



















本発明の実施の形態は、超音波診断装置及び画像処理装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to an ultrasonic diagnostic apparatus and an image processing apparatus.
従来、超音波診断装置は、X線診断装置やX線コンピュータ断層撮影装置などの他の医用画像診断装置に比べ、簡便な操作性、被爆のおそれがない非侵襲性などの利点を備えた装置として、今日の医療において、心臓、肝臓、腎臓、乳腺など、様々な生体組織の検査や診断に利用されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, an ultrasonic diagnostic apparatus is an apparatus having advantages such as simple operability and non-invasiveness that does not cause exposure, compared to other medical image diagnostic apparatuses such as an X-ray diagnostic apparatus and an X-ray computed tomography apparatus. In today's medical care, it is used for examination and diagnosis of various living tissues such as heart, liver, kidney and mammary gland.
近年、超音波診断装置においては、2Dアレイプローブ(two dimensional array probe)や、メカニカル4Dプローブ(mechanical four dimensional probe)を用いて3次元データ(ボリュームデータ)を収集し、収集したボリュームデータを用いて消化管や血管などの管腔内の観察が行われている。例えば、収集したボリュームデータから管腔が描出された直交3断面のMPR(Multi Planar Reconstruction)画像を生成して表示させたり、輝度値を白黒反転させるcavityモードにより管腔を立体表示させたりすることで、管腔内の観察が行われる。しかしながら、上述した従来の技術では、管腔内を簡便に観察することが困難となる場合があった。 In recent years, in an ultrasonic diagnostic apparatus, 3D data (volume data) is collected using a 2D array probe (two dimensional array probe) or a mechanical 4D probe (mechanical four dimensional probe), and the collected volume data is used. Observations in the lumen of the digestive tract and blood vessels are performed. For example, an MPR (Multi Planar Reconstruction) image with three orthogonal cross-sections depicting the lumen from the collected volume data is generated and displayed, or the lumen is stereoscopically displayed in a cavity mode in which the luminance value is reversed in black and white. Thus, observation within the lumen is performed. However, with the conventional technology described above, it may be difficult to simply observe the inside of the lumen.
本発明が解決しようとする課題は、管腔内を簡便に観察することができる超音波診断装置及び画像処理装置を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide an ultrasonic diagnostic apparatus and an image processing apparatus that can easily observe the inside of a lumen.
実施の形態の超音波診断装置は、設定手段と、生成手段と、表示制御手段とを備える。設定手段は、被検体に対する3次元的な超音波走査により収集された3次元画像データに含まれる管腔に芯線を設定する。生成手段は、前記設定手段によって設定された芯線に沿ったカーブドMPR画像を、前記3次元画像データを用いて生成する。表示制御手段は、前記生成手段によって生成された前記カーブドMPR画像、および前記芯線上の視点からの仮想内視鏡画像を所定の表示部にて表示させ、前記視点の情報を前記カーブドMPR画像上に表示させる。The ultrasonic diagnostic apparatus according to the embodiment includes a setting unit, a generation unit, and a display control unit. Setting means sets the core wire to the lumen included in the three-dimensional image data collectedby thethree-dimensional ultrasound scanagainst thesubject. The generation unit generatesa curved MPR imagealong the coreline set by the setting unitusing the three-dimensional image data. The display control means displays thecurved MPR image generated by the generating meansand the virtual endoscopic image from the viewpoint on the core line on a predetermined display unit, and the viewpoint information is displayed on thecurved MPR image. Ruto be displayed on.
  (第1の実施形態)
  まず、本実施形態に係る超音波診断装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る超音波診断装置100の構成を説明するための図である。図1に示すように、第1の実施形態に係る超音波診断装置100は、超音波プローブ1と、モニタ2と、入力装置3と、装置本体10とを有する。また、装置本体10は、ネットワーク200を介して外部装置4と接続される。(First embodiment)
 First, the configuration of the ultrasonic diagnostic apparatus according to the present embodiment will be described. FIG. 1 is a diagram for explaining a configuration of an ultrasonic
  超音波プローブ1は、複数の圧電振動子を有し、これら複数の圧電振動子は、後述する装置本体10が有する送受信部11から供給される駆動信号に基づき超音波を発生する。また、超音波プローブ1は、被検体Pからの反射波を受信して電気信号に変換する。また、超音波プローブ1は、圧電振動子に設けられる整合層と、圧電振動子から後方への超音波の伝播を防止するバッキング材などを有する。なお、超音波プローブ1は、装置本体10と着脱自在に接続される。  The
  超音波プローブ1から被検体Pに超音波が送信されると、送信された超音波は、被検体Pの体内組織における音響インピーダンスの不連続面で次々と反射され、反射波信号として超音波プローブ1が有する複数の圧電振動子にて受信される。受信される反射波信号の振幅は、超音波が反射される不連続面における音響インピーダンスの差に依存する。なお、送信された超音波パルスが、移動している血流や心臓壁などの表面で反射された場合の反射波信号は、ドプラ効果により、移動体の超音波送信方向に対する速度成分に依存して、周波数偏移を受ける。  When ultrasonic waves are transmitted from the
  ここで、本実施形態に係る超音波プローブ1は、超音波により被検体Pを2次元で走査するとともに、被検体Pを3次元で走査することが可能な超音波プローブである。具体的には、本実施形態に係る超音波プローブ1は、被検体Pを2次元で走査する複数の超音波振動子を所定の角度(揺動角度)で揺動させることで、被検体Pを3次元で走査するメカニカルスキャンプローブである。  Here, the
  なお、本実施形態は、超音波プローブ1が、複数の超音波振動子がマトリックス状に配置されることで、被検体Pを3次元で超音波走査することが可能な2次元超音波プローブである場合であっても適用可能である。2次元超音波プローブは、超音波を集束して送信することで、被検体Pを2次元で走査することが可能である。  In this embodiment, the
