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JP6502779B2 - ガス供給系のバルブのリークを検査する方法 - Google Patents

ガス供給系のバルブのリークを検査する方法
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本発明の実施形態は、基板処理装置の処理容器にガスを供給するためのガス供給系のバルブのリークを検査する方法に関するものである。
半導体デバイスといった電子デバイスの製造においては、基板処理装置を用いて基板に対する処理が行われる。基板処理装置において行われる処理として、例えば、プラズマを用いて、エッチング又は成膜を行うプラズマ処理が行われることがある。
このような基板処理装置におけるプロセスでは、同一の処理容器内に供給するガスを順次変更することにより、異なる処理を基板に対して行うことがある。このようなプロセスを行うためには、基板処理装置は、異なるガスを切り換えて供給することが可能なガス供給系を有する必要がある。このようなガス供給系を備える基板処理装置として、下記の特許文献1にはプラズマ処理装置が記載されている。
特許文献1に記載されたプラズマ処理装置のガス供給系は、複数のガスソースに接続されている複数の配管、当該複数の配管に接続する単一の共通配管、及び当該共通配管から分岐する複数の分岐管を含んでいる。複数の配管の各々には、バルブが設けられている。複数の分岐管の各々には流量制御器及びバルブが設けられている。このガス供給系によれば、複数の配管のバルブを選択的に開閉することにより、複数のガスソースのうち選択されたガスを複数の分岐管を介してプラズマ処理装置に供給することができる。
特開2013−51315号公報
上述したガス供給系の複数の配管に接続されている複数のガスソースは、同時に用いられることが想定されないガスのソースである。したがって、複数の配管のバルブにリークが発生していると、望まれないガスの混合が生じる。その結果、基板処理に悪影響が及ぶ。また、複数の配管のバルブにリークが発生していると、基板処理装置の処理容器側からガスソースにガスが逆流することもある。
したがって、基板処理装置の処理容器にガスを供給するためのガス供給系のバルブ、特に、複数のガスソースに接続された複数の配管に設けられているバルブのリークを検査することが必要である。
一態様においては、基板処理装置の処理容器にガスを供給するためのガス供給系のバルブのリークを検査する方法が提供される。ガス供給系は、複数の第1の配管、複数の第1のバルブ、複数の第2のバルブ、第2の配管、第3の配管、複数の第4の配管、複数の流量制御器、複数の第3のバルブ、排気管、第4のバルブ、及び、第5の配管を備えている。複数の第1の配管は、複数のガスソースにそれぞれ接続されている。複数の第1のバルブは、複数の第1の配管にそれぞれ設けられている。複数の第2のバルブは、複数の第1のバルブよりも下流側において複数の第1の配管にそれぞれに設けられている。即ち、複数の第1の配管の各々には、ガスソース側から順に第1のバルブ及び第2のバルブが直列的に設けられている。第2の配管は、複数の第2のバルブの下流において複数の第1の配管に接続されている。第3の配管は第2の配管に接続されている。複数の第4の配管は第3の配管から分岐している。複数の流量制御器は、複数の第4の配管にそれぞれ設けられている。複数の第3のバルブは、複数の流量制御器の下流側において複数の第4の配管にそれぞれ設けられている。即ち、複数の第4の配管の各々には、第3の配管の側から順に流量制御器及び第3のバルブが直列的に設けられている。排気管は排気装置に接続されている。第4のバルブは、排気管に設けられている。第5の配管は、排気装置及び第4のバルブの上流において排気管に接続し、且つ、第2の配管に接続している。本方法は、(i)複数の第1の配管の内部、第2の配管の内部、第3の配管の内部、及び複数の第4の配管の内部の排気を行う第1工程であり、複数の流量制御器それぞれのコントロールバルブ、複数の第2のバルブ、及び第4のバルブが開かれ、複数の第1のバルブ、及び複数の第3のバルブが閉じられた排気状態が形成される、該第1工程と、(ii)複数の第1のバルブ、複数の第3のバルブ、及び、第4のバルブが閉じられ、複数の第2のバルブのうち一以上の第2のバルブ又は複数の第2のバルブが開かれた第1の検査状態が形成される第2工程と、(iii)排気装置及び第4のバルブの上流において排気管に設けられた圧力計、又は複数の流量制御器のうち一つの流量制御器の圧力計により、圧力上昇を監視する第3工程と、(iv)複数の第2のバルブ、複数の第3のバルブ、及び、第4のバルブが閉じられ、複数の第1のバルブのうち前記一以上の第2のバルブの上流に設けられた一以上の第1のバルブ又は複数の第1のバルブが開かれた第2の検査状態を形成する第4工程と、(v)排気装置及び第4のバルブの上流において排気管に設けられた前記圧力計、又は複数の流量制御器のうち一つの流量制御器の圧力計により、圧力上昇を監視する第5工程と、を含む。
上記方法によれば、第1の検査状態において開かれている第2のバルブの上流にある第1のバルブにリークが発生している場合には、圧力計により圧力上昇が検出される。また、第2の検査状態において開かれている第1のバルブの下流にある第2のバルブにリークが発生している場合には、圧力計により圧力上昇が検出される。したがって、複数の第1のバルブの何れかにリークが発生していること、また、複数の第2のバルブの何れかにリークが発生していることを検出することが可能となる。
一実施形態では、第2工程において形成される第1の検査状態では、複数の第2のバルブが開かれ、第4工程において形成される第2の検査状態では、複数の第1のバルブが開かれてもよい。
一実施形態の方法は、第3工程において圧力上昇が検出された場合に、複数の第1のバルブから順に選択される検査対象の第1のバルブのリークを検査する工程を更に含む。この工程は、複数の第1のバルブ、複数の第3のバルブ、第4のバルブ、及び複数の第2のバルブのうち検査対象の第1のバルブの下流に設けられた第2のバルブ以外の第2のバルブが閉じられた状態で、排気装置及び第4のバルブの上流において排気管に設けられた圧力計、又は複数の流量制御器のうち一つの流量制御器の圧力計により、圧力上昇を監視することを含む。この実施形態によれば、複数の第1のバルブの何れかにリークが発生していることにより第3工程において圧力上昇が検出された場合に、複数の第1のバルブのリークを個別に検出することが可能となる。
一実施形態の方法は、第5工程において圧力上昇が検出された場合に、複数の第2のバルブから順に選択される検査対象の第2のバルブのリークを検査する工程を更に含む。この工程は、複数の第2のバルブ、複数の第3のバルブ、第4のバルブ、及び複数の第1のバルブのうち前記検査対象の第2のバルブの上流に設けられた第1のバルブ以外の第1のバルブが閉じられた状態で、排気装置及び第4のバルブの上流において排気管に設けられた圧力計、又は複数の流量制御器のうち一つの流量制御器の圧力計により、圧力上昇を監視することを含む。この実施形態によれば、複数の第2のバルブの何れかにリークが発生していることにより第5工程において圧力上昇が検出された場合に、複数の第2のバルブのリークを個別に検出することが可能となる。
一実施形態では、ガス供給系は、複数の別の第1の配管、複数の別の第1のバルブ、複数の別の第2のバルブ、別の第2の配管、別の第3の配管、複数の別の第4の配管、複数の別の流量制御器、複数の別の第3のバルブ、別の第5の配管、第5のバルブ、及び、別の第5のバルブを備える。複数の別の第1の配管は、複数の別のガスソースにそれぞれ接続されている。複数の別の第1のバルブは、複数の別の第1の配管にそれぞれ設けられている。複数の別の第2のバルブは、複数の別の第1のバルブよりも下流側において複数の別の第1の配管にそれぞれ設けられている。即ち、複数の別の第1の配管の各々には、ガスソース側から順に別の第1のバルブ及び別の第2のバルブが直列的に設けられている。別の第2の配管は、複数の別の第2のバルブの下流において複数の別の第1の配管に接続されている。別の第3の配管は、別の第2の配管に接続されている。複数の別の第4の配管は、別の第3の配管から分岐している。複数の別の流量制御器は、複数の別の第4の配管にそれぞれ設けられている。複数の別の第3のバルブは、複数の別の流量制御器の下流側において複数の別の第4の配管にそれぞれ設けられている。即ち、複数の別の第4の配管の各々には、別の第3の配管の側から順に別の流量制御器及び別の第3のバルブが直列的に設けられている。別の第5の配管は、排気装置及び第4のバルブの上流において排気管に接続し、且つ、別の第2の配管に接続している。第5のバルブは、第5の配管に設けられている。また、別の第5のバルブは、別の第5の配管に設けられている。この実施形態の方法は、別の第5のバルブが閉じられた状態で、複数の別のガスソースのうち一以上のガスソースからガスを基板処理装置に供給する工程を更に含む。また、この実施形態では、ガスを基板処理装置に供給する工程の実行中に、第1工程、第2工程、第3工程、第4工程、及び第5工程が実行される。この実施形態によれば、基板処理装置のプロセス中に、当該プロセスに用いられていないガス用の第1の配管に設けられている第1のバルブ及び第2のバルブのリークを検査することができる。
以上説明したように、複数のガスソースに接続された複数の配管に設けられているバルブのリークを検査することが可能となる。
一実施形態に係るガス供給系を示す図である。圧力制御式の流量制御器の構成を例示する図である。一実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。別の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。バルブV13に関する別の実施形態を示す図である。更に別の実施形態のプラズマ処理装置を概略的に示す図である。一実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法を示す流れ図である。別の実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法を示す流れ図である。更に別の実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法を示す流れ図である。更に別の実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法を示す流れ図である。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
まず、幾つかの実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法を適用することが可能なガス供給系の幾つかの実施形態、及び当該ガス供給系を備える基板処理装置の実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係るガス供給系を示す図である。図1に示すガス供給系GP1は、第1機構GM1、第2機構GM2、及び第3機構GM3を備えている。
第1機構GM1は、複数の統合部GIを有している。本実施形態では、第1機構GM1は、五つの統合部GIを有している。但し、統合部GIの個数は任意である。第1機構GM1は、複数の統合部GIのそれぞれにおいて選択されたガスを個別の配管から出力するように構成されている。
第1機構GM1は、複数の第1の配管L1、複数の第1のバルブV1、複数の第2のバルブV2、及び複数の第2の配管L2を有している。複数の第1の配管L1はそれぞれ、複数のガスソースGSに接続されている。複数の第1の配管L1には、複数の第1のバルブV1がそれぞれ設けられている。また、複数の第1のバルブV1の下流において複数の第1の配管L1には、複数の第2のバルブV2がそれぞれ設けられている。即ち、複数の第1の配管L1の各々には、上流側(ガスソース側)から順に第1のバルブV1及び第2のバルブV2が直列的に設けられている。なお、図1には、14個のガスソースGSが示されているが、複数のガスソースGSの個数は任意である。
