









本発明は、使用済みの手術用縫合針を収容する縫合針ケースに関する。 The present invention relates to a suture needle case that accommodates a used surgical suture needle.
  従来より、縫合針が使用される外科手術では、患者の体内に縫合針が残置されてしまうことを防止するために、使用済みの縫合針の本数を数えることが行われている。特許文献1では、スポンジやコルク等にて形成された針刺固定体を土台に対して斜めに取り付けた手術用縫合針カウンターが開示されている。特許文献1の手術用縫合針カウンターを使用する際には、縫合針を把持した持針器を縫合針の湾曲に合わせて回転させることにより、縫合針の先端が針刺固定体に差し込まれて縫合針が針刺固定体に固定される。手術用縫合針カウンターでは、土台上面の針刺固定体近傍に縫合針の計数に利用される番号が印刷されている。手術用縫合針カウンターに固定された縫合針の計数が終了すると、針刺固定体は土台から取り外されて廃棄用容器内に収容されて廃棄される。  Conventionally, in a surgical operation in which a suture needle is used, the number of used suture needles is counted in order to prevent the suture needle from being left in the patient's body.
  特許文献2では、スポンジにて形成された複数の円柱状または五角形以上の角柱状のカウンター本体が、セパレート材の剥離面上に剥離可能に接着された縫合針カウンターが開示されている。縫合針カウンターが使用される際には、カウンター本体がセパレート材から剥離され、未使用の縫合針が収容されているパッケージに貼り付けられる。カウンター本体の上面には縫合針の計数に利用される番号が印刷されており、使用済みの縫合針は、カウンター本体の側面の当該番号に対応する位置に順番に刺されてカウンター本体に固定される。
  ところで、特許文献1の手術用縫合針カウンターでは、先端に縫合針が把持された持針器を回転させることにより針刺固定体に縫合針を刺す必要があるため、持針器の操作に慣れていないと容易に縫合針を固定することができない。また、特許文献2の縫合針カウンターにおいても同様に、縫合針をカウンター本体に容易に固定することができず、カウンター本体の側面のうち持針器を持つ手とは反対側の側面に縫合針を刺す際には、縫合針の固定がさらに難しくなる。  By the way, in the surgical suture needle counter of
  また、特許文献1および特許文献2の縫合針カウンターでは、縫合針がスポンジ等の柔らかい材料により形成された針刺固定体やカウンター本体に刺されるため、針刺固定体やカウンター本体を掴んで縫合針の計数が行われたり針刺固定体やカウンター本体が移動される際等に、縫合針の先端が針刺固定体やカウンター本体を突き抜けて手に刺さってしまう可能性がある。  Further, in the suture needle counters of
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、縫合針の計数を安全かつ正確に行うことを目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to perform counting of suture needles safely and accurately.
  請求項1に記載の発明は、使用済みの手術用縫合針を収容する縫合針ケースであって、ケース底部と前記ケース底部の全周を囲むケース周壁部とを有するケース本体と、前記ケース本体の上部開口を閉塞する蓋部とを備え、前記ケース底部および前記蓋部の少なくとも一部が、内部に収容された手術用縫合針を計数するための透光性を有する透光部となっており、前記ケース底部の内面のおよそ全面に亘って凹凸構造が形成されており、縫合針が収容される場合に前記縫合針の一部が前記凹凸構造と離間する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の縫合針ケースであって、前記ケース本体が、樹脂シートから成形される。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の縫合針ケースであって、前記蓋部の周縁部の一部と前記ケース周壁部の上端部の一部とが可撓性を有する接続部にて接続されている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の縫合針ケースであって、前記蓋部および前記ケース本体の全体が樹脂により一体的に成形されている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の縫合針ケースであって、前記蓋部および前記ケース本体が、樹脂シートから成形される。
請求項6に記載の発明は、使用済みの手術用縫合針を収容する縫合針ケースであって、ケース底部と前記ケース底部の全周を囲むケース周壁部とを有するケース本体と、前記ケース本体の上部開口を閉塞する蓋部とを備え、前記ケース底部および前記蓋部の少なくとも一部が、内部に収容された手術用縫合針を計数するための透光性を有する透光部となっており、前記ケース底部の内面のおよそ全面に亘って凹凸構造が形成されており、前記蓋部が、前記ケース本体と同様の構造を有するもう1つのケース本体であり、前記もう1つのケース本体のケース底部を前記ケース本体の前記上部開口に重ねて前記もう1つのケース本体を前記ケース本体に向かって押圧することにより、前記上部開口が閉塞される。The invention according to
The invention according to claim 2 is the suturing needle case according to
The invention according to
The invention according to claim 4 is the suturing needle case according to
The invention according to claim 5 is the suturing needle case according to claim 4, wherein the lid and the case main body are molded from a resin sheet.