  入力装置3は、図1に示すように、トラックボール3a、スイッチ3b、ボタン3c、タッチコマンドスクリーン3dなどを有し、後述するインターフェース部18を介して装置本体10と接続される。入力装置3は、超音波診断装置の操作者からの各種設定要求を受け付け、装置本体10に対して受け付けた各種設定要求を転送する。  As shown in FIG. 1, the
  例えば、本実施形態に係る入力装置3は、観察者が観察を所望する管腔を設定するための管腔内の始点や終点の設定などに関する指示を操作者から受け付ける。なお、管腔内の始点や終点の設定の際に操作者が入力装置3を用いて入力する各種指示内容については、後に詳述する。  For example, the
  モニタ2は、超音波診断装置の操作者が入力装置3を用いて各種設定要求を入力するためのGUI(Graphical  User  Interface)を表示したり、装置本体10において生成された超音波画像などを表示したりする。例えば、モニタ2は、後述する画像生成部14の処理によって生成されたカーブドMPR(Curved  Multi  Planar  Reconstructions)画像を表示する。なお、カーブドMPR画像については、後に詳述する。  The
  外部装置4は、後述するインターフェース部18を介して装置本体10と接続される装置である。例えば、外部装置4は、各種の医用画像のデータを管理するシステムであるPACS(Picture  Archiving  and  Communication  System)のデータベースや、医用画像が添付された電子カルテを管理する電子カルテシステムのデータベースなどである。あるいは、外部装置4は、例えば、X線CT(Computed  Tomography)装置、MRI(Magnetic  Resonance  Imaging)装置など、本実施形態に係る超音波診断装置以外の各種医用画像診断装置である。  The external device 4 is a device connected to the device
  すなわち、本実施形態に係る装置本体10は、DICOM(Digital  Imaging  and  Communications  in  Medicine)に則った画像フォーマットに統一された各種医用画像を、インターフェース部18を介して外部装置4から取得することができる。具体的には、本実施形態に係る装置本体10は、インターフェース部18を介して、自装置で生成されたCurved MPR画像の比較対象となる医用画像を、インターフェース部18を介して外部装置4から取得することができる。  That is, the apparatus
  装置本体10は、超音波プローブ1が受信した反射波に基づいて超音波画像を生成する装置である。具体的には、本実施形態に係る装置本体10は、超音波プローブ1が受信した3次元の反射波データに基づいて3次元超音波画像(ボリュームデータ)を生成可能な装置である。装置本体10は、図1に示すように、送受信部11と、Bモード処理部12と、ドプラ処理部13と、画像生成部14と、画像メモリ15と、内部記憶部16と、制御部17と、インターフェース部18とを有する。  The apparatus
  送受信部11は、トリガ発生回路、遅延回路およびパルサ回路などを有し、超音波プローブ1に駆動信号を供給する。パルサ回路は、所定のレート周波数で、送信超音波を形成するためのレートパルスを繰り返し発生する。また、遅延回路は、超音波プローブ1から発生される超音波をビーム状に集束して送信指向性を決定するために必要な圧電振動子ごとの遅延時間を、パルサ回路が発生する各レートパルスに対し与える。また、トリガ発生回路は、レートパルスに基づくタイミングで、超音波プローブ1に駆動信号(駆動パルス)を印加する。すなわち、遅延回路は、各レートパルスに対し与える遅延時間を変化させることで、圧電振動子面からの送信方向を任意に調整する。  The transmission / reception unit 11 includes a trigger generation circuit, a delay circuit, a pulsar circuit, and the like, and supplies a drive signal to the
  なお、送受信部11は、後述する制御部17の指示に基づいて、所定のスキャンシーケンスを実行するために、送信周波数、送信駆動電圧などを瞬時に変更可能な機能を有している。特に、送信駆動電圧の変更は、瞬間にその値を切り替え可能なリニアアンプ型の発信回路、または、複数の電源ユニットを電気的に切り替える機構によって実現される。  The transmission / reception unit 11 has a function capable of instantaneously changing the transmission frequency, the transmission drive voltage, and the like in order to execute a predetermined scan sequence based on an instruction from the
  また、送受信部11は、アンプ回路、A/D変換器、加算器などを有し、超音波プローブ1が受信した反射波信号に対して各種処理を行なって反射波データを生成する。アンプ回路は、反射波信号をチャンネルごとに増幅してゲイン補正処理を行なう。A/D変換器は、ゲイン補正された反射波信号をA/D変換し、デジタルデータに受信指向性を決定するのに必要な遅延時間を与える。加算器は、A/D変換器によって処理された反射波信号の加算処理を行なって反射波データを生成する。加算器の加算処理により、反射波信号の受信指向性に応じた方向からの反射成分が強調される。  The transmission / reception unit 11 includes an amplifier circuit, an A / D converter, an adder, and the like, and performs various processes on the reflected wave signal received by the
  このように、送受信部11は、超音波の送受信における送信指向性と受信指向性とを制御する。ここで、本実施形態に係る送受信部11は、超音波プローブ1から被検体Pに対して3次元の超音波ビームを送信させ、超音波プローブ1が受信した3次元の反射波信号から3次元の反射波データを生成する。  As described above, the transmission / reception unit 11 controls transmission directivity and reception directivity in ultrasonic transmission / reception. Here, the transmission / reception unit 11 according to the present embodiment transmits a three-dimensional ultrasonic beam from the
  Bモード処理部12は、送受信部11から反射波データを受信し、対数増幅、包絡線検波処理などを行なって、信号強度が輝度の明るさで表現されるデータ(Bモードデータ)を生成する。  The B-
  ここで、Bモード処理部12は、検波周波数を変化させることで、映像化する周波数帯域を変えることができる。また、Bモード処理部12は、一つの反射波データに対して、二つの検波周波数による検波処理を並列して行うことができる。  Here, the B-
  このBモード処理部12の機能を用いることにより、コントラストハーモニックイメージング(CHI:Contrast Harmonic Imaging)において、造影剤が注入された被検体Pの反射波データから、造影剤(微小気泡、バブル)を反射源とする反射波データ(高調波データ又は分周波データ)と、被検体P内の組織を反射源とする反射波データ(基本波データ)とを分離することができる。すなわち、Bモード処理部12は、組織画像を生成するためのBモードデータとともに、造影画像を生成するためのBモードデータを生成することができる。  By using the function of the B-
  また、このBモード処理部12の機能を用いることにより、ティッシュハーモニックイメージング(THI:Tissue Harmonic Imaging)において、被検体Pの反射波データから、高調波データ又は分周波データを分離することで、ノイズ成分を除去した組織画像を生成するためのBモードデータを生成することができる。  Further, by using the function of the B-
  ドプラ処理部13は、送受信部11から受信した反射波データから速度情報を周波数解析し、ドプラ効果による血流や組織、造影剤エコー成分を抽出し、平均速度、分散、パワーなどの移動体情報を多点について抽出したデータ(ドプラデータ)を生成する。  The
  なお、本実施形態に係るBモード処理部12およびドプラ処理部13は、2次元の反射波データおよび3次元の反射波データの両方について処理可能である。すなわち、本実施形態に係るBモード処理部12は、3次元の反射波データから3次元のBモードデータを生成することができる。具体的には、本実施形態に係るBモード処理部12は、通常のBモード撮影時や、コントラストハーモニックイメージング、ティッシュハーモニックイメージングにおいて、3次元のBモードデータを生成することができる。また、本実施形態に係るドプラ処理部13は、3次元の反射波データから3次元のドプラデータを生成することができる。  Note that the B-