複数の統合部GIの各々は、一つの第2の配管L2、当該一つの第2の配管L2に接続している複数の第1の配管L1、並びに、当該複数の第1の配管L1の各々に設けられた第1のバルブV1及び第2のバルブV2を含んでいる。各統合部GIには、基板処理装置で行われるプロセスにおいて同時に用いられない複数のガスソースが接続されている。各統合部GIは、当該統合部GIに接続された複数のガスソースGSのうち選択されたガスソースからのガスを供給することが可能である。
第2機構GM2は、複数の統合部GIからの複数のガスを分配し、分配されたガスの流量を調整して出力するよう構成されている。第2機構GM2は、複数の第3の配管L3、複数の第4の配管L4、複数の流量制御器FD、及び、複数の第3のバルブV3を有している。一実施形態では、第2機構GM2は、複数のバルブFV1を更に有していてもよい。
複数の第3の配管L3は、複数の第2の配管L2にそれぞれ接続されている。複数の第3の配管の各々からは、複数の第4の配管L4が分岐している。複数の流量制御器FDは、複数の第4の配管L4にそれぞれ設けられている。複数の第3のバルブV3は、複数の流量制御器FDの下流において複数の第4の配管L4にそれぞれ設けられている。また、複数のバルブFV1は、複数の流量制御器FDの上流において複数の第4の配管L4にそれぞれ設けられている。
一実施形態では、複数の流量制御器FDは、圧力制御式の流量制御器である。図2は圧力制御式の流量制御器の構成を例示する図である。図2に示す流量制御器FDは、コントロールバルブCV、圧力計FPM、及び、オリフィスOFを有している。コントロールバルブCVは、バルブFV1の下流に設けられている。オリフィスOFはコントロールバルブCVの下流且つ第3のバルブV3の上流に設けられている。また、圧力計FPMは、コントロールバルブCVとオリフィスOFとの間のガスラインにおける圧力を計測するように構成されている。流量制御器FDは、圧力計FPMによって計測された圧力に応じてコントロールバルブCVを制御することにより、オリフィスOFの上流のガスラインの圧力を調整する。これにより、流量制御器FDを通過するガスの流量が調整される。
再び図1を参照する。図1に示すように、一実施形態では、第2機構GM2は、複数の合流管MLを更に有している。複数の合流管MLの個数は、基板処理装置の例である後述のプラズマ処理装置のガス吐出部と同数である。複数の合流管MLの各々には、各第3の配管L3に接続している複数の第4の配管L4のうち一つの第4の配管L4が接続している。
また、第2機構GM2は、複数の流量制御ユニット群FUGを提供している。複数の流量制御ユニット群FUGの各々は、対応の一つの合流管MLに接続している複数の第4の配管L4にそれぞれ設けられた複数の流量制御ユニットFUを含んでいる。複数の流量制御ユニットFUの各々は、一つの第4の配管L4に設けられた流量制御器FD、当該流量制御器FDの上流に設けられたバルブFV1、及び、当該流量制御器FDの下流に設けられた第3のバルブV3を含んでいる。複数の流量制御ユニット群FUGの個数は、後述のガス吐出部と同数である。図1に示す例では、複数の流量制御ユニット群FUGの個数は、三つである。但し、流量制御ユニット群FUGの個数及びガス吐出部の個数は、複数であれば、任意の個数であることができる。
かかる第2機構GM2では、複数の第3の配管L3それぞれからのガスが複数の流量制御ユニット群FUGに分配され、各流量制御ユニット群FUGの対応の流量制御ユニットFUに供給されるようになっている。各流量制御ユニット群FUGでは、対応の流量制御ユニットFUがガスの流量を調整して、流量が調整されたガスを合流管MLに供給するようになっている。
第3機構GM3は、ガス供給系GP1の排気用の機構である。第3機構GM3は、排気管EL、第4のバルブV4、複数の第5の配管L5、複数の第5のバルブ、及びバルブV6を有している。
排気管ELには、第4のバルブV4及びバルブV6が設けられている。第4のバルブV4は、排気管ELの下流側に設けられており、バルブV6は排気管ELの上流側に設けられている。排気管ELは、バルブV6の上流においてパージガスのソースGSPに接続している。パージガスは例えば、Nガスといった不活性ガスである。また、排気管ELは、第4のバルブV4の下流において排気装置に接続されている。一実施形態では、排気管ELは、後述するプラズマ処理装置のターボ分子ポンプとドライポンプとの間の配管に接続される。なお、後述するように、プラズマ処理装置では、処理容器にターボ分子ポンプが接続され、当該ターボ分子ポンプの下流にドライポンプが設けられ得る。
複数の第5の配管L5の一端は、バルブV6と第4のバルブV4の間において排気管ELに接続している。また、複数の第5の配管L5それぞれの他端は、対応の第2の配管L2に接続している。複数の第5の配管L5には、複数の第5のバルブV5がそれぞれ設けられている。
一実施形態では、バルブV6と第4のバルブV4の間において排気管ELには圧力計PMが接続されている。圧力計PMは排気管EL内の流路の圧力を計測するようになっている。
かかるガス供給系GP1によれば、バルブV6、第4のバルブV4、及び複数の第5のバルブV5を閉じて、各統合部GIの複数の第1の配管L1のうち所望の一つの第1の配管L1に設けられている第1のバルブV1及び第2のバルブV2を開き、複数の流量制御ユニット群FUGそれぞれの対応の流量制御ユニットFUにおいて流量を調整することにより、所望のガスを複数の合流管MLから基板処理装置に出力することができる。
次いで、ガス供給系GP1から基板処理装置に供給するガスを変更する場合には、全ての第1のバルブV1及び全ての第2のバルブV2、並びに複数の第3のバルブV3を閉じ、バルブV6、第4のバルブV4、全ての第5のバルブV5、及び複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVを開くことにより、複数の第1の配管L1、複数の第2の配管L2、複数の第3の配管L3、及び複数の第4の配管に残留しているガスを高速に排気することができる。
次いで、バルブV6、第4のバルブV4、及び全ての第5のバルブV5を閉じ、各統合部GIの複数の第1の配管L1のうち所望の一つの第1の配管L1に設けられている第1のバルブV1及び第2のバルブV2を開き、複数の流量制御ユニット群FUGそれぞれの対応の流量制御ユニットFUにおいて流量を調整することにより、所望のガスを複数の合流管MLから基板処理装置に出力することができる。このように、ガス供給系GP1は、当該ガス供給系GP1内の流路内のガスを高速に、即ち、短時間で排気して、別のガスに置換することが可能である。
以下、ガス供給系GP1を備える基板処理装置として、一実施形態のプラズマ処理装置について説明する。図3は、一実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。図3に示すプラズマ処理装置10は、容量結合型プラズマ処理装置であり、プラズマ処理として、例えば、プラズマエッチングのために用いられる装置である。
プラズマ処理装置10は、処理容器12を備えている。処理容器12は、略円筒形状を有している。処理容器12は、例えば、アルミニウムから構成されており、その内壁面には陽極酸化処理が施されている。この処理容器12は保安接地されている。また、処理容器12の側壁には基板(以下、「ウエハW」という)の搬入出口12gが設けられており、この搬入出口12gはゲートバルブ54により開閉可能となっている。
処理容器12の底部上には、略円筒状の支持部14が設けられている。支持部14は、例えば、絶縁材料から構成されている。支持部14は、処理容器12内において、処理容器12の底部から鉛直方向に延在している。また、処理容器12内には、載置台PDが設けられている。載置台PDは、支持部14によって支持されている。
載置台PDは、その上面においてウエハWを保持する。載置台PDは、下部電極LE及び静電チャックESCを有している。下部電極LEは、第1プレート18a及び第2プレート18bを含んでいる。第1プレート18a及び第2プレート18bは、例えばアルミニウムといった金属から構成されており、略円盤形状をなしている。第2プレート18bは、第1プレート18a上に設けられており、第1プレート18aに電気的に接続されている。
第2プレート18b上には、静電チャックESCが設けられている。静電チャックESCは、導電膜である電極を一対の絶縁層又は絶縁シート間に配置した構造を有している。静電チャックESCの電極には、直流電源22がスイッチ23を介して電気的に接続されている。この静電チャックESCは、直流電源22からの直流電圧により生じたクーロン力等の静電力によりウエハWを吸着する。これにより、静電チャックESCは、ウエハWを保持することができる。
第2プレート18bの周縁部上には、ウエハWのエッジ及び静電チャックESCを囲むようにフォーカスリングFRが配置されている。フォーカスリングFRは、プラズマ処理の均一性を向上させるために設けられている。フォーカスリングFRは、例えば、シリコン、石英、又はSiCといった材料から構成され得る。
第2プレート18bの内部には、冷媒流路24が設けられている。冷媒流路24は、温調機構を構成している。冷媒流路24には、処理容器12の外部に設けられたチラーユニットから配管26aを介して冷媒が供給される。冷媒流路24に供給された冷媒は、配管26bを介してチラーユニットに戻される。このように、冷媒流路24には、冷媒が循環するよう、供給される。この冷媒の温度を制御することにより、静電チャックESCによって支持されたウエハWの温度が制御される。
また、プラズマ処理装置10には、ガス供給ライン28が設けられている。ガス供給ライン28は、伝熱ガス供給機構からの伝熱ガス、例えばHeガスを、静電チャックESCの上面とウエハWの裏面との間に供給する。
また、プラズマ処理装置10には、加熱素子であるヒータHTが設けられている。ヒータHTは、例えば、第2プレート18b内に埋め込まれている。ヒータHTには、ヒータ電源HPが接続されている。ヒータ電源HPからヒータHTに電力が供給されることにより、載置台PDの温度が調整され、当該載置台PD上に載置されるウエハWの温度が調整されるようになっている。なお、ヒータHTは、静電チャックESCに内蔵されていてもよい。
また、プラズマ処理装置10は、上部電極30を備えている。上部電極30は、載置台PDの上方において、当該載置台PDと対向配置されている。下部電極LEと上部電極30とは、互いに略平行に設けられている。上部電極30と載置台PDとの間には、ウエハWにプラズマ処理を行うための処理空間Sが提供されている。
上部電極30は、絶縁性遮蔽部材32を介して、処理容器12の上部に支持されている。一実施形態では、上部電極30は、載置台PDの上面、即ち、ウエハ載置面からの鉛直方向における距離が可変であるように構成され得る。上部電極30は、天板34及び支持体36を含み得る。天板34は処理空間Sに面しており、当該天板34には複数のガス吐出孔34aが設けられている。この天板34は、シリコン、酸化シリコンから構成され得る。或いは、天板34は、導電性(例えば、アルミニウム)の母材にセラミックスのコーティングを施すことによって形成され得る。
支持体36は、天板34を着脱自在に支持するものであり、例えばアルミニウムといった導電性材料から構成され得る。この支持体36は、水冷構造を有し得る。支持体36の内部には、複数のガス拡散室36aが設けられている。複数のガス拡散室36aは、ウエハWの中心、即ち、載置台PDの中心を通って鉛直方向に延びる軸線中心に、同心状に設けられている。図3に示すように、複数のガス拡散室36aにはそれぞれ、ガス供給系GP1の複数の合流管MLが接続している。
図3に示す例では、複数のガス拡散室36aは、三つのガス拡散室、即ち、ガス拡散室36a(1)、ガス拡散室36a(2)、及びガス拡散室36a(3)を含んでいる。
ガス拡散室36a(1)は、上述した軸線上に設けられており、鉛直方向から視たときに円形の平面形状を有し得る。ガス拡散室36a(2)は、ガス拡散室36a(1)の外側で環状に延在している。また、ガス拡散室36a(3)は、ガス拡散室36a(2)の外側で環状に延在している。