The invention according to claim 6 is a suturing needle case for housing a used surgical suturing needle, the case main body having a case bottom and a case peripheral wall surrounding the entire circumference of the case bottom, and the case main body A lid portion that closes the upper opening of the case, and at least a part of the case bottom and the lid portion is a translucent portion having translucency for counting the surgical suture needles housed therein. A concave-convex structure is formed over substantially the entire inner surface of the case bottom, and the lid is another case body having the same structure as the case body, and the other case body The upper opening is closed by putting the case bottom on the upper opening of the case body and pressing the other case body toward the case body.
  請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の縫合針ケースであって、前記ケース本体が、樹脂シートから成形される。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の縫合針ケースであって、前記凹凸構造の一の方向に垂直な断面の形状が一定である。The invention according to claim7 is the suturing needle case according to claim6 , wherein the case main body is formed from a resin sheet.
The invention according to claim 8 is the suturing needle case according to any one of
  本発明では、縫合針の計数を安全かつ正確に行うことができる。また、請求項2、5および7の発明では、ケース底部に凹凸構造を容易に設けることができる。請求項6の発明では、ケース本体と蓋部とを区別することなく、容易に縫合針を収容することができる。請求項3の発明では、使用時に蓋部およびケース本体を個別に扱う必要がないため、容易かつ迅速にケース本体の上部開口を閉塞することができる。In the present invention, the counting of the suture needle can be performed safely and accurately. In the inventions of claims2, 5 and7 , the concavo-convex structure can be easily provided on the case bottom. In the invention of claim6 , the suture needle can be easily accommodated without distinguishing between the case main body and the lid. In the invention of
  図1は、本発明の第1の実施の形態に係る縫合針ケースセット3の使用前の状態を示す平面図である。縫合針ケースセット3は、外科手術において使用された使用済みの手術用縫合針(以下、単に「縫合針」という。)の収容に利用され、図1に示すように、平面視において略矩形の複数(本実施の形態では、8つ)のケース本体11を備える。複数のケース本体11は、互いに同様の構造を有する。  FIG. 1 is a plan view showing a state before use of the suture needle case set 3 according to the first embodiment of the present invention. The suture
  図2は、縫合針ケースセット3の一部を図1中のA−Aの位置にて切断した部分断面図である。図1および図2に示すように、ケース本体11は、平面視において略矩形(本実施の形態では、略正方形)のケース底部111、および、ケース底部111の全周を囲むとともにケース底部111から上方に向かって立ち上がるケース周壁部112を備え、ケース本体11の上端には、図2に示すように、上部開口110が形成されている。ケース本体11のケース底部111およびケース周壁部112の全体は、薄肉の樹脂シートから一体的に成形されている。図2では、図示の都合上、ケース本体11の断面を実線のみにて示す(図4.A、図4.Bおよび図5においても同様)。  FIG. 2 is a partial cross-sectional view of a part of the suture needle case set 3 cut at the position AA in FIG. As shown in FIGS. 1 and 2, the case