  画像生成部14は、Bモード処理部12及びドプラ処理部13が生成したデータから超音波画像を生成する。すなわち、画像生成部14は、Bモード処理部12が生成したBモードデータから反射波の強度を輝度にて表したBモード画像を生成する。具体的には、画像生成部14は、Bモード処理部12が生成した3次元のBモードデータから、3次元のBモード画像を生成する。  The
  また、画像生成部14は、ドプラ処理部13が生成したドプラデータから移動体情報を表す平均速度画像、分散画像、パワー画像、又は、これらの組み合わせ画像としてのカラードプラ画像を生成する。具体的には、画像生成部14は、ドプラ処理部13が生成した3次元のドプラデータから、3次元のカラードプラ画像を生成する。  In addition, the
  なお、以下では、画像生成部14が生成した3次元のBモード画像及び3次元のカラードプラ画像をまとめて「ボリュームデータ」と記載する。  Hereinafter, the three-dimensional B-mode image and the three-dimensional color Doppler image generated by the
  また、画像生成部14は、生成したボリュームデータをモニタ2にて表示するための各種画像を生成することができる。具体的には、画像生成部14は、ボリュームデータからMPR画像やレンダリング画像を生成することができる。図2は、第1の実施形態に係る画像生成部の概要を説明するための図である。  In addition, the
  すなわち、図2に示すように、超音波プローブ1により被検体Pの撮影部位に対して超音波の3次元走査が行なわれることで、送受信部11は、ボリュームデータを生成する。そして、画像生成部14は、ボリュームデータをモニタ2に表示するための画像として、例えば、操作者からの指示により、図2に示すように、直交3断面におけるMPR画像や、超音波プローブ1の被検体Pに対する接触面を視点とした場合のレンダリング画像や、任意の場所を視点とした場合のレンダリング画像を生成する。なお、本実施形態に係る画像生成部14は、自装置以外で生成されたボリュームデータについても、MPR画像及びレンダリング画像の生成処理を行なうことができる。  That is, as shown in FIG. 2, the
  また、画像生成部14は、ボリュームデータに含まれる管腔を描出したカーブドMPR画像などを生成する。画像生成部14によるカーブドMPR画像の生成処理については、後に詳述する。  In addition, the
  なお、画像生成部14は、超音波画像に、種々のパラメータの文字情報、目盛り、ボディーマークなどを合成した合成画像を生成することもできる。  The
  図1に戻って、画像メモリ15は、画像生成部14が生成した超音波画像を記憶するメモリである。また、画像メモリ15は、Bモード処理部12やドプラ処理部13が生成したデータを記憶することも可能である。  Returning to FIG. 1, the
  内部記憶部16は、超音波送受信、画像処理及び表示処理を行なうための制御プログラムや、診断情報(例えば、患者ID、医師の所見など)や、診断プロトコルや各種ボディーマークなどの各種データを記憶する。また、内部記憶部16は、必要に応じて、画像メモリ15が記憶する画像の保管などにも使用される。  The
  さらに、内部記憶部16は、外部装置4から転送された各種医用画像の保管にも使用される。具体的には、内部記憶部16は、外部装置4から転送されたボリュームデータを記憶する。例えば、内部記憶部16は、3次元のX線CT画像(以下、X線CTボリュームデータと記載する)や、3次元のMRI画像(以下、MRIボリュームデータと記載する)、他の超音波診断装置にて生成されたボリュームデータを記憶する。また、内部記憶部16が記憶するデータは、後述するインターフェース部18を経由して、外部の周辺装置(外部装置4)へ転送することができる。  Further, the
  なお、本実施形態は、操作者が所望する画像データ(ボリュームデータ)がフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどの記憶媒体を介して、内部記憶部16に格納される場合であっても適用可能である。また、本実施形態は、操作者が所望する画像データ(ボリュームデータ)を記憶する記憶装置が、内部記憶部16以外に設置される場合であっても適用可能である。  In the present embodiment, image data (volume data) desired by the operator is stored in the
  制御部17は、情報処理装置(計算機)としての機能を実現する制御プロセッサ(CPU:Central  Processing  Unit)であり、超音波診断装置の処理全体を制御する。具体的には、制御部17は、入力装置3を介して操作者から入力された各種設定要求や、内部記憶部16から読込んだ各種制御プログラム及び各種データに基づき、送受信部11、Bモード処理部12、ドプラ処理部13及び画像生成部14の処理を制御する。また、制御部17は、画像メモリ15が記憶する超音波画像や、内部記憶部16が記憶する各種画像、又は、画像生成部14による処理を行なうためのGUI、画像生成部14の処理結果などをモニタ2にて表示するように制御する。また、制御部17は、操作者から入力装置3を介して受け付けたボリュームデータが外部装置4からネットワーク200及びインターフェース部18を介して内部記憶部16に転送されるように、制御する。  The
  インターフェース部18は、入力装置3、ネットワーク200及び外部装置4に対するインターフェースである。入力装置3が受け付けた操作者からの各種設定情報及び各種指示は、インターフェース部18により、制御部17に転送される。また、入力装置3が操作者から受け付けた画像データの転送要求は、インターフェース部18により、ネットワーク200を介して外部装置4に通知される。また、外部装置4が転送した画像データは、インターフェース部18により、内部記憶部16に格納される。  The
  以上、第1の実施形態に係る超音波診断装置の全体構成について説明した。かかる構成のもと、第1の実施形態に係る超音波診断装置は、以下、詳細に説明する画像生成部14の処理により、管腔内を簡便に観察することができるように構成されている。  The overall configuration of the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first embodiment has been described above. Based on this configuration, the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first embodiment is configured so that the inside of the lumen can be easily observed by the processing of the
  ここで、まず、従来技術において、管腔内を簡便に観察することが困難となる場合について説明する。図3は、従来技術における課題を説明するための図である。図3においては、モニタ2にて、管腔が描出された直交3断面のMPR画像と、輝度値を白黒反転させるcavityモードで表示させた指定方向からのレンダリング画像とを表示させた状態を示す。ここで、図3においては、左側の上下及び右側の上の画像が直交3断面のMPR画像を示し、右下の画像がcavityモードでのレンダリング画像を示す。  Here, first, a case where it is difficult to simply observe the inside of the lumen in the conventional technique will be described. FIG. 3 is a diagram for explaining a problem in the prior art. FIG. 3 shows a state in which the
例えば、観察者は、図3に示す直交3断面のMPR画像をトラックボールによりスライス断面を並進させたり、回転させたりしながら、管腔内の性状などを観察する。この方法においては、例えば、腹部臓器のように管腔が分岐して3次元に複雑に走行する場合に、管腔をトレースすることが容易ではない。また、cavityモードでのレンダリング画像においては、管腔の形状については把握することができるが、管腔内の病変部位について、壁や壁の内側の観察が困難である。 For example, the observer observes the properties in the lumen while translating or rotating the slice cross section of the MPR image of the three orthogonal cross sections shown in FIG. 3 with a trackball. In this method, for example, when a lumen branches and travels in a three-dimensional manner like an abdominal organ, it is not easy to trace the lumen. In addition, in the rendering image in the cavity mode, the shape of the lumen can be grasped, but it is difficult to observe the wall and the inside of the wall of the lesion site in the lumen.