に示すように、支持体36には、各ガス拡散室36aと当該ガス拡散室36aの下方で延在する複数のガス吐出孔34aとを接続する複数の連通孔36bが形成されている。かかる構成の上部電極30は、シャワーヘッドSHを構成している。
シャワーヘッドSHでは、一つのガス拡散室36aと当該ガス拡散室36aに接続する複数のガス吐出孔が一つのガス吐出部を構成している。したがって、シャワーヘッドSHは複数のガス吐出部を提供している。これら複数のガス吐出部からは、処理容器12内の異なる複数のゾーンに向けて、即ち、ウエハWの径方向の異なる領域に向けて、ガスを供給することができる。
また、プラズマ処理装置10では、処理容器12の内壁に沿ってデポシールド46が着脱自在に設けられている。デポシールド46は、支持部14の外周にも設けられている。デポシールド46は、処理容器12にプラズマ処理の副生物(デポ)が付着することを防止するものであり、アルミニウム材にY等のセラミックスを被覆することにより構成され得る。
処理容器12の底部側、且つ、支持部14と処理容器12の側壁との間には排気プレート48が設けられている。排気プレート48は、例えば、アルミニウム材にY等のセラミックスを被覆することにより構成され得る。排気プレート48には、多数の貫通孔が形成されている。この排気プレート48の下方、且つ、処理容器12には、排気口12eが設けられている。排気口12eには、排気管52を介して排気装置50及び排気装置51が接続されている。一実施形態では、排気装置50は、ターボ分子ポンプであり、排気装置51はドライポンプである。排気装置50は、処理容器12に対して、排気装置51よりも上流側に設けられている。これら排気装置50と排気装置51との間の配管には、ガス供給系GP1の排気管ELが接続している。排気装置50と排気装置51との間に排気管ELが接続されることにより、排気管ELから処理容器12内へのガスの逆流が抑制される。
また、プラズマ処理装置10は、第1の高周波電源62及び第2の高周波電源64を更に備えている。第1の高周波電源62は、プラズマ生成用の第1の高周波を発生する電源であり、27〜100MHzの周波数、一例においては40MHzの高周波を発生する。第1の高周波電源62は、整合器66を介して下部電極LEに接続されている。整合器66は、第1の高周波電源62の出力インピーダンスと負荷側(下部電極LE側)の入力インピーダンスを整合させるための回路を有している。
第2の高周波電源64は、ウエハWにイオンを引き込むための第2の高周波、即ちバイアス用の高周波を発生する電源であり、400kHz〜13.56MHzの範囲内の周波数、一例においては3.2MHzの第2の高周波を発生する。第2の高周波電源64は、整合器68を介して下部電極LEに接続されている。整合器68は、第2の高周波電源64の出力インピーダンスと負荷側(下部電極LE側)の入力インピーダンスを整合させるための回路を有している。
また、一実施形態においては、プラズマ処理装置10は、制御部Cntを更に備え得る。この制御部Cntは、プロセッサ、記憶部、入力装置、表示装置等を備えるコンピュータである。制御部Cntは、プラズマ処理装置10にて実行されるプラズマ処理のために、当該プラズマ処理装置10の各部を制御する。
このプラズマ処理装置10では、処理容器12内に供給されたガスを励起させて、プラズマを発生させることができる。そして、活性種によってウエハWを処理することができる。また、ガス供給系GP1によって、異なるガスを高速に切り換えて処理容器12内に供給することができる。したがって、異なるプラズマ処理をウエハWに対して交互に行うプロセスのスループットを高めることが可能である。
以下、別の実施形態に係るガス供給系、及び、当該ガス供給系を備える基板処理装置の一例であるプラズマ処理装置について説明する。図4は、別の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。図4に示すプラズマ処理装置102は、図3に示したプラズマ処理装置10のガス供給系GP1以外の構成、即ち、処理容器12、シャワーヘッドSH、排気装置50、排気装置51等を備えている。以下、ガス供給系以外の処理容器等を含む構成をリアクタ部という。
プラズマ処理装置102は、ガス供給系GP2を更に備えている。ガス供給系GP2は、第1機構GM21、第2機構GM22、及び、第3機構GM23を含んでいる。第1機構GM21は、当該第1機構GM21の統合部GIの個数がガス供給系GP1の第1機構GM1の統合部GIの個数より多い点で当該第1機構GM1と異なっているだけである。したがって、図4に示すように、第1機構GM21からは、第1機構GM1よりも多数の第2の配管L2が延びている。
第3機構GM23は、第1機構GM21の第2の配管L2の個数と同数の第5の配管L5及び第5のバルブV5を有する点、即ち、ガス供給系GP1の第3機構GM3の第5の配管L5の個数よりも多い第5の配管L5を有し、当該第3機構GM3の第5のバルブV5の個数よりも多い第5のバルブV5を有する点において、ガス供給系GP1の第3機構GM3とは異なっている。この第3機構GM23の排気管ELは、ガス供給系GP1の第3機構GM3の排気管ELと同様に、排気装置50と排気装置51との間の配管に接続している。
第2機構GM22は、複数の流量制御ユニット群FUGを有している。図4に示す例では、第2機構GM22の複数の流量制御ユニット群FUGの個数は3個であるが、この個数に限定されるものではない。複数の流量制御ユニット群FUGの各々は、複数の流量制御ユニットFUを有している。第2機構GM22においては、各流量制御ユニット群FUGが有する流量制御ユニットFUの個数は、ガス供給系GP1の各流量制御ユニット群FUGが有する流量制御ユニットFUの個数よりも多くなっている。
第2機構GM22は、複数の分岐管BL1、複数の分岐管BL2、複数のバルブV7、複数のバルブV8、複数の合流管ML1、及び、複数の合流管ML2を有している。
複数の分岐管BL1はそれぞれ、対応の流量制御ユニットFUの下流において、複数の第4の配管L4に接続されている。また、複数の分岐管BL2もそれぞれ、対応の流量制御ユニットFUの下流において、複数の第4の配管L4に接続されている。即ち、流量制御ユニットFUの下流において、各第4の配管L4からは、分岐管BL1と分岐管BL2が分岐している。各分岐管BL1にはバルブV7が設けられており、各分岐管BL2にはバルブV8が設けられている。
複数の合流管ML1は、流量制御ユニット群FUGごとに、複数の分岐管BL1からのガスを合流させるように構成されている。即ち、一つの合流管ML1には、対応の一つの流量制御ユニット群FUGの複数の流量制御ユニットFUに接続する複数の分岐管BL1が接続している。また、複数の合流管ML2は、流量制御ユニット群FUGごとに、複数の分岐管BL2からのガスを合流させるように構成されている。即ち、一つの合流管ML2には、対応の一つの流量制御ユニット群FUGの複数の流量制御ユニットFUに接続する複数の分岐管BL2が接続している。
また、図4に示すガス供給系GP2の第2機構GM22は、複数のバルブV9、複数のバルブV10、複数のバルブV11、及び複数のバルブV12を更に備えている。
各合流管ML1は、シャワーヘッドSHの複数のガス吐出部のうち対応のガス吐出部にバルブV9を介して接続している。また、各合流管ML1は、バルブV10を介して、排気装置50と排気装置51との間の配管に接続している。即ち、各合流管ML1は、バルブV9を有する配管LA及びバルブV10を有する配管LBに分岐している。配管LAは配管LMに合流し、当該配管LMはシャワーヘッドSHの複数のガス吐出部のうち対応のガス吐出部に接続している。また、配管LBは、排気装置50と排気装置51との間の配管に接続している。
各合流管ML2は、シャワーヘッドSHの複数のガス吐出部のうち対応のガス吐出部にバルブV11を介して接続している。また、各合流管ML2は、バルブV12を介して、排気装置50と排気装置51との間の配管に接続している。即ち、各合流管ML2は、バルブV11を有する配管LC及びバルブV12を有する配管LDに分岐している。配管LCは、同一の流量制御ユニット群FUGからのガスを導く配管LAと共に配管LMに合流し、当該配管LMはシャワーヘッドSHの複数のガス吐出部のうち対応のガス吐出部に接続している。また、配管LDは、排気装置50と排気装置51との間の配管に接続している。
また、プラズマ処理装置102は、バルブV13を更に備えていてもよい。バルブV13は、シャワーヘッドSHと、処理容器12と排気装置50との間の排気管52(図3参照)とに接続する配管に設けられている。このバルブV13は、ガス供給系GP2内のガスを排気するときに開かれる。これにより、シャワーヘッドSH内のガスは、排気装置50へと排気される。したがって、シャワーヘッドSH内のガスをも高速に排気することが可能である。
図5は、バルブV13に関する別の実施形態を示す図である。図5に示す実施形態では、シャワーヘッドSHは、複数のガス吐出部、例えば、ガス吐出部D1、ガス吐出部D2、及び、ガス吐出部D3を有している。ガス吐出部D1はガス拡散室36a(1)を含み、ガス吐出部D2はガス拡散室36a(2)を含み、ガス吐出部D3はガス拡散室36a(3)を含んでいる。この実施形態では、ガス拡散室36a(1)に接続するガス吐出孔34aの個数よりも、ガス拡散室36a(3)に接続するガス吐出孔34aの個数が多くなっている。したがって、ガス吐出部D1のコンダクタンスよりも、ガス吐出部D3のコンダクタンスが高くなっている。かかるシャワーヘッドSH内のガスを高速に排気するために、バルブV13を有する配管がガス吐出部D1とガス吐出部D3とを接続している。このバルブV13は、ガス供給系GP2内のガスを排気するときに開かれる。これにより、ガス吐出部D1からのガスはガス吐出部D3へと流れ、処理容器12内の空間を介して高速に排気される。
以上説明したガス供給系GP2においても、ガス供給系GP1と同様に、当該ガス供給系GP2内の流路内のガスを高速に、即ち、短時間で置換することが可能である。また、ガス供給系GP2では、各第4の配管L4から分岐している一対の分岐管BL1及び分岐管BL2にそれぞれ設けられたバルブV7及びバルブV8のうち一方を開くことにより、各流量制御ユニット群FUGの複数の流量制御ユニットFUのうち一部からのガスAを合流管ML1に供給し、別の一部からのガスBを合流管ML2に供給することができる。
かかるガス供給系GP2を有するプラズマ処理装置102によれば、複数の合流管ML1からのガスA及び複数の合流管ML2からのガスBを、交互に処理容器12内に供給し、処理容器12内に供給されていないガスを、排気側に流すことが可能である。これにより、処理容器12内に供給するガスの変更を高速に行うことができる。この場合のガスAとガスBは異種のガスである。したがって、異なるプラズマ処理をウエハWに対して交互に行うプロセスのスループットを高めることができる。
或いは、プラズマ処理装置102によれば、合流管ML1から処理容器12内に連続的にガスAを供給し、合流管ML2からのガスBを断続的に、即ちパルス状に処理容器12内に供給することができる。この場合に、合流管ML2からのガスは、合流管ML1からのガスと異なるガスであってもよく、同じガスであってもよい。
以下、更に別の実施形態のプラズマ処理装置について説明する。図6は更に別の実施形態のプラズマ処理装置を概略的に示す図である。図6に示すプラズマ処理装置103は、リアクタ部RA及びリアクタ部RBを備えている。リアクタ部RA及びリアクタ部RBは、プラズマ処理装置10及びプラズマ処理装置102のリアクタ部と同様のリアクタ部である。
プラズマ処理装置103は、ガス供給系GP3を更に備えている。ガス供給系GP3は、ガス供給系GP2と同様に、第1機構GM21、及び、第3機構GM23を有している。ガス供給系GP3は、第2機構GM32を更に有している。プラズマ処理装置102では、第2機構GM22の合流管ML1及び合流管ML2が単一のリアクタ部のシャワーヘッドSHに接続されていたが、プラズマ処理装置103では、第2機構GM32の複数の合流管ML1はそれぞれ、リアクタ部RAのシャワーヘッドSHの複数のガス吐出部に接続されており、複数の合流管ML2はそれぞれ、リアクタ部RBのシャワーヘッドSHの複数のガス吐出部に接続されている。
