わされ、位相基準は図２ｂに示されたような同期ワードにより供給される。従って、各データビットは２フィールドを占める。他のデータビットを使用してもよいことは当業者には明らかであり、再現処理はそれに従って調整される。 データ変調器２２は、直列又は並列の形式の識別特徴データ２０及び同期ワードデータ２２を受け、同期ワードとしての１６ビットと、後に続くソースＩＤ用の１６ビットと、日付コード用の３２ビットとにより構成される上記のようなフォーマット化された識別特徴データを発生する。上記データはビデオ信号に入力されるので、上記データをビデオ信号に同期させる必要がある。同期分離器１６の出力は、垂直（フィールド）同期パルス２４からなる。同期分離器１６は、ビデオ信号から垂直同期パルス２４を分離させるため、テレビジョン技術の当業者に公知の技術を使用する。上記データをシステムにより使用可能なフォーマットに挿入するのに加えて、データ変調器２２は、垂直同期パルス２４を用いて任意のフォーマット化された識別特徴データの開始をフィールドレートに同期させる。 上記データの個別のビットは一つ以上のフィールドを占めるので、入力されたビデオ信号の水平と垂直の帰線消去期間中、データを消去することが必要である。水平及び垂直帰線消去発生器１８は、ビデオプロセッサ１４からビデオ信号を受け、データ消去器２８に結合された水平及び垂直の合成帰線消去信号２６を発生する。フォーマット化された識別特徴データ３０は、データ消去器２８のデータ入力に供給される。データ消去器２８は、入力されたビデオ信号の水平と垂直の帰線消去期間中のデータを消去するため、水平及び垂直帰線消去信号２６を使用する。データ消去器２８の出力は、帰線消去されたフォーマット識別特徴データ３２であり、ビデオ信号に加算するため、ビデオプロセッサに戻すよう結合され、識別特徴が書き込まれたビデオ信号３４を生成する。 識別特徴が書き込まれたビデオ信号３４がスクリーン上に映写、又は、ビデオモニタ上に表示されたとき、挿入に起因したビデオレベルの変化が視聴者には認知されないが、信号を直接、又は、映写された画像のスクリーン外の録画を行なうテレビジョンカメラを介して記録するビデオレコーダにより検出される。 再現又は“読み取り”処理は、図３に示される。識別特徴読み取り器４０は、識別特徴が書き込まれたビデオ信号４２内のあらゆるフォーマット識別特徴データ３０を検出し、解析するため使用される。識別特徴か書き込まれたビデオ信号４２は約１ｋＨｚのカットオフ周波数を有するローパスフィルタ４４に結合される。ローパスフィルタの出力は３０Ｈｚノッチフィルタ８２に結合される。３０Ｈｚノッチフィルタは、再生ビデオヘッドの差に起因したテープ出力レベル中のフレーム間の変化としてデータ中に観察され得る３０Ｈｚの成分を除去するため使用される。３０Ｈｚノッチフィルタは整合フィルタ５２の前後の何れに置いても構わない。 ３０Ｈｚノッチフィルタ８２の出力は、アナログ／ディジタル変換器４６に結合される。アナログ／ディジタル変換器４６は、クロック発生器５０からクロック信号４８を受ける。クロック周波数は約４ｋＨｚである。しかし、１ｋＨｚ乃至１５ｋＨｚのクロック周波数は同程度に使用可能である。クロック周波数は、入来ビデオにロックされる。図２ｂに示されたアナログ／ディジタル変換器４６の出力は整合フィルタ５２に結合される。整合フィルタ５２は、第１の近似までデータの振幅を２倍にし、ビデオ内容を殆ど取り消す。整合フィルタ５２の出力は図２ｃに示される。 整合フィルタ５２の出力は、再生信号中の時間基準誤差に起因して必ずしも十分に明瞭な信号を更なる処理に供給しない。整合フィルタ５２の出力信号の使用可能性を改良するため、整合フィルタ５２の出力信号は、２乗器５３と、データのビットのクロック信号を発生させるため位相ロックループ５５に結合される。このクロック信号は、時間基準誤差に起因したデータの変化を除去するため記憶レジスタ５６に供給される。 取り消されたビデオを伴うデータを含む整合フィルタ５２の出力は、データフレーミングを確定するため同期ワードと相関させられる。データは、適切にフレーム化された後、ＳＮ比（ＳＮＲ）を更に改善するためディジタル的に一体化される。この処理は、１２８個の連続的なフィールドのディジタル化された値を、クロック信号５７によりクロック同期させられた記憶レジスタ５６に書き込むことにより行われる。