例えば、管腔より発生して、壁内に浸潤する胆管癌や乳癌などの病変部位は、管腔形状や内腔面のみならず、壁内部の性状の観察が重要であるが、上述した従来技術では、管腔内の観察が容易ではなく、管腔内を簡便に観察することが困難である。 For example, for lesions such as bile duct cancer and breast cancer that originate from the lumen and infiltrate into the wall, it is important to observe not only the shape of the lumen and the surface of the lumen, but also the properties inside the wall. In the technique, observation inside the lumen is not easy, and it is difficult to simply observe inside the lumen.
  そこで、本実施形態では、以下に詳細に記載する画像生成部14の処理により、管腔のカーブドMPRを生成して、観察者に対して表示することにより、管腔内を簡便に観察することを可能にする。  Therefore, in the present embodiment, the inside of the lumen can be easily observed by generating a curved MPR of the lumen and displaying it to the observer by the processing of the
  図4は、第1の実施形態に係る画像生成部14の構成の一例を示す図である。図4に示すように、画像生成部14は、トレースライン(trace  line)設定部141と、カーブド(curved)MPR画像生成部142と、仮想内視鏡画像生成部143とを有する。  FIG. 4 is a diagram illustrating an example of the configuration of the
  トレースライン設定部141は、超音波プローブ1から送信される送信信号を被検体に3次元的に走査することで収集された3次元画像データに含まれる管腔に芯線を設定する。具体的には、トレースライン設定部141は、画像メモリ15或いは内部記憶部16によって記憶されたボリュームデータを読み出し、ボリュームデータに含まれる管腔を抽出し、抽出した管腔に芯線(以下、トレースラインと記す)を設定する。図5は、第1の実施形態に係るトレースライン設定部141による処理の一例を説明するための図である。  The trace
  ここで、まず、トレースライン設定部141の処理を行なうために、観察者は、入力装置3を介して、処理対象となるボリュームデータを指定し、更に、直交3断面(A面、B面、C面)のMPR画像の表示要求を行なう。表示要求を入力装置3から通知された制御部17は、画像生成部14に対して、操作者が指定したボリュームデータから直交3断面のMPR画像を生成するように制御する。そして、モニタ2は、制御部17の制御により、画像生成部14が生成した直交3断面のMPR画像を表示する。  Here, first, in order to perform the processing of the trace
  観察者は、モニタ2に表示されたMPR画像に描出された管腔に、トレースライン設定部141がトレースラインを設定するための始点を入力装置3が有する描画機能を用いて設定する。制御部17は、入力装置3が受け付けた始点のボリュームデータにおける位置情報を取得し、取得した始点の位置情報をトレースライン設定部141に通知する。  The observer sets a starting point for the trace
  トレースライン設定部141は、始点におけるボリュームデータの輝度を取得し、取得した輝度に対して所定の閾値の範囲内となる輝度を有するボクセル(voxel)を順次特定する。これにより、トレースライン設定部141は、例えば、図5に示すように、ボリュームデータD1に含まれる管腔領域300を抽出する。すなわち、トレースライン設定部141は、モルフォロジー演算(Dilation,  Erosion,  Opening,  Closing)を行なうことで、管腔領域を抽出する。そして、トレースライン設定部141は、図5に示すように、管腔領域300にトレースライン301を設定する。例えば、トレースライン設定部141は、管腔領域300を細線化処理することでトレースライン301を設定する。換言すると、トレースライン設定部141は、トレースライン301のボリュームデータにおける位置情報を、管腔領域300のトレースライン情報として設定する。  The trace
  なお、トレースライン設定部141は、管腔領域が分岐している場合、予め設定された選択条件に基づいて、トレースラインの設定方向を選択することができる。例えば、分岐する管腔領域において、分岐点を操作者が設定したとする。かかる場合には、トレースライン設定部141は、2方向に分岐する管腔領域を抽出する。そして、トレースライン設定部141は、トレースラインとして、分岐点で2つに別れる2本のトレースラインを設定することができる。  Note that when the lumen region is branched, the trace
  ここで、選択条件として、「トレースラインの設定方向:長さ優先」が設定されている場合には、トレースライン設定部141は、2本のトレースラインの長さを比較して、より長いトレースラインを設定できる方向のトレースラインを設定する。或いは、選択条件として、「トレースラインの設定方向:管腔の太さ優先」が設定されている場合には、トレースライン設定部141は、2方向に分岐する2つの管腔のうち、管腔の太い方向のトレースラインを設定する。  Here, when “setting direction of trace line: length priority” is set as the selection condition, the trace
  なお、上述したトレースライン設定部141の処理は、操作者により手動で実行される場合であっても良い。また、本実施形態は、管腔領域が分岐している場合に、操作者がトレースラインの設定方向を指定する場合であっても良い。例えば、観察者は、モニタ2にて表示させた分岐点付近の断面画像上で、所望する方向にカーソルを移動させることでトレースラインの設定方向を指定する。  Note that the processing of the trace
  図4に戻って、カーブドMPR画像生成部142は、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインを含む断面の2次元画像を、3次元画像データから当該芯線に沿って生成する。具体的には、カーブドMPR画像生成部142は、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインの位置情報に基づいて、ボリュームデータにおけるトレースラインを含む任意のスライス断面のMPR画像を生成する。例えば、カーブドMPR画像生成部142は、トレースラインにおける任意の始点から終点までを含む断面の2次元画像を、ボリュームデータから生成する。  Returning to FIG. 4, the curved MPR