  ケース底部111およびケース周壁部112は、それぞれを介してケース本体11の内部が視認可能となるように透光性を有する。ケース本体11は、ケース底部111の各辺の長さがケース本体11の深さ(すなわち、ケース周壁部112の高さ)よりも大きい浅底型となっており、平坦な場所(例えば、手術室内において医療用品が載置されるワゴン)に安定して載置することができる。  The
  ケース本体11のケース底部111の下面(外面)の外周部は、外側に向かうに従って(すなわち、ケース底部111の中心から離れるに従って)上方に傾斜する傾斜面とされる。また、ケース本体11では、薄肉のケース底部111のおよそ全面に亘って凹凸構造(以下、「底部凹凸構造1112」という。)が形成されており、底部凹凸構造1112は、図2の紙面に垂直な方向(以下、「奥行方向」という。)に関して同様の断面形状を有する。換言すれば、ケース底部111の上面および下面(すなわち、ケース底部111の内面および外面)のおよそ全面に亘って底部凹凸構造1112が形成されており、底部凹凸構造1112は、図2の奥行方向に垂直な断面の形状が一定である。  The outer peripheral portion of the lower surface (outer surface) of the
  図2中において符号Dを付して示す底部凹凸構造1112の最小繰り返しピッチ(すなわち、隣接する2つの凸部の頂部の間の最小距離)は、1mm以上、かつ、ケース本体11に収容される縫合針の最小曲率半径の4倍以下とされる。また、図2中において符号Hを付して示す底部凹凸構造1112の高さ(すなわち、上下方向における凸部の頂部と凹部の底部との間の距離)は、0.5mm以上、かつ、ケース本体11に収容される縫合針の最小曲率半径以下とされる。  The minimum repetitive pitch (that is, the minimum distance between the tops of two adjacent convex portions) of the bottom concavo-
  図3は、一のケース本体11を示す底面図である。図2および図3に示すように、ケース本体11は、ケース底部111の下面(すなわち、上下方向においてケース周壁部112とは反対側の主面)において、ケース底部111の中央部1111を避けて外縁に沿って四角環状に配置された粘着層113、および、粘着層113の表面を覆う被覆シート114を備える。被覆シート114も、粘着層113と同様に、ケース底部111の中央部1111を避けるとともに外縁に沿う四角環状とされる。  FIG. 3 is a bottom view showing one
  図2に示すように、ケース周壁部112は、上方に向かうに従って外側へと向かう(すなわち、ケース底部111から離れるに従ってケース底部111の中心から離れる方向へと向かう)傾斜面とされる。ケース周壁部112は、ケース本体11の外側に向かって突出する薄肉構造である上側凸部1121、および、上側凸部1121とケース底部111との間において上側凸部1121と同様にケース本体11の外側に向かって突出する薄肉構造である下側凸部1122を備える。本実施の形態では、上側凸部1121および下側凸部1122はそれぞれ直線状とされ、ケース周壁部112の全周に亘って設けられる。ケース周壁部112の上端部には、ケース本体11の外側に向かってケース底部111と略平行に(すなわち、水平方向に)広がる鍔部1123が形成されており、鍔部1123もケース周壁部112の全周に亘って設けられる。  As shown in FIG. 2, the case
  使用前の状態における縫合針ケースセット3では、各ケース本体11の上端部に設けられた鍔部1123と、隣接するケース本体11の上端部に設けられた鍔部1123とが、鍔部1123等に比べて強度の低い弱化線1124(例えば、周囲の部位に比べて樹脂の薄い部分(あるいは、樹脂が存在しない部分)が直線状に断続的に配列されたミシン目)を介して連続している。縫合針ケースセット3では、図1に示すように、8つのケース本体11の間に格子状の弱化線1124が設けられており、看護士等の使用者が、1つのケース本体11および当該ケース本体11に隣接するもう1つのケース本体11を把持し、これら2つのケース本体11の間の部位を弱化線1124に沿って引き裂くように力を作用させることにより、2つのケース本体11が弱化線1124にて分離可能とされる。  In the suture needle case set 3 in a state before use, the