シフトレジスタ５６、相関器５８、同期ワード発生器６０、ピーク検出器６２及びアドレス制御６４は、ユーザがデータを読めるようにすべくデータを同期させるため使用されるループ内にある。記憶レジスタ５６の出力は相関器５８に供給される。更に、プログラムされた同期ワード発生器６０は、図２ｄに示されるように、識別特徴データ３２内の同期ワード情報を同期ワード６６と相関させるため、特有の同期ワード６６を相関器５８に供給する。図２ｅに示されるような相関データ６８はピーク検出器６２に供給される。一致があるならば、次の１２８個のフィールドのディジタル化された値を最初のフィールドの値に加算し、必要に応じて処理を継続する。累算が進むと共に、各レジスタ内のデータ値は、パスの数により直接的に乗算され、一方、ビデオ及びノイズは平均化されて消える傾向がある。一般的に２０を超えた適当な数のパスの後に、１２８個の高い又は低いオフセットのフィールドの再現された系列が加算器７２と６４ワードレジスタ７６とに供給され、データは元の６４ビットにデコードされ、適切なデータが出力端子８０に読み出される。 上記の装置は、ハードウェア実現手段、又は、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用する。マットラブ（ＭＡＴＬＡＢ）言語を用いて書かれた識別特徴読み取り器の一部のソフトウェア実現手段用のソースコード情報が添付される。 読み出されたデータは、６４ビットのデータストリームを読む能力のある任意の表示装置に接続することができる。かかる装置は、英数字ディスプレイ又はコンピュータスクリーンでもよく、上記データはオンスクリーン表示用のビデオ信号に組み込んでも構わない。表示装置はＩＤ番号及び日付コードを表示する。 上記の素子を用いた実験中に、データは、１ボルトビデオ信号上の１／２ミリボルトの付近の０．１ＩＲＥ未満まで低下しても再生可能であることが分かった。 挿入装置と読み取り器との同期ワードが同一でない限り、出力が得られないか、或いは、誤った結果が得られることに注意する必要がある。読み取り器がより汎用的に使用できるようにするため、読み取り器内の同期ワード発生器は、製造者によってユーザ用に、或いは、ユーザ自身によるプログラムが可能である機能を有する。 本質的に、上記のシステムを使用する間に、システムを破ることを企図する者は、１２８フィールドずつの中から１乃至２フィールドだけを消去又は歪ませる可能性があり、歪みは非常に短時間であるので、著作権侵害行為をうけた信号の利用性に著しく影響を与えることはない。データは周期的であるため、これにより文字の中の一つか歪む。どの文字であるかは特定できないが、上記のデータフォーマットを用いる場合に、ＩＤ番号の文字の中の一つに当たる確率は２５％であるので、著作権侵害行為を受けたユニットの身元が識別される。或いは、著作権侵害行為は、識別特徴読み取り器が、矛盾した又は正しくない結果を生じるように、元の識別特徴を交換又は無効にする信号を付加する。 他の実現手段は幾つかの利点がある。スペクトラム拡散伝送に使用される技術と類似した技術で、基本データレートが低下させられ、元のフレームレートの既知の疑似ランダムシーケンスと排他的論理和が行われる。通常、疑似ランダムシーケンスはデータシーケンスよりも非常に長い。これは、データの可視性を最低限に抑えるためセットアップの変化レートを高い状態に維持し、同時にデータ文字を遮ろうとするあらゆる企ては、信号中の許容できない程長い部分を消去する利点がある。第２の他の実現手段は、周期的な歪みが特定のデータ文字を十分に歪ませることがないように、時間的に異なる態様でブロック内のデータビットの位置をランダムに交換するだけである。この第２の方法のためのデータ再生の方が明らかに複雑であるが、従来技術の範囲内に十分に収まる。 第３の他の実現手段は、信号に付加される前にデータを暗号化し、検出のため相補的な暗号解読技術を使用する。 上記の装置及び方法は、識別特徴信号をビデオ信号に付加するシステム及び装置を開示する。上記の方法及び装置の本質的な用途の一つは、著作権侵害行為を防止し、或いは、著作権が侵害されたビデオ素材のソースを識別することである。この概念の別の実施例は、最終的にビデオフォーマットに記録されたオリジナルフィルムに識別特徴を書き込むことである。