また、プラズマ処理装置103では、第3機構GM23の排気管ELは、リアクタ部RAの排気装置50と排気装置51との間の配管、又は、リアクタ部RBの排気装置50と排気装置51との間の配管に接続され得る。
かかるプラズマ処理装置103によれば、単一のガス供給系GP3から、リアクタ部RAの処理容器12内にガスAを供給し、リアクタ部RBの処理容器12内にガスBを供給することができる。ガスAとガスBは異種のガスであってもよく、同種のガスであってもよい。ガスAとガスBが異種のガスである場合には、リアクタ部RAとリアクタ部RBとで異なるプラズマ処理を行うことができる。一方、ガスAとガスBが同種のガスである場合には、リアクタ部RAとリアクタ部RBとで同様のプラズマ処理を行うことができる。
以下、ガス供給系のバルブのリークを検査する方法の幾つかの実施形態について説明する。図7は、一実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法を示す流れ図である。図7に示す方法MT1は、複数の第1のバルブV1及び複数の第2のバルブV2のリークを順に且つ個別に検査する方法であり、ガス供給系GP1、ガス供給系GP2、及びガス供給系GP3の何れにも適用可能な方法である。また、方法MT1は、例えば、基板に対するプロセスが実行されていない基板処理装置の休止期間に実行され得る。即ち、方法MT1は、基板処理装置の処理容器内に複数のガスソースGSからのガスが供給されていない休止期間に実行され得る。
図7に示すように、方法MT1では、まず、工程ST1が実行さる。工程ST1では、複数の第1の配管L1の内部、複数の第2の配管L2の内部、複数の第3の配管L3の内部、及び複数の第4の配管L4の内部の排気が行われる。このために、工程ST1では、排気状態が形成される。排気状態は、複数の流量制御器FDそれぞれのコントロールバルブCV、複数の第2のバルブV2、及び第4のバルブV4が開かれ、複数の第1のバルブV1、複数の第3のバルブV3が閉じられた状態である。なお、排気状態では、複数の第5のバルブV5は開かれる。バルブV6は開かれていてもよく、閉じられていてもよい。排気状態では、第4のバルブV4の下流において排気管ELに接続されている排気装置により、複数の第1の配管L1の内部、複数の第2の配管L2の内部、複数の第3の配管L3の内部、及び複数の第4の配管L4の内部にあるガスが排気される。具体的には、複数の第1のバルブV1よりも下流における複数の第1の配管L1の内部、複数の第2の配管L2の内部、複数の第3の配管L3の内部、及び、複数の第3のバルブV3よりも上流における第4の配管L4の内部にあるガスが排気される。
以後、方法MT1では、複数の第1のバルブV1から順に選択される検査対象の第1のバルブV1、及び、複数の第2のバルブV2から順に選択される検査対象の第2のバルブV2に対して、工程ST2〜工程ST5を含むシーケンスが実行される。
工程ST2では、第1の検査状態が形成される。第1の検査状態では、複数の第1のバルブV1、複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、第1の検査状態では、複数の第2のバルブV2のうち検査対象の第1のバルブV1の下流に設けられている第2のバルブV2が開かれる。また、検査対象の第1のバルブV1の下流に設けられている第2のバルブV2以外の第2のバルブV2は閉じられる。なお、第1の検査状態では、バルブV6は閉じられる。また、工程ST3において圧力計PMが利用される場合には、特定の第5のバルブV5が開かれる。この特定の第5のバルブV5は、検査対象の第1のバルブV1が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2を介して接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5である。一方、工程ST3において圧力計FPMが利用される場合には、複数の第5のバルブV5は閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST3において圧力計PMが利用される場合には、複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST3において圧力計FPMが利用される場合には、工程ST3において利用される圧力計FPMを有する流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
次いで、方法MT1では、工程ST3が実行される。工程ST3では、圧力計FPMによって、圧力上昇が所定時間監視される。この圧力計FPMは、検査対象の第1のバルブV1が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2及び第3の配管L3を介して接続している一つの第4の配管L4に設けられている流量制御器FDの圧力計FPMである。この圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST3の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST3の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していると判断される。
或いは、工程ST3では、圧力計PMによって圧力上昇が所定時間監視される。この所定時間内において圧力計PMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST3の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計PMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST3の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していると判断される。
続く工程ST4では、第2の検査状態が形成される。第2の検査状態では、複数の第2のバルブV2、複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、第2の検査状態では、複数の第1のバルブV1のうち検査対象の第2のバルブV2の上流に設けられている第1のバルブV1が開かれる。また、検査対象の第2のバルブV2の上流に設けられている第1のバルブV1以外の第1のバルブV1は閉じられる。なお、第2の検査状態では、バルブV6は閉じられる。また、工程ST5において圧力計PMが利用される場合には、特定の第5のバルブV5が開かれる。特定の第5のバルブV5は、検査対象の第2のバルブV2が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2を介して接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5である。一方、工程ST5において圧力計FPMが利用される場合には、複数の第5のバルブV5は閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST5において圧力計PMが利用される場合には、複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST5において圧力計FPMが利用される場合には、工程ST5において利用される圧力計FPMを有する流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
次いで、方法MT1では、工程ST5が実行される。工程ST5では、圧力計FPMによって、圧力上昇が所定時間監視される。この圧力計FPMは、検査対象の第2のバルブV2が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2及び第3の配管L3を介して接続している一つの第4の配管L4に設けられている流量制御器FDの圧力計FPMである。この圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST5の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST5の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していると判断される。
或いは、工程ST5では、圧力計PMによって圧力上昇が所定時間監視される。この所定時間内において圧力計PMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST5の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計PMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST5の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していると判断される。
続く工程STJでは、全ての第1のバルブV1及び全ての第2のバルブV2の検査が完了しているか否かが判定されている。工程STJにおいて、検査が完了していない第1のバルブV1及び第2のバルブV2が存在すると判定される場合には、検査が完了していない第1のバルブV1及び第2のバルブV2が検査対象の第1のバルブV1及び検査対象の第2のバルブV2として選択され、工程ST2から工程ST5のシーケンスが再び実行される。一方、全ての第1のバルブV1及び全ての第2のバルブV2の検査が完了している場合には、方法MT1は終了する。
この方法MT1によれば、複数の第1の配管L1にそれぞれ設けられている複数の第1のバルブV1及び複数の第2のバルブV2のリークを順に且つ個別に検査することが可能である。なお、工程ST2及び工程ST3は、工程ST4及び工程ST5の実行後に実行されてもよい。
以下、別の実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法について説明する。図8は、別の実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法を示す流れ図である。図8に示す方法MT2は、複数の第1のバルブV1のリークを同時に検査し、複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生している場合には、複数の第1のバルブV1のリークを順に検査する方法である。また、方法MT2は、複数の第2のバルブV2のリークを同時に検査し、複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生している場合には、複数の第2のバルブV2のリークを順に検査する方法である。この方法MT2は、ガス供給系GP1、ガス供給系GP2、及びガス供給系GP3の何れにも適用可能な方法である。また、方法MT2は、例えば、基板に対するプロセスが実行されていない基板処理装置の休止期間に実行され得る。即ち、方法MT2は、基板処理装置の処理容器内に複数のガスソースGSからのガスが供給されていない休止期間に実行され得る。
図8に示すように、方法MT2では、まず、工程ST21が実行される。工程ST21は、方法MT1の工程ST1と同様の工程である。