  縫合針ケースセット3が使用される際には、縫合針ケースセット3から一のケース本体11が弱化線1124に沿って分離され、当該ケース本体11のケース底部111の図3に示す被覆シート114が粘着層113から剥離されてケース本体11が粘着層113により所定の位置に粘着される。ケース本体11は、例えば、手術の一の段階(例えば、閉腹段階)にて使用される予定の複数の縫合針のセット(以下、「縫合針セット」という。)が収容されているシート状のパッケージの表面に粘着され、パッケージから取り出されて使用された後の縫合針が、当該パッケージに粘着されているケース本体11内に上部開口110を介して入れられる。  When the suture needle case set 3 is used, one
  ケース本体11が粘着されたパッケージの縫合針の使用が終了し、使用済みの縫合針が全てケース本体11に収容されると、縫合針ケースセット3からもう1つのケース本体が弱化線1124に沿って分離される。そして、図4.Aに示すように、もう1つのケース本体(以下、「ケース本体11a」という。)のケース底部111が、内部に使用済みの縫合針が収容されたケース本体11の上部開口110に重ねられ、上側のケース本体11aが下側のケース本体11に向けて押圧される。なお、図4.Aにおいては、ケース本体11内の縫合針の図示を省略している(図4.Bにおいても同様)。  When the use of the suture needle of the package to which the case
  これにより、ケース本体11のケース周壁部112、並びに、ケース本体11aのケース底部111およびケース周壁部112が弾性変形し、図4.Bに示すように、ケース本体11のケース周壁部112の上側凸部1121の内側の凹部に、ケース本体11aのケース周壁部112の下側凸部1122が嵌合してケース本体11aがケース本体11に固定される。ケース本体11の上部開口110は、ケース本体11に押し込まれて固定されたケース本体11aにより閉塞され、使用済みの縫合針がケース本体11の内部に収容される。換言すれば、ケース本体11およびケース本体11aは、使用済みの縫合針を収容する縫合針ケースであり、上側のケース本体11aは、下側のケース本体11の上部開口110を閉塞する蓋部となっている。以下の説明では、ケース本体11およびケース本体11aを合わせて「縫合針ケース1」と呼ぶ。  As a result, the case
  ケース本体11の上部開口110がケース本体11aにより閉塞されると、看護士により、ケース本体11内の使用済みの縫合針が、蓋部であるケース本体11aのケース底部111の一部である中央部1111(すなわち、粘着層113および被覆シート114が設けられておらず、透光性を有する透光部となっている部位)を介して視認されて計数される。そして、縫合針ケース1の内部に収容された使用済みの縫合針、および、縫合針ケース1が粘着されたパッケージ内の未使用の縫合針の合計個数が、使用前のパッケージに予め収容されていた縫合針の個数(すなわち、手術開始前の状態におけるパッケージ内の縫合針の個数)と比較され、両個数が等しければ、使用済みの縫合針の回収確認作業が終了する。なお、パッケージに予め収容されていた全ての縫合針が使用された場合は、パッケージ内の未使用の針の個数は0本である。  When the
  以上に説明したように、縫合針ケース1では、使用済みの縫合針が収容されたケース本体11の上部開口110がケース本体11aにより閉塞されることにより、使用済みの縫合針がケース本体11から外部に飛び出してしまうことが防止される。また、縫合針をスポンジ等に刺して固定する場合と異なり、持針器(ラチェット)による縫合針の把持をケース本体11上にて解除するのみにて縫合針をケース本体11に入れて容易に回収することができるとともに、回収された縫合針の先端が露出して(例えば、スポンジ等を貫通して)使用者の手等を傷つけることが防止される。さらに、縫合針ケース1では、蓋部であるケース本体11aのケース底部111の中央部1111が、縫合針ケース1の内部に収容された使用済みの縫合針を計数するための透光性を有する透光部とされる。これにより、縫合針ケース1に収容された使用済みの縫合針の計数を安全かつ正確に行うことができる。  As described above, in the
  縫合針ケース1では、ケース本体11のケース底部111の上面(内面)のおよそ全面に亘って底部凹凸構造1112が形成されることにより、血液等により濡れている縫合針とケース底部111との接触面積を小さくし、縫合針がケース底部111に強く貼り付いてしまうことを防止することができる。さらに、縫合針ケース1では、上述のように、ケース本体11の上部開口110が蓋部であるケース本体11aにより閉塞されているため、縫合針がケース本体11から飛び出してしまうことを防止しつつ安全に縫合針ケース1を(例えば、縫合針セットのパッケージと共に)揺することができ、縫合針ケース1を揺することにより、ケース底部111上において近接して互いに重なったり貼り付いている複数の縫合針を容易に離間させることができる。その結果、縫合針ケース1の内部に収容された複数の縫合針の計数をより正確に行うことができる。  In the
  ケース本体11では、底部凹凸構造1112の一の方向(図2の奥行方向)に垂直な断面の形状が一定とされることにより、ケース底部111の構造を簡素化しつつ、図5に示すように、略円弧状の縫合針9をケース底部111上において底部凹凸構造1112の凸部に接触させることができる。これにより、縫合針9がケース底部111に強く貼り付いてしまうことをより確実に防止することができるとともに、縫合針ケース1を揺すって複数の縫合針9をより容易に離間させることができる。その結果、縫合針ケース1内の複数の縫合針9の計数をさらに正確に行うことができる。  In the case