これは、二つの方法の中の一方により実現される。フィルムに複製されているようなフィルムは、フィルムプリンタの照明の僅かな増加を与えるため、短いターンオン／オフ時間と共にバイアス光源を有する。このバイアスは十分に低いので、非常に小さい輝度のシフトを作成することができるが、フィルムを見る人には見えない。第２の方法はフィルムの映写中にこのバイアスを与える。バイアス光のレートは、種々の映写媒体、毎秒２４フレームの直接フィルム映写、５０Ｈｚのテレビジョンシステムで使用されたときの毎秒２５フレーム、或いは、６０Ｈｚのテレビジョンシステムで使用されたときの３／２メカニズムを考慮する。 上記の説明は例示であり、その例に限定されることはない。本発明の開示に鑑みて、更なる変形が当業者には明らかである。functlon[zc,y,loc]= finger2(file＿name,sim)%% この関数は、入力ファイル名が与えられたとき、識別特徴値を% 計算する。この関数は、同時に、デバッグ及び視覚化のため中% 間結果をプロットする。この関数は、入力が４ｋＨｚでディジ% タル化されたvoc type１ フォーマットであることを想定して% いる。データは、１６ビットの同期ワードと、後に続く１６% ビットのデコーダｉｄと、３バイトの日付データ（ｂｃｄ形% 式）と、最後に現在は０にセットされた１バイトの空白とを用% いて６４ビットのマンチェスタ形の符号化が行われたフレーム% からなることを想定する。デコーダが反転形の識別特徴を出力% すると考えられるとしても、データは非反転形であることが想% 定される。使用されるサウンドブラスタは入力のデータを反転% させないが、サウンドブラスタは出力のデータを反転させる。% データは、fingrprt.exeという名前のプログラムを用いて集め% られ、ＤＯＳのプロンプト状態から実行される。% Greg Copeland 8/16/94%% データを取得し、２５６タップのローパスフィルタを用いて８% でデジメート（間引き）する。間引き前の各ビットは約１３３% サンプル長（４０００Ｈｚサンプルレート／３０Ｈｚビット% レート）である。間引き後、各シンポル間隔は約１６．７（４% ０００Ｈｚ／３０Ｈｚ／８）サンプル長になる。%%% 次に、シンボルクロックを取得し、このクロックを再び間引き% する。このフェーズは、整合フィルタの出力を取り、微分し、% 整合フィルタの出力により乗算し、シンボルクロック周波数の% ２倍の周辺でフィルタ処理することからなる。フィルタは複雑% であるので、フィルタ処理されたデータのフェーズは、カルマ% ンフィルタシンボル合成器に後で使用するため検出される。%%% これはシンボルクロックを追跡するカルマンフィルタである。%% カルマンフィルタのパラメータ%% X(k＋1)=A*X(k)＋U(k) モデル% Z(k)=C*X(k)＋W(k) オブザーバ%%% これは内挿された整合フィルタ出力を見つけるための補間フィ% ルタである。これは、シンボルクロックがサンプルに正確に到% 達しないため必要とされる。%%% 相関及び表示結果を用いて同期ワードを検出する。%

【手続補正書】特許法第１８４条の８【提出日】１９９６年７月２８日【補正内容】 請求の範囲１． 視聴者に見えない、又は、邪魔にならないビデオ信号の活性画像内にソース識別データを組み込み、上記データを検出する方法であって、 ソース識別データを発生させる段階と、 同期ワードを発生させる段階と、 視聴者による可視性又は視聴者に対する妨害を排除するような十分なレベルで上記ソース識別データ及び上記同期ワードをビデオ信号に付加する段階と、 上記ビデオ信号から上記識別データ及び上記同期ワードを検出する段階と、 上記同期ワードを用いて上記データを同期させる段階と、 上記識別データを表示する段階とからなる方法。２． 視聴者に見えない、又は、邪魔にならないソース識別データをビデオ信号の活性画像領域に組み込む装置であって、 同期分離器に供給されるビデオ入力信号を有するビデオプロセッサと、 データ変調器に供給される垂直トリガパルスを発生する同期分離器とからなり、 ソース識別データは上記データ変調器に入力され、 上記データ変調器は、同期ワードと上記ソース識別とからなる直列データストリームを発生し、 上記データストリームは上記ビデオプロセッサに供給され、上記データストリームは、上記ビデオ入力信号の水平及び垂直帰線消去期間中に消去され、上記消去されたデータは、活性画像領域内の低い可視性レベルで上記ビデオ入力信号と合成される装置。