続く工程ST22では、第1の検査状態が形成される。この第1の検査状態では、複数の第1のバルブV1、複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、第1の検査状態では、複数の第2のバルブV2が開かれる。なお、第1の検査状態では、バルブV6は閉じられる。また、工程ST23において圧力計PMが利用される場合には、複数の第5の配管L5にそれぞれ設けられている複数の第5のバルブV5が開かれる。一方、工程ST23において圧力計FPMが利用される場合には、複数の第5のバルブV5は閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST23において圧力計PMが利用される場合には、複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST23において圧力計FPMが利用される場合には、各第3の配管L3から分岐している複数の第4の配管L4のうち少なくとも一つの第4の配管L4に設けられている流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
次いで、方法MT2では、工程ST23が実行される。工程ST23では、各第3の配管L3から分岐している複数の第4の配管L4のうち一つの第4の配管L4に設けられている流量制御器FDの圧力計FPMによって圧力上昇が所定時間監視される。工程ST23において利用される何れの圧力計FPMにおいても圧力上昇が検出されなければ、複数の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に各圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST23の初期に当該圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、複数の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計FPMの何れかにおいて圧力上昇が検出された場合、圧力上昇を検出した圧力計FPMの上流にある統合部GIに含まれる複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST23の初期に当該圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、その圧力計FPMの上流にある統合部GIに含まれる複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される。
或いは、工程ST23では、圧力計PMによって圧力上昇が所定時間監視される。圧力計PMにおいて圧力上昇が検出されなければ、複数の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST23の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、複数の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計PMにおいて圧力上昇が検出された場合、複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST23の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される。
続く工程ST24では、第2の検査状態が形成される。この第2の検査状態では、複数の第2のバルブV2、複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、第2の検査状態では、複数の第1のバルブV1が開かれる。なお、第2の検査状態では、バルブV6は閉じられる。また、工程ST25において圧力計PMが利用される場合には、複数の第5の配管L5にそれぞれ設けられている複数の第5のバルブV5が開かれる。一方、工程ST25において圧力計FPMが利用される場合には、複数の第5のバルブV5は閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST25において圧力計PMが利用される場合には、複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST25において圧力計FPMが利用される場合には、各第3の配管L3から分岐している複数の第4の配管L4のうち少なくとも一つの第4の配管L4に設けられている流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
次いで、方法MT2では、工程ST25が実行される。工程ST25では、各第3の配管L3から分岐している複数の第4の配管L4のうち一つの第4の配管L4に設けられている流量制御器FDの圧力計FPMによって圧力上昇が所定時間監視される。工程ST25において利用される何れの圧力計FPMにおいても圧力上昇が検出されなければ、複数の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に各圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST25の初期に当該圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、複数の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計FPMの何れかにおいて圧力上昇が検出された場合、圧力上昇を検出した圧力計FPMの上流にある統合部GIに含まれる複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST25の初期に当該圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、その圧力計FPMの上流にある統合部GIに含まれる複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される。
或いは、工程ST25では、圧力計PMによって圧力上昇が所定時間監視される。圧力計PMにおいて圧力上昇が検出されなければ、複数の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST25の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、複数の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計PMにおいて圧力上昇が検出された場合、複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST25の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される。
続く工程ST2aでは、工程ST23において圧力上昇が検出されたか否かが判定される。工程ST23において圧力上昇が検出されていない場合には、工程ST2cに移行する。一方、工程ST23において圧力上昇が検出されている場合には、複数の第1のバルブV1から順に選択される検査対象の第1のバルブV1のリークが、工程ST26において検査される。
具体的に、工程ST26では、複数の第1のバルブV1、複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、複数の第2のバルブV2のうち検査対象の第1のバルブV1の下流に設けられている第2のバルブV2が開かれる。また、検査対象の第1のバルブV1の下流に設けられている第2のバルブV2以外の第2のバルブV2は閉じられる。なお、バルブV6は閉じられる。また、工程ST26において圧力計PMが利用される場合には、特定の第5のバルブV5が開かれる。特定の第5のバルブV5は、検査対象の第1のバルブV1が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2を介して接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5である。一方、工程ST26において圧力計FPMが利用される場合には、複数の第5のバルブV5は閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST26において圧力計PMが利用される場合には、複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST26において圧力計FPMが利用される場合には、少なくとも、工程ST26において利用される圧力計FPMを有する流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
そして、工程ST26では、圧力計FPMによって圧力上昇が所定時間監視される。この圧力計FPMは、検査対象の第1のバルブV1が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2及び第3の配管L3を介して接続している一つの第4の配管L4に設けられている流量制御器FDの圧力計FPMである。この圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST26の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST26の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していると判断される。
或いは、工程ST26では、圧力計PMによって圧力上昇が所定時間監視される。この所定時間内において圧力計PMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST26の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計PMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST26の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の第1のバルブV1にリークが発生していると判断される。
続く工程ST2bでは、全ての第1のバルブV1の検査が完了したか否かが判定される。工程ST2bにおいて、検査が完了していない第1のバルブV1が存在すると判定される場合には、検査が完了していない第1のバルブV1が検査対象の第1のバルブV1として選択され、工程ST26が再び実行される。一方、全ての第1のバルブV1の検査が完了している場合には、工程ST2cに移行する。
工程ST2cでは、工程ST25において圧力上昇が検出されたか否かが判定される。工程ST25において圧力上昇が検出されていない場合には、方法MT2は終了する。一方、工程ST25において圧力上昇が検出されている場合には、複数の第2のバルブV2から順に選択される検査対象の第2のバルブV2のリークが、工程ST27において検査される。
具体的には、工程ST27では、複数の第2のバルブV2、複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、複数の第1のバルブV1のうち検査対象の第2のバルブV2の上流に設けられている第1のバルブV1が開かれる。また、検査対象の第2のバルブV2の上流に設けられている第1のバルブV1以外の第1のバルブV1は閉じられる。なお、バルブV6は閉じられる。また、工程ST27において圧力計PMが利用される場合には、特定の第5のバルブV5が開かれる。特定の第5のバルブV5は、検査対象の第2のバルブV2が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2を介して接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5である。一方、工程ST27において圧力計FPMが利用される場合には、複数の第5のバルブV5は閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST27において圧力計PMが利用される場合には、複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST27において圧力計FPMが利用される場合には、少なくとも、工程ST27において利用される圧力計FPMを有する流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