  ケース本体11では、底部凹凸構造1112の最小繰り返しピッチ(すなわち、隣接する2つの凸部の頂部の間の最小距離)が、縫合針ケース1に収容される縫合針の最小曲率半径の4倍以下とされ、底部凹凸構造1112の高さが縫合針の最小曲率半径以下とされることにより、縫合針が底部凹凸構造1112の隣接する2つの凸部の間に嵌り込むことが防止される。また、縫合針が凸部の斜面に沿う姿勢にて凹部に位置したり凸部に跨るような姿勢を取る場合であっても、縫合針の一部が底部凹凸構造1112から離間する。このように、縫合針ケース1内にて任意の姿勢を取る縫合針の一部が底部凹凸構造1112から離間することにより、縫合針ケース1を揺すって縫合針ケース1内の縫合針を容易に移動することができ、複数の縫合針をさらに容易に離間させることができる。なお、縫合針ケース1内にて任意の姿勢を取る縫合針の一部が底部凹凸構造1112から離間するのであれば、底部凹凸構造1112の最小繰り返しピッチや高さは上記範囲外においても様々に変更されてよい(後述する縫合針ケース1aにおいても同様)。  In the
  縫合針ケース1では、底部凹凸構造1112の最小繰り返しピッチが1mm以上とされることにより、ケース底部111を介しての縫合針ケース1内部の視認性が維持される。これにより、縫合針ケース1を縫合針セットのパッケージ等から剥離してケース底部111側から縫合針の計数を行う場合であっても、縫合針の計数を正確に行うことができる。また、底部凹凸構造1112の高さを0.5mm以上とすることにより、底部凹凸構造1112を容易に形成することができる。  In the
  上述のように、縫合針ケース1に使用済みの縫合針を収容する際には、縫合針ケース1の上部開口110を閉塞する蓋部として、ケース本体11と同様の構造を有するケース本体11aが利用される。このように、縫合針ケース1の使用時に、2つのケース本体を区別することなく、どちらか一方のケース本体に使用済みの縫合針を入れて他方のケース本体を蓋部とすることができるため、縫合針を縫合針ケース1内に迅速に収容することができる。また、ケース本体11およびケース本体11aの構造を同様とすることにより、ケース本体11およびケース本体11aの製造に必要な金型や被覆シート114の形状、粘着層113の形成機構等を共通化し、縫合針ケース1の制作コストを削減することができる。  As described above, when the used suture needle is accommodated in the
  ケース本体11aでは、ケース本体11と同様に、ケース底部111の下面の外周部が、外側に向かうに従って上方に傾斜する傾斜面とされ、ケース周壁部112が、上方に向かうに従って外側へと向かう傾斜面とされる。これにより、ケース本体11aをケース本体11に滑らかに押し込むことができる。また、ケース本体11のケース周壁部112の上側凸部1121とケース本体11aのケース周壁部112の下側凸部1122とが嵌合することにより、ケース本体11aがケース本体11に強固に固定される。その結果、蓋部であるケース本体11aがケース本体11から外れてしまうことが防止され、縫合針ケース1に収容された使用済みの縫合針の計数をより安全に行うことができる。  In the case
  縫合針ケース1では、ケース本体11aのケース底部111の中央部1111を避けて粘着層113が設けられるため、ケース本体11aのケース底部111の中央部1111が透光部となって、当該透光部を介して縫合針ケース1内の使用済みの縫合針の計数を正確に行うことができる。また、ケース本体11を未使用の縫合針が収容されているパッケージに粘着させることにより、使用済みの縫合針の回収確認作業を容易かつ正確に行うことができるとともに、ケース本体11に縫合針を入れる際に、ケース本体11に持針器や持針器に把持された縫合針等が接触して比較的軽量のケース本体11が移動してしまうことが防止されるため、縫合針をケース本体11に容易に入れることができる。  In the
  なお、ケース本体11は、必ずしも縫合針のパッケージに粘着される必要はなく、例えば、手術室内において医療用品が載置されるワゴン上に載置された当該パッケージの近傍において、ワゴンの上面に粘着されてもよい。このようにケース本体11が所定の位置に粘着されることにより、ケース本体11に縫合針を入れる際に、持針器や縫合針等との接触によるケース本体11の移動が防止され、縫合針をケース本体11に容易に入れることができる。また、上述のように、ケース本体11のケース底部111の中央部1111を避けて粘着層113が設けられるため、縫合針ケース1を所定の位置から剥離してケース本体11のケース底部111側から縫合針の計数を行う場合であっても、透光部であるケース本体11のケース底部111の中央部1111を介して縫合針の計数を正確に行うことができる。  The
  縫合針ケース1では、ケース本体11およびケース本体11aが樹脂により形成されることにより、縫合針ケース1の製造を簡素化することができる。また、ケース本体11およびケース本体11aが樹脂シートから成形されることにより、ケース底部111の底部凹凸構造1112、並びに、ケース周壁部112の上側凸部1121および下側凸部1122を容易に設けることができる。縫合針ケースセット3では、ケース本体11および蓋部となるケース本体11aが弱化線1124を介して連続しているため、使用前の縫合針ケース1の取り扱いが容易とされる。  In the