３． 上記ソース識別データは、上記ビデオ素材のソースを識別するデータと、日付及び時間のスタンプとからなる請求項２記載の装置。４． 上記ソースは、上記ビデオ信号を表示する特定の劇場からなる請求項３記載の装置。５． 上記ソースは、上記ビデオ信号を最初に記録した特定のビデオカセット複製器又はレコーダである請求項３記載の装置。６． 上記同期ワードは、読み出し専用メモリ内にプログラムされる請求項２記載の装置。７． 上記同期ワードは、ユーザ制御形キーボード又はキーパッドにより発生させられる請求項２記載の装置。８． 上記ビデオプロセッサは、ビデオ映写システムの一部である請求項２記載の装置。９． 上記ビデオプロセッサは、ビデオ録画システムの一部である請求項２記載の装置。１０． ビデオ信号からソース識別信号を検出する装置であって、 ソース識別データ信号を含むビデオ入力信号を受けるローパスフィルタと、 クロック信号発生器と、 上記ローパス処理されたビデオ信号及び上記クロック信号を受けるアナログ／ディジタル変換器と、 上記ソース識別データ信号を検出する整合フィルタと、 第１の同期ワードを発生する同期ワード発生器と、 上記データを記憶し、読み取り可能なソース識別信号を生成するため上記ソース識別信号内に含まれた第２の同期ワードを同期させる記憶及び同期システムと、 上記読み取り可能なソース識別信号を記憶するレジスタと、 上記ソース識別装置を表示する表示装置とからなる装置。１１． 上記ローパスフィルタは２００Ｈｚ乃至１ｋＨｚのカットオフ周波数を有する請求項１０記載の装置。１２． 上記クロック信号は、上記ローパスフィルタのローパスカットオフ周波数の約４倍のクロック周波数を有する請求項１０記載の装置。１３． 上記同期ワード発生器は、プログラムされた読み出し専用メモリからなる請求項１０記載の装置。１４． 上記同期ワード発生器は、ユーザ制御形キーボード又はキーパッドからなる請求項１０記載の装置。１５． 上記表示は、発光ダイオード、液晶ディスプレイ、陰極線管ディスプレイ、及び、上記ビデオ信号を表示するビデオ表示装置へのオンスクリーンインサートよりなる群から選択される請求項１０記載の装置。１６． 視聴者に見えない又は邪魔にならないソース識別データをビデオ信号の活性画像領域に組み込む装置であって、 ビデオ信号を処理する手段と、 垂直トリガパルスを発生させる手段と、 ソース識別データを与える手段と、 同期ワードを与える手段と、 ビデオ帰線消去期間中に、上記同期ワード及びソース識別データを消去する手段と、 非常に低い信号レベルの上記同期ワード及びソース識別データを上記ビデオ信号の上記活性画像領域に結合する手段とからなる装置。１７． ビデオ信号の活性画像からソース識別データを含む非常に低い可視性のソース識別信号を検出する装置であって、 上記ビデオ信号をローパスフィルタ処理する手段と、 上記ローパスフィルタ処理されたビデオ信号をディジタル信号に変換する手段と、 第１の同期ワードを発生させる手段と、 ソース識別データを供給するため、第２の同期を含む上記ソース識別信号を同期させる手段と、 上記ソース識別データを表示する手段とからなる装置。１８． 視聴者に見えない又は邪魔にならないソース識別情報を映画フィルムに組み込む方法であって、 ソース識別データを発生させる段階と、 同期ワードを発生させる段階と、 上記ソース識別データ及び同期ワードを用いて増加した照明の非常に少ない増分を映画フィルムに付加するバイアスライトをターンオン及びターンオフする段階とからなる方法。１９． 請求項１８に記載された方法を使用するフィルムプリンタ。２０． 請求項１８に記載された方法を使用するフィルム映写機。