  図6は、第1の実施形態に係るカーブドMPR画像生成部142による第1の処理を説明するための図である。図6においては、図5に示すトレースライン設定部141によるトレースラインの設定処理の後の処理について示す。例えば、カーブドMPR画像生成部142は、図6に示すように、トレースライン301上のa−b間のラインでスライスした断面のMPR画像を生成する。そして、カーブドMPR画像生成部142は、トレースライン301に沿って徐々に移動しながら、トレースライン301上の任意の区間のラインごとにスライスしたMPR画像を複数生成する。すなわち、管腔画像生成部142は、管腔領域300の全域に渡って、管腔の略中心位置を通過する断面を含むMPR画像を生成する。ここで、任意の区間としては、例えば、トレースライン301がほぼ直線となっている区間などである。  FIG. 6 is a diagram for explaining the first processing by the curved MPR
  そして、カーブドMPR画像生成部142は、生成した複数のMPR画像それぞれから管腔を含む任意の領域を抽出し、抽出した任意の領域それぞれをトレースラインに沿って合成したカーブドMPR画像を生成する。具体的には、カーブドMPR画像生成部142は、複数のMPR画像それぞれから管腔の略中心位置を通過する断面領域を抽出し、抽出した断面領域をトレースラインの位置情報に基づいて合成したカーブドMPR画像を生成する。  Then, the curved MPR
  図7は、第1の実施形態に係るカーブドMPR画像生成部142による第2の処理を説明するための図である。図7においては、図6に示すMPR画像の生成処理の後の処理について示す。例えば、カーブドMPR画像生成部142は、図7に示すように、生成した複数のMPR画像から矢印302で示す幅の断面領域をそれぞれ抽出する。なお、矢印302で示す幅は、観察者によって任意に設定することができる。例えば、矢印302で示す幅は、MPR画像を生成する際に用いた任意の区間、或いは、観察者が所望する任意の長さに設定される。  FIG. 7 is a diagram for explaining the second processing by the curved MPR
  そして、カーブドMPR画像生成部142は、図7に示すように、複数の管腔画像からそれぞれ抽出した断面領域をトレースラインの位置情報に基づいて合成したカーブドMPR画像を生成する。すなわち、カーブドMPR画像生成部142は、図7に示すように、管腔領域の全域の断面が描出されたカーブドMPR画像を生成する。そして、カーブドMPR画像生成部142は、生成したカーブドMPR画像を画像メモリ15に格納する。  Then, as shown in FIG. 7, the curved MPR
  図4に戻って、仮想内視鏡画像生成部143は、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインに沿って、任意の視点及び視線方向からの仮想内視鏡画像を生成する。具体的には、仮想内視鏡画像生成部143は、トレースラインの軌道に沿って、任意の方向に、一定の距離間隔及び一定の時間間隔で視点を移動させ、各視線方向から管腔内を投影した仮想内視鏡画像を、ボリュームデータを用いて生成する。図8Aは、第1の実施形態に係る仮想内視鏡画像生成部143による処理の一例を説明するための図である。  Returning to FIG. 4, the virtual endoscopic
  ここで、まず、仮想内視鏡画像生成部143が処理を行うために、観察者によって視点及び視線方向が設定される。例えば、図8Aの上側の図の矢印303に示すように、モニタ2にて表示されたMPR画像に描出された管腔に、観察者によって視点及び視線方向が設定される。仮想内視鏡画像生成部143は、図8Aの下側の図に示すように、トレースライン301上の視点304から視線方向305に、管腔内を投影した仮想内視鏡画像を生成する。このとき、仮想内視鏡画像生成部143は、図8Aの下側の図に示すように、視線方向305を中心とする視野角であるFOV(Field  Of  View)角にて定まる近平面306及び遠平面307の範囲に向けて視点304から放射状に透視投影する。そして、仮想内視鏡画像生成部143は、一定の距離間隔及び一定の時間間隔で視点を移動させながら、各視線方向から管腔内を投影した仮想内視鏡画像をそれぞれ生成し、生成した仮想内視鏡画像を画像メモリ15に格納する。  Here, first, the viewpoint and the line-of-sight direction are set by the observer in order for the virtual endoscope
  図8Bは、第1の実施形態に係る仮想内視鏡画像生成部143によって生成された仮想内視鏡画像の従来の表示例を示す図である。図8Bにおいては、仮想内視鏡画像を右下に示し、左側の上下及び右上に、視点位置における直交3断面のMPR画像を示す。また、図8Bにおいては、制御部17が、画像メモリ15から仮想内視鏡画像を読み出し、読み出した仮想内視鏡画像をモニタ2にて表示させた状態を示す。  FIG. 8B is a diagram illustrating a conventional display example of the virtual endoscopic image generated by the virtual endoscopic
  例えば、図8Bに示すように、制御部17は、仮想内視鏡画像生成部143によって生成された各視線方向から管腔内を投影した仮想内視鏡画像と、当該仮想内視鏡画像が生成された視点位置における直交3断面のMPR画像をモニタ2に表示させる。ここで、制御部17は、仮想内視鏡生成部143が仮想内視鏡画像を生成する際に視点を移動した時間間隔で仮想内視鏡画像を更新することで、管腔内を視線方向に移動しながら観察できる動画像(フライスルー画像:flythrough画像)を表示させることが可能である。なお、フライスルー画像が表示される場合には、視点の移動に伴って、直交3断面のMPR画像も更新される。  For example, as illustrated in FIG. 8B, the
  本実施形態に係る超音波診断装置100は、上述したカーブドMPR画像と、フライスルー画像とをモニタに並列表示することで、管腔内の性状をより把握しやすくすることができる。具体的には、制御部17は、仮想内視鏡画像生成部143によって生成された仮想内視鏡画像をモニタ2にて表示させる場合に、カーブドMPR画像生成部142によって生成されたカーブドMPR画像上に、当該仮想内視鏡画像の視点及び視線方向の情報を連動して表示させる。  The ultrasonic
  図9Aは、第1の実施形態に係る制御部17によるカーブドMPR画像の第1の表示例を示す図である。例えば、制御部17は、図9Aに示すように、管腔のフライスルー画像と、当該管腔を直線308(鉛直面)でスライスした場合のカーブドMPR画像と、現時点の視点におけるMPR画像とを、モニタ2にて並列表示させる。ここで、制御部17は、図9Aの矢印310及び311に示すように、フライスルー画像の視点及び視線方向をカーブドMPR画像及びMPR画像それぞれに表示させる。そして、制御部17は、フライスルー画像における視点の移動に伴って、カーブドMPR画像及びMPR画像上の矢印310及び311を移動させる。すなわち、制御部17は、フライスルー画像と、カーブドMPR画像と、MPR画像との対応関係を明瞭にすることで、観察者は3種の画像の比較を容易に行なうことができ、管腔内の性状をより把握しやすくすることが可能である。  FIG. 9A is a diagram illustrating a first display example of the curved MPR image by the
  また、第1の実施形態に係る超音波診断装置100は、管腔を任意の断面でスライスしたカーブドMPR画像を生成して表示することができる。図9Bは、第1の実施形態に係る制御部17によるカーブドMPR画像の第2の表示例を示す図である。例えば、制御部17は、図9Bに示すように、管腔を直線312(水平面)でスライスした場合のカーブドMPR画像を表示することも可能である。すなわち、第1の実施形態に係る超音波診断装置100においては、カーブドMPR画像生成部142に生成させるMPR画像のスライス断面を変化させることで、カーブドMPR画像の断面を種々設定することが可能である。  Further, the ultrasonic