そして、工程ST27では、圧力計FPMによって圧力上昇が所定時間監視される。この圧力計FPMは、検査対象の第2のバルブV2が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2及び第3の配管L3を介して接続している一つの第4の配管L4に設けられている流量制御器FDの圧力計FPMである。この圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST27の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST27の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していると判断される。
或いは、工程ST27では、圧力計PMによって圧力上昇が所定時間監視される。この所定時間内において圧力計PMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST27の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計PMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST27の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の第2のバルブV2にリークが発生していると判断される。
続く工程ST2dでは、全ての第2のバルブV2の検査が完了したか否かが判定される。工程ST2において、検査が完了していない第2のバルブV2が存在すると判定される場合には、検査が完了していない第2のバルブV2が検査対象の第2のバルブV2として選択され、工程ST27が再び実行される。一方、全ての第2のバルブV2の検査が完了している場合には、方法MTは終了する。
この方法MT2によれば、複数の第1のバルブV1のリークが同時に検査される。そして、複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される場合にのみ、複数の第1のバルブV1のリークの検査が順に且つ個別に行われる。また、方法MT2では、複数の第2のバルブV2のリークが同時に検査される。そして、複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される場合にのみ、複数の第2のバルブV2のリークの検査が順に且つ個別に行われる。したがって、全ての第1のバルブV1にリークが発生していない場合には、複数の第1のバルブV1のリークの検査が短時間で完了する。また、全ての第2のバルブV2にリークが発生していない場合には、複数の第2のバルブV2のリークの検査が短時間で完了する。
なお、工程ST24及び工程ST25の実行後に工程ST22及び工程ST23が実行されてもよい。また、工程ST22及び工程ST23の実行直後に、工程ST2aの判定が行われ、必要に応じて工程ST26及び工程ST2bが実行されてもよい。また、工程ST24及び工程ST25の実行直後に、工程ST2cの判定が行われ、必要に応じて工程ST27及び工程ST2dが実行されてもよい。また、工程ST2aの実行前に、工程ST2cが実行され、必要に応じて工程ST27及び工程ST2dが実行されてもよい。また、工程ST26は、リークが発生している可能性のある第1のバルブV1を含む統合部GIに含まれる複数の第1のバルブV1のみに適用されてもよい。また、工程ST27は、リークが発生している可能性のある第2のバルブV2を含む統合部GIに含まれる複数の第2のバルブV2のみに適用されてもよい。
以下、更に別の実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法について説明する。図9は、更に別の実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法を示す流れ図である。図9に示す方法MT3は、複数の統合部GIのうち一部から基板処理装置の処理容器内にガスが供給されて当該処理容器内において基板に対するプロセスが実行されている一方で、複数の統合部GIのうち処理容器内にガスを供給していない統合部GIに含まれる複数の第1のバルブV1及び複数の第2のバルブV2のリークが検査される。即ち、方法MT3では、複数の第1のバルブV1及び複数の第2のバルブV2のリークが順に且つ個別に検査される一方で、複数の別の第1のバルブV1及び複数の別の第2のバルブV2を介して基板処理装置の処理容器にガスが供給される。この方法MT3は、ガス供給系GP1、ガス供給系GP2、及びガス供給系GP3の何れにも適用可能な方法である。以下、複数の統合部GIのうち処理容器内にガスを供給する統合部GIを「プロセス用の統合部GI」と呼び、処理容器内にガスを供給していない統合部GIを「検査対象の統合部GI」と呼ぶ。
方法MT3では、工程ST3pにおいて、プロセス用の統合部GIからのガスが基板処理装置の処理容器内に供給される。この工程ST3pの実行中、プロセス用の統合部GIの第2の配管L2に接続されている第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5は閉じられる。なお、後述する工程ST31〜ST35の実行は、工程ST3pの実行中に行われる。
続く工程ST31では、検査対象の統合部GIの複数の第1の配管L1の内部及び第2の配管L2の内部、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に接続している第3の配管L3の内部、並びに、当該第3の配管L3に接続している複数の第4の配管L4の内部の排気が行われる。このために、工程ST31では、排気状態が形成される。排気状態は、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に第3の配管L3を介して接続している複数の第4の配管L4に設けられた複数の流量制御器FDそれぞれのコントロールバルブCV、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2、及び第4のバルブV4が開かれ、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1、及び、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に第3の配管L3を介して接続している複数の第4の配管L4に設けられた複数の第3のバルブV3が閉じられた状態である。なお、排気状態では、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5が開かれる。バルブV6は開かれていてもよく、閉じられていてもよい。
以後、方法MT3では、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1から順に選択される検査対象の第1のバルブV1、及び、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2から順に選択される検査対象の第2のバルブV2に対して、工程ST32〜工程ST35を含むシーケンスが実行される。
工程ST32では、第1の検査状態が形成される。第1の検査状態では、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に第3の配管L3を介して接続している複数の第4の配管L4に設けられている複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、第1の検査状態では、検査対象の第1のバルブV1の下流に設けられている第2のバルブV2が開かれる。また、検査対象の統合部GIに含まれる複数の第2のバルブV2のうち、検査対象の第1のバルブV1の下流に設けられている第2のバルブV2以外の第2のバルブV2は閉じられる。なお、第1の検査状態では、バルブV6は閉じられる。また、工程ST33において圧力計PMが利用される場合には、特定の第5のバルブV5が開かれる。特定の第5のバルブV5は、検査対象の第1のバルブV1が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2を介して接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5である。一方、工程ST33において圧力計FPMが利用される場合には、上記特定の第5のバルブV5は、閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST33において圧力計PMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの下流にある複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST33において圧力計FPMが利用される場合には、工程ST33において利用される圧力計FPMを有する流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
次いで、方法MT3では、工程ST33が実行される。この工程ST33は、方法MT1の工程ST3と同様の工程である。
続く工程ST34では、第2の検査状態が形成される。第2の検査状態では、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に第3の配管L3を介して接続している複数の第4の配管L4に設けられている複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、第2の検査状態では、検査対象の第2のバルブV2の上流に設けられている第1のバルブV1が開かれる。また、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1のうち、検査対象の第2のバルブV2の上流に設けられている第1のバルブ以外の第1のバルブV1が閉じられる。なお、第2の検査状態では、バルブV6は閉じられる。また、工程ST35において圧力計PMが利用される場合には、特定の第5のバルブV5が開かれる。特定の第5のバルブV5は、検査対象の第2のバルブV2が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2を介して接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5である。一方、工程ST35において圧力計FPMが利用される場合には、上記特定の第5のバルブV5は閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST35において圧力計PMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの下流にある複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST35において圧力計FPMが利用される場合には、工程ST35において利用される圧力計FPMを有する流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
次いで、方法MT3では、工程ST35が実行される。この工程ST35は、方法MT1の工程ST5と同様の工程である。
続く工程ST3Jでは、検査対象の統合部GIの全ての第1のバルブV1及び全ての第2のバルブV2の検査が完了しているか否かが判定されている。工程ST3Jにおいて、検査が完了していない第1のバルブV1及び第2のバルブV2が存在すると判定される場合には、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1及び複数の第2のバルブV2から、検査が完了していない第1のバルブV1及び第2のバルブV2が検査対象の第1のバルブV1及び検査対象の第2のバルブV2として選択され、工程ST32から工程ST35のシーケンスが再び実行される。一方、検査対象の統合部GIの全ての第1のバルブV1及び全ての第2のバルブV2の検査が完了している場合には、方法MT3は終了する。