─────────────────────────────────────────────────────フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】１． ソース識別データをビデオ信号の活性画像に組み込み、そのソース識別データを検出する方法であって、 ソース識別データを発生させる段階と、 同期ワードを発生させる段階と、 上記ソース識別データ及び上記同期ワードをビデオ信号に付加する段階と、 上記ビデオ信号から上記識別データ及び上記同期ワードを検出する段階と、 上記同期ワードを用いて上記データを同期させる段階と、 上記識別データを表示する段階とからなる方法。２． ソース識別データをビデオ信号に組み込む装置であって、 同期分離器に供給されるビデオ入力信号を有するビデオプロセッサと、 データ変調器に供給される垂直トリガパルスを発生する同期分離器とにより構成され、 ソース識別データは上記データ変調器に入力され、 上記データ変調器は、同期ワードと上記ソース識別とからなる直列データストリームを発生し、 上記データストリームは上記ビデオプロセッサに供給され、上記データストリームは、上記ビデオ入力信号の水平及び垂直帰線消去期間中に消去され、上記消去されたデータは上記ビデオ入力信号と合成される装置。３． 上記ソース識別データは、上記ビデオ素材のソースを識別するデータと、日付及び時間のスタンプとからなる請求項２記載の装置。４． 上記ソースは、上記ビデオ信号を表示する特定の劇場からなる請求項３記載の装置。５． 上記ソースは、上記ビデオ信号を最初に記録した特定のビデオカセット複製器又はレコーダである請求項３記載の装置。６． 上記同期ワードは、読み出し専用メモリ内にプログラムされる請求項２記載の装置。７． 上記同期ワードは、ユーザ制御形キーボード又はキーパッドにより発生させられる請求項２記載の装置。８． 上記ビデオプロセッサは、ビデオ映写システムの一部である請求項２記載の装置。９． 上記ビデオプロセッサは、ビデオ録画システムの一部である請求項２記載の装置。１０． ビデオ信号からソース識別信号を検出する装置であって、 ソース識別データ信号を含むビデオ入力信号を受けるローパスフィルタと、 クロック信号発生器と、 上記ローパス処理されたビデオ信号及び上記クロック信号を受けるアナログ／ディジタル変換器と、 上記ソース識別データ信号を検出する整合フィルタと、 第１の同期ワードを発生する同期ワード発生器と、 上記データを記憶し、読み取り可能なソース識別信号を生成するため上記ソース識別信号内に含まれた第２の同期ワードを同期させる記憶及び同期システムと、 上記読み取り可能なソース識別信号を記憶するレジスタと、 上記ソース識別装置を表示する表示装置とからなる装置。１１． 上記ローパスフィルタは２００Ｈｚ乃至１ｋＨｚのカットオフ周波数を有する請求項１０記載の装置。１２． 上記クロック信号は、上記ローパスフィルタのローパスカットオフ周波数の約４倍のクロック周波数を有する請求項１０記載の装置。１３． 上記同期ワード発生器は、プログラムされた読み出し専用メモリからなる請求項１０記載の装置。１４． 上記同期ワード発生器は、ユーザ制御形キーボード又はキーパッドからなる請求項１０記載の装置。１５． 上記表示は、発光ダイオード、液晶ディスプレイ、陰極線管ディスプレイ、及び、上記ビデオ信号を表示するビデオ表示装置へのオンスクリーンインサートよりなる群から選択される請求項１０記載の装置。１６． ソース識別データをビデオ信号に組み込む装置であって、 ビデオ信号を処理する手段と、 垂直トリガパルスを発生させる手段と、 ソース識別データを与える手段と、 同期ワードを与える手段と、 ビデオ帰線消去期間中に、上記同期ワード及びソース識別データを消去する手段と、 上記同期ワード及びソース識別データを上記ビデオ信号に結合する手段とからなる装置。１７． ビデオ信号からソース識別データを含むソース識別信号を検出する装置であって、 上記ビデオ信号をローパスフィルタ処理する手段と、 上記ローパスフィルタ処理されたビデオ信号をディジタル信号に変換する手段と、 第１の同期ワードを発生させる手段と、 ソース識別データを供給するため、第２の同期を含む上記ソース識別信号を同期させる手段と、 上記ソース識別データを表示する手段とからなる装置。１８． ソース識別データを発生させる段階と、 同期ワードを発生させる段階と、 上記ソース識別データ及び同期ワードを用いて増加した照明を映画フィルムに付加するバイアスライトをターンオン及びターンオフする段階とからなるソース識別情報を映画フィルムに組み込む方法。１９． 請求項１８に記載された方法を使用するフィルムプリンタ。２０． 請求項１８に記載された方法を使用するフィルム映写機。