  次に、本発明の第2の実施の形態に係る縫合針ケースセットについて説明する。図6は、第2の実施の形態に係る縫合針ケースセット3aの使用前の状態を示す平面図である。縫合針ケースセット3aは、平面視において略矩形の複数(本実施の形態では、4つ)の縫合針ケース1aを備える。複数の縫合針ケース1aは、互いに同様の構造を有する。  Next, a suture needle case set according to the second embodiment of the present invention will be described. FIG. 6 is a plan view showing a state before use of the suturing needle case set 3a according to the second embodiment. The suture needle case set 3a includes a plurality of (four in the present embodiment)
  図7は、一の縫合針ケース1aを図6中のB−Bの位置にて切断した断面図である。図7に示すように、縫合針ケース1aは、第1の実施の形態に係るケース本体11(図2参照)と類似の構造を有するケース本体11b、および、ケース本体11bの上部開口110を閉塞する蓋部12を備える。蓋部12は、図7中において下向きに突出するとともに平面視において上部開口110とほぼ同様の形状を有する凸部121を備え、凸部121が上部開口110に嵌合することにより、蓋部12が上部開口110を閉塞しつつケース本体11bに固定される。  FIG. 7 is a cross-sectional view of one
  ケース本体11bは、平面視において略矩形(本実施の形態では、略正方形)のケース底部111、および、ケース底部111の全周を囲むとともにケース底部111から上方に向かって立ち上がるケース周壁部112を備え、ケース周壁部112の上端部の一部と蓋部12の周縁部の一部とが可撓性を有する接続部13により接続されている。本実施の形態では、平面視において略矩形の蓋部12およびケース周壁部112のそれぞれの1つの辺が接続される。ケース本体11b、蓋部12および接続部13の全体は、薄肉の樹脂シートから一体的に成形されている。図7では、図示の都合上、縫合針ケース1aの断面を実線のみにて示す(図8および図9においても同様)。  The case
  蓋部12、並びに、ケース本体11bのケース底部111およびケース周壁部112は、それぞれを介して縫合針ケース1aの内部が視認可能となるように透光性を有する。また、縫合針ケース1aは、第1の実施の形態に係る縫合針ケース1のケース本体11(図3参照)と同様に、ケース本体11bのケース底部111の下面(外面)において、ケース底部111の中央部1111を避けて外縁に沿って四角環状に配置された粘着層113、および、粘着層113の表面を覆う被覆シート114を備える。被覆シート114も、粘着層113と同様に、ケース底部111の中央部1111を避けるとともに外縁に沿う四角環状とされる。  The
  図8は、縫合針ケースセット3aの一部を図6中のC−Cの位置にて切断した部分断面図である。図8に示すように、ケース本体11bでは、第1の実施の形態と同様に、ケース底部111の上面および下面(内面および外面)のおよそ全面に亘って底部凹凸構造1112が形成されており、底部凹凸構造1112は、図8の奥行方向に垂直な断面の形状が一定である。図8中において符号Dを付して示す底部凹凸構造1112の最小繰り返しピッチは、1mm以上、かつ、縫合針ケース1aに収容される縫合針の最小曲率半径の4倍以下とされる。また、図8中において符号Hを付して示す底部凹凸構造1112の高さは、0.5mm以上、かつ、ケース本体11に収容される縫合針の最小曲率半径以下とされる。  FIG. 8 is a partial cross-sectional view of a portion of the suture needle case set 3a cut at the position CC in FIG. As shown in FIG. 8, in the
  使用前の状態における縫合針ケースセット3aでは、各ケース本体11bの上端部に設けられた鍔部1123と、隣接するケース本体11bの上端部に設けられた鍔部1123とが、鍔部1123等に比べて強度の低い弱化線1124を介して連続している。縫合針ケースセット3aでは、看護士等の使用者が、1つの縫合針ケース1aおよび当該縫合針ケース1aに隣接するもう1つの縫合針ケース1aを把持し、これら2つの縫合針ケース1aの間の部位を弱化線1124に沿って引き裂くように力を作用させることにより、2つの縫合針ケース1aが弱化線1124にて分離可能とされる。縫合針ケースセット3aでは、複数の縫合針ケース1aの蓋部12同士が弱化線を介して連続する構造とされてもよい。  In the suture needle case set 3a in a state before use, the