  また、第1の実施形態に係る超音波診断装置100は、カーブドMPR画像上で管腔長及び内腔の直径などを計測するための計測機能を備えることも可能である。例えば、超音波診断装置100は、観察者が入力装置3を介してモニタ2に描出されたカーブドMPR画像上の任意の範囲を指定した際に、当該任意の範囲に対して種々の計測を行うことが可能な計測機能を備えることが可能である。  The ultrasonic
なお、上述した実施形態では、カーブドMPR画像と仮想内視鏡画像とを並列表示する場合について説明したが、実施形態は、これに限定されるものではなく、例えば、カーブドMPR画像のみをモニタ2にて表示させる場合であってもよい。 In the above-described embodiment, the case where the curved MPR image and the virtual endoscopic image are displayed in parallel has been described. However, the embodiment is not limited to this, and for example, only the curved MPR image is monitored 2. It may be a case where it is displayed with.
  次に、図10を用いて、第1の実施形態に係る超音波診断装置100の処理について説明する。図10は、第1の実施形態に係る超音波診断装置100による処理の手順を示すフローチャートである。図10に示すように、第1の実施形態に係る超音波診断装置100においては、操作者から開始指示を受付けると(ステップS101肯定)、トレースライン設定部141は、ボリュームデータに含まれる管腔にトレースラインを設定する(ステップS102)。なお、開始指示としては、例えば、トレースラインの始点が設定された場合などが挙げられる。  Next, processing of the ultrasonic
  そして、カーブドMPR画像生成部142は、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインに沿って、カーブドMPR画像を生成する(ステップS103)。続いて、仮想内視鏡画像生成部143は、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインに沿って、仮想内視鏡画像を生成する(ステップS104)。  Then, the curved MPR
  そして、制御部17は、カーブドMPR画像生成部142によって生成されたカーブドMPR画像と、仮想内視鏡画像生成部143によって生成された仮想内視鏡画像とを観察位置を連動させてモニタ2にて表示させ(ステップS105)、処理を終了する。  Then, the
  なお、開始指示を受付けるまで、超音波診断装置100は、待機状態である(ステップS101否定)。また、上述した手順では、カーブドMPR画像を生成した後に仮想内視鏡画像を生成する場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではなく、仮想内視鏡画像を生成した後にカーブドMPR画像を生成する場合であってもよく、或いは、カーブドMPR画像の生成と仮想内視鏡画像の生成とを同時に平行して実行する場合であってもよい。  Note that the ultrasonic
  上述したように、第1の実施形態によれば、トレースライン設定部141が、超音波プローブ1から送信される送信信号を被検体に3次元的に走査することで収集されたボリュームデータに含まれる管腔にトレースラインを設定する。そして、カーブドMPR画像生成部142が、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインを含む断面のカーブドMPR画像を、ボリュームデータから当該トレースラインに沿って生成する。そして、制御部17が、カーブドMPR画像生成部142によって生成されたカーブドMPR画像をモニタ2にて表示させる。従って、第1の実施形態に係る超音波診断装置100は、管腔の断面が正確に描出されたMPR画像を表示させることができ、管腔内を簡便に観察することを可能にする。  As described above, according to the first embodiment, the trace
  また、第1の実施形態によれば、カーブドMPR画像生成部142は、トレースラインにおける任意の始点から終点までを含む断面のカーブドMPR画像を、ボリュームデータから生成する。従って、第1の実施形態に係る超音波診断装置100は、管腔の任意の位置の断面が描出されたMPR画像を表示させることができ、管腔内をより簡便に観察することを可能にする。  Further, according to the first embodiment, the curved MPR
  また、第1の実施形態によれば、カーブドMPR画像生成部142は、ボリュームデータにおけるトレースラインを含む任意の断面でカーブドMPR画像を生成する。従って、第1の実施形態に係る超音波診断装置100は、管腔の任意の断面が描出されたMPR画像を表示させることができ、管腔内をさらに簡便に観察することを可能にする。  Further, according to the first embodiment, the curved MPR
  また、第1の実施形態によれば、仮想内視鏡生成部143が、トレースライン設定部141によって設定された管腔のトレースラインに沿って、任意の視点及び視線方向からの仮想内視鏡画像を生成する。そして、制御部17が、仮想内視鏡生成部143によって生成された仮想内視鏡画像をモニタ2にて表示させる場合に、カーブドMPR画像生成部142によって生成されたカーブドMPR画像上に、当該仮想内視鏡画像の視点及び視線方向の情報を連動して表示させる。従って、第1の実施形態に係る超音波診断装置100は、異なる種類の画像を容易に比較させることができ、管腔内をより簡便に観察することを可能にする。  Further, according to the first embodiment, the virtual
  (第2の実施形態)
  上述した第1の実施形態では、1つのボリュームデータを用いてカーブドMPR画像を生成する場合について説明した。第2の実施形態では、複数のボリュームデータを合成し、合成したボリュームデータを用いてカーブドMPR画像を生成する場合について説明する。図11は、第2の実施形態に係る画像生成部14aの構成の一例を示す図である。第2の実施形態に係る画像生成部14aは、図11に示すように、第1の実施形態に係る画像生成部14と比較して、連結ボリュームデータ生成部144を有する点が異なる。以下、これを中心に説明する。(Second Embodiment)
 In the first embodiment described above, the case where a curved MPR image is generated using one volume data has been described. In the second embodiment, a case will be described in which a plurality of volume data is combined and a curved MPR image is generated using the combined volume data. FIG. 11 is a diagram illustrating an example of the configuration of the