この方法MT3によれば、基板処理装置の処理容器内で行われるプロセスにおいて利用されていない統合部GIの第1のバルブV1及び第2のバルブV2のリークを順に且つ個別に検査することが可能である。したがって、基板処理装置でのプロセス用の稼働時間に影響を与えることなく、第1のバルブV1及び第2のバルブV2のリークを検査することが可能となる。なお、工程ST32及び工程ST33は、工程ST34及び工程ST35の実行後に実行されてもよい。
以下、更に別の実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法について説明する。図10は、更に別の実施形態に係るガス供給系のバルブのリークを検査する方法を示す流れ図である。図10に示す方法MT4は、複数の統合部GIのうち一部から基板処理装置の処理容器内にガスが供給されて当該処理容器内において基板に対するプロセスが実行されている一方で、複数の統合部GIのうち処理容器内にガスを供給していない統合部GIに含まれる複数の第1のバルブV1及び複数の第2のバルブV2のリークが検査される。即ち、方法MT4では、複数の第1のバルブV1及び複数の第2のバルブV2のリークが検査される一方で、複数の別の第1のバルブV1及び複数の別の第2のバルブV2を介して基板処理装置の処理容器にガスが供給される。以下、複数の統合部GIのうち処理容器内にガスを供給する統合部GIを「プロセス用の統合部GI」と呼び、処理容器内にガスを供給していない統合部GIを「検査対象の統合部GI」と呼ぶ。また、方法MT4は、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1のリークを同時に検査し、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生している場合には、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1のリークを順に検査する方法である。また、方法MT4は、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2のリークを同時に検査し、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生している場合には、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2のリークを順に検査する方法である。この方法MT4は、ガス供給系GP1、ガス供給系GP2、及びガス供給系GP3の何れにも適用可能な方法である。
図10に示すように、方法MT4では、工程ST4pにおいて、プロセス用の統合部GIからのガスが基板処理装置の処理容器内に供給される。この工程ST4pの実行中、プロセス用の統合部GIの第2の配管L2に接続されている第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5は閉じられる。なお、後述する工程ST41〜ST4dの実行は、工程ST4pの実行中に行われる。
次いで、方法MT4では、工程ST41が実行される。工程ST41は、方法MT3の工程ST31と同様の工程である。
次いで、方法MT4では、工程ST42が実行される。工程ST42では、第1の検査状態が形成される。第1の検査状態では、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に第3の配管L3を介して接続している複数の第4の配管L4に設けられている複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、第1の検査状態では、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2が開かれる。なお、第1の検査状態では、バルブV6は閉じられる。また、工程ST43において圧力計PMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5が開かれる。一方、工程ST43において圧力計FPMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5は、閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST43において圧力計PMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの下流にある複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST43において圧力計FPMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの下流にある少なくとも一つの流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
次いで、方法MT4では、工程ST43が実行される。工程ST43では、検査対象の統合部GIの下流にある一つの流量制御器FDの圧力計FPMによって圧力上昇が所定時間監視される。圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST43の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST43の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される。
或いは、工程ST43では、圧力計PMによって圧力上昇が所定時間監視される。圧力計PMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST43の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計PMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST43の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される。
次いで、方法MT4では工程ST44が実行される。工程ST4では、第2の検査状態が形成される。第2の検査状態では、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に第3の配管L3を介して接続している複数の第4の配管L4に設けられている複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、第2の検査状態では、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1が開かれる。なお、第2の検査状態では、バルブV6は閉じられる。また、工程ST45において圧力計PMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5が開かれる。一方、工程ST45において圧力計FPMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5は、閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST45において圧力計PMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの下流にある複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST45において圧力計FPMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの下流にある少なくとも一つの流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
次いで、方法MT4では、工程ST45が実行される。工程ST45では、検査対象の統合部GIの下流にある一つの流量制御器FDの圧力計FPMによって圧力上昇が所定時間監視される。圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST45の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計FPMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計FPMによって計測された圧力と工程ST45の初期に圧力計FPMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される。
或いは、工程ST45では、圧力計PMによって圧力上昇が所定時間監視される。圧力計PMにおいて圧力上昇が検出されなければ、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST45の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値よりも小さい場合には、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2にリークが発生していないと判断される。一方、圧力計PMにおいて圧力上昇が検出された場合、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される。例えば、所定時間経過時に圧力計PMによって計測された圧力と工程ST45の初期に圧力計PMによって計測された圧力との差が所定値以上である場合に、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される。
続く工程ST4aでは、工程ST43において圧力上昇が検出されたか否かが判定される。工程ST43において圧力上昇が検出されていない場合には、工程ST4cに移行する。一方、工程ST43において圧力上昇が検出されている場合には、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1から順に選択される検査対象の第1のバルブV1のリークが、工程ST46において検査される。
具体的に、工程ST46では、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に第3の配管を介して接続している第4の配管L4に設けられている複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、検査対象の第1のバルブV1の下流に設けられている第2のバルブV2が開かれる。また、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2のうち、検査対象の第1のバルブV1の下流に設けられている第2のバルブV2以外の第2のバルブV2は閉じられる。なお、バルブV6は閉じられる。また、工程ST46において圧力計PMが利用される場合には、特定の第5のバルブV5が開かれる。特定の第5のバルブV5は、検査対象の第1のバルブV1が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2を介して接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5である。一方、工程ST46において圧力計FPMが利用される場合には、上記特定の第5のバルブV5は閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST46において圧力計PMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの下流にある複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST46において圧力計FPMが利用される場合には、少なくとも、工程ST46において利用される圧力計FPMを有する流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