  縫合針ケースセット3aが使用される際には、縫合針ケースセット3aから一の縫合針ケース1aが弱化線1124に沿って分離され、図9に示すように、蓋部12の凸部121がケース本体11bの上部開口110から離間した状態(すなわち、ケース本体11bの上部開口110が開放された状態)で、当該縫合針ケース1aのケース底部111の被覆シート114が粘着層113から剥離されて縫合針ケース1aが粘着層113により所定の位置に粘着される。縫合針ケース1aは、例えば、手術の一の段階にて使用される予定の縫合針セットが収容されているシート状のパッケージの表面に粘着され、パッケージから取り出されて使用された後の縫合針が、当該パッケージに粘着されている縫合針ケース1a内に上部開口110を介して入れられる。  When the suture needle case set 3a is used, one
  縫合針ケース1aでは、ケース本体11bの上部開口110が開放されている状態において、蓋部12の接続部13とは反対側の端部122が、ケース本体11bが載置される水平方向に広がる平坦な載置面9に当接する。これにより、ケース本体11bが粘着層113により粘着されていない場合であっても、ケース本体11bのケース底部111(より具体的には、ケース底部111の底部凹凸構造1112の上下方向の中心を通る面)が載置面(すなわち、水平方向)におよそ平行とされ、縫合針ケース1aが蓋部12の重さにより傾いて縫合針が縫合針ケース1aに入れにくくなることが防止される。また、蓋部12の開閉時に折り曲げられる接続部13が、上部開口110が開放されている状態において下向きに突出するU字状とされることにより、図9に示すように、ケース本体11bの側方において上部開口110に固定されていない蓋部12が上部開口110から斜め下方に向かう縫合針ケース1aを容易に成形することができる。  In the
  縫合針ケース1aが粘着されたパッケージ内の縫合針の使用が終了し、当該パッケージから取り出されて使用された使用済みの縫合針が全て縫合針ケース1aのケース本体11bに収容されると、図7に示すように、ケース本体11bの上部開口110が蓋部12により閉塞される。続いて、看護士により、縫合針ケース1a内の使用済みの縫合針が、蓋部12を介して視認されて計数される。さらに、縫合針ケース1aの内部に収容された使用済みの縫合針、および、縫合針ケース1aが粘着されたパッケージ内の未使用の縫合針の合計個数が、パッケージに予め収容されていた縫合針の個数と比較され、両個数が等しければ、使用済みの縫合針の回収確認作業が終了する。  When the use of the suturing needle in the package to which the
  以上に説明したように、縫合針ケース1aでは、第1の実施の形態と同様に、ケース本体11bの上部開口110が蓋部12により閉塞されることにより、使用済みの縫合針が縫合針ケース1aから外部に飛び出してしまうことが防止される。また、縫合針をスポンジ等に刺して固定する場合と異なり、縫合針をケース本体11bに入れて容易に回収することができるとともに、回収された縫合針の先端により使用者の手等を傷つけることが防止される。さらに、縫合針ケース1aでは、蓋部12のほぼ全体が、縫合針ケース1aの内部に収容された使用済みの縫合針を計数するための透光性を有する透光部とされる。これにより、縫合針ケース1aに収容された使用済みの縫合針の計数を安全かつ正確に行うことができる。  As described above, in the
  縫合針ケース1aでは、第1の実施の形態と同様に、ケース底部111の上面のおよそ全面に亘って底部凹凸構造1112が形成されることにより、血液等により濡れている縫合針がケース底部111に強く貼り付いてしまうことを防止することができる。さらに、縫合針ケース1aでは、ケース本体11bの上部開口110が蓋部12により閉塞されているため、縫合針ケース1aを揺することにより、ケース底部111上において近接して互いに重なったり貼り付いている複数の縫合針を容易に離間させ、縫合針ケース1aの内部に収容された複数の縫合針の計数をより正確に行うことができる。  In the
  ケース本体11bでは、第1の実施の形態と同様に、底部凹凸構造1112の一の方向(図8の奥行方向)に垂直な断面の形状が一定とされることにより、ケース底部111の構造を簡素化しつつ、略円弧状の縫合針を底部凹凸構造1112の凸部に接触させ、縫合針がケース底部111に強く貼り付いてしまうことをより確実に防止することができ、縫合針ケース1aを揺すって複数の縫合針をより容易に離間させることができる。その結果、縫合針ケース1a内の複数の縫合針の計数をさらに正確に行うことができる。  In the case
  また、ケース本体11bでは、第1の実施の形態と同様に、底部凹凸構造1112の最小繰り返しピッチが、縫合針ケース1aに収容される縫合針の最小曲率半径の4倍以下とされ、底部凹凸構造1112の高さが縫合針の最小曲率半径以下とされることにより、縫合針ケース1a内にて任意の姿勢を取る縫合針の一部が底部凹凸構造1112から離間するため、縫合針ケース1aを揺すって縫合針ケース1a内の縫合針を容易に移動することができ、複数の縫合針をさらに容易に離間させることができる。さらに、底部凹凸構造1112の最小繰り返しピッチが1mm以上とされることにより、ケース底部111を介しての縫合針ケース1a内部の視認性が維持され、ケース底部111側からであっても縫合針の計数を正確に行うことができ、底部凹凸構造1112の高さを0.5mm以上とすることにより、底部凹凸構造1112を容易に形成することができる。  Further, in the case