  連結ボリュームデータ生成部144は、被検体に対する走査位置が異なる複数の3次元画像データを、当該3次元画像データに含まれる撮像対象部位における略同一位置にて合成した合成3次元画像データを生成する。具体的には、連結ボリュームデータ生成部144は、複数のボリュームデータそれぞれについて、ボクセルごとの特徴量を抽出する。そして、連結ボリュームデータ生成部144は、複数のボリュームデータ間で、ボクセルごとの特徴量の配置が近似した領域を抽出し、抽出した領域にて複数のボリュームデータを重ね合わせた連結ボリュームデータ(3Dパノラマデータ:three  dimensional  panorama  data)を生成する。  The connected volume
  図12は、第2の実施形態に係る連結ボリュームデータ生成部144による処理の一例を説明するための図である。例えば、連結ボリュームデータ生成部144は、ボリュームデータD1及びボリュームデータD2それぞれについて、ボクセルごとの特徴量を抽出する。一例を挙げると、連結ボリュームデータ生成部144は、ボリュームデータD1及びボリュームデータD2それぞれについてボクセルごとの輝度値を抽出する。そして、連結ボリュームデータ生成部144は、ボリュームデータD1及びボリュームデータD2それぞれについてボクセルごとの輝度値を比較し、図12に示すように、ボリュームデータD1の右側のボクセル列と、ボリュームデータD2の左側のボクセル列とを、ボクセルごとの特徴量の配置が近似した領域として抽出する。  FIG. 12 is a diagram for explaining an example of processing performed by the linked volume
  そして、連結ボリュームデータ生成部144は、図12に示すように、ボリュームデータD1とボリュームデータD2とを、抽出した領域で重ね合わせた連結ボリュームデータD3を生成し、画像メモリ15に格納する。なお、図12においては、2つのボリュームデータを連結する場合について示しているが、実施形態はこれに限定されるものではなく、任意の数のボリュームデータを連結することが可能であり、例えば、3つ以上のボリュームデータを連結する場合であってもよい。  Then, the concatenated volume
  トレースライン設定部141は、連結ボリュームデータ生成部144によって生成された連結ボリュームデータに含まれる管腔にトレースラインを設定する。具体的には、トレースライン設定部141は、画像メモリ15によって記憶された連結ボリュームデータから生成されたMPR画像にトレースラインの始点が設定されると、設定された始点に基づいて、連結ボリュームデータに含まれる管腔にトレースラインを設定する。  The trace
  カーブドMPR画像生成部142は、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインを含む断面のカーブドMPR画像を、連結ボリュームデータから当該トレースラインに沿って生成する。図13は、第2の実施形態に係るカーブドMPR画像生成部142による処理の一例を説明するための図である。  The curved MPR
  例えば、カーブドMPR画像生成部142は、図13の左上の図に示す連結ボリュームデータにトレースラインが設定されると、図13の左下の図に示すように、設定されたトレースラインに沿って、MPR画像を生成する。すなわち、第2の実施形態に係るカーブドMPR画像生成部142は、図13の右側の図に示すように、第1の実施形態と比較して、より広い領域を網羅したカーブドMPR画像を生成することとなる。  For example, when the trace line is set in the concatenated volume data shown in the upper left diagram of FIG. 13, the curved MPR
  次に、図14を用いて、第2の実施形態に係る超音波診断装置100の処理について説明する。図14は、第2の実施形態に係る超音波診断装置100による処理の手順を示すフローチャートである。図14に示すように、第2の実施形態に係る超音波診断装置100においては、操作者から開始指示を受付けると(ステップS201肯定)、連結ボリュームデータ生成部144は、複数のボリュームデータを連結させた連結ボリュームデータを生成する(ステップS202)。そして、トレースライン設定部141は、連結ボリュームデータに含まれる管腔にトレースラインを設定する(ステップS203)。なお、開始指示としては、例えば、操作者から連結ボリュームデータの生成コマンドを受信した場合などが挙げられる。  Next, processing of the ultrasonic
  そして、カーブドMPR画像生成部142は、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインに沿って、カーブドMPR画像を生成する(ステップS204)。続いて、仮想内視鏡画像生成部143は、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインに沿って、仮想内視鏡画像を生成する(ステップS205)。  Then, the curved MPR
  そして、制御部17は、カーブドMPR画像生成部142によって生成されたカーブドMPR画像と、仮想内視鏡画像生成部143によって生成された仮想内視鏡画像とを観察位置を連動させてモニタ2にて表示させ(ステップS206)、処理を終了する。  Then, the
  なお、開始指示を受付けるまで、超音波診断装置100は、待機状態である(ステップS201否定)。また、上述した手順では、カーブドMPR画像を生成した後に仮想内視鏡画像を生成する場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではなく、仮想内視鏡画像を生成した後にカーブドMPR画像を生成する場合であってもよく、或いは、カーブドMPR画像の生成と仮想内視鏡画像の生成とを同時に平行して実行する場合であってもよい。  Note that the ultrasound
  上述したように、第2の実施形態によれば、連結ボリュームデータ生成部144は、被検体に対する走査位置が異なる複数のボリュームデータを、当該ボリュームデータに含まれる撮像対象部位における略同一位置にて合成した連結ボリュームデータを生成する。トレースライン設定部141は、連結ボリュームデータ生成部144によって生成された連結ボリュームデータに含まれる管腔にトレースラインを設定する。そして、カーブドMPR画像生成部142は、トレースライン設定部141によって設定されたトレースラインを含む断面のMPR画像を、連結ボリュームデータから当該トレースラインに沿って生成する。従って、第2の実施形態に係る超音波診断装置100は、単一のボリュームデータ内に収まらない大きな管腔についても、カーブドMPR画像を生成することができ、種々の管腔を容易に観察することを可能にする。  As described above, according to the second embodiment, the connected volume
  (第3の実施形態)
  さて、これまで第1及び2の実施形態について説明したが、上述した第1及び第2の実施形態以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。(Third embodiment)
 Although the first and second embodiments have been described so far, the present invention may be implemented in various different forms other than the first and second embodiments described above.