そして、工程ST46では、方法MT2の工程ST26と同様に圧力上昇が監視され、検査対象の第1のバルブV1のリークの発生の有無が検出される。
続く工程ST4bでは、検査対象の統合部GIの全ての第1のバルブV1の検査が完了したか否かが判定される。工程ST4bにおいて、検査が完了していない第1のバルブV1が存在すると判定される場合には、検査が完了していない第1のバルブV1が検査対象の第1のバルブV1として選択され、工程ST46が再び実行される。一方、検査対象の統合部GIの全ての第1のバルブV1の検査が完了している場合には、工程ST4cに移行する。
工程ST4cでは、工程ST45において圧力上昇が検出されたか否かが判定される。工程ST45において圧力上昇が検出されていない場合には、方法MT4は終了する。一方、工程ST45において圧力上昇が検出されている場合には、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2から順に選択される検査対象の第2のバルブV2のリークが、工程ST47において検査される。
具体的には、工程ST47では、検査対象の統合部GIの複数の第2のバルブV2、検査対象の統合部GIの第2の配管L2に第3の配管L3を介して接続している複数の第4の配管L4に設けられている複数の第3のバルブV3、及び、第4のバルブV4が閉じられる。また、第2の検査状態では、検査対象の第2のバルブV2の上流に設けられている第1のバルブV1が開かれる。また、検査対象の統合部GIの複数の第1のバルブV1のうち、検査対象の第2のバルブV2の上流に設けられている第1のバルブV1以外の第1のバルブV1が閉じられる。なお、第2の検査状態では、バルブV6は閉じられる。また、工程ST47において圧力計PMが利用される場合には、特定の第5のバルブV5が開かれる。特定の第5のバルブV5は、検査対象の第2のバルブV2が設けられている第1の配管L1に第2の配管L2を介して接続している第5の配管L5に設けられている第5のバルブV5である。一方、工程ST47において圧力計FPMが利用される場合には、上記特定の第5のバルブV5は閉じられていてもよく、開かれていてもよい。また、工程ST47において圧力計PMが利用される場合には、検査対象の統合部GIの下流にある複数の流量制御器FDのコントロールバルブCVは開かれていてもよく、閉じられていてもよい。一方、工程ST47において圧力計FPMが利用される場合には、少なくとも、工程ST47において利用される圧力計FPMを有する流量制御器FDのコントロールバルブCVが開かれる。
そして、工程ST47では、方法MT2の工程ST27と同様に圧力上昇が監視され、検査対象の第2のバルブV2のリークの発生の有無が検出される。
続く工程ST4dでは、検査対象の統合部GIの全ての第2のバルブV2の検査が完了したか否かが判定される。工程ST4dにおいて、検査が完了していない第2のバルブV2が存在すると判定される場合には、検査が完了していない第2のバルブV2が検査対象の第2のバルブV2として選択され、工程ST47が再び実行される。一方、検査対象の統合部GIの全ての第2のバルブV2の検査が完了している場合には、方法MT4は終了する。
この方法MT4によれば、基板処理装置の処理容器内で行われるプロセスにおいて利用されていない統合部GIの第1のバルブV1及び第2のバルブV2のリークを検査することが可能である。したがって、基板処理装置のプロセス用の稼働時間に影響を与えることなく、第1のバルブV1及び第2のバルブV2のリークを検査することが可能となる。また、複数の第1のバルブV1のリークが同時に検査される。そして、複数の第1のバルブV1の何れかにリークが発生していると判断される場合にのみ、複数の第1のバルブV1のリークの検査が順に且つ個別に行われる。また、複数の第2のバルブV2のリークが同時に検査される。そして、複数の第2のバルブV2の何れかにリークが発生していると判断される場合にのみ、複数の第2のバルブV2のリークの検査が順に且つ個別に行われる。したがって、検査対象の統合部GIの全ての第1のバルブV1にリークが発生していない場合には、リークの検査が短時間で完了する。また、検査対象の統合部GIの全ての第2のバルブV2にリークが発生していない場合には、複数の第2のバルブV2のリークの検査が短時間で完了する。
なお、工程ST44及び工程ST45の実行後に工程ST42及び工程ST43が実行されてもよい。また、工程ST42及び工程ST43の実行直後に、工程ST4aの判定が行われ、必要に応じて工程ST46及び工程ST4bが実行されてもよい。また、工程ST44及び工程ST45の実行直後に、工程ST4cの判定が行われ、必要に応じて工程ST47及び工程ST4dが実行されてもよい。また、工程ST4aの実行前に、工程ST4cが実行され、必要に応じて工程ST47及び工程ST4dが実行されてもよい。また、工程ST46は、リークが発生している可能性のある第1のバルブV1を含む統合部GIに含まれている複数の第1のバルブV1のみに適用されてもよい。また、工程ST47は、リークが発生している可能性のある第2のバルブV2を含む統合部GIに含まれている複数の第2のバルブV2のみに適用されてもよい。
以上、種々の実施形態について説明してきたが、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。例えば、上述した基板処理装置は容量結合型のプラズマ処理装置であったが、基板処理装置は、誘導結合型のプラズマ処理装置、マイクロ波といった表面波を利用するプラズマ処理装置といった任意のプラズマ処理装置であってもよい。
10,102,103…プラズマ処理装置、12…処理容器、30…上部電極、PD…載置台、50…排気装置、51…排気装置、SH…シャワーヘッド、D1,D2,D3…ガス吐出部、GP1,GP2,GP3…ガス供給系、GM1,GM21…第1機構、GM2,GM22,GM32…第2機構、GM3,GM23…第3機構、GI…統合部、L1…第1の配管、L2…第2の配管、L3…第3の配管、L4…第4の配管、L5…第5の配管、EL…排気管、V1…第1のバルブ、V2…第2のバルブ、V3…第3のバルブ、V4…第4のバルブ、V5…第5のバルブ、FUG…流量制御ユニット群、FU…流量制御ユニット、FD…流量制御器、FPM…圧力計、CV…コントロールバルブ、FV1…バルブ、GS…ガスソース、GSP…ソース、PM…圧力計。

Claims (5)

  1. 基板処理装置の処理容器にガスを供給するためのガス供給系のバルブのリークを検査する方法であって、
    前記ガス供給系は、
    複数のガスソースにそれぞれ接続された複数の第1の配管と、
    前記複数の第1の配管にそれぞれ設けられた複数の第1のバルブと、
    前記複数の第1のバルブよりも下流側において前記複数の第1の配管にそれぞれに設けられた複数の第2のバルブと、
    前記複数の第2のバルブの下流において前記複数の第1の配管に接続された第2の配管と、
    前記第2の配管に接続された第3の配管と、
    前記第3の配管から分岐する複数の第4の配管と、
    前記複数の第4の配管にそれぞれ設けられた複数の流量制御器と、
    前記複数の流量制御器の下流側において前記複数の第4の配管にそれぞれ設けられた複数の第3のバルブと、
    排気装置に接続された排気管と、
    前記排気管に設けられた第4のバルブと、
    前記排気装置及び前記第4のバルブの上流において前記排気管に接続し、且つ、前記第2の配管に接続する第5の配管と、
    を備え、
    該方法は、
    前記複数の第1の配管の内部、前記第2の配管の内部、前記第3の配管の内部、及び前記複数の第4の配管の内部の排気を行う第1工程であり、前記複数の流量制御器それぞれのコントロールバルブ、前記複数の第2のバルブ、及び前記第4のバルブが開かれ、前記複数の第1のバルブ、及び前記複数の第3のバルブが閉じられた排気状態が形成される、該第1工程と、
    前記複数の第1のバルブ、前記複数の第3のバルブ、及び、前記第4のバルブが閉じられ、前記複数の第2のバルブのうち一以上の第2のバルブ又は前記複数の第2のバルブが開かれた第1の検査状態を形成する第2工程と、
    前記排気装置及び前記第4のバルブの上流において前記排気管に設けられた圧力計、又は前記複数の流量制御器のうち一つの流量制御器の圧力計により、圧力上昇を監視する第3工程と、
    前記複数の第2のバルブ、前記複数の第3のバルブ、及び、前記第4のバルブが閉じられ、前記複数の第1のバルブのうち前記一以上の第2のバルブの上流に設けられた一以上の第1のバルブ又は前記複数の第1のバルブが開かれた第2の検査状態を形成する第4工程と、
    前記排気装置及び前記第4のバルブの上流において前記排気管に設けられた前記圧力計、又は前記複数の流量制御器のうち一つの流量制御器の圧力計により、圧力上昇を監視する第5工程と、
    を含む方法。
  2. 前記第3工程において圧力上昇が検出された場合に、前記複数の第1のバルブから順に選択される検査対象の第1のバルブのリークを検査する工程を更に含み、
    検査対象の第1のバルブのリークを検査する前記工程は、前記複数の第1のバルブ、前記複数の第3のバルブ、前記第4のバルブ、及び前記複数の第2のバルブのうち前記検査対象の第1のバルブの下流に設けられた第2のバルブ以外の第2のバルブが閉じられた状態で、前記排気装置及び前記第4のバルブの上流において前記排気管に設けられた前記圧力計、又は前記複数の流量制御器のうち一つの流量制御器の圧力計により、圧力上昇を監視することを含む、
    請求項2に記載の方法。
  3. 前記第5工程において圧力上昇が検出された場合に、前記複数の第2のバルブから順に選択される検査対象の第2のバルブのリークを検査する工程を更に含み、
    検査対象の第2のバルブのリークを検査する前記工程は、前記複数の第2のバルブ、前記複数の第3のバルブ、前記第4のバルブ、及び前記複数の第1のバルブのうち前記検査対象の第2のバルブの上流に設けられた第1のバルブ以外の第1のバルブが閉じられた状態で、前記排気装置及び前記第4のバルブの上流において前記排気管に設けられた前記圧力計、又は前記複数の流量制御器のうち一つの流量制御器の圧力計により、圧力上昇を監視することを含む、
    請求項2又は3に記載の方法。
  4. 前記ガス供給系は、
    複数の別のガスソースにそれぞれ接続された複数の別の第1の配管と、
    複数の別の第1の配管のそれぞれに設けられた複数の別の第1のバルブと、
    前記複数の別の第1のバルブよりも下流側において前記複数の別の第1の配管のそれぞれに設けられた複数の別の第2のバルブと、
    前記複数の別の第2のバルブの下流において前記複数の別の第1の配管に接続された別の第2の配管と、
    前記別の第2の配管に接続された別の第3の配管と、
    前記別の第3の配管から分岐する複数の別の第4の配管と、
    前記複数の別の第4の配管にそれぞれ設けられた複数の別の流量制御器と、
    前記複数の別の流量制御器の下流側において前記複数の別の第4の配管にそれぞれ設けられた複数の別の第3のバルブと、
    前記排気装置及び前記第4のバルブの上流において前記排気管に接続し、且つ、前記別の第2の配管に接続する別の第5の配管と、
    前記第5の配管に設けられた第5のバルブと、
    前記別の第5の配管に設けられた別の第5のバルブと、
    を更に備え、
    該方法は、前記別の第5のバルブが閉じられた状態で、前記複数の別のガスソースのうち一以上のガスソースからガスを前記基板処理装置に供給する工程を更に含み、
    ガスを前記基板処理装置に供給する前記工程の実行中に、前記第1工程、前記第2工程、前記第3工程、前記第4工程、及び前記第5工程が実行される、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の方法。
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