  第2の実施の形態に係る縫合針ケース1aでは、特に、ケース本体11bと蓋部12とが接続部13により接続されていることにより、縫合針ケース1aの使用時にケース本体11bと蓋部12とを個別に扱う必要がないため、容易かつ迅速にケース本体11bの上部開口110を閉塞することができる。  In the
  また、第1の実施の形態と同様に、ケース底部111に設けられた粘着層113により縫合針ケース1aを所定の位置に粘着させることにより、縫合針ケース1aに縫合針を入れる際に、ケース本体11bや蓋部12に持針器や持針器に把持された縫合針等が接触して比較的軽量の縫合針ケース1aが移動してしまうことが防止されるため、縫合針を縫合針ケース1aに容易に入れることができる。さらに、縫合針ケース1aを未使用の縫合針が収容されているパッケージに粘着させることにより、使用済みの縫合針の回収確認作業を容易かつ正確に行うことができる。また、上述のように、ケース本体11bのケース底部111の中央部1111を避けて粘着層113が設けられるため、縫合針ケース1aをパッケージ等から剥離してケース底部111側から縫合針の計数を行う場合であっても、縫合針の計数を正確に行うことができる。  Similarly to the first embodiment, when the
  縫合針ケース1aでは、ケース本体11bおよび蓋部12が樹脂により一体的に成形されることにより、縫合針ケース1aの製造を簡素化することができる。また、縫合針ケース1aが樹脂シートから成形されることにより、ケース底部111の底部凹凸構造1112を容易に設けることができる。縫合針ケースセット3aでは、複数の縫合針ケース1aが弱化線1124を介して連続しているため、使用前の複数の縫合針ケース1aの取り扱いが容易とされる。  In the
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention has been described, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible.
  上記実施の形態に係る縫合針ケースでは、ケース底部111の中央部1111を避けて四角環状の粘着層113が設けられるが、粘着層113は、例えば、中央部1111を避けてケース底部111の4つの角部近傍にのみ設けられてもよい。  In the suturing needle case according to the above-described embodiment, the quadrangular annular
  第1の実施の形態に係る縫合針ケース1では、ケース本体11およびケース本体11aの双方のケース底部111の中央部1111が透光部とされるが、ケース本体11のケース底部111の一部、または、蓋部であるケース本体11aのケース底部111の一部が透光部となっていればよい。すなわち、ケース本体11のケース底部111および蓋部の少なくとも一部が、縫合針ケース1の内部に収容された縫合針を計数するための透光部となっていればよい。また、第2の実施の形態に係る縫合針ケース1aでも同様に、ケース本体11bのケース底部111の一部、または、蓋部12の一部が透光部となっていればよい。すなわち、ケース本体11bのケース底部111および蓋部12の少なくとも一部が、縫合針ケース1aの内部に収容された縫合針を計数するための透光部となっていればよい。例えば、縫合針ケース1aの蓋部12を介して縫合針の計数が行われる場合には、ケース底部111の下面の全面に亘って粘着層113が設けられ、透光性が低い(または、不透明の)被覆シート114により粘着層113が覆われていてもよい。第1の実施の形態に係る縫合針ケース1でも同様に、ケース本体11のケース底部111の下面の全面に亘って粘着層113が設けられ、透光性が低い(または、不透明の)被覆シート114により粘着層113が覆われていてもよい。  In the
  上記実施の形態に係る縫合針ケースでは、ケース底部111の底部凹凸構造1112は、必ずしも一の方向に垂直な断面の形状が一定なものである必要はなく、例えば、ケース底部111の上面のおよそ全面に亘って千鳥状に配置された複数の凸部が設けられてもよく、ケース底部111の上面がおよそ全面に亘って梨地状とされてもよい。また、ケース本体の形状は、平面視において必ずしも略矩形状とされる必要はなく、他の様々な形状とされてよい。  In the suture needle case according to the above embodiment, the bottom
  1,1a    縫合針ケース
  3,3a    縫合針ケースセット
  11,11a,11b    ケース本体
  12    蓋部
  13    接続部
  110    上部開口
  111    ケース底部
  112    ケース周壁部
  113    粘着層
  114    被覆シート
  1111    中央部
  1112    底部凹凸構造
  1124    弱化線DESCRIPTION OF
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