(1)複数の画像の並列表示
  上述した第1及び第2の実施形態では、カーブドMPR画像とフライスルー画像とを並列表示する場合について説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、種々の画像を任意の組合せで並列表示させることが可能である。例えば、カーブドMPR画像と、Cavityモードによる管腔のレンダリング画像とを並列表示することが可能である。図15は、第3の実施形態に係る第1の表示例を示す図である。(1) Parallel display of a plurality of images In the first and second embodiments described above, the case where the curved MPR image and the fly-through image are displayed in parallel has been described. However, the embodiment is not limited to this, and various images can be displayed in parallel in any combination. For example, a curved MPR image and a rendering image of a lumen in the cavity mode can be displayed in parallel. FIG. 15 is a diagram illustrating a first display example according to the third embodiment.
  例えば、制御部17は、図15に示すように、管腔の鉛直面でスライスされたカーブドMPR画像(左上)と、管腔の水平面でスライスされたカーブドMPR画像(左下)と、トレースラインの始点が設定されたMPR画像(右上)と、Cavityモードによる管腔のレンダリング画像(右下)とを並列表示する。  For example, as illustrated in FIG. 15, the
また、例えば、カーブドMPR画像と、Cavityモードによる管腔のレンダリング画像と、フライスルー画像とを並列表示することが可能である。図16は、第3の実施形態に係る第2の表示例を示す図である。 Further, for example, a curved MPR image, a lumen rendering image in the cavity mode, and a fly-through image can be displayed in parallel. FIG. 16 is a diagram illustrating a second display example according to the third embodiment.
  例えば、制御部17は、図16に示すように、管腔の鉛直面でスライスされたカーブドMPR画像(左)と、Cavityモードによる管腔のレンダリング画像(右上)と、フライスルー画像(右下)とを並列表示する。  For example, as shown in FIG. 16, the
また、例えば、カーブドMPR画像と、フライスルー画像と、他のモダリティの医用画像とを並列表示することが可能である。図17は、第3の実施形態に係る第3の表示例を示す図である。 Further, for example, a curved MPR image, a fly-through image, and a medical image of another modality can be displayed in parallel. FIG. 17 is a diagram illustrating a third display example according to the third embodiment.
  例えば、制御部17は、図17に示すように、管腔の鉛直面でスライスされたカーブドMPR画像(左)と、フライスルー画像(右下)と、X線CT画像(右上)とを並列表示する。かかる場合には、まず、制御部17は、内部記憶部16に記憶された他のモダリティの医用画像データ(ボリュームデータ)を読み出す、或いは、ネットワーク200を介して外部装置4から他の医用画像データ(ボリュームデータ)を取得するように制御する。そして、制御部17は、取得した他のモダリティのボリュームデータと、超音波診断装置100にて収集したボリュームデータとの位置合わせを実行する。例えば、制御部17は、非線形のワーピング処理や、平行移動及び回転などの線形処理を実行することで、他のモダリティのボリュームデータと、超音波診断装置100にて収集したボリュームデータとの位置合わせを実行する。  For example, as shown in FIG. 17, the
  そして、制御部17は、ボリュームデータの位置合わせを実行した後に、他のモダリティのボリュームデータ及び超音波診断装置100にて収集したボリュームデータそれぞれから画像を生成する。これにより、画像間で位置の対応関係を把握することができる。すなわち、制御部17は、例えば、現時点でフライスルー画像が描出している位置が他の画像でどこに相当するのかを矢印などで表示することが可能になる。なお、図17においては、他のモダリティの医用画像としてX線CT画像が示されているが、実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、MR画像を用いる場合であってもよい。  Then, the
(2)カーブドMPR画像の生成例
  上述した第1及び第2の実施形態では、3軸上を進行するトレースラインの1軸を削除した平面画像をカーブドMPR画像として生成する場合について説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、トレースラインを直線にし、それに沿ってカーブドMPR画像を生成する場合であってもよい。(2) Generation Example of Curved MPR Image In the first and second embodiments described above, a case has been described in which a planar image from which one axis of a trace line traveling on three axes is deleted is generated as a curved MPR image. However, the embodiment is not limited to this. For example, the trace line may be a straight line and a curved MPR image may be generated along the trace line.
  また、3軸上を進行するトレースラインに沿って、3次元空間に曲面で示したカーブドMPR画像を生成する場合であってもよい。図18は、第3の実施形態に係るカーブドMPR画像生成の一例を説明するための図である。例えば、カーブドMPR画像生成部142は、図18の上図に示す管腔に設定されたトレースラインに沿って、図18の下図に示すように、3次元空間に実際の管腔と同様の曲面を有したカーブドMPR画像を生成する。  Alternatively, a curved MPR image indicated by a curved surface in a three-dimensional space may be generated along a trace line that travels on three axes. FIG. 18 is a diagram for explaining an example of curved MPR image generation according to the third embodiment. For example, the curved MPR
以上説明したとおり、第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施形態によれば、本実施形態の超音波診断装置及び画像処理装置は、管腔内を簡便に観察することを可能にする。 As described above, according to the first embodiment, the second embodiment, and the third embodiment, the ultrasonic diagnostic apparatus and the image processing apparatus of this embodiment can easily observe the inside of a lumen. to enable.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
  1  超音波プローブ
  10  装置本体
  14  画像生成部
  17  制御部
  100  超音波診断装置
  141  トレースライン設定部
  142  カーブドMPR画像生成部
  143  仮想内視鏡画像生成部
  144  連結ボリュームデータ生成部DESCRIPTION OF
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